某年某月某日。

ここは希望崎学園の生徒会室だ。

君たちはそこに集められていた。

理由は何でもいい。

ド正義「よく来てくれたッ！」

ド正義「生徒会は君たちを歓迎するッ！」

生徒会長のド正義卓也だ。

今日、彼が君たちを集めたのはほかでもない、なにか理由があるとのことだが……？

ド正義「ハハハ、角筈くんッ！相変わらずツッコミが冴えているな！」

ド正義「希望崎学園きっての精鋭魔人である君たちに集まってもらったのには理由がある……」

ド正義「と、その前に少し自己紹介でもしてはどうかなッ！？」

自己紹介だ！

じゃあRangeさんから行きましょうか

自己紹介をするのだぞ

これはロールプレイでも地の文でもどっちでもいいぜ

ド正義「ハハハ、くしゃみが出そうな量の胡椒だな！」

ド正義「ハハハ、卑猥なのは赤蝮くんだけで十分だ！」

赤蝮「……」

ド正義「ゴホン、まあそれでは本題に入ろうか」

ド正義「君たち、購買部に売られているという【伝説のクリームパン】というものを知っているか……？」

ド正義「巷では一個1000000万円するとかしないとか……」

説明しよう！ド正義卓也は即死能力で生徒会長になったので実はそこまで頭が良くないのである！

ド正義「それでだな……それを買ってきてほしいのだよ」

ド正義「そのクリームパンを食べ……いや研究すればこの希望崎の未来は明るい！」

ド正義「いや、それがだね、ヴァーくん。僕は政務があってちょっと買いに行けないのだよ」

ド正義「というわけで頼むぞ！ハハハ！」

ド正義「それぐらい君たちで考えたまえ！ハハハ

ド正義「桃園くん！」

ド正義の目が光る

ド正義「校則違反常習者の君たちをここで処分してもいいんだが、まあ……あとは分かるね？」

説明しよう！

希望崎学園では法律が存在しない代わりに校則が法律並みの効力を発揮しているのだ。

これを学園自治法と呼ぶのだ。

と、いうわけで……

君たちはド正義に（無理やり脅されて）購買部に向かうことになった！

ここまでが導入です。

ここからがいよいよ本編！

PC同士で話をしてどんどん盛り上げていくのだ。

君たちが仲良く？談笑しながら購買部へ向かっていると……

一般生徒A「ウフフフ……」

一般生徒B「アハハハ……」

ラリってる一般生徒たちがいた……

怖いね

では、桃園が一般生徒に混じってラリっていると

判定タイム！

　1D100を振るのだ

成功するとなにかに気づくかもしれない

失敗しても特にデメリットはない

あ、桃園だけね

では……桃園は何も気づかなかった！

一般生徒「ウェヒヒヒ……」

そんなこんなで……購買部！

君たちがラリりつつ購買部に着くと、謎の女性が君たちを迎えた

？？？「フッ、ようこそ。購買部へ」

さすらいのハスラー「なにか欲しいものでもあるのかい？」

ハスラー「栗きんとんしかないね」

ハスラー「ラーメンはとんこつ以外置いてないよ。ミーシャの好物だからね」

長くはないと思います。せいぜい1時間かな

ハスラー「栗きんとんととんこつラーメンのお買い上げでいいかい？」

ハスラー「酒は未成年には売れないからね」

ここで君たちはハスラーに何かを尋ねてもいい

判定タイムだ

ヴォアちゃんは1d100を振るのだ。それに攻撃力を足す

間違えた攻撃力を引く

おお！

成功だ

ハスラー「ヒン……」

ハスラー「わ、私は前回、前々回、前前前回とハルマゲドンで醜態を晒した罰で一般魔人に降格されてしまったんだ……」

ハスラー「あまりいじめないでくれよ……」

ヴォアちゃんは何でも聞いていいぞ

ハスラー「そ、それなら……学園広場の地下にある工場で密造されていると聞いたような……」

ハスラー「それ以上はしらない！言えないんだ！」

ハスラー「広場の銅像を後ろから押せば地下に行けるはずさ」

ハスラー「まあ、おすすめはしないけどね……」

ハスラー「いや、私は行けないよ」

ハスラー「今日の帳簿計算があるからね」

ハスラー「さあ、早く行くんだ！」

ハスラー「そして伝説のクリームパンを見つけてくるんだ！」

ハスラー「普通のも無いんだ」

ハスラー「伝説のやつの噂を聞きつけた生徒会がすべて買い漁っていってしまってね」

ハスラー「いや、他意は無いと思うよ」

ハスラー「伝説のクリームパンが入っているかもしれない、という淡い希望を持って買いまくっているらしい」

ハスラー「おかげで生徒会会計のアズライールは泣いてたよ。予算が底をつきそうらしい」

OK！

では……君たちは広場に来た

銅像が立っているが……？

押すのであれば誰が押すのかも決めるのだぞ

ちなみに銅像はめちゃくちゃ重そう

ボ、ボンドで押す……？

ボンドを操って押すということか

いいぜ！せっかくなのでやってみましょう

1d100に中二力を足した値を引きましょうか　目標値は……30！

足した値を引く！？

普通に引いてくれ

あら……

では銅像にボンドがぶちまけられたが、特に動くことはなかった……

銅像がボンドまみれでちょっと卑猥だぞ

誰が押すのだ？

角筈さんは1d100から体力を引いてください　目標値は……70！

おお

成功だ！

銅像がゆっくりと動き始めた……

しかし！！！！

ある程度の位置で止まってしまった！

そして、銅像はゆっくりと君たちの方へ語りかける……

Q：架神恭介ワークスが開発したゲームは次のうちどれ？

1.チンチンカモカモゲーム
2.テキサスホールデム
3.はいどうぞゲーム
4.そんなものはない

……と！

回答者を一人選んでください。

いや、やはりこちらで選びますかね

1d4

メイカさん！

回答を……どうぞ！

銅像「……」

銅像「…………………………

銅像「正解！」

そして、銅像はゆっくりと移動していった……

はい、銅像（どうぞう）と……

銅像はカウンター条件を満たしたため1マス後方へ強制移動しました。

君たちはこのまま地下に行ってもいい

行かなくても……いい！

地下では、「闇の生産工場」と書かれた巨大なプラントが見えます

そこではなにかの駆動音が聞こえます。

相当巨大な設備が存在するようです。

工場には窓が取り付けられており、中が覗けるようになっている。

こっそり覗いてもいいぞ

すると！

なんと！

そこでは！

無数のアキカンたちがクリームパンを生産していた！

そして！

なんと！

そこでは！

十字架に吊り下げられた祭田シュワルツェネッガーが、エネルギー的なものを搾り取られているようだった。

？？？「フフフ……アーッハッハッハ！」

だが、工場プラントの駆動音のせいでかき消されて聞こえないぜ

そして、プラント頂上の椅子に座って笑っているのは！

なんと！

さすらいのハスラーだった！

ハスラー「アーッハッハ！ちょろいちょろい！」

ハスラー「これでまた転校生に返り咲ける！」

ハスラー「祭田……お前のメロンクリームソーダから炭酸エネルギーだけを搾り取り、クリームを抽出……それをパンに塗れば一瞬でクリームパンが生産可能だ！」

開けてもいいぜ

すごいクリームパンの匂いがする！

ハスラー「それを伝説のクリームパンとして売れば、儲かる儲かる！」

シュワルツェネッガー「うう……ボクとしたことが……やられたねェ……」

ハスラー「この前のハルマゲドンではさんざん放置してくれたからなあ……！」

そう！

だから工場ではアキカンたちが働いているのです！

ハスラー「そして！そろそろ生徒会の走狗たちが動き出す頃合いか……」

ハスラー「やつらも捕らえてDPを絞り、クリームパンにしてくれるわーっ！」

判定、だね

　1d100で目標値は……70％

おお

では、クリームパンにボンドが付いただけで終わった

アキカン「メカッ！？」

アキカンたちが……こっちを見ている。

巡回用のアキカンだ

頭は底まで良くないぞ！

倒してもいいし、なんとか切り抜けてもいい

判定だ！

メイカは1d100を振ること

目標値は……70％

おお！！

アキカン「なんだメカ……ただのメイドロボか……」

アキカン「メイドロボの元祖ってドラミちゃんだと思うんだけど、お前どうメカ？」

アキカン「いや、自分はそういうのないんでｗ」

アキカン「ノリ悪笑」

セーフ！！

そして、君たちはド正義の言葉を思い出す。

伝説のクリームパンの秘密を探ってほしいと！

ここでハスラーを倒して残虐非道な行為を阻止してもいい、シュワルツェネッガーを見捨てて帰ってもいいぞ

さあ、どうする！？

助けるのか！助けないのか！どっちなんだーい！？

やってみな！

おお！！

ではクリームパンは手に入ったぞ

帰る、ということでよろしいかな？

では……生徒会室！

ド正義「なるほどな……」

ド正義「これが伝説のクリームパン事件の真相というわけか……」

ド正義「おお！！」

クリームパンを頬張るド正義

ここで判定タイムだ

全員1d100を振ること　目標値は……60％

では全員気づく！

部屋に充満する炭酸飲料の香りと音に！

ド正義「な、何なんだこの音は……？」

ド
　カ
　　ン

生徒会室が大爆発だ！

ド正義「うわー」

？？？「許さない……許さないねェ……」

そこに立っていたのは！

祭田シュワルツェネッガーだった！

怒りで転校生化した祭田シュワルツェネッガーだった！

シュワルツェネッガー「ボクはもう怒りで全身が沸騰するほどの炭酸力だよォ」

シュワルツェネッガーの手元にはボコボコにされたハスラーの姿が！

シュワルツェネッガー「皆殺しだよ……！」

ド正義「うわー」

ド正義は気絶している！超高潔速攻裁判の発動は望めないぞ！

やってみな！

目標値は……95％！

めちゃくちゃ難しいぜ

ド正義「うわー、痛いよー」

まだ気絶している！

さあバトルだぜ！

準備ができたら声をかけてくれ！

ド正義「うわー、ハックッショイ！」

バトルシステムは教えるぜ

戦闘時にはまず、味方同士で手番を決めてくれ！

誰が一番に行動するかとかだね

手番にできることは、
通常攻撃
特殊能力発動
かばう
待機
の4つ！

通常攻撃は普通に殴る！命中判定は本戦と一緒やね

能力は能力発動！中二力を1消費して発動！ダイスは振るぞ

かばうはダメージを代わりに受ける！これは手番じゃなくても誰でもいつでも使えるぞ！（ただし使ったら行動済みになるし、行動済みだと使えない）

待機すると精神力が1D3回復だ

死ぬと精神力に1D6受けて全回復だ

ターン開始時だね

蘇生は

シュワルツェネッガーのステータスはコマを作ったので見てくれ

では行動順を決めてもらおうか！

あとプリンも使えるからね

忘れないように

PC後に転校生行動です

こういうのはサクッと決めちまいな！

OK

ではヴォアちゃんからいきまっしょい

何をしますか？

能力発動か？

含むぜ

敵味方

誤爆する可能性あり

さあ、どうする

能力か

90％やね

成功！

じゃあ対象を決めるんだ

　1d5だね

シュワルツェネッガー

含むぜ

では次！

角筈さんどうぞ

いいぜ

50％

シュワルツェネッガー「なんだか酔ってきたねェ～」

胡椒は……当たらず！

どうぞ

OK

次行こうか

角筈は能力休みね

シュワルツェネッガー「ハックッショイ！これはなかなか効くねェー」

炭酸の鼻水が！

次は桃園さんか？

85％か

振りな！

OK

ないね！

作ったほうがいいかも

シュワルツェネッガー「ふんッ！転校生になったからそこまで痛くないよッ！」

シュワルツェネッガー「ボクは復讐鬼と化したのさー」

次行こうか

メイカさん

いいぜ

100％成功か

コマを右クリックして詳細を見るのだ

あ、命中率半減忘れてたｗ

まあええか

よし、ではシュワルツェネッガーの行動やね

イクゾー

シュワルツェネッガー「喰らいなよォー！∞CIDER PUNK∞！」

1d4

メイカ対象

3D6

メイカ……死亡！

全員の精神が1減るぞ

播磨「お助け！播磨先生のコーナー！」

播磨

播磨「AED用意します！みんな離れて！3.2.1……！」

ドキュン

メイカは1d6を振るのだぞ

精神が0になったようだな

次回行動時には1d100を振って、出目に応じたデメリットを受けてもらうぜ

出目だけに……

では次の行動いこうか

角筈以外の行動だ

ちなみにシュワルツェネッガーはお休みしないぞ

転校生なので

いいぜ

おお！

シュワルツェネッガー「くッ……！まだまだァ！」

シュワルツェネッガーの制約分

1d6

おす

残り8

シュワルツェネッガー「ぐッ！ちょっと……やばいかもねェ……」

暴発した炭酸飲料がシュワルツェネッガーを襲う！

さあこい！

ド正義「うわー」

シュワルツェネッガー「うわー」

ド正義＆シュワルツェネッガー「うわー」

半減しても命中やね

さあ次はメイカか

ダイスを振りな……！

0～40：行動不能　40～60：回避不能　60～80：味方を殴る　80～100：プリン消費

なので味方を殴ってもらいますか

1d3

ヴァー

1d100

命中！

おす

シュワちゃんの行動！

1d4

ヴァーちゃん

3D6

シュワルツェネッガー「よくも！よくも見捨ててくれたねェ」

そして！

自壊ダメージだ

1d6

ちょうど……死亡！

シュワルツェネッガー「I'll be back……」

親指を立てて炭酸水に沈んでいく……

ド正義「ああ、どうやらそのようだな」

ド正義「しかし油断ならない敵だった

ド正義「まさか祭田くんが転校生化するとはな……恐るべきは魔人の神秘だ」

播磨「任せろ！」

播磨「AEDいきます！3.2.1……」

ドキュン！

ド正義「いや、僕の超高潔速攻裁判がとどめを刺したんだよ」

ド正義「なにッ！」

ド正義「まるでチャット中に切断されたが再接続されたGMみたいな挙動だな！ハハハ」

ド正義「しかし、この床にこぼれたクリーム、もったいないな……」

ド正義「ペロ……」

ド正義「！！」

ド正義「ヴァー」

ド正義「ヴァヴォヴァヴァヴァヴ」

こうして悪の生徒会長ド正義卓也も購買部の元転校生さすらいのハスラーも倒され、学園には平和が戻った……

しかし！

ド正義「ヴァ……（どうやらきみも気づいているようだな……あの薬の秘密に）」

謎はまだ残っていた！

ド正義「ヴァー（他人を転校生化させる未知の薬品……"S"）」

ド正義「ヴー（どうやら僕も本格的に動くときが来たようだ……）」

ということで後はみんなが言い残すことがなければセッション終わりだ！