■J攻撃~バクステ狩り仕込み時の注意点 先に説明したJ攻撃からのバクステ狩りを行う上で、もう一点知ってないといけない事について記述。 まずはスパ4のジャンプ攻撃後の着地硬直について、リュウで大足、入れっぱなし前J大Pと言う連携を行った場合。 0F:着地1F前(J大P攻撃判定が相手の食らい判定復活に重なる) 1F:着地1F目(完全硬直。ガード、キャンセル不可状態。投げ抜け可能) 2F:着地2F目(完全硬直。ガード、キャンセル不可状態。投げ抜け可能) 3F:着地3F目(ガード可能硬直。ガード可能、キャンセル不可状態。投げ抜け可能) 4F:着地4F目(ガード可能硬直。ガード可能、キャンセル不可状態。投げ抜け可能) 5F:着地5F目(硬直解除) 6F:同上 : : となっている。 受け側の視点からみると"着地1F前"がダウン状態が解除され、硬直解除となるフレームでありリバーサル技の1F目となる。 J大Pを重ねた側から見ると0,1,2,3Fでガード可能硬直になるので、発生4Fの技であればガードが間に合う事になる。 だが、実際にガイルのサマーソルトキックやフェイロンの紫炎脚等の4,5Fの無敵技を持っているキャラに対し、 大足~J大P(大足仕込み)をやると、しゃがみガード入力をしているのにリバーサルで出された無敵技を食らってしまう。 4F以上ならガードが間に合うはずなのに食らってしまう。これは上の説明が間違っている訳ではなく、 スパ4の仕様として3F,4F目のガード可能硬直というものが解除されてしまっている為である。 解除される条件の前に、着地硬直中の先行入力システムについて説明する。 ジャンプ攻撃の着地から1F,2F,3F,4Fまでは硬直状態で、5F目で硬直が解除され行動ができるようになるが、 この1~4Fの間に何かしらの入力をした場合、5F目からその入力したものが発生し始める事になる。 例えばJ大P(空振り)、着地後昇竜拳とする場合 0F:着地1F前 1F:先行入力受付(昇竜拳入力成立) 2F:先行入力受付 3F:先行入力受付 4F:先行入力受付 5F:昇竜拳開始1F目 6F:昇竜拳開始2F目 7F:昇竜拳開始3F目(昇竜拳攻撃判定発生) 1~4Fであればどこで入力成立しても同じ7F目で昇竜拳が発生することになる。 レバー入力自体は常時受け付けているのでジャンプ中に入力を済まして1~4Fでボタンを押す事で先行入力成立させることも可能。 #入力を受け付けているだけで必殺技の入力が成立してからのボタン受付時間はまた別。 先行入力は非常に有り難いシステムではあるが、この先行入力をしてしまうと着地3F,4Fのガード可能硬直が完全硬直扱いになってしまう事が問題。 大足~J大P(大足仕込み)をした場合に4F,5Fのリバーサル無敵技をガードできない理由はまさにこれで、 着地硬直の先行入力を使用したバクステ狩りを行った場合の問題点となる。 リバーサル無敵技をガードしつつ、バクステを狩らなければ当然安定行動にはならない為、 少しバクステ狩りの入力を工夫する必要が生まれる。 フェイロンの紫炎脚を例に大足からの起き攻めを展開する場合は以下の入力が求められる。 0F:着地1F前 (紫炎脚1F目) 1F:先行入力受付(紫炎脚2F目) 2F:先行入力受付(紫炎脚3F目) 3F:先行入力受付(紫炎脚4F目) 4F:先行入力受付(紫炎脚5F目、攻撃判定発生) 5F:リュウ側大足入力フレーム 6F:リュウ側大足入力フレーム 7F:リュウ側大足入力フレーム : : 先行入力を使わずに単純に相手のリバーサル無敵技の攻撃判定が発生した後にバクステ狩りの入力を仕込めば 紫炎脚はガードし、バクステは大足ヒットという連携になる。 ここで5F目は硬直解除状態だからこのままではJ大Pガードされた場合に大足まで出てしまうのでは?と思うかもしれないが、 このゲームは攻撃がヒット・ガード・セービングされた際にはストップフレームが発生する為、 上に書いてある大足入力フレームの5F目はストップフレーム中の入力となり、入力した技が成立しないのである。 その為、きっちり仕込み入力と確認を行う事で、紫炎脚はガード、バクステは大足ヒット、J大Pヒット時はコンボが可能になる。 このストップフレーム量は基本的に小<中<大の順で大きくなっていくので、ストップフレーム量が多い方がバクステ狩りはやりやすい。 ダルシム相手に大足~前J攻撃をした場合に、リバーサルカタストロフィを出されるとJ中、J大を出していると食らってしまうが J小ならガードできるのは、このストップフレーム量の差と言うこと。(キャラはストップしても発生した玉はストップしない)