プランダラ 『カオスドライブ』 GIFTEDの設定を盛り込む。 "非英雄"がキーワードのドラマ ・ローマン http://vignette4.wikia.nocookie.net/rwby/images/6/6d/Manga_2_Roman.jpg/revision/latest?cb=20160101202312 「今宵はエキサイティンなパーリナイになりそうだ。」 こんな遅くに開いてるダスト屋を見付けるのは骨が折れるんだよ、わかる? Persistent(しつこいな)… My,my(おーおー)…! 遊びたいのは山々だが、ここでお別れだ *用語 &bold(){混沌の廃}(こんとんのすたれ) &bold(){諧謔の歪} 混沌の廃の亜種。 詳細は[[諧謔の歪]]を参照。 &bold(){真裏の星} |BGCOLOR(x):SIZE(30):《&ruby(かいぎゃく){諧謔}の&ruby(ひずみ){歪}/Jokeless Warper》| ---- |アイコン|ゲスト| |性別|不明| |種族|不明(混沌の廃)| |能力|不明| ***技一覧 #region #endregion ---- |BGCOLOR(silver):関連ページ| ・[[歪みの遊人]] ・[[混沌の魔獣]] ・[[カオスドラマ消滅編]] ---- |BGCOLOR(silver):関連画像| ---- #center(){ **&bold(){[[カオスドラマ消滅編]]へ戻る} } ---- |BGCOLOR(silver):コメント| #comment_num2(vsize=5,num=10,nsize=100,adove) 『モララー編』 寄宿舎を乗り出した後、行く手を阻むように現れる廃の大群を街中で蹂躙する。 その時、空から一際激しい闇を放つ廃が出現。逃げ遅れた人々を食らう。 その場に現れたレインドと交戦する。途中モララーも参戦。 『フーナ編』 その直後氷冬と合流し、次の現場へ向かおうとするが、その時L・ローライトなる人物からメールを受け取る。 メールに添付された画像を見ると、カオスルーム、そしてそこにいる者たちの中からスカーフィの姿を発見する。 かつてそこへ訪れたことのあるフーナはそこがカオスルームだと気づき、案内するといって氷冬とともに急いでその地へと向かう。 ― 寄宿舎前の広場 ― ×××(黒い化け物)→混沌の廃(獣型)「――――グルオオオオォォォオオオオンッ!!!(けたたましい方向を挙げ、逃げ惑う人々を戦慄させる) フーナ「タッタッタッ…!(チャクラムを両手に疾走し、避難する人々に追撃を仕掛けようとする魔獣に急接近する)タンッ――――やああぁーっ!!(地面を蹴り上げ、魔獣の背後の上空から襲い掛かる) 混沌の廃(獣型)「グルン――――ザギイィンッ ! ! (フーナの発声に振り返り、鋭利な爪で攻撃を受け止める)ブゥンッ ! ! (腕を豪快に振るい受け止めた武器後と彼女を薙ぎ払う) フーナ「ッ…!(薙ぎ払われた直後、空中で一回転し地面に降り立つ)……はふぅ…はぁ…(気のせい…?化け物の動きが…鋭くなってきた…?)(肩で息をしながら、対峙している魔獣に武器の切っ先を向ける) 混沌の廃(獣型)「グルル…(どすどすと大きな足音を立てながらフーナを舐めるように睨み続ける)グァッ ! ! (前のめりに倒れこむような動作の後に駆け出し、獰猛な牙を以て喰らいつこうと襲い掛かる) フーナ「……!(迫ってきた寸前で横ステップによる回避)フゥー…―――はっ!(手にしているチャクラムのひとつに吐息を吹きかけてからそれを勢いよく投げつけた) ギュルルルルラァ…ッ… ! ! ! (神風を司る彼女の吐息を纏ったチャクラムは、投げられた直後に風刃を生み出す) 混沌の廃(獣型)「グルルゥ―――――  ザ  ン  ッ  !  !  (風刃を纏ったチャクラムにより真っ二つに切断され、黒い瘴気を上げながら消滅した) ――― ボゴォンッ、ボゴォンッ、ボゴォンッ ! ! ! (地面から三つの影が、フーナを囲むように飛び出てくる) フーナ「パシッ …ふぅ…(ブーメランのように戻ってきたチャクラムを受け取り、一息つく)――――!(しかしその安堵も束の間、突如現れた影に咄嗟的に身構える) 混沌の廃(蛇型)『シャーッ!!(三匹の長い体を持つ化け物が、禍々しい牙を向きながら獲物に狙いを定めている) ヒ ュ オ ッ ! (頭から突っ込むように彼女に食らいつこうと急襲する)』 フーナ「タンッ―――――(華麗に跳び上がって宙で横になり、チャクラムをそれぞれ腹と背に沿って構える)クルルル…はっ!!(回転しながら降り立つさなかで三体の首を切り落とす) 混沌の廃(蛇型)『ザグンッ ! ! ! ドシャアァーン…ッ… ! !(三匹一斉に首を切断され機能を停止。その後、地面に溶け込むように消滅していく)』 フーナ「はぁ…はぁ……これじゃあ切りがない…(既に何十体以上とも交戦状態にあり、蓄積された疲労により心臓の轟きも音高くなっている) 混沌の廃(鳥型)「―――― クエーッ!!(割れた空の狭間から現れ、鋭い嘴を光らせながら、上空よりフーナに襲いかかる) フーナ「(それに早く、住人たちを安全地へ避難させないと――――)―――っ!?(うそ…―――――)(死角からの空襲に気づき遅れ、思わず目をぎゅうと瞑る) ――――  ヒ  ュ  ア  ァ  ッ  !  !  ! (刹那――― 一陣の風がフーナを襲う混沌の廃を押し潰すように吹き付けたのだった) 混沌の廃(鳥型)「ゴギェァッ…!!(瞬く間に風圧に押し潰され、地面にめり込む勢いで落下。その後ぐったりと倒れこみ、一切動くことはなかった) フーナ「……!?(その風圧による衝撃で長い髪がなびき、恐る恐る目を開ける。そして、上空にいたはずの化け物が地上に伏している状況に目を見張った) ××××「――――― ファサ… (何処からともなく現れ、倒れこんだ黒い怪鳥の背に優雅に降り立った)…怪我はなかったかい?(赤い空を背に、フーナに優しく微笑みかける) フーナ「………!…は、はい…!…あの、ありがとうございました。(目の前に現れた人物を呆然と見上げ、その神秘的な雰囲気に思わず魅入られていたかのように、我に返ってお辞儀する) ××××「よかった。(「いいんだ」と軽い笑みを零して会釈する)危ないところだったね。でも、キミのおかげでここの人々に危害が及ぶことはなかった。一人でよく頑張ったね。(ふふっと笑う) フーナ「い、いえ…そんな…(謙遜しながらも、内心嬉しそうに胸に両手を添える)……(ふと、もう一度その人物の顔を見上げる)―――――(なんだろう…不思議な感じがする。初めてなのに、何処かで見たような既視感があるような…でも…) ××××「(僅かな困惑を抱く彼女の心を見透かしたかのように、ふっと噴き出して赤い空を仰ぐ)今は…悠長にしている時じゃなさそうだ。…キミのいる世界は、「ボクのいた世界」と同じことが起きているみたいだね。 フーナ「……?(意味深な言葉に小首を傾げる)あなたは、いったい…? ××××「ボクは…そうだな…これは信じても信じなくてもいいし、そもそも今は関係ないことかもしれないけれど――――ボクは、過去の世界から、「あの空」を通じてやって来た。(依然割れた赤い空を眺めながら) フーナ「過去の…世界…!?…そんなことって…(驚愕の色を露わにして) ××××「驚いてほしいのはそこじゃないんだけどね。…ボクのいた世界…つまり、過去でも、そしてこの未来の世界でも、同じ現象が起きている。現在から過去へ、過去から未来へ、いろいろと渡ってみたけれど…やはり、どの世界も同じさ。こんな摩訶不思議なこと、かつてあったと思うかい?ボクは見たことも聞いたこともないね。 フーナ「……!?(どの世界でも…同様のことが起こっている…?な、何がなんだか…)(壮大な事実を上手く呑み込めず困惑している) ××××「だからこそ、今…「すべての人」が手と手を取り合っていかなくちゃいけない。この現実から目を背けず、恐れず、逃げず、ただひたすらに前へ進むことだ。きっと奇跡はその先にある。ボクも、そしてキミも、まだ歩ける"足"があるなら、立ち止まるわけにはいかないさ。(フーナと向き合い、懐から取り出したある物を、彼女の手にしっかりと握らせた) フーナ「(―――"奇跡"…)(その言葉に勇気づけられたのか、荒く鳴り響いていたはずの心臓が徐々に鎮まっていく)……?(ゆっくりと拳を開き、その掌にある物を見つめる) キラ…(彼女の掌にある物、それは…三つの指輪だった。それぞれ、碧、蒼、朱の宝石が埋め込まれた指輪は、美しくも力強く輝いていた) ××××「…それから、『これ』を"キミ"に渡しに来た。(フーナの顔をしっかりと見つめて) フーナ「……わ、私に…?(きょとんと、驚いたように顔を見合わせる) ××××「(「そうだ」と頷く)それを…キミと、キミ自身が「大切だと思う人」に渡すんだ。きっと、"キミたち"の力になるはずだから。(優しく微笑みかけた後、踵を返す) フーナ「(私が…大切だと思う人…)(ふとその脳裏に、いつも傍にいた二つの像が横切る)……!ま、待ってください…!(背を向けたその人物を呼び止めるように)…あなたはいったい、誰なんですか…? ××××「…… …… ……(彼女を背後に無言する) フーナ「私は…!こうしてあなたと初めて会って、助けられたし…励まされた…!なのに、私の中で…あなたとはどこかで会ったような不思議な感じが残っているんです…!それに、あなたも…まるで私のことをよく知っているみたいに…(貰った指輪に視線を落とす) フーナ「今は…こんなことを言っている時じゃないかもしれない…けど――――――……あなたのことを知りたい。(ぎゅうと拳を握り、声を震わせながらその人物の背に訴えかける) ××××「……(「参ったな」と口角を上げたまま溜息を吐く)今はまだ、キミに名乗る時じゃない。でもキミの言う通りさ… ボクたちは、互いのことを知っている。事が終わったら、もう一度、ゆっくと思い出すといいさ。(神秘的な輝きを放つ碧の双眸の中に、少女の姿を捉える。何かを懐かしむように、何かを喜ぶかのように、その目に映るものへの、嬉々とした感情を噛みしめ、そっと瞳を瞑る) ××××「――――― " Tommorow is another day.(明日は明日の風が吹く) " 明日の風を吹かせるのは…"キミたち"さ。(にっと笑いかける) いつの間にか、フーナの目の前にいたはずのその人物は姿を消した。心地の良い風が、彼女の頬を撫でるように吹き付け、どこかへと舞い上がった―――― フーナ「――――――……! ………(一瞬、止まった時間の中に捕らわれていたかのような感覚が走った。しかし、もうその表情には驚きも焦りも迷いもなく、凛としていた)……(手に残った三つの指輪、その一つ…緑の指輪を摘み上げ、それを指に嵌めた) フーナ「―――――――……"ありがとう"。 氷冬「―――――…フーナ!(その時、遠くから彼女を呼びながら走ってくる) フーナ「……!(聞き覚えのある声に思わず振り返る)氷冬…!(彼女の身に何事もないのを確認し、ほっと安心する)そっちは大丈夫だったみたいだね。 氷冬「ええ、問題なかったわ。そっちは? フーナ「(ふと先ほどの出来事を思い出すも、それは身の内に秘めておこうと、ふっと笑みを零した)ううん、こっちも大丈夫。…ねえ、ところで…結局スカーフィは見つからなかった…? 氷冬「ええ… ひょっとすると避難する人たちの中に紛れているのかもしれないけれど…きっと大丈夫だとは思ってたけど、内心、そろそろ心配になってきたわ…(困ったなと口を結ぶ) ♪〜♪〜(その時、フーナの携帯の着信音が鳴る) フーナ「そうだよね……?(ポッケからスマホを取り出す)…?誰からだろ…?(画面には、差出人不明の一件のメールの着信を知らせるウィンドウが表示されていた)……(メールを開き内容を確認する)