第1話 「危機!!子供宇宙ステーション」 魔王様 「そくん!今から命令をすりゅ!」 「地球の子供たちを片っぱしから捕らえてくるん!」 「そして地球の子供という子供を人質にするのだ!若貴!」 研 「わーいわーい↓↓」 キャロン「わーいわーい↓↓」 研 「ママ、いってきまーす」 キャロン「ママ、いってきまーす」 ママ 「いってらっしゃーい。」 バリカン「ま〜、ヒ、ま待ってよ〜。ヒ、おおいらも連れてってよ〜。」 ママ 「ホホホ。」 パパ 「ハハハ。」 バリカン「け、け〜ん、待ってよ〜。」 キャロン「わ〜すごーい。あんなにたくさん宇宙カーが飛んでるわ〜。」     「すごいわね〜。わ〜、すごいんだ〜。」 バリカン「うぇあ〜、たくさ〜ん(?)。なんだ〜い、う〜なんだ〜い。わ〜い↓」 研 「うふふふふふふ。よ〜し!」 バリカン「お〜お〜お〜お〜」 キャロン「わ〜ん、ヤメテー。あ〜ん。」 キャロン「うぅっ!イジワルイジワルオニイチャンノイジワル。ヒドイコトスル。」 バリカン「引き潮〜、なんたること!」 研 「あはははははは、ごめんごめ〜ん。」 研 「アッ!」 モブ 「キャー!」 「うわー!」 「アッ!あぁぁ・・・」 「アッー!」 「あ”〜。」 「あっ!」 「怖いよ〜。」 「うっ!」 「あっ!あぁ〜。」 キャロン「お兄ちゃん怖いわん。」 研 「よし、バリカン!キャロンを頼むぞ!」 バリカン「うん!」 研 「チャ―ジンGO!」 キャロン「お兄ちゃんしっかり〜。」 バリカン「け〜ん!ジュラル星人をやっつけろ〜!」 研 「ジュラル星人!子供たちを返せ!」 ジュラル「こしゃくな小僧め!」 研 「たぁ〜!えいっ!」 「えい!」 ジュラル「うわ〜!」 「うぇあ〜!」 「ヴぉ〜」 研 「アッ!」 ジュラル「よくも俺たちの計画の邪魔をする気だな!?」 研 「うっ!さては貴様が!アッ!」 「おっ」 ジュラル「うぐ。」 ジュラル「来たな小僧め。俺たちの恐ろしさを教えてやる!」 研 「アッ!」 バリカン「た、たたたた。大丈夫、チャージマン研は強いんだから。」     「う〜ん、あんなやられるもんか〜。」 キャロン「お兄ちゃ〜ん。」 研 「くそ!負けるもんか!」 ジュラル「お?」 「くそ、なかなかやるな!(?)」 「う〜ん・・・」 研 「それっ!今だ!(?)」 ジュラル「あ、あ・・・うわあああああああああ!」 バリカン「やった〜。」 キャロン「やったやった。やったわ〜。」 バリカン「いいぞけ〜ん。」 キャロン「お兄ちゃ〜ん。」 キャロン「よかったわね、みんな無事で。」 研 「うん。これでみんな安心して遊べるってわけSA。さ〜て、もう一度やってみるか。」 キャロン「ヤメテヨヤメテヨ、お兄ちゃんったら〜。」 バリカン「ひぇ〜〜〜〜っ。」 キャロン「まぁ!」 研 「あはははははははは。」 キャロン「うふふふふふふふふ。」 第2話「危機一髪!!」 ジュラル「はっしゃあー!」 魔王様 「すんごぉい・・・んっはっはっはっは。」 「ははははは、実験大成功!」     「これを次から次に打ち上げれば地上から一切の光は無くなってしまうわけSA。」 「光が無くなればあのチャージマン研とやらも赤ん坊同税SA!ははははは!」 バリカン「うひょ〜、うひょひょひょ〜。すげぇご馳走〜。」 キャロン「らんららんららんらんらん♪」 研 「さ、今日はキャロンの誕生パーティ。盛大にやろうZE!」 バリカン「おいしそうだな〜。早く食べようよ〜。」 キャロン「ダメダメ!パーティは夜なんだから〜。でもおいしそ〜。」 研 「こぉら!行儀悪いぞキャロン。後でゆっくり・・・といってもおいしそうだな〜。  おい、まだ早いが準備もできたことだしそろそろ始めようか?」 キャロン「うん!でもねぇ〜・・・やろうやろう!」 バリカン「きゃほー、さすが研、物わかりがいいや。アイテテテ。」 研 「あははは。」 キャロン「あははは。」 研 「キャロン、ロウソクに火をつけてよ。」 キャロン「はいお兄ちゃん。」 バリカン「ハイマッチ。お〜いててて。」 研 「ハッピバースデートゥーユー。ハッピバースデートゥーユー。ハッピバー・・・」 キャロン「ハッピバースデートゥーユー。ハッピバースデートゥーユー。ハッピバー・・・」 ジュラル「HAHAHAHAHAHA!」 研 「誰だ!」 ジュラル「HAHAHAHAHAHA!」 研 「アッ!」 ジュラル「チャージマン研!貴様に用がある。すぐに富士山頂に来い!」 研 「な、なんだって!」 ジュラル「必ずだぞ!うっはっはっはっは。」 キャロン「お兄ちゃんこわん!」 研 「ちくしょー、ジュラル星人め。いよいよ僕を狙ってきたな!」 キャロン「あっ、お兄ちゃん待って!」 研 「キャロン、心配するな。今日こそあいつらをやっつけるチャンスじゃないか。」 バリカン「そうこなくっちゃ!」 キャロン「お兄ちゃ〜ん。」 バリカン「ジュラル星人、束になってかかってこい!アイテ。ままま待って〜。」 バリカン「あややや〜、不思議。真夏だというのにもうこんなに雪が。」 研 「おかしいな〜。」 魔王様 「フフフフ。よくぞ来てくれた。さ〜て我々のプレゼントだ!」 研 「アッ!」 「アッ!」 魔王様 「ハハハハハハハ。」 研 「これは、これは一体どうしたんだろう。」 キャロン「こわ〜ん。」 研 「くっそ〜。」 魔王様 「やめ!はははは。暗闇じゃ研も形無しか。んっははは。」 研 「くっそ〜、まんまと図られたか!」 研 「ん?」 キャロン「さっきのマッチだ。お兄ちゃん、これで光、光を作るのよ。」 研 「どうして、マッチなんか・・・」 キャロン「そんなことより早く早く!」 キャロン「困ったわ、なかなか火が・・・」 研 「キャロン、落ち着いて、落ち着いて。ん?」 キャロン「お兄ちゃん、ど、どうしましょう・・・」 バリカン「そうだキャロン、この中で、早く早く!」 キャロン「お兄ちゃん。」 研 「twitter!」 研 「チャ―ジンGO!」 キャロン「やったー。」 バリカン「ほおおお。あちちちち〜。」 研 「ありがとう。キャロン、バリカン。ん?」 ジュラル「うぇあああああ。」 「ヴぉあああああ。」 「きええええええ。」 「いやおう〜わあ。」 キャロン「やったやったやった〜。」 バリカン「やったやったやった〜。」 魔王様 「チャージマン研!まだまだ諦めるぞ!この仕返しはきっとしてやるからな。」     「覚えていろ!」 研 「いつでも来い!堂々と勝負してやる!。  さぁキャロン、帰って誕生パーティのやり直しだ。」 キャロン「うん。」 第3話「蝶の大群が舞う」 昆虫学者「え〜、こちらの写真を見ていただきたい。  これは50年前絶滅したと言われるペルー産のサンダラパレス・アグリアスという蝶です。  この見事な赤と青の羽根は人の心を惑わすに十分な美しさと言われてきました。  それに一番の特徴は、蝶の世界では一番速く飛ぶことができるということです。  そこでもう1枚の写真をご覧ください。  これが問題の蝶です。随分と似ているでしょう?  ところが、この蝶の口の所を見てください。      人間の細胞を食うというだけあって  この鋭い口はまるで鷹のようではありませんか。(?)」 モブ 「人間の細胞を食う蝶かぁ・・・」 「はぁ〜・・・不思議・・・」 「あんな小さなものがねぇ・・・」 記者A 「泉さん、その時の様子をもう一度詳しく話していただけませんでしょうか。」 パパ 「今朝、私達一家は久しぶりの日曜なので      みんなで農園へピクニックに行くことになりました。」 「そして・・・」 研 「うまいな〜バリカンは。」 ママ 「ヒサシブリニトカイヲハナレテコウガイヘクルノモイイモノデスワネ。」 パパ 「あぁ。」 キャロン「ママ、今日はいつもより活き活き見えるわ!」 パパ 「そうだ、いつもは研やキャロンが世話ばかりかけるからだ。  少しは反省しなさい。」 研 「キャロンだろ〜!僕は砂はかけないよ!」 キャロン「まぁ!お兄ちゃんったら!」 バリカン「あ、ウサギだ。ツカマエチャエー。」 研 「のろまのバリカンじゃぁつかまりっこないよ!」 キャロン「よせばいいのにね〜。」 パパ 「しばらくして、バリカンが戻ってきたのです。」 バリカン「ぼぼ僕、人を拾ってきたよ。」 パパ 「ど、どこで拾ってきたんだ、バリカン。」 バリカン「あちき〜。」 研 「アッ!」 パパ 「私達はあまりの恐怖に立ちすくんでしまい、      じっと様子をうかがっているだけで精一杯でした。」 記者A 「なるほど〜。その蝶があのスライド写真ですね。」 記者B 「先生、その蝶は今も日本のどこかに生息しているんでしょうか?      また今後襲撃してくるんでしょうか?」 昆虫学者「多分どこかにいるでしょう、だがその他一切のことはわかりません!」 モブ 「はぁ〜・・・わからないの〜・・・」 「落ち着かないなぁ・・・」 ジュラル「おお、かわいいやつだ。地球の人間共はお前らのことで大騒ぎしておる。  人間共の言うことには、お前らは50年前に絶滅したんだとさ。  かわいいお前らよ、その時まで私の力になっておくれ。  私はお前らを50年前に救い出し、      人間の細胞を食って増殖するよう改良したことは誰も知るまい!  それもこれも、地球を滅ぼしたいがためだ!」 魔王様 「さぁ、たっぷりと人間共の細胞を餌にするがいい。  戻ってくるときは2倍も3倍も増えるんだ。HAHAHA。」 モブ 「うわー。」 「助けてくれー。」 「ひえー、いぎ、いぎぎぎ」 「キャー!うわー!」 キャロン「お兄ちゃん大変よ、何か起こったわ。あんなに人が逃げていく!」 研 「アッ!」 モブ 「うわー。」 研 「この前の蝶だ!いよ〜し!」 「チャ―ジンGO!」 魔王様 「さぁ、チャージマン研を噛み殺すのじゃ。」 研 「ジュラル星人!どこからでもかかってこい!」 作業の目 魔王様 「チャージマン研!覚えておけ!この仕返しは必ずすりゅ!」 研 「いつでも来い!お前たちには負けないぞ!」 キャロン「かわいそうな蝶さんね・・・」 研 「・・・うん。」 第4話「謎の美少年」 ガヤ   「わー、星君ガンバレー」 ガヤ   「わー、あっ研だ、ガンバレけーん、ガンバレー」 バリカン 「ガンバレガンバレけーん、ガンバレガンバレけん」 キャロン 「がんばってねー星くぅーん」 バリカン 「ん?おかしいなぁ〜」 キャロン 「星君しっかりー、星君がんばってー」 バリカン 「ヒョ〜(ニヤリ)」 キャロン 「星君がんばってねー」 バリカン 「けーん、ガンバレー!」 バリカン 「やったやすごぉい!」 キャロン 「あーん、おにいちゃんのばかばか! 星君をいじめるなんて、あーん」 バリカン 「だ、だけど殺し合いだどー」 キャロン 「あ! 星君しっかり〜」 ガヤ   「くぁwせdrftgyふじこlpそこだー」 星君   「エェ゛−イ!」 研    「ア゛ァ・・・」 ガヤ   「すげぇジャンプ力だ、すげぇ」 ガヤ   「くぁwせdrftgyふじこlpそこだー」 研    「ウ゛ッ!」 星君   「ウェイ!」 キャロン 「ステキダワー」 バリカン 「チキショォ〜」 研    「18対0、アイツ一人で全得点かぁ」 研    「ちぇっ チッ(舌打ち)、くそぉ〜〜。ん〜ん!」 星君   「いずみ君、たなびたいことがあるんだ。ちょっと。」 研    「どこまで行くんだい?」 星君   「一度でいいから君の変装するところを。」 研    「どうして君が?」 星君   「憧れているんだ、チャージマン研に。」 星君   「さぁ、早くチャージング棒♂を見せてくれ!」 研    「でもぉ、いくら友達でもそれだけは!」 星君   「だから人目につかないここまで来たんじゃないか。」      「一回きり見せてくれればそれで僕は満足するんDA☆」      「お願いだから、ネネ、いいだろう?」 研    「でもぉ、みんなが真似すると僕、困るから!」 星君   「ボク絶対しゃぶらないよ。だから、ね?見せてくれるかい?」 研    「うん、一回きりだからね?」 研    「やぁ〜〜〜」 星君   「バカにしないでくれ、君のはもっとカッコが良いやつだ。」 研    「星くぅん?チャージング棒♂は見せ物でもないし」      「そんなむやみに使うことは許されないんDA!」 星君   「そ、そんなぁ・・・一度くらいいいじゃないか」 研    「じゃ、ボク悪いけど先に帰るよ!」 星君   「チャージマン研! 待て。」 研    「おっ?」 ジュラル 「フッフッフッフフハッハッハッハッハッッハ!」 研    「あ゛!!」 ジュラル 「驚いたか研!このまま帰れると思っているのか!?」 研    「ちくしょぉ、おかしいと思っていたらやっぱり!」      「よぉーし、お望みをあらば見せてやろう!!」 研    「チャージング、GO!!」 ジュラル 「イクゾォ!」 研    「ぉ!」 研    「ハァァァァァァァァァッ!!」 ジュラル 「うぅグゥ」 ジュラル 「う゛ぇい!」 研    「えいっ♪」 ジュラル 「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」 研    「ふぅ・・・   危ないところだった♂」 キャロン 「(泣き)」 研    「星君はねぇ、また転校してしまったんだ」 バリカン 「だだ大丈夫だよね 僕がいるもんね、キャロン?」 キャロン 「バリカンなんか嫌い!大っ嫌い!大っ嫌い!!」 研    「あはは、あははははは、あははははははは、あははははは♪」 バリカン 「ひゅ、ひひひひひひひひひひ」 キャロン 「うふふ、うふふふふふ、ふふふふふふ♪」 (キチ笑い) 第5話「恐怖!ミイラが馬車でやってくる」 ガヤ 「きれいだわー、すげぇや」 渚先生「さぁみなさん、もうすぐ北海道よ。ベルトを締める用意をしましょうね」 研? 「ちぇっ つまんないの。もう着いちゃうんですか?」 渚先生「そうよ〜、だってわずか30分足らずですもの。」 研  「向こうへ着いたら、すぐお弁当ですかぁ?」 渚先生「いずみくぅん?」 ガヤ 「キャハハハ」 研  「てへ☆ ごめぇん(笑)」 パイロット 「あ、あれは・・・きしょっ!!ま、まさか!?」 機長    「いや、これは間違いなく台風だ」 パイロット 「し、しかしぃ今は桜の咲く季節ですよ?」 機長    「わしにもわからん、突入するぞ?」 研  「おかしいな〜、春にこんな暴風が吹き荒れるなんて・・・」 研  「あ、先生!ついてないですよねぇ、せっかくの楽しい遠足。」 渚先生「そうねぇ明日は晴れてくれるといいんだけど…」 ミイラ   「ヒヒヒヒヒヒヒヒハハハハハ」 機長    「ん?」 パイロット 「!”#%$ミイラだぁぁあ!」 機長    「くそぉ… あっ!!」 ミイラ   「ヒヒヒヒヒヒヒヒハハハハハ」 機長    「うあ゛ぁぁぁぁぁぁぁぁ!」 ミイラ   「ハハハハハハハハハ、ワカメ!」 ミイラ   「今からこの町の人間を皆殺しにしてやる! ハハハハハハハハ。」 研  「ジュラル星人だ!」 渚先生「いずみ君、この町を救ってあげてちょうだい」 研  「はい先生!! (大喜び)」 研 「チャージング、GO!」 研    「いたぞ!よぉし・・・」 ミイラA 「わぁ・・・、わ゛ぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」 ミイラB 「お、の、れ、チャージマン・・・」 研    「待て!逃がさないぞ!!」 研    「えぇいっ!」 ミイラB 「うわぁぁぁぁぁぁ・・・」 研    「お?」 ミイラ勢 「フフフフフン、ヒャハハハハハハハハ、ヒェッヘヘヘヘヘヘ」 ミイラC 「しねぇ、ちゃーじまん!」 研    「えぇいっ♪」 ミイラC 「うわぁっ!!」 研    「ぉ、ぇぃ!」 ミイラD 「ゃぁぁぁ…」 研    「えい、 あ!」 研    「よーし、ひとまとめに片づけてやる!それっ!!」 ミイラE 「うぉぉぉぉおおお、あぁぁぁぁ」 ミイラF 「うわぁぁぁ」 生徒X 「先生、秋の遠足は南の島にして下さい。」 渚先生 「どうして? (誘うように)」 生徒X 「雨や雪はたくさん!だって気味が悪いもん!」 渚先生 「そうね、先生も南の島で泳ぎたいわ。」 研   「しめたっ!渚先生の水着姿、見れるぞ♪」 渚先生 「いずみ君・・・ (引き気味)」 研   「エヘヘヘ」 第6話「怪奇!宇宙植物園」 馴れーション「100年後の日本、いや世界中の学校はみんな一つの建物に収められるんだ。        研の行ってる学校も70階建てのこの中に小学校中学校高校大学と        全部一つのビルの中に入って        みんながそれぞれの教室で一生懸命勉強しているんだ。」 渚先生「さぁ皆さん、次は校外授業の時間ですよ。     今日はM地区にある宇宙植物園を見学することにしましょう」 西野君「そぉい!」 渚先生「あらぁ、西野君まだ早いですよ?」 渚先生「じゃあ皆さん降りますよー」 生徒A「わぁーい」 キャロン 「ねぇお兄ちゃん」 研    「キャロン、バリカン!」 キャロン 「ウフフ、私も宇宙植物園が見たかったのよ♪」 研    「だめだよ、お兄ちゃんは遊びに来たんじゃないんだ       さ、早くお帰り。」 キャロン 「嫌、私見たいんだもん!みんなの中に交ざっちゃえばわかんないわよ。」 渚先生  「いずみ君、早くお入りなさい」 研    「はいっ 仕方ない、僕の後からついておいで。」 バリカン 「いやぁコレすげぇよ〜」 キャロン 「バリカンやっぱり来てよかったわね。」 バリカン 「だから僕が誘ったんですよ♪」 研    「バリカン、やっぱりお前が!」 バリカン 「イケネ、口が滑った;」 研    「もう、仕方がない 二人とも静かに見るんだよ?」 渚先生 「この花は、地球の苗を他の天体へ運んで育てたものなんですよ?     「同じ苗でも気候や風土が違うとこんなに奇妙な色や形に育ってしまうんですね。あ!!」 生徒B 「あぁーん、助けてぇ〜」 生徒他 「わぁ〜 (小声)」 研   「くそぉ〜チキショー」 生徒CD「あぁぁあっ」 生徒多数「たすけてー」 謎の声 「ハッハッハッハッハッハッハッハ      この植物園に来た奴らは皆俺たちの餌食になるのだ!      地球の人間たちが勝手に俺たちの天体にやってきて苗を植えていった!      人間たちよもっと苦しめ!!      俺たちは地球へはびこってお前たちを皆殺しにしてやる!」 研   「そうはさせないぞ!」 研     「チャージング、GO!」 研     「来い!ジュラル星人!!」 ジュラルA 「うぁぁぁぁああああ」」 研     「えいっ! ジュラルB 「うぅぅぅぅぅ…」 ジュラルC 「うぅぅぁぁ!」 ジュラルD 「ギェっ」 ジュラルE 「くぅぁぁぁぁ」 研     「えいっ!」 生徒たち 「うわぁぁぁ (小声)」 キャロン 「お兄ちゃん」 バリカン 「や、研。」 研    「渚先生、もう知らない天体に苗など植えるのはコリゴリですね♪」 渚先生  「そうね、私たちの地球は他の悪い星から絶えず狙われているんですものね。」 バリカン 「なぁにそれを片っ端からチャージマァn(ry…」 研    「バリカァン!今日は徹底的、お説教だぞ?」 バリカン 「もごごご、そそそいつは勘弁;」 研    「コイツ!!」 バリカン 「アイテっ」 みんな  「アハハハハハハハハ♪」 第7話「西部の男・研!」 研   「やってきたぜセーヴェ」 キャロン「私は女ガンマンよ」 バリカン「僕はロボットガンマン」 研   「な、なんだあの砂煙は?」 インディアン「ほわわわわわ」 バリカン「あらぁ?」 キャロン「あれぇ?」 研   「岩陰に隠れろ」 バリカン「はいよーチクショーこの老いぼれロバめ。動けったらもう」     (銃撃戦) バリカン「やったやったやった、見たか俺様の腕前を はへぇ?」 バリカン「尻尾を巻いて逃げていったどんな問題」 研   「ここがOK牧場か」 バリカン「怖い顔、何か悪いこと起きそうな気がする・・・」 店主  「いらっしゃい、何にしますね」 バリカン「お、おいらミルク」 男たち 「ふふふふふ」 キャロン「あそこの3人お尋ね者よ」 バリカン「こっちへやってくる」 極悪人A 「ようガンマン研」 バリカン「な、なんであるか」 極悪人A 「おめぇには用はねぇ」 極悪人A 「おーかわいいねーちゃんだなぁ」 キャロン「なによ」 研   「よせ、キャロンに手を出すな」 極悪人A 「でっけぇ口叩くな研」 極悪人B 「俺たちゃなぁ」 研   「知ってるさ、極悪人の三兄弟だ」 極悪人C 「そうよ、殺し、銀行強盗、列車強盗、なんでもやる、お尋ね者の三兄弟だ」 極悪人A 「あんまりこの西部の町ででっけぇ面するなよ研」 バリカン「なんじゃとてー」 極悪人A 「ヌンッ」 バリカン「さ、さ、さ、・・・」 極悪人A 「ホントかわいいねぇちゃんだな。こっちおいでこっち」 研   「よせ!」 極悪人A 「な、何を!? クソ―なめやがって」 バリカン「へっ、おいらがやりたかったぜ」 極悪人C 「くらえっ」 バリカン「こんにゃろ×5」 キャロン「えいっ×4」 バリカン「へっ口ほどでもねぇ」 キャロン「まっバリカンったら」 研   「これでこいつらも静かになるだろう。さぁバリカンキャロン、旅を続けよう」 極悪人A 「決闘だ!ガンマン研!」 研   「やめといた方が身のためだぞ」 極悪人A 「うるせぇ!」 キャロン「アハハッ、バリカンったら気取っちゃって」 研   「アハハ、さあ、もう帰ろうかぁ」SAIBU キャロン「キャー!」 極悪人A 「今日は『ロボット西部の町』で一日遊んでいただき、ありがとうございました。」     「またのお越しを楽しみにしております」 研   「キャロン、これはみんなロボットなんだよ」 キャロン「まぁ、みんなロボットなの?」      「あなたもロボット?」 極悪人A 「ええ、そうですよ」 キャロン「まぁ、誰かさんとは大違いね」 バリカン「なぬー!?せせせ西部のガンマンに向かって」 研   「さぁ帰って夕食(ニュー速)だ」 極悪人A(ジュラル)「ふふふ、あいつがチャージマン研だ。」           「これでやつはまたここに遊びに来る。」           「今度やつがやってきた時にこの本物の拳銃で」 研   「あはははは」     「ここだここだ」 極悪人A 「チャージマン研!いつの間に」 研   「どうやら僕の勘は当たったようだな」 極悪人A 「くそー撃て撃て撃てー!」 研   「来い!ジュラル星人!」     「チャージングゴーーーーーーーーーー!」 極悪人A 「くそっ、チャージマン研、決闘だ!さっきはお遊びだったが、今度は違うぞ!」 研   「来い、ジュラル星人」     「卑怯だぞ」 極悪人A 「今だ!」 研   「それっ」 ジュラル「うわあああああ」 研   「綺麗な夕日だねー」 キャロン「ロマンティックねー」 第8話「ジュラル星人X-6号」 研  「うーん、うまくいかないなぁ。えーっと、こうだろう?」 X-6号 「エーイ」 研  「あっ、危ない!」 男の子「たすけてー」 女の子「キャー」 研  「う゛っ」 X-6号「ふふふふ」    「はははは」    「ハッ」    「アーーー!」 研  「あ、危!(ない)」    「あっいててうぐぐぐ」 魔王様「X-6号、今だ、チャージマン研を殺すのだ」 研  「ううううう」 渚先生「泉く〜ん×2」 女の子「研ちゃ〜ん」 X-6号 「ハッ!」 渚先生「泉君しっかり、頑張るのよ、大丈夫?」 ジュラル「ええいっ、やっ、たっ、」 魔王様 「研に助けられて殺せなかった」     「ふん、俺たちジュラル星人は感情などと言う下等なものは」     「とうの昔に忘れたはずだ(怒)」 X-6号 「はい、しかし」 魔王様「言い訳は無用じゃ。もう一度行ってチャージマン研をやっつけてくるのだ」 X-6号 「は、はい」 医者「脳波は異常無いし、心電図も正常です。単なる打撲で、2週間もたてば治るでしょう」 パパ「博士、ありがとうございます」 X-6号「上手く忍びこめたわ」 研  「あっ、あなたはあの時の、お姉さん!」    「そうか、お前はジュラル星人だな!?」 魔王様「殺せ、なぜ殺さぬ?」 X-6号 「殺せない。あたしには殺せない」    「チャージマン研、なぜあの時あたしを助けたの?」 研  「何故?だって当たり前じゃないか」 X-6号 「あたしの負けよチャージマン研。あたしには捨てたはずのものが残ってたの」 研  「あっ待って!」 X-6号  「あっ」 ジュラル「X-6号、魔王様の命令だ!」 X-6号  「ああああああああ」 ジュラル「裏切ったな、X-6号」 研   「しまった」     「チャージングゴーーーーーーーーーー!」 えいっ ぎゃああああああああ それっ いやああああああああああ ぎゃあああ・・・ 研   「X-6号、僕は忘れないよ。ジュラル星人の中にも君みたいな敵がいたことを」     「X-6号、さようなら」 キャロン「おにいちゃーん」 バリカン「けーんけーん」 キャロン「お兄ちゃん早く行こうよ。ママがお兄ちゃんの退院祝いだって     「すっごいごちそう作って待っているんだから!」 研   「うん!行こう!」 キャロン「お兄ちゃん、早く早く」 第9話「ジュラルモンス登場」 船長  「前方に何か光っているぞ」 船乗りA「魚雷でしょう(笑)」(灯台でしょう) 船長  「ばか、海の中で光っているぞ」     「うわー怪物だー(面舵いっぱい!)」 魔王様 「ふふふふふふ」     「我がジュラル星人の頭脳が作り上げたロボットの力を見よ。」     「ジュラルモンスよ、暴れてやれ」 船乗りB「ど、どんどん近付いてきます」 船長  「もっとスピードをあげろ」 船乗りA「もうこれで精いっぱいですよ」 乗組員たち「うわああああ」 魔王様「ははは、今に日本は大混乱に陥る。」    「その際に乗じて一気に日本を占拠し、」    「我がジュラル星の地球征服の本拠地にしてやる」 研   「それっ」     「たー」 バリカン「ひええ」 研   「あーいてぇ」 キャロン「(笑)」 研   「アー」 バリカン「えいっ」 研   「いくぞーそれっえいえいえいえい」 バリカン「あら〜〜〜〜 あらららららら・・・」     「そーれハンマー投げだーそれー」 研   「まいったか」 キャロン「バリカン、しっかり」 バリカン「よーし、うーん、こんにゃー、ウェーイ」 研   「あっ、ううあああ」 キャロン「すごいわーバリカン強いわー」 バリカン「どうだい、俺様の力は」 アナウンサー「臨時ニュースを申し上げます。」       「先ほど、新潟の会場50キロの地点において、」       「大型貨物原子力船がSOSを打電したまま、謎の沈没を遂げました。」       「なお、当局は」 研「あっ!」 研「くたばれっ!ジュラル星人め!」 魔王様「はははは、死ね」 研「くそう、方向制御機をやられた。よーし、エアクッションで着陸だ。」  「えいっ たー」  「チャージングゴーーーーーーーーーー!」  「よーし、目だ、目を集中攻撃だ」 第10話「バリカン大暴れ!」 研  「ふぁーあ、終わったぞー」 研  「さっ明日は日曜日 思いっきり遊ぶぞー」 ひとみ「研さん」 研  「んん…んんんん…あっ」 ひとみ「あのー」 研  「へっ、ぼ、僕ぅ?な、なんですか?」 ひとみ「あのー私ひとみと言います」 研  「ひ、ひとみさん で、僕になにか?」 ひとみ「私あなたとお話したくて 私あなたをよく知ってますのよ」 研  「だってー僕ぅ困っちゃうなー」 ひとみ「ウフフフフ」 研  「ねえ君、僕はこれから…ねえ君ちょっと待ってよ!君!ひとみさん!」 ひとみ「ウフフフフ」 研  「あれー? あの子どこ行ったのかなー?」 ひとみ「研さんここよ」 研  「ん?あっ!な、なんだこれは!君これはいったい…」 ひとみ「フフフフフ」 研  「あっ!」 魔王様「ハハハハハ、まんまとかかりおって」 キャロン「ゆうやーけこやけーのあかーとんぼー、アー!」 ジュラル「へへへへへ」 バリカン「あ、キャロンちゃん、いてっ、それっ」 ママ「あなた子供達は?」 パパ「んん」 研 「あっ、パパ、ママ!」 パパ「研!」 ママ「研!」 研 「パパ、ママ、大丈夫?あっ」 キャロン「はなしてよー、ママー」 研   「くそージュラル星人め!」 魔王様 「フフフフフ、あれを見ろ」 研  「あっ!」 パパ 「あれは、数百年前我々人間が使っていたギロチン台!」 魔王様「よーく見ろこれこそお前らが死ぬにふさわしい道具ではないか」 バリカン「あれ?」 キャロン「いやよーパパーママー」 バリカン「おー?みんなこんなところにいたのか、     「よーし助けるぞー、いてー、ギャー!しびれるー!」 魔王様 「おーい、コントロール室だ、いってみろー」 バリカン「くそー、やけくそだこんにゃろー、これ、そりゃ、それ、こんにゃろー」 ジュラル「お、おい!やめろ!やめろ!」 バリカン「それー、こんにゃろー」 研   「あっ!しめたっ!」     「チャージング、ゴー!」     「パパ!早くキャロンを!」 パパ  「ありがとう研」 ジュラル「うわー」 魔王様 「おーい、みんな逃げろ!はやくしないと爆発するぞー」 研   「あっ!えいっ!」 ジュラル「ギヤー」 研   「ハァー!」 ジュラル「ギヤー!」 パパ  「さ、早く!け、研はまだか!はやくしないと危ない!爆発するぞ!」 キャロン「お兄ちゃん!」 パパ  「さっ、隠れて!」 研   「たぁー!えいっ!あっ、危ない!」 パパ  「今日の殊勲はバリカンだね」 研   「そうだよ、もう少しで僕は氷漬けになるところだった」 ママ  「ありがと、バリカン」 バリカン「へへっまあね、ざっと俺様の腕前はアイテっ、あー助けてー」 ママ  「もう、ウフフ、バリカンったら、ウフフ」 パパ  「アッハッハ」 研   「待ってー、待ってよー」 第11話「地球を守れ!」 吉坂博士「こいつだ、銀河系の遥か彼方から突如飛んできた小さいが恐るべき星だ」 研   「恐るべきって?」 吉坂博士「燃えているのだ 火の玉のように 我々はアイアン星と名付けた」     「ものすごいスピードで地球に向かっている」 研   「じゃあ。地球は?」 吉坂博士「まともにぶつかれば地球は終わりだ これは一種の流星と考えていいな」 研   「死んだ星が流れて落ちるあれですね」     「で、吉坂博士 僕は何をすればいいんですか?」 吉坂博士「んー、何としてでも衝突を避けなくてはいかん」     「君はガリバー光線を知ってるか?」 研   「はい、原子力をエネルギーとして作られた巨大な力を持つ光線です」     「小さな星など微塵に砕け散ってしまうほどのものすごいやつです!」 博士  「研くんガリバー光線は破壊するだけでなく物を引っ張る力も持ってるんだよ」 研   「えー、じゃあアイアン星を…?」 吉坂博士「残念だが今のアイアン星を引っ張る程の力はガリバー光線にはない」     「そこで研君すまんが君に非常に危険な頼みがあるんじゃが…」 パパ  「研!お前そんな危険なことを行き受けてきたのか!」 研   「パパ、これは僕にしかできないことなんだよ、地球のために僕はやるんだ!」 パパ  「いかん!燃えているアイアン星に近づいて小爆発を起こさせるなんて」     「ひとつ間違えればおまえの命が危ないんだぞ!」 研   「小爆発でアイアン星を削り後はガリバー光線で引っ張るんだ!」     「パパ、僕にやらせてください!パパ!」 パパ  「吉坂博士に電話してことわるんだ!」 魔王様「フフフフフフフ」 研  「ジュラルの魔王!?」 魔王様「研、話がある、地球の危機は地球を奪い取ろうとする我々の危機でもある」    「そうではないか?」 研  「何が言いたいんだ!」 魔王様「研アイアン星をぶっつぶすそうではないか、俺とお前が手を組むのだ!」 研  「魔王!」 魔王様「アイアン星が消滅したら再び俺とお前は敵同士だ、フフフ、どうだ、研」 研  「魔王、嘘ではないな!」 魔王様「地球が爆発したら俺たちが困る」 研  「よしわかった、つかの間の握手だ!」    「チャージングゴー!」    「いけ!スカイロッド!突っ込むんだ!」 吉坂博士「だいぶ小さくなったな、よし、いよいよ開始だ、研君に連絡したまえ!」 助手  「はい」 研「推進ロケット停止!方向転換!ガリバー光線発射!」  「くそぅ!」 (ワチョワチョワチョワチョワチョワチョワチョワチョ) 魔王様「研、だいぶ苦労しているようだな」    「では、我々の作ったバスカル光線とガリバー光線と勝負だ」 研  「よし!」    「やった、やったぞ!」 魔王様「やった、やったぞ、これで地球の危機は去ったのだ」 研  「地球の危機は去った、恐るべきジュラルの科学力だ」    「だが僕は、僕は負けないぞ!」 第12話「野菜サラダが食べられない」 キャロン「1,2,3の2,2,3、1,2,3の2,2,3、1,2、あら?」 研   「えへへ、キャロン、また美容体操(マタビオ体操)かい?」     「美人になるのはちと、無理のようだね」 キャロン「いーだ、何よレディーの部屋に勝手に入り込んで!」 研   「おいキャロン、ご飯だってさ 早く行こうよ キャロン、はやくー」 キャロン「待ってました!1,2,3の2,2,3」     「1,2,3、の2,2,3、1,2,3の」 アナウンサー「原因不明の農作物の被害があり」       「また、野菜コンビナートが何者かによって爆破され」       「各地の市場からは、全く野菜が姿を消してしまいました」 ママ  「キャロン、なぜ食べないの?」 キャロン「お肉ばかりじゃ嫌よ!野菜がたべたいわ!」 パパ  「うーん…野菜かぁ…」 キャロン「私、野菜をうんと食べなくちゃ美容に悪いのよ」 研 「ぷっ」 ママ「研、笑い事じゃありませんよ」   「今どこのお店に行っても野菜がないの、我慢してね」 キャロン「はーい」 研   「ごちそうさまー」     「さーてと」 アナウンサー「野菜、果物不足の原因究明に、関係各町では急いでますが」       「未だに詳しいことは分かっておりません」       「なお、各地の被害から想像いたしますと」       「今後原因不明のまま野菜ばかりではなく」       「肉、魚にまで広がるのではないかと心配されております」 研 「ん?」   「パパ、これにはなにかあるんだ、僕調べてくる!」 パパ「よし、パパも行こう!」 研 「はい!」   「チャージングゴー!」 魔王様「これで後は食料コントロールタワーを襲えば」    「最後には日本から食べ物は一切無くなるというものさ、ハハハハハ」 研  「これは酷い」    「なんでこんなことになってしまったんだろうなぁ」 パパ 「研、食料コントロールタワーへ行ってみよう」 研  「はい、わかりました」 パパ「あっ!なんだ!」 研 「やっぱりジュラル星人の仕業だったのか…」 ジュラル「あっ、あれは、くそう、チャージマン研!」 研   「あっ」     「ジュラル星人めー」 ジュラル「チャージマン研、邪魔立てするな!」 研   「いっ、今だ!」 パパ  「よくやったぞ研、これで西日本農業コンビナートは救われた!」 キャロン「1,2,3、の2,2,3あら?」 研   「お嬢さん、少しは美人になりましたかね?」 キャロン「もー、お兄ちゃんのいじわるー」 研   「野菜もたくさん食べてキレイになってくれよー」 キャロン「もーいじわるいじわるいじわるー」 研   「アハハハハ」 アナウンサー「心配された事件も無事解決し、破壊されたコンビナートも復活し始め」       「新しい野菜が家庭に再び顔を見せ始めました」 第13話「対決!海底都市」 魔王様「気が付いたかね、渚先生 まず君を乱暴にここへ運んだことをわびる」 渚先生「誰です?私は一体・・・?」 魔王様「質問は許さない、君は今からジュラル星人になるのだ!」 渚先生「キャー!」 魔王様「君は明日クラスの生徒を連れて海底都市の見学に行くことになっている」 渚先生「はいその通りです」 魔王様「その中にチャージマン研もいる、海底都市を爆破させるのだ!」 ・ ・ ・ 生徒たち  「わ〜すげ〜なぁ〜」 研     「キャロンバリカン、あんまり騒いじゃだめだぞ        今日は特別に連れてきてやったんだから」 キャロン  「だってぇ、ほらあのお魚」 バリカン  「キャロンあっちのほうが面白いよ〜」 キャロン  「あらぁ、ウフフフフフ」 スネオヘアーの生徒「渚先生あの太いパイプは何ですか?」 渚先生「地上から酸素を送るパイプラインよ     アレがもし壊れたらみんな息が出来なくなるんです」 生徒たち「わ〜、ステキダワー、ね〜・・・」 脱色局長「これはこれはA地区のスクールビルのみなさんですな?」 渚先生 「えぇ、私が教師の渚です」 脱色局長「いやぁお美しい先生で」 赤面野郎「局長それではご案内を」 脱色局長「いや、今日は海底局長であるこの私が直々に案内いたしましょう」 渚先生「そうですかよろしくお願いします」 ・ ・ ・ キャロン「お兄ちゃん遊ばないの?」 バリカン「どうったの?さっきから変だよ研」 研「うーん、渚先生がね   違う人みたいに感じちゃって・・・」 キャロン「あらぁ、そうかしら?」 バリカン「渚先生といえば      さっきの局長さんとセントラルルームのほうへ行ったよ?」 研「セントラルルームへ・・・?」 脱色局長「ここが海底都市のいわば心臓部です」     「このロボット達が休むことなく働いて都市を動かしているのです」     「あちらでお茶・・・!?(ここで脱色)」 渚先生「パイプラインの酸素を止めるのは何番のロボットですか?」 脱色局長「え〜あそこにいるNo.12です」 渚先生「ロボットを操るのは?」 脱色局長「はい、これです」 渚先生「No.12!」 No.12 「ハイ!」 渚先生「酸素を止めなさい!」 No.12 「ふぁい!」 渚先生「止めたら他のロボットとこの部屋の機械を全部壊すんです!」 No.12 「ふぁい!」 研「えい!(No.12に体当たり)」 渚先生「泉君遊び場へ戻りなさい!」 研「黙れ!あなたは渚先生ではない!」 渚先生「何を言うのです!」 研「いけない!それを下ろしたら大変なことになるんだ!」 渚先生「ロボット達よこの子供を殺すのだ!!」 研「チャージンゴーーー!!」 渚先生「あぁ///あぁ〜」 研「みんな元の仕事に戻るんだ!」 ジュラル「おのれ〜またしてもチャージマン研め!」     「お?あいつがやってくるぞ!」 ・ ・ ・ 生徒たち「うわぁ〜綺麗、綺麗だなぁ〜、うわぁ〜凄いわぁ」 研「先生、これから学校の帰りは一人じゃ駄目ですよぉ?」 渚先生「はいはい、毎日泉君に送って貰うわ」 研「エェ〜!毎日ですかぁ?」(うざ顔) 渚先生「だって先生を守ってくれるんでしょ?」 研「そいつぁ〜・・・ん〜〜〜〜〜」 バリカン「研ったらそうすると毎日遊べなくなるものだから」 研「えへ、えへへへへ、」(ウザ顔アップ) 全員「アハハハハハハハ!」 第14話「闇夜に消えた大仏」 大仏「う゛えぇぇぇぇぇぇ!」 ママ「あ〜、20カロリーじゃしょうがないわねぇ〜」   「あーこれなら栄養満点ね、これに決めたわ」 キャロン「おにぃちゃん早く起きてよぉ」 研「食事はいらないからもう少し寝かせてくれよぉ」 キャロン「違うのよ、速く来てよ大事件なんだからぁ」 研「ちぇ、折角の日曜だっていうのになぁ」 アナウンサー「大仏はまだ発見されておりませんが、        大仏が歩いていたという不思議な情報も入っております」       「なお今朝未明エネルギー資源が次々と        何者かによってあらされており」       「もしかしたらこの大仏の仕業ではないかと噂されております」 研「な、なんだって!?大仏様が!」  「パパ、僕調べてくる」 バリカン「研まってよー、け〜ん」 キャロン「お兄ちゃんまって」 ママ「まぁキャロンったら」 パパ「研、気をつけるんだよ」 研「チャージンゴーー!!」 キャロン「お兄ちゃん大仏様がもし歩けたとしても      あんな優しい顔の大仏様が暴れるなんて信じられて?」 研「うん、確かめなくちゃ」  「あ!」 大仏「うぇぇぇぁぁぁぁwww」   「うぅぅぅぅぅぅぅwww」   「へぁ!」 研「よぉ〜し、それ!」 キャロン「お兄ちゃんやめて!」 研「な、何故だい?」 キャロン「だって大仏様を壊しちゃいけないわ」 研「だってぇ・・・」 研   「あ、あ〜〜〜〜」 キャロン「あ〜〜〜」 バリカン「おいおいおいおいおいおいおい」 大仏「うぇぇw」 研「あ!」  「あれは・・・」  「そうか・・・ジュラル星人の仕業だったのか!」  「いよーし」 ジュラル「あ、あれはチャージマン研!」     「よーし、それ!」     「チャージマン研、よいところに来てくれたな」     「命はもらったど!」 キャロン「お兄ちゃん怖いわ」 研「あ!」  「あ・・・見えない!」 ジュラル「それやっつけろぉ!」 研「くそぉ」  「う〜〜〜!」 大仏「うぇぇぇぇぇぇwwwうっw」 ジュラル「お!?」     「何をしている!研をやっつけろぉ!」 大仏「うぇぇぇぇぇぇぇwwwww」 ジュラル「やや、チャージマン研が見えなくなったぞ?」 研「今だ、それ!」 ジュラル「ぐぉぉぉぉぉぉ!」 研「さ、もう大丈夫さジュラル星人が操っていただけなんだから」 キャロン「かわいそうな大仏さん」 研「さ、帰ろういずれまた元に戻されるさ」 バリカン「それにしてもあんなやさしい顔の大仏さんでも怒ると怖いなぁ」 キャロン「そうね、まるでママみたい」 研   「ママぁ!?」 3人「アハハハハハハハ」 第15話「美術館の怪!」 渚先生「たくさんの作品を見て来ましたがみなさんどうでしたか?」    「それではむこうへ行ってみましょう」 バリカン「これが芸術ってもんですかね・・・」  研「いいんだよバリカンに分からなくたって、他の人にはちゃーんと分かるんだから」 バリカン「へぇ〜そんじゃ研は分かるの?」 研「ぼ、ぼ、ぼ僕はもちろん分かるさ〜」 バリカン「ブフフフフwwwww」 渚先生「泉君、遠藤君と斉藤君見なかった?」 研「見ませんけどいないんですか?」 渚先生「えぇ、泉君も探してみて」 研「はい」 バリカン「あるぇ〜?」 研「二人ともどこへ行ったんだろう?」 バリカン「どっかで迷子になったんじゃ?こんなに広いんだもん」 生徒1「先生めぐみちゃんもようこちゃんもいません」 渚先生「え!?本当?」 生徒2「先生鈴木君もいなくなっちゃいました」 渚先生「泉君変なのよ」 研「先生みんなで館内をまわって見ましょう」 渚先生「斉藤くーん」 生徒3「めぐみチョーン」 生徒4「ようこチャーン」 研「鈴木クーン」 渚先生「遠藤くーん」 研「斉藤クーン」 バリカン「めぐみチョーン」 生徒4「変な絵」 生徒5「気味が悪いわ」 渚先生「さ、あっちを探しましょう」 研「あ...」 「のりこちゃん!  「待て!いってぇ・・・」  「のりこちゃん!待つんだ!」 手招き爺「ンフフフフフフ」 研「ジュラル星人だ・・・!」 生徒6「のりこチャーン」 研「先生、遠藤君たちもあそこにいます」 渚先生「泉君待って先生この絵の場所どっかで見たような気がするの」 研「チャージンゴーー!!」 研「あれだ・・・」 生徒たち「たすけて〜、こわ〜い、うぇ〜んww」 研「よし、行くぞスカイロッド」 ジュラル「ぎゃーーー!」     「うぉぉぉぉぉぉ!」 研「あ!」  「それ!」 ジュラル「ぐぉぉぉぉあ」 手招き爺「ぐぁぁぁぁぁぁ!」 生徒7「あら、おじいさんが居なくなっちゃったわ」 バリカン「おいらもう絵なんか分からなくてもいいや」 研「僕もだ」 バリカン「あるぇ?研は絵が分かるんじゃ無かったのかい?」 研   「エェー!?あー、あぁ...」 研「こいつぅー!」 生徒たち「アハハハハハハ」 第16話 殺人レコード 恐怖のメロディ ガヤ「へー」「わーすげぇな」「いつ出来たんだろうな」「入ってみようかな」 ガヤ「ブラームス交響曲の8番をください」 ガヤ「花園マリコのばかっちょ金魚ほしいんですけどありますかー?」 ガヤ「あのー、きのう発売された素敵な宇宙人って曲あるかしら」 ガヤ「ん?メロディが違う。聞いた事のない曲だ」 ガヤ「う、あっあ…」 ガヤ「うへへへへ、へっへへへ」 バリカン「キャロン、どったの?はやく帰ろ、研や皆が待ちくたびれてるよ?」 キャロン「そうだわ、レコードを買わなくっちゃ」 店員 「おい、チャージマン研の妹だぞ」 ダワ代「ついに引っかかってきたわ、これで研の一家も全滅だわよ」 キャロン「あのー、ジョニーのレコードください」 店員  「はい、ちょっと待ってください」 ダワ代 「これですね」 キャロン「あっ…」 キャロン「ちがうわ!こんなんじゃない!」 キャロン「あーっ、くるしい!ああっ」 泉一家 「ううーっ」 バリカン「あらあら、あらあらぁ〜?」 バリカン「ねねねねどったのよみんな どったのよ〜ねぇ」 研   「バ、バリカン。そ、そ、そのレコードを!うっうぅ〜」 バリカン「ええ?いい曲じゃないですかー?」 研   「わ、割るんだ、レコードを割ってしまうんだ!うう」 バリカン「なんだってもったいない、買ったばかりなのに〜」 泉一家 「うう〜」 バリカン「えいっ」 泉一家 「あー…」 研「人間を狂わすレコード…ジュラル星人の仕業に違いない!」 研  「お前達、よくもあんなキチガイレコードを!」 店員 「んっ」 研  「ジュラル星人、今度という今度は許さないぞ!」 店員達「あぁ…ううう」 研  「ま、待てー!待つんだー!ジュラル星人!待てー!」 ジュラル「ふっふっふっふっふっふ、研、覚悟しろー」 研   「チャージング ゴー!」 研   「はぁーっ、それ!」 ジュラル「うわぁ〜」 ジュラル「ぬぅわぁああああぁああぁ」 研   「えいっ」 ジュラル「ああああぁあ」 ジュラル「ううううぇああっ」 バリカン「イッチニ!イッチニ!イッチニ!イッチニ!」 キャロン「ワンツ、ワンツ、ワンツ」 バリカン「あれぇ?」 キャロン「あらぁ?」 研   「あっははははは、あっははははは」 バリカン「ちきしょ研ったらぁー」 研   「あははははは」 キャロン「待てーおにいちゃん待てー」 バリカン「けーん待てー けーん」 第17話 研の秘密を探れ! ロボット「にゃぁあああううああ」 吉坂博士「おああっ」 ロボット「JR」 警備員A「なんだ、博士の研究室からだ」 警備員B「なんだろう、いってみよう」 警備員B「うわぁああ」     「ぬあっ」 警備員A「うわぁああああ」 研   「今日は、吉坂博士の研究を見せてもらうんだ。」     「キャロン、バリカンお行儀よくするんだよ?」 キャロン「A」 バリカン「研究なんか見るより、もっと朝寝坊していたかったよまったくぅ」 キャロン「あ、」 バリカン「これはいったい!」 研   「どうしたんですか!」 警備員A「大変だ、博士が!あのオレンジレーダーが行方を」 研   「よーし」     「あっ、ここは」 キャロン「このZ地区はガスタンクがいっぱいあって危険なところよぉ」 バリカン「なんとか博士を助けないと!」 研「よし!」 研「チャージンゴー!」 ジュラル「さぁ言うのだ博士、チャージマン研の弱点はどこにある!」 吉坂博士「ない、そんなものはない!」 ジュラル「くそぅ強情なやつ!これでもかぁ!」 吉坂博士「うぇぁあああぁぁぁ」 ジュラル「さぁ言え、チャージマン研の弱点はどこだ!?」 吉坂博士「ああああっけけ研に弱点などない!あああ」 吉坂博士「おお、研君」 研   「やい、バケモノ!博士をかえせ!」 ジュラル「それっ!」 ロボット「ウワァアアアアアア」 研   「アッ」 バリカン「キョーン」 研「あっ」 研「あ、ない!そうかさっき◯※△した時に」 ロボット「うああっぎぃ」 研   「あっ」 バリカン「あ、大変だ。よぉし」 研   「それっ」 ロボット「アアアアアアアアアア」 ジュラル「おっ」 ジュラル「おい、よせ!こっちへくるな」 ジュラル「ああ…ああ..あ」     「おい!こら!」 研   「え?僕の弱点ですって?」     「そんなものは一つも・・・っと言いたいんだけど  一つあるんです」 吉坂博士「え?なんだね そいつは研君」 研   「それは…算数なんです!」 第18話 囚人島大脱走 馴れーション「これは、人工の囚人島です。」       「百年後の未来には、悪い事をした人達を入れる 刑務所は」       「みんなこの島に引っ越してるんだ。 こうすればみんなも安心して暮らせるし、」       「脱獄もふせげるんだ。 新しい囚人はこのヘリコプターで運ばれてくるんだ」 警備員   「着いたぞ、降りるんだ」 ジュラル囚人「へへへ、へへへへ」 囚人A    「なんだと?新入り、それは本当なのか」 ジュラル囚人「確かな情報だ、間違いない」 囚人B    「しかしなぜ政府はおれたちをそんなところに」 ジュラル囚人「囚人は人間とは思ってないのさ。」       「新しく開拓するギャラン星で おれたちを働かせれば賃金はゼロだからなぁ」 囚人C    「やだ!おれたちはそんな遠い星なんか、行きたくねぇんだよ」 ジュラル囚人「来週には無理矢理宇宙船に乗せられるぜぇ!へっへっへ」 囚人A    「くそっ冗談じゃねぇ、それが本当だったらやるしかねぇ!       「脱獄だ!何がなんでもずらかるんだ!」 囚人    「しかし、いままでこの島から逃げられたやつは一人もいねぇんだぜ?」 ジュラル囚人「これがありゃあ心配いらねぇ。フッ」 囚人A 「お、おめぇ どうやってそんなものを」 警備員「うぇ」「うわっ」「ずしゅう」「う“」「あ”」「んぐぅ」「うぇああ」 ジュラル囚人「みんなー、急げー!」 「みんな、あれに乗るんだ」 囚人A「おめぇ、いつの間にあんな船を、おめぇどうやって」 アナウンサー 「緊急ニュースです。2時間程前、」       「伊豆囚人島より服役中の囚人 およそ100人が脱獄し、只今下田地区に侵入、」       「暴虐のかぎりつくしているとのことです」 研「しかし、あの島からどうやって脱獄したんだろう」 民衆「うぇああああああ」 ジュラル囚人「皆殺しにするんだー!」 民衆「うぐぅ」 警察「うわー」 研「チャージン ゴー」 囚人A    「よせ!よせ!やめろ!子供は殺すな!おい、お おめぇは!」 ジュラル囚人「ふふふふへへへへ」 囚人A    「おい、こいつは人間じゃねぇぜ、え うわー!」 ジュラル  「ははは、ギャラン星の話などうそっぱちさ。       「お前達を操って 人間をたくさん殺すのが目的さ フンッ!腰抜けどもめ」 研   「チャージマン研が、許さないぞ!」 ジュラル「むっなにぃ、笑わせるな!」 ジュラル「へへへ、ぬおおお」 第19話「銀行ギャング キャロンが危い!」 モブA・B「はぁはぁはぁ」 キャロン「それ!それ!それ!それ!」 バリカン「スピード落としてよぉ〜怖いよキャロン〜」 バリカン「あら、あら、あら・・・キャキャキャローン助けてキャローン」 劣化アスカ「あの中のキャロンというのがチャージマン研の妹だ」 劣化チャゲ「よし! さっそくかっさらって人質にし、研を亡き者にしようぜ」 劣化アスカ「待て。もう少し様子を見てからでも遅くあるまい」 女性・男性「アァ!」 覆面の男 「ふふふ・・・死ねぇ!」 女性・男性「(悲鳴)」 女性・男性「(驚いている様)」 覆面の男「ん?」 警察  「銃を捨てろぉ。無駄な抵抗はやめるんだぁ」 覆面の男「うるせいや! こうなったら、皆殺しだ!」 研   「あ? あっ!」 バリカン「アイヤー」 キャロン「アー」 バリカン「タスケテー」 キャロン「キャー! 止めてー! タスケテー! キャー!」 バリカン「あらあら・・」 キャロン「(人にぶつかって)キャー!」 研   「あ! キャロン!」 キャロン「撃たないで!」 覆面の男「やい! 神様達は俺達の味方だったらしいな」 覆面の男「このガキの命が惜しかったらおとなしくしてろ!」 覆面の男「さぁ!歩くんだ!」 バリカン「研、早くギャングたちにチャージングGOをやってよ」 研   「ダメだよ。いくら悪い奴らでも人間にアルファガンは撃てないよ!」 バリカン「じゃ、キャロンはどうなるんだい?」 覆面の男「おう、ずらかろうぜ」 覆面の男「はっ」 覆面の男「一歩でも近づいてみろ! このガキの頭に風穴が開くぜ」 劣化チャゲアス「ダァー!」 研   「あ、キャロン、あれ?」 バリカン「あらら? キャロンがいないよ?」 研   「あの? 人質にされた女の子は?」 警察  「知らんな」 覆面の男「あの野郎たち、三発は弾丸を食らっているのに血も出なかったぜ」 研   「あっ!」 チャージングGO!!!!!!!!! 劣化アスカ「来たな、チャージマン」 劣化アスカ「あっ(ブレーキを踏む)」 研「それっ」 研「僕の妹をどうする気だ!」 劣化アスカ「コイツはお前をおびき出す罠さ」 研    「お前たちは」 ジュラル 「ぎゃああああああ(瞬殺)」 キャロン「お兄ちゃん」 研   「よかった、キャロン大丈夫?」 研・キャロン「アハハハハ」 バリカン「ホイホイホイホイホイ」     「あららららららら、いってぇ」 研・キャロン「アハハハハハ」 バリカン  「ダメダコリャ」 第20話「ガールフレンドが出来た」 研   「〜♪(口笛を吹く)」 バリカン「(メリーさんの羊?の鼻歌)」 バリカン「研、こんなにのんびりじゃ夜になっちゃうよ。もっと飛ばしてよ」 研   「よーし! ぶっ飛ばすぞー」 バリカン「OK!ひゃああ!ヒイ」 バリカン「ヒ、ヒィィ」 研   「アハハハ、バリカン、怖いのかい?」 バリカン「へ、へ、平気平気ィ」 研   「アハハハハ、何だバリカンのやつ」 研   「アッ!」 みゆき 「アァ」 みゆき「あ、困っちゃったわ」 研  「あ、君・・・あっ!」 研  「君・・・あぁ・・・・君、大丈夫かい?」 みゆき「ええ」 研   「あぁ・・・///」 バリカン「ちぇ、何やってんだーん」 研   「この近くなんですか?」 みゆき 「ええ、この少し先なんです」 研   「じゃあ、僕送りますよ」 みゆき 「でも」 研   「いいから、僕に送らせてください」 みゆき 「悪いわね」 バリカン「お、お、おい、ちょっとおい研〜」 みゆき 「あ、あのロボットさんは?」 研   「あ、あいつここで降りたいって言ってたんですよ」 みゆき 「そう・・・」 バリカン「研! そんなのないよぉ〜 研〜」 バリカン「ちきしょー」 研  「へぇ、君一人ぼっちでこの家に」 みゆき「そうよ。最近引っ越してきたばかりで父や母はまだ田舎にいるの」 研  「へぇ、よく寂しくないな。 ねぇ、今度の日曜家に遊びにこない?」 みゆき「まぁ、本当? うれしいわぁ」 研  「ま、待ってます!(マッドマス)」 研  「じゃ、さよならー」 みゆき「どうもありがとう、じゃ今度の日曜きっといくわねー」 研  「えへへへへへ アハハハハ」 研  「ヒャッホー! うれしいなー」 研   「じゃ、僕の家族を紹介します」 研   「父と母です。そして妹のキャロンです。」 キャロン「はじめまして」 バリカン「ん〜〜ホッ」 研   「友達のみゆきさんです」 みゆき 「よろしく」 バリカン「あら、こっちこっちこっちほら」 研   「さぁ、ケーキをどうぞ」 ママ  「さ、お気に召すかどうか?」 キャロン「どうぞー」 バリカン「んーー!(怒る)」 バリカン「ちきしょー、俺を無視しやがってー・・ちきしょー」 みゆき 「あら美味しそう、でもあたし太っちゃうから・・・」 研   「なあに、気にしてたら何も食べられないよ。でも、妹みたいにはならないでね」 キャロン「まぁ! お兄ちゃんったら知らない!」 一同  「アハハハハ」 みゆき「あぁ、ああーやめてーやめてあの曲止めてー」 パパ 「どうしたんだね?」 みゆき「くるしぃ・・お願いだからその曲・・・」 研「こら! バリカンやめるんだ! やめろ!」 研  「あ、キミ!」 みゆき「止めて止めて止めてー・・・止めてー・・・」 研   「あ、ジュラル星人」 ジュラル「くそぉ、あと一歩という時に苦しいあの曲ぐぅああああ、う゛ぅ!」 研   「待て! 待つんだ! ジュラル星人め!」 チャージングGO!!!!!!!!!!!!! 研   「はぁー!」 研   「それ!」 ジュラル「う゛!あああああああああああ」 研「ガールフレンドができたと思ったのにな」 研   「バリカン、さっき吹いた曲を思い出すんだよ」 キャロン「ねぇ、バリカンったら」 バリカン「んー、ありゃねー、バリカン音頭さ」 研   「バリカン音頭?」 バリカン「というのは嘘なんだ。もいちど吹けったってもうダメだよ」 研   「えーー、せっかくジュラル星人の弱点をつかめたと思ったのにな」 バリカン「ま、そのうちひょっこり思い出すよ」 研   「ちぇ、頼りにならないなぁ」 第21話「キャロンへの贈り物」 キャロン      「はーい」 メッセンジャーボーイ「メッセンジャーボーイです。泉キャロンさんは?」 キャロン      「あたしよ」 メッセンジャーボーイ「これをお渡しするように頼まれたんですが」 キャロン      「一体誰かしら?」 キャロン      「わー素敵なお人形」 パパ  「送り主が不明っていうのは変だな?」 ママ  「キャロン、本当に心当たりはないの?」 キャロン「ええ、でも誰でもいいわ。あたしこういうお人形が欲しかったの」 研   「お待ち、キャロン」 研   「んー」 キャロン「返して! お兄ちゃん!」 キャロン「きっとあたしのフアンからよ」 研   「ファンだって?」 キャロン「あたし、美人ですからね」 キャロン「らんらんらんらん〜♪」 研   「パパァ!」 パパ  「ん〜、まあいいだろ。本当にフアンかもしれんよ?」 キャロン「らんらんらんらん〜♪」 バリカン「ん、あ、おかえりキャロン。今日は何して遊ぶ?」 キャロン「あたしジェーンと遊ぶの」 キャロン「らんらんらんらん〜♪」 バリカン「(舌打ち)また今日もジェーンか。あんな人形のどこがいいんだい」 バリカン「あいたっ」 キャロン「アァーー(悲鳴)」 研   「あ、あの声はキャロンだ」 キャロン「さぁ、ジェーン、はじめましょう」 研   「やっぱりパパもそう思いますか?」 パパ  「んー、最近のキャロンは顔色も悪くなにか急に痩せたようだ」 ママ  「ねぇ、お医者様に見てもらいましょうか」 パパ  「おいおい、私は医者だよ」 パパ  「それにしてもキャロンの様子は夜になると妙なんだ」 バリカン「あの、ジェーンとかいう憎たらしい人形が来てからですよ」 研   「人形? 僕、今夜見張っていますよ」 研「キャロン!」 ママ「あぁ・・」 ママ「キャロン・・・」 キャロン「ママ、あたしと一緒に来て」 ママ  「何処へ?」 キャロン「来ればいいのよ」 ママ  「キャロンこんな夜更けに一体何処へ?」 バリカン「ん?」 バリカン「ねぇねぇねぇ、ケン坊ケン坊起きてよケン坊、ねぇ」 研   「うぅ、いてぇ」 バリカン「大変、キャロンとママが森の方へ」 研   「え?」 ジュラル「ふふふふ・・・」 ジュラル「よくやった。あとは研と父親だ。一家をここへ並べて火あぶりにするだ」 ジェーン「はい、今連れて参ります」 研   「ジュラル星人、そうはいかないぞ!」 ジュラル「ん、くぅぅぅ」 チャージングGO!!!!!!!!!!!!! 研   「えぇい!」 ジュラル「うわああああああ」 ジェーン「う゛うううう」 研   「そぉおおい!」 ジェーン「ぎやあああああああああ」 研   「メッセンジャーボーイです」 キャロン「お兄ちゃん!」 研   「これを泉さんから」 キャロン「キャァ」 研   「大丈夫さ。今度のはデパートで買ってきたんだからね」 人形  「マンマー」 キャロン「ステキー」 一同  「アハハハハ」 第22話「時限爆弾電送テレビ」 魔王様   「これが、我がジュラル星科学陣が完成した、物体伝送テレビで、        これを使って日本の重要施設を、爆破する!」  アナウンサー「先日の東京港の爆発に続き、今日は東京第二国際空港が、        何者かによって爆破されました。」 研     「ジュラル星人の仕業だ」 バリカン  「はぁぁぁ?」 キャロン  「ジュラル星人?」 研     「そうさ。東京第二国際空港には、自動警備装置があり、        絶対危険物は持ち込めないようになっているんだよ。        この事件はジュラル星人以外には、考えられないんだよ。」 バリカン  「ほんと〜う」 研     「でも、そんなとこへどうやって侵入したんだろう。        早く敵の爆破方法を探り出さないと、今に日本の交通施設は、全滅だ!」 研    「この空港ビルの発着タワーは、世界一なんだぜぇ☆」 キャロン 「キャアア〜〜〜」 研    「アアッ  アア」 バリカン 「ケアッ」 研    「どうしたんだろう、行ってみよう。」 研      「なんだ、モニターテレビが爆発しただけだ☆」 研究員A    「ヨイショ ヨイショ   ヨイショ」 研究員B(眼鏡) 「さあこれで修理は終わった。テストしてみよう」 研究員A    「はい」 魔王様  「ようし、101号、作戦開始しろ。」 ジュラル 「ははー」 魔王様  「ゆけ、行って空港ビルをことごとく破壊するのだ、ブラック!」 ブラック 「うぇぇぇぇぇ」 研    「あ!」 バリカン 「ああっ」 研    「二人共、あんずん(安全)な場所へ逃げるんだ!」 ブラック 「ううぇぇううぅ     ううぇぇぃうううぅ」 研    「チャージンゴーーー!」 ブラック 「ううぇぇぇぇあああ」 研    「それっ」 ブラック 「ううぇっ     あああうううぅ」 研    「やっぱり僕の思ったとおりだ。       ジュラル星人は、きっと伝送マシンをカセットしたロボットを送り込んで、」 研    「重要な港湾施設や空港を、爆破していたんだ。」 研    「あの伝送マシンを使えば、ジュラル星人の伝送基地へ、行けるはずだ。」 キャロン 「でもそんなこと危険よ。」 バリカン 「ややや止めなよ、研。」 研    「どんな危険なことだろうと、やらなきゃならないんだよ!」 研    「これが伝送スイッチだ。」 キャロン 「お兄ちゃん、行かないで。」 研    「心配しないで、キャロン」 キャロン 「かみさま」 バリカン 「カミサマッ」 キャロン 「どうぞお兄ちゃんをお守りください」 バリカン 「ケン坊、ガンバッテネ」 ジュラル 「やや、チャージマン研だ。」 ジュラル 「うわああああぁ」 研    「ええええい」 ジュラル 「ううわああああ」 ジュラル 「ううぇえあああ」 研    「脱出だ!」 バリカン 「研、これでもう安心だね。」 研    「いや、ジュラル星人の本拠を叩き潰さない限り、安心とは言えないよ。       今に必ず本拠を突き止め、そして、全滅してやるぞ!!」 第23話「恐怖!精神病院」 患者達   「ぇへっへっへっへっへっへっへっへ」 大胸筋サポーター「ヴヴェアアアアア」 職員      「泉研はいるか?」 研       「ふあ〜〜いぃ」 職員      「出るんだ、面会だ。」 キャロン 「お兄ちゃん、キャロンよ。分かる?」 パパ   「研、私が分かるか?」 研    「わかるよ〜お〜お〜」 キャロン 「はぁ?」 バリカン 「プフークスクスクス。 アラキタ、キタヨ、キタキタキタキタヨ、キタヨ、キタヨ」 職員   「おい、そこのロボット、静かにしろ!」 バリカン 「旅〜ゆけば〜、するがの〜」 職員   「うう、こらー、静かにしろと言ってんのが分からんのかー。」 バリカン 「鬼さんこちら、鬼さんこちら、鬼さんこちら」 職員   「こら、こら、まてロボット、こら、うるさいロボットめ、待て」 バリカン 「鬼さんこちら、鬼さんこちら、鬼さんこちら、鬼さんこちら、」 職員   「こら、こらこら、まて、まて、こらロボット、待て、まてまてまて」 パパ   「研、何かわかったか。」 研    「はい、少しだけ。やっぱりこの病院の地下には、       秘密工場があるみたいです、パパ。」 パパ   「じゃあ、警視総監の依頼で、こんなところへお前を潜りこませたのは、       無駄じゃなかったんだな。」 研    「今夜、地下を探ってみるつもりです。」 研    「ふぁあ、ふぁあぁ〜〜」 バリカン 「アイタ〜」 職員   「今度の面会にはこいつを連れてくるんじゃないぞ〜。」 バリカン 「つかまった」 パパ   「分かりました」 研「ん?」 院長   「このミサイル1個で、ヨーロッパの半分が無くなる。」 ジュラル 「人類の滅亡は数秒で決まるわけだな」 院長   「世界を灰にして、新しい帝国を築くのがわしの長年の夢だった」 ジュラル 「そういうことに協力を惜しまないのが我々ジュラル星人だ」 パイロット「いいんちょ、第1弾目のミサイルが完成しました。」 院長   「ようし、直ちにミサイル発射。全員配置につけ。攻撃目標はヨーロッパだ!」 研    「あっ」 パイロット「発射準備完了」 院長   「よし、秒読み開始」 研    「チャージンゴーーー!」 研    「院長、あなたは狂ってるんだ!」 研    「ええい!」 ジュラル 「くそぅ、チャージマンめ」 研    「それっ」 院長   「ああっ・・・?」 研    「よ〜うし」 ジュラル 「おのれチャージマン」 研    「あっ」 研    「それ!」 ジュラル 「ううわああああぁ」 院長   「くそぅ、わしの夢もこれで終わりか!」 研    「あっ」 バリカン 「ねえ研、おいらが誰だか分かるかい?」 研    「分かるよー」 バリカン 「ほんと?じゃだ〜れ?」 研    「う〜〜ん、おまえは、じゅらるせいじんさ〜」 研    「やっつけてやるぞー!」 バリカン 「ヤメテ、ヤメテヤメテ、コウサン。アラアラアラ」 キャロン 「ウフフフフ」 研    「アハハハハ」 バリカン 「ウェヒヒヒ」 第24話「ロボットクラブへの招待状」 バリカン 「オイッチニ、オイッチニ、オイッチニ、オイッチニ、オイッチニ、オイッチニ、オイッチニ、オイッチニ」 女ロボット「バリカンさん」 バリカン 「あれれれ、誰かおいらの名前を。あれ、ありゃ」 ロボット 「バリカンさん」 バリカン 「どうして僕の名前を知ってんですか?」 女ロボット「だって有名ですもの。チャージマン研の相談役、バリカン大先生。       私達ロボット仲間じゃ人気ナンバー1ですもの」 バリカン 「へえ、じゃああなたもロボット?でも、ナンバー1だなんて       僕照れちゃうなぁ、イヒヒヒヒ。」 女ロボット「ねえバリカン先生、そこで折り入ってお願いがあるんですの。       今度アタシたちのロボットクラブに       チャージマン研さんを連れてきてくださらない?       もちろんバリカン先生もご一緒で。」 バリカン 「ロボットクラブだって?」 女ロボット「私達ロボットが集まって、       チェスをしたりダンスをしたりする憩いの場所なの。」 バリカン 「へえ。そこに研坊と僕を招待してくれるってわけ?」 女ロボット「そうよ、ここがその場所の地図よ。」 バリカン 「ありゃ、地図〜」 女ロボット「お待ちしてますわよ、バリカン先生」 バリカン 「あれ、ひひひ、ああ〜。地図か〜。  エヒヒヒヒヒ。」 研    「地図によると、この辺だよ」 キャロン 「おかしいわね、本当なの?」 バリカン 「本当さ。もっと向こうじゃ?」 バリカン 「あった、アッタアッタアタタタタタタタタタ」 研    「門が閉まっているよ」 バリカン 「もう、そのチェスとかダンスとかっちゅうの始まっちゃっているのかなあ」 研    「おや」 キャロン 「お兄ちゃん、本当に招待状の場所ってここなの?」 研    「うん、たしかにここだよ。」 研    「あっ」 キャロン 「お兄ちゃん、コワーイ。」 研    「ここは、、墓地だ!」 バリカン 「そんな〜」 女ロボット「ようこそ、チャージマン研さん」 研    「君は誰?」 バリカン 「あの人だよ」 研    「君、待ってよ!招待して逃げるとは、ねえ、君ったら!」 三人   「ああ〜〜〜」 女ロボット「ふ、チャージマン研、       その間抜けなロボットのためにまんまと罠にハマったな。」 バリカン 「ま、間抜けとはなんだ!」 研    「僕らを一体どうする気だ!」 女ロボット「死んでもらうのさ。       ここはお前が死ぬのに最もふさわしいところだよ、フフフ。」 キャロン 「お兄ちゃん」 バリカン 「ち、ち、ちくしょう、だましたな!」 ゾンビA 「ヒッヒッヒッヒッヒッヒ」 ゾンビB 「ウェッハッハッハッハッハ」 キャロン 「こわーい」 研    「あぁ、こんな馬鹿な!」 バリカン 「出た―」 ゾンビAB「ウェッヘッヘッヘッヘ フッフッフッフッフ ヒェッハッハッハッハ」 ゾンビA 「チャージマン研、ここで俺達と一緒に眠ろう」 ゾンビB 「静かに死なせてあげるよ、おいでおいで〜」 研    「ううう、苦しい!やい離せ、離すんだ!」 キャロン 「お兄ちゃん、早くあそこに光が!」 研    「うう、くっそ〜」 研    「チャージンゴーーー!」 研    「ええ〜い」 ゾンビ  「ぎあ、が」 研    「あっ あっ」 ジュラル 「ウエッハッハッハッハ」 女ロボット「それ、研をぶち殺せ―」 ジュラル 「いや〜〜、それ〜〜〜」 研    「ええーい」 ジュラル 「ウワーギャー」」 ジュラル 「ウウウワーー」 ジュラル 「グワーーー」 女ロボット「ウウウ、ウウ、ウウウ」 研    「あっ」 女ロボット「ウウウウウーー!ウ!」 研    「あっ」 女ロボット「フッフッフッフッフッフ。フ!」 女ロボット「ヒヒヒヒヒヒ」 女ロボット「ウギャーーー」 キャロン 「あ、お兄ちゃん」 研    「バリカン、変なロボットには気を付けろよ。」 バリカン 「あまりベッピンさんだったんでつい。」 キャロン 「まあ、バリカンったら、ンフフフフ」 研    「さあ、帰ろう」 バリカン 「うん」 第25話「雄一少年を救え!」 男 「ほれほれほれほれ はっはっはっは うーんぽー」   「火事だー 火事だー」   「火事だー 助けてーwww 火事だー 火事だー」 雄一父「このやろ!出てけ!」 優一母「何よ!出て行くのはお前のほうだ!」 雄一父「お前だってー!?この鬼ババア!」 優一母「稼ぎの少ないくせによくも言ったわね!」 雄一父「何を〜この野郎 がたがた言うんじゃねえ!」    「愛してる!早く脱ぐ!」 優一母「あ〜もうほんとにまったくやんなっちゃうわよ!」    「さっさとお入り!」 男 「火事だー らりるれ火事だー」 雄一「もっと燃えるがいいや!」   「あっ」   「お、おじさんたちは!?」 山城新伍ジュラル「小僧!派手にやるじゃねえか!」 アカギジュラル 「どうだ警察に知らせてやろうか」 雄一      「や、やめてくだされ!ぼ、ぼ僕はただ!」 山城新伍ジュラル「はは、ばらしゃしねえよ」 アカギジュラル 「その代わり毎日どぅんどぅんやろうじゃねえか!手を貸すぜ」 雄一      「え?なんですって!?」 山城新伍ジュラル「文句ねぇだろ!言うとおりにしねえと警察にばらすぞ!え!?」 雄一      「あ、待ってください!待ってください!」 山城新伍ジュラル「いいか!?あすの夜またここであおうぜ!」         「これから毎日家を焼こうぜ?」 雄一「あ〜いけない!こんなことをしてたんじゃいけない!アー!」 研 「よく話してくれたね、雄一くん」 雄一「ぼく、ぼく苦しかったんだよ〜」 研 「でももうあんなことはしないね?」 雄一「うん もう絶対にやらないよ」 研 「よし、じゃああとは僕に任せて」 雄一「うん」 山城新伍ジュラル「ハッハッハッハ 小僧!よく来たな!」 アカギジュラル 「よおしさっそくはじめようぜ!」 山城新伍ジュラル「付いてこい!」         「おい!始めろ」         「おかし、燃えないじゃねえか!」         「どうした!?全然燃えないぜ!」 研       「アハハハハハハ」 山城新伍ジュラル「き、貴様!」 アカギジュラル 「チャージマン記念!」 研「この一体の家には防火用の特殊装置をしておいたのさ!」 山城新伍ジュラル「き、貴様〜よくもあのガキと!」 研「ハハハハついにジュラル星人め正体を現したな!」  「チャージングゴーーーーーーーーーー!」 研   「あ、行くぞ!」 ジュラル「くぃ!」 研   「アッ」 ジュラル「にゃ゛ぁああああ・・・」     「えいっ!」 研   「それっ」 ジュラル「ター」 研   「アー」     「アッ」 ジュラル「ぐわああ くらえええチャージマン・・・」 研   「ああっ」     「それっ」 ジュラル「うわあああああああああああ」     「にゃあああああああ」 研   「えいっ!」 ジュラル「にゃあああああああああああ」 雄一 「研くん、どうもありがとう」 雄一父「本当にありがとうございます」 雄一母「あたしたち、この子のためにいい親になります」 研  「本当によかったね雄一くん」 雄一 「僕これからはもうあんなことは絶対にやらないよ!」 研  「そうだよ これからも仲良くしようね」 雄一 「研くん、ありがとう」 第26話「記憶を無くした少女」 ママ   「キャロンとバリカンおとなしく留守番してたかしら」 パパ   「うん、急ごう」 パパ&ママ「アー」 ナオコ  「アーーー」 パパ   「君!」      「おい、大丈夫かい!大丈夫かい!君!」 ママ   「しっかりするのよ」 研   「パパ、この子、助かるの?」 パパ  「ああ、もう大丈夫だよ 」     「とにかく私はこれから地区警察に行ってくるからね」     「じゃあ、後は頼んだよ」 ママ  「ええ」 研   「あっ」 ナオコ 「うーーーん あっ」 ママ  「あっ気がついたのね」 キャロン「よかった」 ナオコ 「ここはいったいどこ?」 キャロン「あたしのおうちよ 心配しないで 研   「ごめんねー僕のパパが君を車で轢いちゃって」 ナオコ 「車で・・・私を車で轢いたの・・・」 キャロン「お名前なんていうの?」 ナオコ 「あたし名前・・・」 研   「君、どこの学校?」 ナオコ 「学校・・・」 ママ  「これ研にキャロン、まだ本調子じゃないんだからダメよ」 ママ「さあ、心配しないでもう少しおやすみなさい」   「さあ、静かに」   「私たちは向こうの部屋に行ってましょ」 パパ「車にぶつかったときのショックで    あの子は完全に記憶喪失にかかってしまったんだよ」 研 「ええ!?」   「じゃあ自分の名前も住んでいる家もみんな忘れてしまったの?」 パパ「うん」   「地方警察の協力で新聞やテレビにも写真を出してもらったから」   「そのうちあの子の家族から連絡があると思うのだがなあ」 ママ  「だからその間あの子にこのうちに住んでもらおうと思ってパパと決めたのよ」 研   「うんそれはいいや!」     「な?バリカン!」 バリカン「いいですとも!」 ママ        「いってらっしゃい」 研&キャロン&バリカン「行ってきます」 パパ        「研、みんなを頼んだよ」 研         「まかしといて」           「宇宙ステーションに行ったら            キャロンとこの子・・・あーそうだ」 キャロン「名前がわかんなくて不便ね」     「えっとそうだわナオコちゃんっていうのはどう?」 ナオコ 「うんうん」 ママ  「早くあの子の記憶が戻ればいいわね」 パパ  「ああ」 研  「うっひゃあすげえなあ〜」 ナオコ「ウフフ」 研「ナオコちゃん、あんなに小さく見えるよ」  「おーーーい」 バリカン「キャロンずるいよ!」     「早く僕にも見せてよ!」 キャロン「待ってよ今お兄ちゃん達を探してるの」     「見つけたわ!あれ?でもナオコちゃんがいないわ」 バリカン「あんな嘘ついて!」     「ちゃんと二人仲良くいるじゃありませんか」 キャロン「あれ〜ほんとだわ!」 研   「ナオコちゃんほら見てごらんよ ねえ?」     「キャロンとバリカンだろ?」 バリカン「あんなことばっか言って自分ばっか見てるなんてずるいよ!もう」     「エイ!」 キャロン「アン!」 バリカン「た、大変だあれはジュラル星人だ」 キャロン「なんですって!?」     「お兄ちゃん!」 バリカン「た、たた大変だ!」 研   「キャロンとバリカンだよ ネ!」 ナオコ 「あ〜」 研   「あ〜あ〜何をするんだ!あ〜離せ〜」     「離せ〜 ア゛〜〜」 キャロン「お兄ちゃん、ジュラル星人よ〜」 バリカン「研」 研   「くそ〜離せ〜」     「ちくしょう アー」     「アーーー」 バリカン&キャロン「アーーーー」 研「くそ〜 負けるもんか!」  「ア゛ッ」  「チャージンゴーーー!」 研  「えーーーい」    「ジュラル星人め!」 ナオコ「くそー見破られては仕方ない!」 研  「アーー」 ナオコ「アーーーーーーー」 キャロン「お兄ちゃん」 バリカン「研」 研   「おーーーい」 パパ「そうか、あの少女がジュラル星人だったとはな」   「そうとわかっていればあの時・・・」 ママ「あなたもう交通事故はこりごりよ〜」 パパ「ん?そうだな」 研&キャロン&バリカン「ヘヘヘハハハ」 研「どこまでも卑怯なジュラル星人め」  「いつでも来い」  「僕が正々堂々と戦い、地球の平和を守ってみせるぞ!」 第27話「燃える毒きのこの家」 渚先生「では次の三角形の面積は底辺掛ける高さ割る2」 研  「ん? 変だなあ」 キノコデブ「ねえ今日も行くだろ?」 モチ代  「モチよ!」      「あんな楽しくって美味しいもの他にないんだもの!」 清    「そうだよ!勉強なんかバカバカしくてできないよなあ!」 キノコデブ「よし決まりだ急ごう」 研「楽しくって美味しいもの、なんだろう」 研「おや?」 キノコデブ「わ゛はあぁ!来たぞー!」 清    「うん!」 研 「あ!バスに乗る!」   「見たことのないバスだ!」   「ああ・・・」 パパ「研じゃないか 寄り道はいかんぞ」 研 「違うんだ!違うんだよパパ!」   「あのバスを追って!」 子供達「本当に美味しいんだって〜」    「すごく綺麗なんだ、それで美味しいんだ」 研「パパ、もっとスピード上げてください!」  「これじゃあ、見失ってしまう!」 パパ「よし」   「しかしどこまで行くんだろう」   「随分遠くまで来たぞ」 子供達「わーい来たぞ〜行こう行こう」 森野キノ子「ふふ、何にも知らないで可愛い子供達」      「ん?気のせいかしら・・・」 パパ「どこへ行くんだろ」   「研、何か嫌な予感がするな」 研 「やっぱり来てよかった 車の中で待っててください!」 キノコデブ「うまいなあ」 モチ代  「不思議な味がするわ」 清    「うまいなあ」 子供達  「こっちの青いのも美味しいよ」 森野キノ子「さあキノコはそのくらいにして」      「今度はお菓子の家を食べましょう」 子供達「わあ!すげえやあ!」 森野キノ子「さあ、食べなさい」      「とっても美味しいわよ、さあ」 研「待て!」 研「チャージンゴーーーーー!」 キノコデブ「君も遊びに来たんだね?」 研    「いいや、君たちは騙されているんだよ!」 少女(声がモチ代)「え?何を言ってるの?」          「私たちの邪魔しないでよ」 研  「見てごらん!それ!」 子供達「なんだありゃ、わ〜」 研  「お菓子なんかじゃないんだよ!」 森野キノ子 「ふん、よくも見破ってくれたわね、チャージマン研!」 ジュラル  「フフフフフフ」 研「やはりジュラル星人、お前たちの仕業か!」 ジュラル「子供たちに毒キノコを食べさせ、」     「みんな勉強しない怠け者にしてやろうとしたのに」     「くそ〜〜〜それ!」 ジュラル「ヘッヘッヘッヘッヘ」 子供達「うわ〜〜怖いよ〜〜」 研   「こい!ジュラル星人!」 ジュラル「てやあああああああああああ」 研   「えい!」 ジュラル「うわあああああああああああああ」     「死ねぇ!」 研   「あ、離せ!離せ!」 ジュラル「それっ!」     「ひゃあっ」 研   「あ〜くそ〜!」     「えっ!」     「アッ」 ジュラル「うわっ!」     「ぎゃああああああああ」 研   「それ!」 ジュラル「ぎゃあああああああああああ」 キノコデブ「あ、キノコが・・・」 キノコデブ「研どうもありがとう」      「僕たちはジュラル星人に魔法をかけられて毒キノコを食べていたんだね」      「これからはちゃーんと勉強するぞ〜」 モチ代  「私も!」 清    「俺も!」 渚先生「私たちの住んでいる地球のず〜っと大昔には」    「恐竜や爬虫類がたくさん生存しておりました」 研  「みんな真面目に、勉強している」 渚先生「泉くん!」 研  「あ、はい!」 渚先生「よそ見なんかしないで、真面目に勉強しなさい」 研  「はあい先生、エヘヘ、エヘヘヘヘヘ」 28話 宇宙ロケットZ9号 馴れーション「ここはロケット工場、この馬鹿でかい工場の中で宇宙ロケットが        ドンドンつくられているんだ。        この工場で働くのは、ほとんどがロボットで、        人間の技師たちは指示するだけなんだ。        一部の狂いもない点検に点検を重ねて作られているのが分かるだろう?        もちろん、これら宇宙ロケットは、        宇宙開発という平和利用が目的で作られているんだ(が)。」 ジュラル「山村さんか?」 山村  「そうだ、持ってきたぞ。監視の目が光ってるからな      抜け出すのに苦労したぞ。欲しいのはこれだな」 ジュラル「そうだ、ソイツだ。」 山村  「金が先だ。持ってきたか?」 ジュラル「お前の言うとおり、100億円だ」 山村  「新式ロケットZ-9号の図面なら高くはないさ」 ジュラル「フフフ、これさえ手に入れば」 ジュラル「ウワァー」 山村  「フフフフフ、100億円か、ワシのものだ、ワシのな!!。フハハハ」 山村  「ナンバー2、ロケット噴射」 女性  「技師長、航空局の方達が見えました」 山村  「航空局?変だな、何も聞いてないが。よし、すぐ行くと伝えてくれ」 山村  「やあ、おまたs、き、君達は」 ジュラル「Z-9号の図面を貰いに来た、おとなしく渡してもらおうか」 山村  「何を言っているんだ、ロボットを呼ぶぞ、帰れ!」 ジュラル「しらばっくれるな!よくも仲間を殺してくれたな!」 山村  「助けてくれー」 ジュラル「待てー」 山村  「助けてくれー」 ジュラル「待てー、山村、待てー」 山村  「助けてくれー、おい、ロボットー」 山村  「助けてくれー」 ジュラル「待てー、山村、待てー」 山村  「あっくそ、行き止まりだ」 ジュラル「こっちだ!あの倉庫の中だ!」 山村  「殺される、殺されるぅ!あっ!おいっ助けてくれ」 研   「あなたは、人類を裏切ろうとした」 山村  「な、なに?」 研   「僕は、工場長の秘密の頼みで、あなたの怪しい行動を探っていたんですよ」 山村  「オレは、やつらに何も渡していない」 研   「あなたが奪った100億円は、昨日銀行から盗まれたものなんです」 山村  「な、なんだって?」 ジュラル「山村、図面を渡せ」 山村  「助けてくれ」 ジュラル「さぁ、死にたくなければ早いとこ出すんだ!出せ!山村」 研   「そうはいかないぞ!」 研「チャージングGO!」 研   「タァー!」 ジュラル「ウガァァ」 研   「それっ!」 研   「えいっ!」 ジュラル「ウァァァ!」 山村「あ、危ない、えいっ」 ジュラル「グアッ」 研   「あっ」 ジュラル「グアアアアアア」 山村「ハァハァハァハァ」 山村「研君、すまん、私が、悪かった、許してくれ」 研 「工場長は待っていてくれると言ってますよ    僕、時々、美味しいものを、差し入れに行きますよ」 山村「研君、ありがとう」 研 「あっZ-9号だ」 29話 ファッションモデルを消せ! 馴れーション「水着のオーロラが送るニューモードの数々です。        エイのように優雅に泳ぐあなたのために。        おへその気圧調節ボタンをおせば、どんなに深い海底の散歩も自由自在。        面倒くさがり屋さんにはスクリュー水着。」 キャロン「ステキダワー」 研   「あーあ、退屈だなぁ」 バリカン「あれぇ?汚い研坊、自分のは全部食べちゃったくせに」 研   「いーじゃないかぁ」 バリカン「やだよ、やだよぉ」 研   「よこせよぉ」 バリカン「やだよ」 ママ  「研もバリカンも静かにしなさい」 バリカン「ハイ」 研   「ちぇっ」 馴れーション「さて、オーロラが自信をもって送る        カプセルサマーの最新型、空中を泳げる水着です。」 キャロン「ねぇママあれすごいわ」 ママ  「でもちょっと派手ね」 研   「僕ぅトイレ」 バリカン「おいらも」 キャロン「静かにしてよ」 ママ  「二人ともロビーに出ていなさい」 モデル 「キャアアアアア」 研   「あっ!」 バリカン「ありゃ楽屋のほうだよ」 研   「あっ!」 バリカン「ほっ!」 バリカン「あいちゃっ」 バリカン「いってー」 研   「君、しっかりして」 モデル 「あ、はぁ」 モデル 「あたし狙われているんだわ」 バリカン「ねぇ話してごらんよ」 モデル「ダメ!誰かが見てる!話せば殺されるのよ!」 研  「僕が守ってあげるからさぁ、ねぇ」 モデル「嫌!ほらあそこ!」 モデル「アァァー」 研    「だ、誰だ」 ちんとん亭「ちわーちんとん亭ですが、チャーシューメン3つ持ってきました。」 研    「あっなんだラーメン屋さんかぁ」 ちんとん亭「いったいなにがどうなってんの?」 モデル「ハァハァハァハァハァ殺されるわハァハァ」 ガヤ 「おぉなんだあれ?なんだ?なんだ?なんなんだアイツ?なにやってんだ?」 モデル「ハァハァ殺される」    「あぁもうだめ」    「あぁっつハァあぁもうだめだわ」 モデル「あぁあぁなにかしら?」    「アアッ!」    「アッ!」 ジュラル「誰だ!そこにいるのは!」 モデル 「助けてー」 ジュラル「待てー」 ジュラル「クソゥ、人ごみの中にもぐりこみやがった」 モデル 「あぁ!」 ジュラル「お前は見てはならぬものを見てしまった」 モデル 「やめて、あたし何も知らない、何も見てないわ」 ジュラル「死んでもらうしかない、フフフフフ」 モデル 「ああああぁぁ」 ジュラル「フハハハハ」 研   「待てっ!ジュラル星人」 ジュラル「き、貴様は!」 研「チャージングGO!」 研   「タァァァー」 ジュラル「ウオォ」 研   「それっ」 ジュラル「クソォ、えい、うがぁ」 研   「えいっ!」 ジュラル「うおおおお」 ジュラル「いやぁぁぁ」 研  「さぁもう大丈夫だよ」 モデル「ありがとう。そうだわ、あたしステージに戻らなければ」 研  「大丈夫さ、スカイロット号でひとっ飛びだよ」 馴れーション「宇宙時代の今、海辺で泳ぐあなたは燃える太陽」 キャロン「あら?お兄ちゃん」 ママ  「ずいぶん長いトイレだったのね」 研   「まぁね」 研   「エヘヘヘヘ」 バリカン「ありゃ研坊ったら赤くなってりゃ、ヘヘへへへ」 研   「コノォ、コイツゥー」 バリカン「ヤーイヤーイヤーイ」 30話 塔上のキャロンを救え! 作業員「ヨーシオーライオーライ」 作業員「さぁ、もっとこっちだ、こっちだ、よぉし、アァァー!!」 作業員「あっ!」 作業員「危ないぞぉー!!」 ジュラル「おぉぉ!」 ジュラル「あぁ!」 作業員 「あぁぁっ!」 ジュラル「あっ、あぁあぁ」 作業員 「コイツァ人間じゃねぇぞ!」 ジュラル「ハァハァハァ」 作業員 「おおっ!逃げるぞ捕まえろ!それっ!」 ジュラル「いかん、早く基地へ戻らなければ、ぐぅっ人間の姿なんぞで死にたくは無い」 作業員 「待てぇ、待てぇ、待てぇオイっ!」 ジュラル「ハァハァフゥ」 女性  「も、もしもし、にゅう、入場券買ってください」 ジュラル「ナニィィ!」 女性  「アァァァァ!!」 係員「みなさぁぁぁん、みなさぁぁん、    園内にジュラル星人と思われる男が逃げ込みました。    危険ですからただちに避難してください、    大変に危険ですからただちに避難してください。避難してくださぁぁい。」 ガヤ「わぁぁぁ助けてくれぇぇ、助けてくれぇぇ、ジュラル星人だー    おいー助けてくれーー、助けてクレーー、逃げろぉぉ」 改札係 「さぁ押さないで押さないで順番だよ順番、はい」 バリカン「本当に研坊に怒られたって知りませんよ」 キャロン「大丈夫よ、バリカン。あたし前からこれに乗りたかったの」 ガヤ  「早く!、早く早く!逃げましょ!」 キャロン「ああっ!」 改札係 「わぁ〜〜〜〜!」 バリカン「キャッキャッキャロン」 キャロン「アッ!」 ジュラル「フフフフフ、ヘヘヘヘヘ」 キャロン「キャーーーー」 バリカン「ヤヤヤやめろコンチクショーキャロンちゃんを離せ!」 ジュラル「うるせぇ」 バリカン「だみだ」 警官「あそこだ!」 研「しょうがないなぁ二人とも   ちょっと目を離すとすぐどっかいっちゃうんだから   あったまにきちゃうなぁ」 バリカン「ケ、ケ、研坊 キャキャ、キャロンちゃんが人質に」 研   「な!なんだって!」 ガヤ  「ああっ!あんなところに!大変だな!ほんとに!おお上っていくぞ、      ほんとだぁ」 ジュラル「ヘヘヘハハハヘヘヘ」 ガヤ「なんだありゃ?なんだ?たいへん」 ジュラル「へハハハハ」 バリカン「ケ、ケ、研坊ーー」 研「ゆくぞーーー」 研「チャージングGO!」 ジュラル「フフフフあっ!」 ジュラル「うわぁぁぁぁ」 ガヤ「あぁぁぁぁぁ、消えた?、あぁぁぁぁ、そんなぁ」 研「ハっ!、ゆくぞーージュラル星人」 研「それっ!」 バリカン「あらら、あららら、あららら、      だんたんと目がまわってきたよ、あららまわってきたぁ、いやぁぁ」 バリカン「ありゃもうだめ、腹もすいて」 キャロン「まぁバリカンったらハハハハハ」 研   「ハハハハハハハ」 第31話「危機!爆破一秒前」 白ダブルスーツ男「小泉!(コイツめ!)このウス馬鹿め!          よそ見ばっかりしおって!お前みたいな身寄りのない子供など          本当なら誰も面倒など見んのだぞ!          それをこのワシが三つの時から育ててやったんだ          有り難いと思ったら脇目も振らずに働け!」 研「ご苦労様」 ジュラル「爆弾は仕掛けたな?」 白ダブルスーツ男「間違いなく、三十分後にドカーンですよ。          三万の聴衆は影も形もありませんや」 ジュラル「人類の数をどんどん減らしていくのが俺たちジュラル星人の狙いだ」 白ダブルスーツ男「へへっ、大体地球には人口が多すぎるんですよ星人様」 ジュラル「そういうお前も人類の一人ではないのか?」 白ダブルスーツ男「何、私はお金さえ貰えば、へっへっへ・・・          そろそろお約束のものを・・・はっ!?          なな、何をなさるんでごぜえます!?」 ジュラル「お前みたいな人間は真っ先に消えろ!」 白ダブルスーツ「うわああああ!!!!!」 ジュラル「誰だ!」 ジュラル「畜生あの小娘どこ行きやがった」 ジュラル「ん?」 小泉ヘレン(身振り手振りで研に伝えようとする) 研「君は?そうか、口が利けないんだね、   さ、何でも言ってごらんよ、僕のテレパシーで解読してあげるよ」 小泉ヘレン(身振り手振りで研に伝えようとする) 研「え・・・!?それは大変だ!」 パパ「君、それは間違いないんだね? 小泉ヘレン「う」 パパ「しかし後十分では聴衆を避難させる時間は無い、逆に大混乱が起こって」 研 「パパ!みんなで手分けして、爆弾を探そうよ!」 聴衆  「うるさいぞ!」 バリカン「あらぁ?」 聴衆  「キャー!」     「やらしいわね!」 バリカン「アイタタタ!何も僕見ないのにぃ」 パパ「研!無い!どこにも無いぞ!」 研 「きっとあります、諦めないでもっと探しましょう!」 バリカン「研坊、後三分だよ?もう駄目だよぉ」 キャロン「お兄ちゃん、どうなるの?」 研   「くそう・・・きっと、きっとあるんだ!」 研「あっ?」 研「あ、あそこだ!」 研「チャージングGO!」 (開けて閉める) ジュラル「チャージマン研!よくも俺たちの計画を!」 研   「黙れジュラル星人!これを食らえ!」 第32話「金庫破りの名人」 アキオ「もうすぐお父さんに会えるんだ!急がないと!・・・アッー!」 研  「ごめん、大丈夫かい?」 アキオ「うん、僕も悪かったんだよ」 研  「急いでるみたいだけど」 アキオ「とってもね、じゃ」 研  「良かったら送るよ、何処まで?」 アキオ「ありがとう、でももうすぐだから」 古山惣助「遅いな、アキオのヤツ、どうしたのかな?」 ジュラル「古山惣助さんだね?」 古山惣助「あんた達は?」 ジュラル「乗りな、話は車の中だ」 古山惣助「でも私は・・・」 ジュラル「アキオ君に頼まれたんでね」 古山惣助「アキオに!?じゃあ・・・」 古山惣助「あっ!酷いじゃないか!嘘をついて!・・・なっ・・・これは!?」 ジュラル「金庫破りの名人であるアンタの手をちょっと借りたいと思ってね」 古山惣助「何故そんなこと知ってる!?      私はもう一切悪いことはやらんと誓ったんだ!」 ジュラル「可愛いアキオ君と一緒に楽な生活がしたくないのか?」 古山惣助「何!?・・・・・・・それで一体どこの金庫を破るんだ?」 ジュラル「宇宙局の大金庫だ、忍び込む手筈は俺たちがつける」 ジュラル「どんな科学力を持ってしても開かない金庫なんでな」 ジュラル「どうしてもアンタの力を借りたいのさ」 研  「やぁ!君ぃ!」 アキオ「えっ」 研  「この間はごめん」 アキオ「君かぁ」 研  「元気が無いみたい」 アキオ「お父さんが帰ってこないんだよ」 研  「お父さんが?ねえ、乗らない?」 アキオ「うん」 研  「初めから話してよ、僕も探してあげるよ」 アキオ「ありがと、だけどちょっと話しにくいなあ僕」 ジュラル「急げ、あの部屋の中の金庫だ」 古山惣助「アッ!」 研  「ん?」    「おや?これは一体なんだろう?・・・宇宙局の見取り図だ!」 アキオ「ああ・・・お父さんまた良くないことを・・・」 古山惣助「開いた!」 ジュラル「どけ!邪魔だ邪魔だ!」 古山惣助「何をする!」 ジュラル「これだ!金星基地に関する総資料だ!」 ジュラル「これさえあれば金星はもはや俺たちが侵略したようなもんだ」 古山惣助「アンタ達は一体何ものなんだ!」 ジュラル「我々は目的を果たした、もうお前に用は無い」 研   「待て!ジュラル星人!」 ジュラル「おっ!?」 ジュラル「何!?」 研   「ええーい!」 研「チャージングGO!」 ジュラル「くそぉチャージマン!」 研   「おっ!ええい!」 ジュラル「ぎゃああああああああああ!!!!!」 アキオ 「お父さーん」 古山惣助「おお、アキオか、研君も」 研   「おじさん、明日の日曜夕飯をご馳走になりにいきますよ」 古山惣助「ああ、いいですよ」 アキオ 「じゃ、お父さん頑張って」 古山惣助「じゃ、気をつけてな」 第33話「僕のパパは時代おくれ?」 生徒たち「おはよー!」 研  「ん?オサム君、どうしたの?授業が始まってしまうよ?」 オサム「勉強なんてもう大っ嫌いだよ!」 研  「どうしてさ!あ、まもる君に虐められたんだね?」 オサム「あんな奴ら、誰かに殺されればいいんだよ!」 研  「訳を話してごらんよ、オサム君。」 オサム「僕のお父さんのことなんだよ…」 オサム「僕のお父さんは、今の時代が大っ嫌いだって言って、わざと昔風     の生活をしているんだ…」 オサムパパ「ごらんオサム、綺麗な満月だよ。オサムや、あのお月様には何       が住んでいると思う?」 オサム  「えーと、月には今、基地が五つ、宇宙船と人工衛星が…」 オサムパパ「馬鹿者!そんなことを聞いておらん!」 オサム  「えぇ?でも今、宇宙局じゃあ…」 オサムパパ「大馬鹿者!月にはウサギさんが居て餅をついておるのじゃ!」 オサムパパ「な、何がおかしい!んー…」 オサムパパ「1、2、1、2、よし、よし、よし、よし、あっ…あー…」 オサムパパ「おっ、ちゃっぷちゃっぷらんらんらん」 オサムパパ「あぁ?んー…」 オサムパパ「あぁ…んんー…」 ムーブウェイロボット 「ココハ、ニンゲンノアルクミチデハアリマセン。             ホコウシャハ、ムーブウェイニ、ノリマショウ。」 オサムパパ「どこを歩こうがわしの勝手だい!クソー!あだっ…」 オサムパパ「うひゃー!」 市民A「何びっくりしてんだよオッサン!     最新流行の落下傘ゲームだぜ?知らないのかよぉ!」 市民B「へっへっオッサン時代遅れだなぁ!」 オサムパパ「あぁ、嫌だ嫌だ!機械機械機械!機械が人間よりも偉いと       いうのか!こんな世の中生きていても仕方がない!あー!」 オサムパパ「この世に未練は無い…オサムよ、丈夫に育て…」 オサムパパ「あたー…南無三、もう一度だ、もっと丈夫な枝に…       ん?どうしたことだ!?誰だ!」 ジュラル 「あんたの自殺の手助けをしてやるよ!」 オサムパパ「何ぃ!?」 ジュラル 「さぁ、早く死ね!一人でも多くの人間が死ぬのが、       俺達の望みなのだ!さぁ死ねよ!さぁ!さぁ!」 オサムパパ「断る!お前たちの手は借りん!」 ジュラル 「ふん、死ぬのが怖くなったな!」 オサムパパ「気が変わったのだ!わしは絶対に死なん!」 ジュラル 「大人しく死ね!」 研「ジュラル星人!その人を離せ!」 ジュラル「なにぃ!?おのれ研!」 研「チャージングゴォォォー!」 研「えぇーい!くそっ!あっ!」 オサムパパ「おぉ…」 研「よぉーし!えーい!」 ジュラル「わああぁぁぁー!」 研「それ!」 ジュラル「うわあああああああああぁぁぁぁー!ううぅぉぉぉ…」 オサムパパ「あぁ…」 研    「あっ!オサム君!」 オサム  「お父さん!」 オサムパパ「オサム!」 オサム  「お父さーん!」 オサムパパ「オサム…すまん、死ぬなどわしが間違っていた…」 オサム  「えぇ?じゃあお父さんはもう、時代遅れをやめてくれるの?」 オサムパパ「なにぃ!?馬鹿者!時代遅れとはなんじゃー!」 オサム  「えへへへへへ、えへへへへへへ、えへへ」 研    「あはははは!あはははは!」 オサム  「僕のお父さんは、日本一です。皆が笑ってもいい。       僕はこのお父さんが、大好きなんです!」 ※オサムパパの名前は「三吉」といいます(サントラ冊子より) 第34話「スカイロッド地底に突っこめ!」 研   「吉坂博士、こんな山の中に、工場ができるんですか?」 吉坂博士「うん、今まで山間部の工場建設は不可能とされていたんだが、」     「地熱の利用でそれが可能になったんだ。」 研   「地熱ですか?」 吉坂博士「地球の中の熱じゃよ。火山の多い日本は自然と地熱が高い。」 研   「だから日本は温泉が多いんですね!」 吉坂博士「そう、そこで地熱の発生地点をボーリングし、」     「蒸気でタービンを回して工業用地熱発電を成功させたんじゃ。」 研   「よく分からないんだけど、何の工場ができるんですか?」 吉坂博士「砂鉄工業のコンビナート工場群さ。      研君、これは日本の大いなる飛躍なんだよ?」 研   「博士、今のは?」 吉坂博士「地下で核爆発を起こさせてるんだ。」     「その熱を保存して、      蒸気タービンでエネルギーに変える発電方法もやっているのさ。」 研   「あっ」 吉坂博士「い、今のは何だ?やけに激しかったな・・・      君、急いで着地してくれたまえ。」 パイロット「はい。」 研   「博士え!」 吉坂博士「まさか核爆発を連続させるなど、そんなバカなことは!」 パイロット「博士、この様子では着地は不可能です。」 吉坂博士「よし、ひとまずあの山の頂上へ着けてくれ。」 研   「博士、一体これは!」 吉坂博士「分からん!」 研   「博士!」 吉坂博士「急ごう!」     「一体何が起こったのじゃ!」 作業員A 「よすざか博士!分からねえだ!」     「核爆発をやったらいきなり続けて、いくつも爆発が起こっただよ!」 作業員B 「また次のが起こるかもしんねえぞ!」 作業員A 「それより仲間が閉じ込められてるだ!変な奴らに無理矢理に!」 吉坂博士「なに!?」 作業員C 「オラ見ただ、爆発が起こるめえに、見たこともねえ気味の悪い男たちが、」     「地底現場にへえって行くのをよ!爆発もそいつらの仕業にちげえねえ!」 気味の悪い男「ふふふふふ・・・ コンビナート工場群の建設は絶対に成功させん。」 作業員D   「お、おめーたちは誰だ!」 気味の悪い男「今見せてやるわ!」 作業員一同「あぁ〜」 ジュラル「我々ジュラル星人がこの地球を勝ち取るまで、」     「お前たち人間の文明を全て破壊するのだ。」     「やがて何もかも灰になったとき、」     「我々ジュラル星人がこの地球の新しい支配者になる!」 作業員D 「ふざけるんじゃねえ!好き勝手なことほざきやがって!     「そう簡単に人間様が片付けられてたまるかい!      この俺様を誰だと思ってやがる!」 作業員D  「いやぁ!」 ジュラル 「お前たちはここで死んでもらう。       更に大きな爆発で、お前たちは吹っ飛ぶのだ!」      「ふふふふ、こいつでな!」 作業員一同「あぁ〜」 作業員一同「うわ〜助けてくれ!」 ジュラル「HAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHA!」 研   「チャージングGO!」 ジュラル「よし、引きあげろ!ん、あの音は何だ!」     「くそー、チャージマン研だ!」 研   「たあ〜〜〜〜〜〜!!えい!あ!」 作業員一同「うわぁ〜〜」 研   「えい!やぁ!」 ジュラル「ああ!」 研   「そ−れ(小声)」 ジュラル「いぎゃああああああああああ」     「うげえええええええええええ」     「うううううわあああああああ」 研「あっ!」 作業員一同「た、助かった〜!」      「ありがとー!ありがとー!どうもありがとー!」 研「さよーならー!」 研   「博士、僕一つ、心配なことがあるんです。」 吉坂博士「なんじゃね?」 研   「山奥に、あんな工場ができると、自然の美しい森や川や小鳥たちは・・・」 吉坂博士「はっは、心配いらんよ。工場廃液は工場内の処理タンクで消滅できるんだ。」 研「なんだ、そうか。鳥さんたち、安心して住めるんだよー!」  「あっ!あれええ〜?なんだか、えへへへへへ、えへへへ(ウザ顔)」 第35話「頭の中にダイナマイト」 キャロン「アッー!」 バリカン「オイラはジュースとチョコレートとクロレラキャラメルと、      あとおせんべいと、それから」 研   「えーっと僕はアイスクリームとピーナッツとキャンディと・・・      そしてえーっと何にしようかな」 研    「アッー!」      「どうも、すいませんでしたー」 ボルガ博士「ふふふ、お菓子好きかい?」 研    「うん、大好きさ」 バリカン 「オイラも大好きでゲス!」 ボルガ博士「ほほほほ、そうかね」 男    「あなたがボルガ博士ですね?」 ボルガ博士「君たちは?」 男    「来て下さい」 バリカン「あ、いこうよ研坊、もう映画が始まっちゃうよ」 研   「バリカン、先に行ってて」 研    「ん?」 ボルガ博士「は、離せ!何をする!」 ボルガ博士「うっ!! ぁぁ・・・」 研    「あ!」 研    「あ!」 アナウンサー「次に、東京湾上に建設している海上工業都市の設計者である        西ドイツのボルガ博士が、交友、工業局の局長をはじめ、        科学の権威である吉坂博士など日本を代表する学者        十数名を招いて、宇宙局大ホールでレセプションを開く事になりました」 研   「嘘だ、ボルガ博士はあの時・・・」 バリカン「研坊、どったの?」 キャロン「なんだか顔色が変よ?」 バリカン「あれー?」 キャロン「ほお?」 ジュラルA「レセプションはもう始まっているな?」 ジュラルB「あと30分で日本を代表する学者たちが吹っ飛ぶ訳だ」 ジュラルA「まさかボルガ博士が改造されてるとも知らずにな」 ジュラルA・B「ハハハハハハハハ・・・」 博士たち「元気かね?え?そういうことか」 研   「皆さん!そこにいるボルガ博士は、偽者です!」 博士たち「え、なんだって!?」     「そんなまさか」     「そんなバカな」 吉坂博士「研君、何を言うのだ!」 研   「吉坂博士、僕は見ました!本物のボルガ博士が、どこかに連れ去られるのを!      ここにいるのはきっと・・・」 ボルガ博士「研君」 研    「鏡に映っている!?奴らは鏡に映らないはずだ、       すると、そんな、そんなバカな!」 ボルガ博士「あんまり皆さんを驚かすものじゃないな、坊や」 博士たち 「ハハハハハハハ、ハハハハハハハハハ」 吉坂博士「研君、今日は帰りなさい」 研「そうか、頭の中に爆弾が!」 研「チャージング、ゴー!」 ボルガ博士「何をする」 研    「ボルガ博士、あなたは殺されたんです!その頭の中に爆弾を仕掛けられて、       今のあなたは人間ロボットなんだ!」 研    「ボルガ博士、お許し下さい!」 ボルガ博士「うおぉぉーーーー」 ジュラル 「ああっ!」 研   「かわいそうなボルガ博士、      でもこうして海上工業都市が立派に出来上がりました」 吉坂博士「きっと空の向こうから見ていて下さってるよ」 研   「ええ」 第36話「戦慄!悪魔の病院 」 父  「おお、産まれた、産まれた、産まれたぞ!?」     ハハハハ、産まれた産まれた!かわいいベイビーちゃん、ハハハハ」 父  「男ですか、女ですか?」 看護師「そ、それが、また・・・ああああ・・・」 父  「あのー?」 父  「先生!」 医師 「おそろしい事だ」 父  「ああ!あああああああああ・・・」 医師   「おい、君たち!なぜ医者の指示通りの食事を作らんのだ!?」 緑キシリア「ふふふふふふふ・・・」 医師   「病人や赤ちゃんを産んだ母親たちの様子がおかしい、       一体何を作っているんだ!       調理室長はどこだ!?」 緑キシリア「ふふふふふふふ・・・」 医師   「なぜ黙っている!?」      「どうしたんだ!」      「き、君たちは誰だ!?」 緑キシリア「人類はもう子孫を増やす必要は無い!」 医師   「なにぃ!?」 緑キシリア「ふふ、産まれてくる子供はこの料理に仕込んだ工場廃液で、       みんな人間の形にならないのさ!ただのガラクタになる       やがて地球上には人っ子一人いなくなるんだ、ふふふふふふ」 医師   「き、君たちは・・・!」 医師「うわあああああああああ!!!」 緑キシリア「いないわ!」 緑キシリア「ここにもいない!どの病室もみんな空だわ」 研    「アッハハハハハハハハ」 研「チャージング、ゴー!」 研    「ジュラル星人!患者たちは安全な所へ退避させた」      「もうお前たちの悪い計画は終わりだよ!」 緑キシリア「うぬー、チャージマン、殺してやる!」 研    「それは僕の言う言葉だ!」      「多くの犠牲になった可哀想な赤ちゃんの為にも、       お前たちは許せないんだ!」 緑キシリア「死ねー!」 研    「えーい!」 緑キシリア「あああああああああああ!」 研    「それ!」 研    「料理を作るのをやめるんだ!」 緑キシリア「あ、チャージマン!」 研    「えーい!」 緑キシリア「ああ、あああああああああああ!」 研    「急がなきゃ、他の病院も危ない」 研    「えい!、それ!」 緑キシリア「ああああああ、あああああああ!」 研    「たあーーーーー!」 緑キシリア「ぎゃああああ・・・・」 魔王様  「くそぅ、マッドグリーン作戦は失敗だ!       チャージマン研、今に見ていろ!」 赤ちゃん「おやぁ、おやぁ、おやぁ、おやぁ、おやぁ」 研   「ほら、高い高ーーい、ばー、ばーーー!」 研の一家「ハハハハハハハハハ」 パパ  「研、いち早いお前の働きで、みんなは喜んでいるぞ」 研   「ニュースで奇形児の事を聞いた時、ピーンと来たんですよ」 バリカン「研坊、僕にも抱かせてよ。うーん、可愛いねぇー。      おーよしよし良い子だ、ほぉーら。ありゃー、やられた」 赤ちゃん「おやぁ、おやぁ、おやぁ、おやぁ」 研   「アハハハハハハハハハハ」 第37話「ハイジャックをやっつけろ!」 乗客 「もうすぐじゃないかな〜。あと何分くらい?」 キャロン「おばあちゃんち楽しかったわ〜。」 研 「ママ、今度はいつ行くの?」 ママ 「そうね、夏休みの頃かしら。その時はパパもバリカンも一緒にね。」 研 「バリカンのやつ今頃うちでおとなしくしてるかな。」 革命野郎(三角水玉)「おとなしくスルー!」 研       「ん?・・・アッ!」 革命野郎(無地)  「命が惜しかったら静かにするんだ!」 乗客モブ「ざわざわ。ハイジャック(ハイザック)だ。」    「大変だわ。」 革命野郎(無地)「てめぇら何度言ったらわかるんでい!静かにしろ〜!」 キャロン    「なまこわんわん!」 ママ     「キャロン、大丈夫よ。」 研     「ハイジャックだ。キャロン、おとなしくしてるんだよ。」 研     「ハッ。」 革命野郎(水玉)「抵抗するやつにはぶっぱなすから、覚えてろ!」 研     「3人か、やつらの目的は・・・」 革命野郎(水玉)「おい小僧!」 研     「あっ。」 革命野郎(水玉)「何をきょろきょろしてるんだ!」 研     「よおし、今に見てろ!」 革命野郎(水玉)「みんなよく聞け!俺たちは伊豆の囚人島に捕らえられている      俺たち革命軍の幹部5人と          ここにいる乗客全部の身柄と交換するんだ!」 ママ 「研いけないわ、じっとしてるのよ。      他の乗客のみなさんに迷惑がかかったら大変よ。」 研 「えぇ・・・」 革命野郎(無地)「おい、操縦室に行ってそろそろ行先を変更させろ。」 革命野郎(水玉)「おk。」 研     「ん?」 革命野郎(水玉)「ぎゃ〜。た、助けてくれ!」 牧師     「やめなされ。そんな無益な殺生はやめなされ。」 革命野郎(無地)  「おい、どうした!」 革命野郎(三角水玉)「くそ〜、操縦士のやつめ!」 研         「い、今だ!」 革命野郎(三角水玉)「あぁ〜。」 革命野郎(無地)  「くそ〜、手向かいする気か〜。」 キャロン「こわい!」 革命野郎(無地)「とんでもねぇガキだ。ぶっ殺してやる。」 牧師     「やめなさい。」 研     「アッ!」 革命野郎(無地)「来るな!近寄るな!坊主、近寄るな!近寄るとぶっぱなすぞ!」 研     「ぼ、牧師さん!」 革命野郎(無地)「てめぇ、くそ〜!ぬっ!くっ!くぬやろ!」 研       「な、なぜ?(マゾ?)」 革命野郎(無地)  「うわああああああ!」 革命野郎(三角水玉)「リーダー(?)がやられた!」 牧師「死ね」 革命野郎(水玉・三角水玉)「うわ〜。」 研 「はっ 溶けた!」 牧師 「ふふふふふふ。チャージマン研!今日こそ命はもらった!」 研 「貴様はジュラル星人!」 キャロン「あぁ〜!」 ママ 「あぁっ!」 ジュラル達 「ははは。」 牧師ジュラル「最初からお前を殺す目的で乗り込んだのだ。」 キャロン「こわん。」 研 「くそ〜。」 牧師ジュラル「チケットを全部我々が変装しておさえてな。        だがあの革命野郎の3人だけは    計算外だったというわけさ。とんでもない道草を食ったものだ。」 研   「今だ!」 牧師ジュラル「それ!」 ジュラル達 「ケケケケ。」 研「チャ―ジンGO!」 研   「来い!ジュラル星人ども!」 牧師ジュラル「くそ!効かぬ!」 研   「今度はこっちからだ!」 ジュラル達 「ケケケケ。」 研   「えーい!」 ジュラル  「うおおおお!」 ジュラル  「ああ〜。」 牧師ジュラル「うぇああおおおお。」 研   「アッ!スカイロッド!ママ、早くして!」 牧師ジュラル「うぎゃあ。」 研「さぁ、早く乗ってママ!」  「行け!スカイロッド!」 パパ「いやぁ、おかえり。」 研・キャロン・ママ「ただいま〜。」 パパ 「大変な目に会ったね。ニュースで知ったよ。」 キャロン「ジュラル星人が現れたのよ?」 パパ 「研、よくやったぞ!」 研 「うん!」 パパ 「さぁて、ゆっくりと土産話でも聞くとしよう。」 研 「あれ?どうしたんだいバリカン?」 バリカン「うーん、しょの〜あの〜、お土産は?」 研 「あっ、いっけね〜。ジェット機の中に忘れてきちゃった。  ごめ〜んバリカン、ごめんよ〜。」 バリカン「ちぇっ。つまんね〜の!」 パパ 「バリカン、もう許してあげなさい。」 ママ 「ほ〜んと。」 キャロン・ママ「うふふ。」 研「バリカンほんとに悪かったよ、許してくれよ〜、バリカン。」 第38話「ジュラルのにせ友情作戦」 モブ 「外野行くぞ〜。お〜け〜。ファースト行くよ〜。(?)」 キャロン「がんばってお兄ちゃ〜ん。」 バリカン「がんばれ〜け〜ん!がんばれ〜!」 キノコデブ「それ!」 研  「よっ!」 キノコデブ「あっ!」 キャロン・バリカン「やった〜。」 研「うははは。大ホームランだぞ〜、あっははは。あはは。」 研   「あの〜、ごめんください。」 少年ジュラル「これでしょ。」 研   「ごめんなさい。ガラスは弁償します。」 少年ジュラル「いや、いいんだよ。それより野球っておもしろい?」 研   「うん!おもしろいよ。よかったら君も仲間に入れてあげるよ。」 少年ジュラル「僕病気なんだ。だから、いつもうちの中にしかいられないんだよ。」 研   「ふ〜ん(食い気味)。それじゃぁさびしいだろうね。」       「よかったら僕今度、遊びにきてあげるよ!」 少年ジュラル「えっ、本当?」 研   「うん、本当だよ!じゃあね〜。」 少年ジュラル「きっとだよ、待ってるからね。」 キャロン「あはは。つめた〜い。」 バリカン「あははは。キャロンちゃん冷たいよ、冷たいよキャロンちゃんえへへ。」 研「へぇ〜、君んちプールもあるんだね。すごいな〜。   で、このうちには君の他誰もいないの?」 少年ジュラル「パパとママは海外旅行。ここに住んでるのは僕と」 執事ジュラル「お坊ちゃま、テニスコートの準備ができましてございます。」 少年ジュラル「君、テニスできるぅ?」 研   「うん、でも、君は体が・・・」 少年ジュラル「大丈夫、テニスには自信があるんだから〜。」 研   「よ〜し決まった。やろうよ!」 バリカン「あはは。キャロンちゃんちべたいよ〜ほんとに〜。」 キャロン「あはは。あ、お兄ちゃん。どこ行くの?」 研 「テニスだよ。よかったらキャロン達も後でおいでよね。」 キャロン「うん。あはは、あはは。」 バリカン「あはは。ちべた〜いちべたい。」 研     「そら!え〜い!」 少年ジュラル「そ〜れ!」 研     「よっ!」 少年ジュラル「え゛い!」 研   「よいしょ!」 少年ジュラル「よいしゅ!」 研   「それ!」 少年ジュラル「さぁ、行くよ!それぇ!」 研   「よっ!あぁ、これは、なんだか頭が・・・」 執事・少年ジュラル「へっへっへ。ふふふ。」 ジュラル  「うまくいったぜ。」 ジュラル  「おう。」 ジュラル2人 「ははは。」 キャロン「あ〜楽しかった。」 バリカン「ねぇテニスやろうよ。」 キャロン「あ〜ん。」 バリカン「たた、助けてよ〜。だ、出してよ〜何すんだよ〜。」 キャロン「あ〜ん。いや〜いや〜ん。      出してよ〜助けてよ〜。お兄ちゃ〜ん、あ〜ん。」 バリカン「助けてよ〜。やめろよ何すんだよ〜。出せよ出せよ〜。      何すんだよ〜何すんだよ。  キャロン、研坊探してくるから待ってるんだよ!  研坊のやつどこ行ったのかな〜。ハッ!」 ジュラル「ふふふ。さ〜てと、研の解剖でも始めるか。それ!」 バリカン「ハッ!研坊あぶな〜い!」 研 「ハッ!」 ジュラル「ハッ!貴様!」 バリカン「よいしょ〜。」     「けけ研坊、ジュラル星人だよ〜。」 研 「よ、よくも騙したな!」     「チャ―ジンGO!」 ジュラル「おっ、チャージマ、アッー!」 研 「それっ!」 ジュラル「あ〜。うわ〜あ〜!」 「うお〜!」 「う〜わ〜!」 研 「ん?」 バリカン「たたた助けて〜。      くるし、けけ研坊助けて〜。      苦しいよ〜助けて〜。たた助けて。」 ジュラル「研!銃を捨てろ!さもないとこの出来損ないを!」 研 「卑怯者!」 ジュラル「HAHAHA。おっ!」     「ぐわ〜。」 研 「あの少年と召使いがジュラル星人だったのか・・・」 キノコデブ「行くぞ〜。」 モブ   「おっけ〜。」 キャロン 「お兄ちゃん頑張って〜。」 バリカン 「頑張れ研頑張れ〜。」 研  「そぉれ!」 モブ 「あぁ〜。」 バリカン「やった〜。」 キャロン「ホームラン!」 モブ 「また飛んでった。」 研 「えっへへへ。連続大ホームラン。あはは。ん?」 おばさん「すみませんじゃすみませんよ。」     「ちゃんと買って弁償してもらいますからね。  それまでボールは返さないわよ!」 研・モブ「すみませ〜ん。」 ※執事の名前は「克麿」(サントラ冊子より) 第39話「美人ロボットは殺しの使者」 キャロン「らんらんらんらん。」 ママ 「いつものお店よ。夕方までには戻ってきますからね。  2人とも大人しく留守番してるんですよ。」 研 「お土産忘れないでね、ママ。」 キャロン「お兄ちゃん、私とママは美容院へ行くのよ。」     「遊びに行くんじゃないんですからね。」 バリカン「キャロンちゃんは美容院なんか行ってもしょうがないのに、ねぇ研?」 研・バリカン「ふふふ。」 キャロン「まぁ!バリカンったら。」     「いいわ、見違えるようになってくるから。」 ママ 「さ、キャロン、行きましょ。」 キャロン「はい、ママ〜。」 研 「ちぇ、つまんないな〜。」 バリカン「研!空手ごっこでもしようか。」 研 「うん、おっけ〜。」     「こ〜い、僕はドラゴンだ。」 バリカン「こしゃくな、俺様はタイガーだ!てや〜い!」 研 「お?あ〜。」 バリカン「いって〜。」 研 「あっはは、あははは。」 バリカン「無敵のタイガーを笑ったな!」     「よ〜し必殺タイガーチョップを受けてみよ!」 美容師ロボット 「いらっしゃいませ。」 美容師ロボット達「どうぞこちらへ。お好みのヘアースタイルをお選びください。」 キャロン   「まぁ素敵!私これがいいわん!」 美容師ロボット「冷たいオレンジジュースをどうぞ。」 ママ    「あ、どうも。」 ジュラル達「ケケケ。」 ジュラル「ははは。睡眠薬がよく効いたと見える。」     「この2人を俺たちの自由になるように改造するのだ。」 ジュラル「そうしておいて2人に研を殺させる。ふひひ。面白いぞ!」 ジュラル「連れていけ!」 ジュラル「はっはっはっは。」 バリカン「キャロンちゃん驚くかな〜。」 研 「冷やかしてやるんだよ〜。えへへへへ」 バリカン「これで退屈解消だ!あっ!」 研 「おっ?バ、バリカン!火事だ!」 バリカン「消防ヘリも出動だ。」 研 「急ごう!」 バリカン「けけ研坊、美容院の方ですよ〜。」 研  「アッ!マ、ママ!」 バリカン 「キャロンちゃ〜ん。」 美容院店主「あぁ、泉さんの坊ちゃん。大変です、大変なんですよ。   お母さんも妹さんもジュラル星人に捕まって・・・」 研  「えぇ〜?」 ジュラル「手術開始、スイッチオン! 「ふふふ、お前たちは俺たちの奴隷になるのだ。」     「我々の指図通りに動くロボットのようにな!ははは。」 バリカン「研坊、あそこだ!」 研 「よしバリカン、待ってろ!  チャ―ジンGO!」 キャロン「あ〜ん。ママ〜!」 ママ 「あっ!」 ジュラル「なんだ!?」 研 「ジュラル星人、卑怯者!」 ジュラル「小癪な研め!」 研 「それっ!え〜い!と〜!えいっ!」 ジュラル「ぎゃああ〜。」 「ぐわ〜。」 ママ 「はぁ・・・」 研 「ははは。おう〜。」 キャロン・ママ「おほほ。うふふ。」 第40話「疾走!殺人ハイウェイ」 謎の女 「ねえ、そこの坊や」 研   「何ですか?」 謎の女 「あたしと競走しない?」 研   「競走?ここはレース場じゃありませんよ。僕は嫌ですね!」 謎の女 「あら意気地が無いのね男の子のくせして」 研 「関係無いでしょ、そんな事」 キャロン「そうよ、こんなハイウェイの真ん中で競走なんてしたら他の車が迷惑よ」 研   「ああいう大人がいるから困るんだよ」 キャロン「そうよ。あ、お兄ちゃん」 キャロン「どうする気かしら」 研   「相手にしないだけの事だよ」 キャロン「お兄ちゃん」 キャロン「お、お兄ちゃん」 バリカン「研坊」 研   「ううっ!」 キャロン「いたーい」 バリカン「う、いってー・・・」 研   「あ!ああああ!!」 研   「ふう・・・」 バリカン「助かったー・・・け、研坊、さっきの車が!」 研   「何!?」     「くっそー、しつこいな!」 研   「くそー、僕を怒らせようとしてるんだ、その手に乗るか」 バリカン「研坊、何とかしてよ」 キャロン「ひどいわ、あの車」 研   「その手に乗るもんか」 研   「くそー、まだやる気だ。」     「あ!鏡に映らない!」 研   「ジュラル星人だ!」 研   「あ!」     「ああ!」 バリカン「あららら研坊」     「とととと止めてよぉ」     「早く止めて目が回るよぉ」 研   「ふー、助かった・・・」 バリカン「あら、研坊あれ!」 研   「しまった、挟み撃ちだ!」 研   「それ!」     「チャージング、ゴー」 研   「よし、今だ!」 ジュラル「ぎやあ、ぎやああああ、ぎやああああああ!」 キャロン「さすがお兄ちゃんね」 バリカン「さっすがー」 キャロン「お兄ちゃん、スピードをばかり出すのがドライブじゃないわよね」 バリカン「へー、キャロンちゃんは本当はぶっとばしたいんでしょ」 キャロン「ち、違うわよぉ!」 キャロン「お先に」 三人  「ハハハハハハハハハハハハハハ」 第41話「シンデレラの少女」 ミリキ的「どいてよ」 黒ゴボウ「ああ、早くしないと三郎さんの誕生パーテーに遅れちゃうわよ」 ルミ子 「ごめんなさい」 黒ゴボウ「お母様私キレイ?」 ミリキ的「あたしミリキ的?」 デブママ「もちろん二人とも素敵よ。      中村のおぼっちゃまに気に入られるようにするんだよ」 黒ゴボウ「はーい」 ミリキ的「フン!」 デブママ「なにさその顔は。      死んだお前の両親が少しでも金を残してりゃあ、      もうちょっとマシな扱いをしてやるとこだけど。      フン、無一文だからね、置いてもらうだけでも有難いと思うんだよ!      何をボヤボヤしてるんだい!早くご飯の支度をおし!」 ルミ子 「はい」 デブママ 「ふぁ〜、眠くなった。さ、早いとこ片づけて洗濯をしときな!」 ジュラル聖人「ふふふふふふふふ」 ルミ子 「まあ、あなたは誰ですか?」 ジュラル聖人「君も楽しいパーティーに行きたくならないかね?」 ルミ子 「ええ、でも私・・・」 ジュラル聖人「行ってきなさい」 ルミ子 「うわぁ〜、素敵!」 デブママ 「ふぁ〜、喉がかわいた」 デブママ  「あ、お前さん誰だい?まぁ〜ルミ子、        おまい一体どうしたんだいその格好は?」 ジュラル聖人「さあお嬢さん、行きましょう」 デブママ  「ちょいと、待ちなよ。その子を連れて無断でどこへ行くのさ、        あたしの大事な姪なんだからね」 ジュラル聖人「ほら、こいつをとっときな」 デブママ  「ん?っへへへへ、もの分かりがいい人だね。        分かりゃあいいんだよ分かりゃあね」 ジュラル聖人「さあお嬢さん、早くしないとパーティーが終わってしまうよ」 ルミ子   「じゃあ叔母様行ってきます」 デブママ  「ふふふふ、これはたんまり入っていそうだよ」 デブママ「ああ、いた、いたたた、ああ、痛い、痛い、ああ・・・」 バリカン「すげえケーキだな」 研 「当たり前さ、三郎君のお父さんは航空会社の社長だもの。お金持ちさ」 三郎 「みんな、今日は僕の誕生日に来てくれてありがとう。      これからダンスパーティーを行います」 キャロン「まあ素敵。あたし三郎さんに踊ってもらおうかしら」 バリカン「ケッ、ダンスなんかつまんねぇや」 黒ゴボウ「三郎さん私と踊りませんこと?」 ミリキ的「あら姉さん私が先よ」 黒ゴボウ「お前は引っ込んどいで」 ミリキ的「何よ下手なくせして!」 黒ゴボウ「もう一度言ってごらん、こらー!」 ミリキ的「やるかこの黒ゴボウ!」 研   「これじゃキャロンの出る幕じゃないね」 キャロン「つまんないの」 キャロン「まあ!」 黒ゴボウ「ちょっとルミ子じゃないの!」 ミリキ的「何しに来たのよ!」 ルミ子 「あ、お姉さん」 黒ゴボウ「帰んな!」 三郎  「あ、危ない!」     「君たち、乱暴な事はやめたまえ!」 黒ゴボウ・ミリキ的「まあー」 ルミ子 「どうもありがとうございました」 三郎  「あ、あの・・・ぼ、僕と踊ってくれますか?」 ルミ子 「まあ私と?ええ、いいわ」 黒ゴボウ・ミリキ的「くやしー!」 キャロン「ふふふ、あの子たちフラれたわ」 研   「おい、キャロン・・・」 バリカン「やっぱ社長さんの家って広いな」(←絵コンテより) バリカン「あら?」 ジュラル聖人「ふふふ、みんなの注意をあの子に向けておいて・・・」 男     「おい早く探せ」 バリカン  「ああ、どどどど泥棒だ!」 キャロン「まあ素敵。まるで王子様とお姫様ね」 バリカン「研坊、ちょっと」 ジュラル聖人「あったぞ!」 男     「うむ、まさしく新型旅客機No.8型機の設計図だ」 ジュラル聖人「ふっふっふ、これにちょいと工作しておけば、大変な事になるぞ!」 研 「待て!」 二人「お!?」 研     「そうはいかないぞジュラル星人!」 ジュラル聖人「貴様はチャージマン研!」 男     「くそう・・・」 ジュラル「キェェェェェェェェ!!」 研「チャージング、ゴー!」 ジュラル「キェェェェェェェェヒヤァァァァァァァァ!!」 研   「それ!」 ジュラル「ぐおおおおおおおおお!!」 ジュラル「メェェェェェェェェェェェイチャァァァァァァァン!!ヒヤッ!!」 研   「ああ!!ああ・・・」 ジュラル「ヒヒヒヒ、ヒャーハー!」 ジュラル「ぐああああああああああ!!」 研   「あ!」 バリカン「研坊、大丈夫?」 研   「うん」 ミリキ的 「あいた」 三郎の執事「あなたたちのような乱暴で下品な人は、       もう二度と三郎ぼっちゃまに近寄らないで下さい!       分かりましたか!」 ミリキ的「くやしー」 黒ゴボウ「バッカヤロー、誰が近付くものかー!」 二人  「うう・・・お母様ー」 ※ミリキ的「タマ子」黒ゴボウ「ヒデ子」ルミ子の叔母「銀子」(サントラ冊子より) 第42話「空軍基地が狙われている!」 偽タモリ 「よーく頭の中へ叩きこむんだ」 男    「俺達には入れなくても、子供のお前なら基地の奴らも油断するだろう」 万引き少年「で、でも僕出来ないよ」 偽タモリ 「やるんだ小僧!あの事をバラされてもいいのか、えー?」 子供A   「ハハハハ、かわいいなぁ」 子供B   「面白いわー」 万引き少年「うまいうまい!これからは僕たち友達だ、仲良くしような、オイ!       パパもママも仕事で昼間はいつも僕ひとりぼっちなんだ。       でも、もう違うよ。君と友達になれたんだ。       ねえ、何して遊ぼうか?       えーっとそうだな、鬼ごっこ、それとも・・・」 万引き少年「何するんだ!」 偽タモリ 「小僧、見ていたぞ。とんでもない事をしたな」 万引き少年「あ!もうしないよ・・・おじさん許して」 偽タモリ 「駄目だ。さあ警察へ行こう」 万引き少年「初めてなんだ。あのロボットが面白かったから・・・」 偽タモリ 「おじさんの言う事を聞くか?そうすれば許してやらん事もない。       ふっふっふっふ・・・」 万引き少年「ん、苦しい・・・」 偽タモリ 「じゃあいいか、言われたとおりやるんだな!」 空軍大佐「この戦闘機はパトラル光線を積んでいて、      地球を侵略する宇宙人に備えてあるんだ。      まだ、一度も飛んでいないのさ」 研   「うわあ、飛ぶところ見たいなぁー、いつ飛ぶんですか?」 空軍大佐「それは極秘なんだ。だがその時、また吉阪博士の許しがあれば、      特別に研君に見せてあげよう」 研   「今日はありがとうございました。じゃ、僕帰ります」 空軍大佐「ゲートで私の名前を言いなさい。君の妹さんたちはどうしたのかな?」 研   「そのへんにいると思います。では!」 研「キャローーーーーン、バリカーーーーーン!どこ行っちゃったんだろう?   おかしいなぁ・・・   ん?電気室の扉が開いてる・・・」 研    「誰、そこにいるのは?」 万引き少年「あ!」 研    「君、何をしてる?」 万引き少年「僕・・・」 研「何か悪い事をしようとしているんだね。訳を話してごらんよ」 偽タモリ「そろそろだな。ようし、うまく電源を切ったようだ」 偽タモリ「よし、行こう!」 偽タモリ「これだ、かかれ」 偽タモリ「この戦闘機を爆破させれば、      こいつ自身の装備しているパトラル光線機が更に大きな爆発を起こし、      この基地はぶっ飛ぶ訳だ。ハハハハ・・・」 研   「そうはいかないぞ!」 偽タモリ「ん!?」 研「チャージング、ゴー!」 偽タモリ「貴様は!」 研   「チャージマン研だ!覚悟しろ!」 偽タモリ「んんんん、小癪な!」 研   「は!」 ジュラル「うおおおおおおおおお!」 バリカン「研、しっかりー!」 キャロン「きゃあああああ」 ジュラル「ぐあああああああああ!」 二人  「ふう・・」 研   「あ!」 研   「うっ!!ああああ!!」 ジュラル「ぐあああああああああああ!!」 空軍大佐 「研君、君のお陰で危ないところ、この基地が救われたよ。       また遊びに来たまえ。       その時は君も一緒にな」 万引き少年「ありがとう。僕もう悪い事はしないよ」 研    「うん、約束だ」 第43話「カメラのファインダーを覗け!」 バリカン「大丈夫かなぁー。研坊は剣道始めてまだひと月だって      いうのにもう師範代と勝負するなんてまったく無茶だよ」 研 「やぁ!めん!」 師範代「たぁ!」    「えい!」 研  「あっ」 師範代「えい!」 バリカン「はりゃあー、ちゃだためあたま!」 師範代「はぁ!」 研 「アアッ!」 道場の先生「よし、二人ともそれまで!」 師範代「よくやったなぁ研君」 研 「まだまだ、未熟ですよ」 師範代「いやぁ君は見込みがあるよ、これからもがんばりたまえ。     はっはっはっはっはっは」 バリカン「けけけ研坊、尾行でもしてさっきの仕返しでもする気かい?」 研   「しーっ、とにかくこのカメラで見てごらんよ」 バリカン「うん、あらぁ?」 バリカン「あらぁ、あの人映ってない!      と、とするとーあの人は地球人に化けたジュラル星人?」 研   「あの道場に流れてきて師範代になったけど、      道場主の先生がどうも様子がおかしいって言うのさ。それで」 バリカン「なるほど〜、研坊のパパと先生は友達だから      それで研坊が調べるために急いで剣道などはじめたわけか」 研   「でもあの人は…とてもいい人のようだけど      あっ!いない。よしいってみよう!」 バリカン「うん」 師範代 「この町の人々を皆殺しにするのが僕の任務だ。しかし、僕は…」 ジュラル「J7号!なぜ任務を果たさぬ!」 師範代 「あっ!」 ジュラル「答えろ!」 師範代 「僕には出来ない!」 ジュラル「何ぃ?」 師範代 「そりゃあ、科学力は確かに、      我々ジュラル星人の方がはるかに優れている!      しかし、地球人は我々の失った尊いものを持っている!」 ジュラル「ふん、青臭いことを言うな!地球は侵略するためにある。      ただそれだけだ!」 師範代 「心だよ!感情だよ!地球の人々は守りあっている!      美しいものに泣く事さえあるんだ!」 ジュラル「ふん、こいつ頭がおかしいぜ(お詳しいぜ)」 ジュラル「そんな奴は殺してしまえ!」 師範代 「あああ やめろ、僕なんかを殺して何になる!      それより我々ジュラル星人も失ったものをもう一度、      もう一度取り戻すんだ!」 研   「あっ お兄さん!」 ジュラル「っ、研だ」     「ちょうどいいやっつけろ!」 研   「くそぉ ジュラル星人め!」 研「チャージンゴーーーー↑↑」 ジュラル「へっへっへっへっへ」 バリカン「あっ 研、はりゃあ」 研   「それ!」 ジュラル「うわぁああああああ」 研   「ええい!」 ジュラル「うわぁあああああ」 ジュラル「ひいぃいぃいぃい」 研   「アルファガン!」 ジュラル「うわぁあああああ」 研   「は、離せ!離すんだ!」     「えーい」 ジュラル「あああぁあああぁあああ」 バリカン「研坊!ジュラル星人の中にも      師範代のような優しい人もいるんだね」 研   「違う違う、あの人は」 バリカン「研坊、あの人好きだったんだね」 研   「うん、お兄さんみたいだったよ」 第44話「研の偽者をやっけろ!」 渚先生「青木君」 生徒 「はい」    「いすぃ君(石井君)」 生徒 「はーい」    「泉君」 渚先生「泉君は?」 モチ代「先生、泉さんは今日も休みです」 渚先生「変ねぇ、いつもあんなに元気な泉君が」 渚先生「えーと、泉君の家はたしかこのへんだけれど    「あっ泉君今君のうちへ…」 偽研 「来て、どうすんですか?」 渚先生「だって病気でしょ、具合は?」 偽研 「なんともないですよ先生」 渚先生「ともかくおうちまで行きましょう?」 偽研 「来られちゃ困るんだなぁ」 渚先生「ええ?」 渚先生「ああ…」 偽研 「ふっふっふ、研と同じ所へ放り込んでおけ。研の奴いまごろは」 研  「ぁっ ここはどこだ?ぼ、僕はなぜ…そうだ あの時」     「(学校からの帰り道・・・)」 ガヤ 「ふふふふふふふふ」 研・ガヤ「はははははは」 研  「う、うぅ」 ガヤ 「ひひひひひひひ」 研  「あのロボットピエロと子供達が…ちっきしょぉ〜ここから出せぇ!」 ジュラル「へへへへははははははふふふ」 渚先生 「ああん」 研   「渚先生、どうして」 渚先生 「大変よ、今あなたの偽物が」 研   「えっ」 バリカン「ん、んーおいちー」 偽研  「うんま〜い。お?」 バリカン「でぁあああ!」 偽研  「何するんだよ!」キャロン「ええい!ええい!ええい!」 偽研  「な、何するんだ 何するんだよ二人とも!」 パパ  「これはガン細胞を消滅させる特殊光線アトスミヒだ。      パワーアップすれば生物はどろどろに溶けてしまう」 偽研  「パ、パパ!」 ママ  「上手く化けたつもりかもしれないけど私たちの目はごまかせないわ      研はご飯の時にちゃんと手を洗うし、トマトジュースなんか大っ嫌いよ。      それに学校は休まないわよ」 バリカン「それに、鏡に映らないぞ!お前は人間じゃない!」 パパ  「本物の研はどこにいるんだ!」 パパ  「言え!研はどこだ!」 渚先生 「泉く〜〜ん!(ミクミク〜)」 研   「渚先生、くそぉ 光がなくては変装出来ない!光がほしぃ〜!」 ジュラル「やばい!警官隊が来るぞ!」 ジュラル「何ぃ!」 キャロン「お兄ちゃーん!」 バリカン「けーん!」 ジュラル「研に化けたK-11号が失敗したんだ」 ジュラル「よーし、地下にいる研をやってしまおう!」 渚先生 「あー!ああー!」 研   「くっそぉ 石がしめってて…」 研   「やった!」     「チャージンゴー!」 研   「それー!」     「ええーい!たぁ!」 ジュラル「うわー!」 渚先生 「青木君」 生徒  「はい」     「いすぃ君(石井君)」 生徒  「はーい」     「泉君…泉君は?」 モチ代 「てんてー(先生)泉さんは来ていません」 研   「ぃいっけねぇ 遅刻しちゃったぁ」 渚先生 「泉君?」 研   「えへへへへへ」(ウザ顔) 第45話「鳩時計が3時を指したら」 (絵コンテだと「殺人鬼キャロン」) ピアノの先生「それじゃあ泉君、今のところをもう一度やってみたまえ」 キャロン  「はい」 キャロン  「あのぉ、すいません」 ピアノの先生「いいんだよ、間違えそうになったら ほら、あれをごらん」 キャロン  「あっ?」 ピアノの先生「上手くかかったようだ」       「いいか泉キャロン、わしの言う事を聞くのだ。        今夜3時お前の兄さんを殺すのだ。        わかったな?わかったら今日はもうおかえり」 キャロン「はい」 劇団ジュラル「ひひひひひひ」 ピアノの先生「さぁ3時だ!チャージマン研を殺すのだ!君の兄さんは        悪い人間なのだ!君の手で、兄さんを殺してしまうのだ」 バリカン「ん、つまみ食いは格別美味しいや、ありゃ?」 キャロン「フフフフフフ」 バリカン「今頃どーしたんだろう?よぉし行ってみよう!」 キャロン「えええーい」 バリカン「ああえ あちゃちゃちゃ〜!うきゃきゃきゃきゃ」 研   「あっ!」 キャロン「ええい!」 研   「おい、キャロン な 何をするんだ!よせ危ないじゃないか!      な、何をするんだ」 キャロン「悪い人間は殺してやる!待てー!お兄ちゃんは悪い人間だ!」 研   「キャ、キャロン 気でも狂ったんじゃないのか!?おい!」 パパ  「あっ」 ママ  「キャロン!」 キャロン「殺してやるぅ〜!」 研   「キャロンよせ 危ないじゃないか!」 パパ  「キャロンやめなさい」 キャロン「離してよ、お兄ちゃんを殺してやるぅ〜!」 ママ  「キャロン!」 キャロン「ああ…」 ママ  「キャロンいったいどうしたの?」 キャロン「わからないわ!      ピアノが聞こえてきて3時になったら先生がお兄ちゃんを!」 研   「そうか、キャロンはそのピアノの先生に操られていたんだよ      これはきっとジュラル星人の仕業に違いない!」 ピアノの先生「ンフフフフフ、今頃あのチャージマン研もあの世かははははは」 研     「HAHAHAHAHAHAHAHA!そう簡単に殺されてたまるものか!」 ピアノの先生「あっ、チャージマン研!さてはキャロンのやつ!」 キャロン  「そうよ!私の大事なお兄ちゃん殺せやしないわ!」 ピアノの先生「くそーやっちまえー!」 ジュラル「ははははははは」     「ひひひひひ」 研   「チャージンゴー!」 研   「ええーい!」     「よーーし!」 ジュラル「うわぁああああああ!」 研   「よっ!」 ジュラル「ぎゃおあああああ」 キャロン「お兄ちゃん!」 研   「うん」 キャロン「ああ、」 研   「おや?」 キャロン「いひひひひ 間違えちゃったぁ」 泉一家 「AHAHAHAHAHAHAHA」 第46話「恐怖!白髪老婆の家 」 一同 「あはは。」 バリカン 「へへへ。」 研 「いってきま〜す。」 ママ 「いってらっしゃ〜い。気をつけてね〜。」 ストーカー   「ただいま研がサイクリングに出発しました。」 バリカン 「ちきしょ〜、惜しいな〜。」 研 「うふふ。車と競争したってしょうがないさ。」 モチ代 「面白いわね泉君、そのおじいさんロボット。」 清     「若い時はスピード狂だったんじゃないのかい?」 一同      「・・・・・・・・・・・・」 キャロン 「お兄ちゃん、お天気がおかしいわ。」 研 「降られたら大変だ。急ごうぜ。」 研 「あそこで、雨宿りさせてもらおうよ。」 モチ代・清   「すいませ〜ん。」 モチ代 「変ね、誰もいないのかしら。」 清     「空き家かな〜。」 白髪老婆 「なんじゃな。」 研 「あ、雨宿りさせてくれませんか?」 白髪老婆 「あ〜、よかろう。入んな。」 研 「すいませ〜ん。雨宿りのつもりがご飯まで。」 白髪老婆 「この雨は明日まで止まねぇ。泊まってったらえぇ。」 モチ代 「お婆さん一人で寂しくありませんか?」 白髪老婆 「そんなことは心配せんでもえぇよ。」 キャロン 「怖い!」 モチ代 「何かしら。」 清     「きっと雨や風の音さ。          ほら、研君はあんなによく眠っているじゃないか。」 バリカン 「ありゃりゃりゃ。ありゃりゃ、ありゃ何の音でしょ。ありゃ。  ちょっとオイラが様子を。アイヤー。」 モチ代 「あ〜!」 白髪老婆 「ふふふ。ひひひ。ん?」 キャロン 「お兄ちゃん起きて!」 清     「研君!」 モチ代 「泉君!」 白髪老婆 「ふふふ。研は眠り薬で起きはせん。          わしたちジュラル星人の罠にまんまとはまりおってな。」 清     「僕たちを一体どうするんだ!」 白髪老婆    「お前たちは別のところで磔だ。研はここで死ぬのだ!それ!」 ジュラル達 「ケケケ。」 キャロン・モチ代「あぁ〜ん。」 バリカン 「くそ〜。あけりょ〜。あけりょ〜。研、起きてよ!」 バリカン 「研は起きないし困ったな〜。あぁ〜。ぼけなす!」 研 「あ、い、てて〜。」 バリカン 「けけ研坊、毒ガスですよ!」 研 「こ、ここはど、どこなの〜?」 バリカン 「あの老婆はジュラル星人だったんですよ。  キャロン達は連れ去られて、あたしたちはここで。」 研 「くそ〜、ジュラル星人め!」         「チャ―ジンGO!」 ジュラル達 「ふふふ。」 キャロン 「お兄ちゃ〜ん!」 白髪老婆 「呼んでも無駄じゃ。  あぁ〜。」 ジュラル 「うわ〜。」 研 「さぁ、もうすぐ海が見えてくるぞ!」 キャロン 「早く見たいわん!」 モチ代 「バリカンさんは泳げるかしら。」 清     「放り込んでみようか?」 バリカン 「冗談じゃないよ。風邪ひいて死んじゃうから!ふ〜ん。」 一同 「あはは。」 第47話「ジュラルの大逆襲」 魔王様 「もう我々は、地球をこの手に握ったも同然である!  地球人の科学力はジュラル星の500年前だ!  奴らがどんな武器を使い、          束になってかかっても我々に勝てるわけがない!  この上は、一日も早く地球を征服し、          死にかけているジュラル星の仲間を呼び集め、  再び平和と反映を取り戻さねばならぬ!」 ジュラル達 「おー(約2名)」 有能ジュラル 「魔王様!一つ気がかりなことがあります。          例のチャージマン研と名乗る恐るべき少年のことでありますが!」 魔王様 「気にするな!人類とて必死だ。それぐらいはやるだろう。  しかし、それぐらいが精一杯の能力よ。」 有能ジュラル 「魔王様!しかしそのチャージマン研に我々の仲間が大勢やられ、  我々の地球侵略は思い通りの成果をあげられずにおります。」 魔王様 「ふんっ。たかがチャージマン研ごときに構うな!          X部隊、ただちに地上都市へ出動!」 バリカン 「ありゃ〜、うまそ〜。」 研 「バリカン、意地汚いぞ。ストロー使って飲みなよ。」 パパ 「いいじゃないか。研だって時々やるぞ。」 ママ 「まぁ、あなたったら。」 研 「へ、知ってたのか〜。えへへへ。」 キャロン 「うふふ。パパ、たまのお休みだからどこかへ連れてって〜。」 パパ 「キャロン、すまんがパパは用事があるんだ。」 研 「よし、僕と空港を見に行こうよ。いいでしょ?パパ、ママ。」 ママ 「気をつけて行くんですよ。」 研 「よし、行こう。」 キャロン 「うん。」 バリカン 「ねねね、オイラも連れてってよ〜。          ねねね〜、オイラも連れてってよ〜。」 警官A 「おい、なんだありゃ。」 警官B 「え、円盤だ!(?)」 警官2人 「うわ〜。」 バリカン 「すげ〜、かっこいい〜。」 キャロン 「お兄ちゃん、今の飛行機は何?」 研 「あれは原子力ジェットさ!ニューヨークまで1時間なんだよ。」 キャロン 「へぇ〜、あ、あれは?」 研 「月へ飛ぶ宇宙船を中継する宇宙船ジェットSA!」 キャロン 「お兄ちゃん何でも知ってるのね。」 研 「タネを明かすとね、          実はみんな吉坂博士やフロイド博士に聞いたんだよ。」 バリカン 「う〜ん、うめ〜。」 研 「よ〜し、今度はちゃんとストローで飲んでるんだね。アッ!」 キャロン 「あ〜ん。」 研 「あっ?はっ!          あれはジュラル星人の円盤だ!  キャロン、バリカン、ここでじっとしてるんだよ!いいね!」 バリカン 「うん!」 キャロン 「お兄ちゃん怖い!」 研 「チャ―ジンGO!」 ジュラル 「な、なんだあれは?」 ジュラル 「あれはチャージマン研だ!」 研 「よ〜し、今度はこっちの番だ!          やった〜!」 魔王様 「くそう、小癪なチャージマン研!          俺様のこの手で必ずお前を倒す!」 第48話「孤島の対決!」 老婆 「ふふふ。」 研 「お、お前は・・・」 老婆 「ひひひ、チャージマン研、喋りたくても声が出まい。  スカイロッドも呼べまい。ふふふふ。」 研 「うっ、うっ。」 老婆 「まんまと罠にはまりおって。          ここは南海の孤島じゃ。上を見ろ。  ハゲタカ達がお前の死ぬのを待っているのじゃ。          ここがお前の死に場所さ!  散々わしたちの仲間を葬ってくれたお礼だ!          さらばじゃ、チャージマン研。」 研 「くっそ〜。          の、喉がカラカラだ。あぁ・・・う、あ〜。」 モブ少年・少女 「さようなら〜。」 研 「さようなら〜。」 チンピラ    「このババア!人にぶつかっておいてただで済むと思ってんのか!」 チンピラ 「有り金出しなよ!」 老婆 「勘弁してくださいよ          あたしゃこのお金をあげてしまったらもう・・・」 チンピラ 「うるせえババア!このやろ!」 研 「やめろ!なんて酷いことをするんだよ。」 チンピラ 「何を小僧!お前も痛い目に会いてえのか!」 研 「え〜い!それっ!」 チンピラ達 「うっ、ぐわ〜。」 チンピラ 「くそ〜、覚えてやがれ!」 研 「お婆さん、お怪我はありませんでしたか?」 老婆 「あいつらめ、鬼じゃ〜。こんな年寄りを・・・」 チンピラ 「上手くかかったな〜。」 チンピラ 「これでチャージマン研も一貫の終わりさ。」 チンピラ達 「ははは。」 研 「お婆さん、よかったら僕が東京を案内しましょう。」 老婆 「え、坊ちゃんが?あたしゃもうなんとお礼を言ったらいいか。」 研 「じゃ、僕家に電話してきますよ。」 老婆 「ふふふふふ。」 研 「じゃあ行きましょう、お婆さん。」 老婆 「これを飲んじまわないともったいないよ?」 研 「そうですね。」 老婆 「ふふふ。」 研 「お婆さん、ここが皇居ですよ。」 老婆 「ほ〜。すごく立派なもんじゃね〜。」 研 「今ではこんな建物はもうどこへ行っても見られないんですよ。」 老婆 「ふ〜ん、そうかい。」 研 「うっ!うぅ・・・」 老婆 「ど、どうしたんだね坊ちゃん!」 研 「喉が・・・うっ!あぁ、身体が痺れてきた。」 チンピラ達 「はははは」 研 「はっ。そうか、あの時のお婆さんが!うぅっ!  の、喉が焼き付きそうだ。み、水〜。  う、アッ!雨だ!」         「チャ―ジンGO!」 研 「ジュラル星人め、今に見ていろ!」 ジュラル 「あ、あれは!」 老婆ジュラル 「な、なんじゃ!チャージマン研、おのれ小癪な。」 研 「アルファ光線発射!」 老婆ジュラル 「うわ〜、前から来よったぶつかる〜。」 研 「負けないぞ、ジュラル星人!          お前たちが悪いことを続ける限り、僕は闘うんだ!」 第49話「不良少年の正体は!」 研       「おや?」 モチ代   「ほらーじっとしててよ、今包帯巻いてんだからー」 男の子たち 「いて、いてえ、いてえやー」 研 「みんな、どうしたの?」 女の子 「山本君たち、倉庫の裏で遊んでいたらいきなり襲われたんだって」 モチ代 「泉君止めて、          今からBクラスの田中君たちと仕返しに行くって聞かないのよー」 山本 「ちきしょう!ぶちのめしてやるんだ!」 研 「で、相手は何人なの?」 山本 「そ、それが、一人なんだ」 「僕たち、何もしないのにあいつ…」 田中 「おい、行こうぜ!仇をとってやる!」 男の子たち 「おーおー!」 「おー!」」 研 「みんな待ってよ、僕も行くよ!」 田中 「おい!出てこい!」 男の子たち 「アレー?出てこないな」 田中 「あ、あそこだ!」 不良少年 「ふっふっふっふ、はっはっはっはっは!」 男の子たち 「わあぁーー!」 不良少年 「俺に何か用かい?」 研 「きみ、君はどうしてそんなに乱暴するんだい?」 不良少年 「ふん、やる気か?」 研 「喧嘩をしに来たんじゃないんだよー」 不良少年 「そうかい、そんなら引っ込んでろ!」 「ソレィ!」 研 「あっ!」 「うぅ…」 田中 「あぁ…!」 研 「もう乱暴はやめよう!」 不良少年 「笑わせるな!」 「エーイ!」 研 「あっ、あぁ…うぅ…」 山本 「泉君!」 田中 「ちきしょうこの不良め!」 男の子 「やっちゃえやっちゃえ!」 研 「みんな…手を出しちゃダメだ!」 男の子たち 「泉君!」 不良少年 「ふん、優等生ぶって!」 「エーイ!」 研 「あ!うぅ…」 田中 「こいつーもう我慢ができないぞぉー!」 男の子たち 「それー!それー!」 田中 「うっ!」 男の子 「あぁ!」 不良少年 「ふっふっふっふっふ…」 研 「よし、相手になってやる!」 不良少年 「おもしれえ、お前とはあれで勝負をつけようと思ってたんだ」 不良少年 「行くぞ!」 研 「よし!」 男の子たち 「行けー! 負けるなよー! 研頑張れよー!」 研 「何をするんだ!」 不良少年 「ふっふっふ」 「うわああぁぁぁぁ」 研 「きみ、君、大丈夫かい!?」 不良少年 「エイ!」 研 「あっ!」 「き、君は一体!?」 不良少年 「まだ気が付かないのかチャージマン、後ろを見ろ!」 ジュラルたち  「ヘッヘッヘッヘッヘッヘッヘ」 研 「あぁ!」 「あっ!」 ジュラル 「それ、研をやってしまえ!」 ジュラルたち  「ヘッヘッヘッヘッヘッハッハッハ」 研 「チャージング、GOOOOOOOOOOOOOOOOOOOO!」 研 「アルファ光線、発射!」 ジュラル 「ヘッヘッヘッヘッヘ」 「うわぁーーー!」 「ぎやぁぁぁー!」 「あーーー!」 「うぅぅぅぅぅぅぅ…」 研 「ただいまー」 ママ 「おかえりなさい」 バリカン 「研坊、待ってたんだよ?」 キャロン 「お兄ちゃん、早く遊びましょうよー」 ママ 「まぁ……」 「一体どこで遊んできたの?」 研 「エヘヘヘヘヘ☆ごめんねぇーママー」 ママ 「げっほげっほげほ」 キャロン 「けっほけっほ」 バリカン 「ブッブッ、すげえホコリー」 研 「んんー?」 「エへへへへへ、へへへへへへへへ」 バリカン 「へへへ、へへへへへ、へへへへへへへへ」 キャロン 「ふふふふふふふふふ」 ママ 「はっはっはっは、ふふふふふふふふふ」 第50話「みなし子センターを救え!」 馴れーション 「ここはみなし子センター、お父さんやお母さんが死んでしまって、         「ひとりぼっちになってしまったかわいそうなお友達が大勢いるんDA。」     「でも、みんなくじけずに 明るく元気に暮らしているんDA。」 グリーンヘッド 「春夫君と由美子ちゃんです」 福田さん 「ほぉーこれはかわいい」 院長 「福田さんに育ててもらえるなんて、君たちは幸せだぞ」 福田さん 「はっはっはっは…今日から、おじさんの子供になるんだよ」 院長 「福田さんいつもすみません、          あなたのような方がいて 子供たちは幸せです」 福田さん 「いやいや…さあ!おじさんのうちへ行こう。          君たちのお友達がたくさんいるよ?」 福田さん 「それじゃあ、失礼」 院長 「よろしく」 グリーンヘッド 「春夫君も由美子ちゃんもときどき遊びに来てね」 福田さん 「おい君、車を出して」 運転手 「はい」 グリーンヘッド 「さようならー」 グリーンヘッド 「院長、あの方は何をしている方なんですか?」 院長 「宇宙開発公団の理事長をやっておるそうだ。立派な人だよ」 グリーンヘッド 「どこに住んでいるんですか?」 院長 「うーん グリーンヘッドの大邸宅らしいよ」 グリーンヘッド 「ふーん…」 研 「じゃあ、住所もでたらめだったんですね?」 グリーンヘッド 「それに、宇宙開発公団の理事長は確かに福田という人なんですけど、 グリーンヘッド 「私達が調べてみたら全然別人なんです」 研 「パパ、これは一体どういうことなんでしょう? パパ 「研、私はなんだか子供たちが心配だ」 ママ 「みなし子センターからそんなに大勢の子供を引き取って、          何をしているのかしら」 グリーンヘッド 「もし良くないことだったら…お願いです研さん、          真相を突き止めてください」 研 「ええ」 福田さん 「モタモタするねぇ!!この野郎!」 子供 「あぁ、うぅ」 春夫 「ぼ、ぼくたちをどこへ連れて行くの?」 福田さん 「黙ってついて来い!てやっ!」 春夫 「エェー」 春夫 「行き先ぐらい教えてよケチー!」 ジュラル 「いいか、よく聞け!俺達の基地だ!魔王様のお世話をするんだ!」 子供たち 「アァーエェーン カエリタイヨー ウゥ」 春夫 「魔王だって?!お、おじさんたちは一体…」 福田さん 「おい、正体を見せてやれ」 ジュラルたち  「ヘッヘッヘッヘッヘッヘッハッハッハッハッハ」 子供たち 「あぁー!ひゃあー!」 福田さん 「お前たちはどうせ親のいないみなし子だ!俺達がこき使ってやる!」 春夫 「いやだ!みんなのところへ帰してよー!」 福田さん 「うるせえ!ジュララー!!」 子供たち 「エェーン ウゥー エェー」 福田さん 「このガキゃぁ痛い目に遭わしてやる!」 春夫 「あぁー!」 研 「待て!ジュラル星人!」 福田さん 「あっ!貴様はチャージマン研!」 研 「ジュラル星人、覚悟しろ!」 研 「チャージング、GOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOO!」 子供たち 「うわぁー、かっこいー」 福田さん 「おぉい!やっちまえー!」 ジュラル 「うわぁぁぁ」 研 「えぇーい」 ジュラル 「うぅぅぅうぇぁぁぁぁぁ」 子供たち 「あぁ…わぁー…」 研 「アルファガン!」 ジュラル 「うぇぁぁぁ」 ジュラル 「「ああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」」 研 「へへ!ざっとこんなもんさ!うw」 ジュラル 「へへへへへへへへ…」 研 「う!…あぅ…」 ジュラル 「ぃぃ行くぞ研ー」 研 「アッ!」 ジュラル 「ヒャハハハハ」 研 「ビジュームベルト!」 ジュラル 「うわあぁぁぁぁぁぁ!」 研 「あっ!」 ジュラル 「あぁぁぁぁぁ」 研 「あっ!」 福田さん 「くそー、研!覚えていろ!」 研 「待てー!ジュラル星人!」 福田さん 「しつこい奴め、よぉーし」 福田さん 「あっ!」 研 「行くぞっ!」 福田さん 「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あああああああ!」 子供たち 「ウェアー ャー サヨナラー ドウモアリガトウー アリガトウー サヨウナラー」 研 「さようならー」 ※絵コンテによるとグリーンヘッドは「加藤鈴子」という名前らしい 第51話「捨て犬コロ」 女の子 「ごめんねコロ、          パパが転勤になってしまってお前を連れていけなくなったの、  あたし一生懸命パパに頼んだのよ、          でも今度のおうちは犬を飼ってはいけないんですって  だから誰か良い人に拾ってもらうのよ…」 コロ 「アァーーーン オォーン」 女の子 「さよなら、コロ…」 バリカン 「てぃろんたんてぃとん、          てぃんとぅたーんてぃてぃとぅたってぃてぃー、あら?」 コロ 「ギャー!アァーーン!」 ガキたち 「えい!えい!この野郎!えい!コノヤロ えい!」 ガキ(緑) 「やっつけろー!やっつけろ!」 バリカン 「おおおおい、やめややめろ!かわいそうじゃないか!」 ガキ(青) 「うるせえ!引っ込んでろ!この!」 バリカン 「あいてえ!あいて!いて!」 バリカン 「あいてぇー!あらー…、ちきしょう覚えてろ!」 ガキ(緑) 「もっとやれやれ!」 研 「やめろ!」 ガキ 「あっ」 研 「弱いものいじめはやめるんだ!」 バリカン 「そうだそうだこのガキー!」 ガキ(オレンジ)「あ、研、相手が悪いや、逃げろ、アァー」 研 「かわいそうに…」 バリカン 「本当だとも!まったくひどい奴らだ!」 バリカン 「さあ食べよ食べーもっと食べ」 キャロン 「酷い目にあったわね、お兄ちゃん、うちに置いてあげようよ」 研 「うん、そうだね」 キャロン 「さあ、うんとお食べ?」 男(黄) 「フン、せいぜい無邪気に遊んでおけ」 男(緑) 「憎いチャージマン研め、今日こそ奴の命を!」 コロ 「ワン、ワン、ワン、ワン、ワン、ワン、ワン、ワン、ワン、ワン、ワン、ワン、ワン、          ワン、ワン、ワン、ワン、ワン、ワン、ワン、ワン、ワン、ワン、ワン、ワン、ワン、          ワン、ワン、ワン、ワン、ワン、ワン、ワン、ワン、ァウゥーーウゥーー」 男(緑) 「ふっふっふっふ、そろそろ研が帰る時間だ」 男(黄) 「よし、じゃあ計画通りに」 男(緑) 「OK」 「じゃ!」 男(黄) 「おう」 コロ 「ワン、ワン、ワン、ワン、ワン、ワン、ワン、ワン」 子供たち 「わぁー あー ぁー わー」 研 「さぁーって コロのやつ、どうしてるかなー?」 コロ 「ワン、ワン、ワン、ワン、ワン、ワン、ワン、ワン、ワン、ワン、ワン、ワン、ワン、          ワン、ワン、ワン、ワン、ワン、ワン、ワン、ワン、ワン、ワン」 研 「おぉ?」 「コロじゃないかー!」 「わざわざ僕の出迎えに、来てくれたのかー!?」 コロ 「ウゥーー、ゥゥーーーー、ウ」 研 「はっ!」 コロ 「ワン、ワ、ワン、ワ、ワン」 男たち 「はっはっはっはっはっはっは…」 研 「だ、出せよ!出せー!」 男たち 「へっはっはっはっはっはっは…」 コロ 「ワン、ワンワンワンワン、キャイー!」 男(緑) 「うぉあー!うう、この野郎!」 コロ 「ウゥーー、キャイー!」 男(黄) 「あぁぁぁ…う、くそ、老いぼれ犬め!」 研 「何すんだよ!出してくれよー!」 コロ 「キャァーン」 ジュラル 「ヒッヒッヒッヒッヒッヒッヒ」 コロ 「ワン、ワン、ワン、ワン、ワン、ワン」 ジュラル 「ギェア!」 コロ 「キャイー!キャイー!」 研 「こ、コロ!」 ジュラル 「ヒッヒッヒッヒッヒッハッハッハッハッハッハッハ」 「ギァェアァァァァァー」 「ヒッヒッヒッヒッヒッヒ」 研 「そうか、お前たち、僕の命を!」 研 「チャージング、GOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOO!」 ジュラル 「ヒィーおおおおおおあああああああああ!」 ジュラル 「くそー、あうううああああああああああああ!」 研 「コロ、しっかりするんだ、コロ!」 「コロ、死ぬんじゃないぞ!」 キャロン 「ふふふふ、ふふふふふふふふふ」 研 「はははは、あはははははははは」 コロ 「ワン、ワン、ワン、ワン、ワン、ワン、ワン、ワン、ワン、ワン、ワン、ワン、ワン、ワン」 バリカン 「ここ、コロよせよー!追っかけんのよせよー!          コロー!やめろよコロー!やめろっていうのよコロー!よせよ」 研 「コロ、ありがとう。一生お前のこと、忘れないよ」 第52話「海底油田を爆破しろ!」 馴れーション「ここは、海底油田。未来には石油その他の資源がもっと不足してきて、        そこで、海の底に眠っている石油を取るように考え出したんDA。        専門的な事はともかく、この巨大な石油タンク。        海底工場で石油を作ると、このタンクに貯蔵しといて、        原子力潜水輸送船で沿岸工場に運んでゆくんDA。        この海底油田を動かしているのは全てロボットで、        コンピューターによる地上からの        人間の正しい指示を受けて働いているんDA」 研   「ええ?ロボットが消える?」 局長  「その事で、地球を守るチャージマンである君に来てもらったんだが」 研   「いったい、どういう事なんです?」 局長  「消えるのは警備隊のロボットなんだ。現在パトロールの隊員は全部で50人。      そのうち昨日までに15人がいなくなっている」 研   「という事は、警備がだんだん手薄に・・・」 バリカン「研坊、ひょ、ひょ、ひょっとしたら恐ろしい事に・・・」 研   「局長、とにかくスカイロッドで海中をパトロールしてみます」 局長  「うむ。頼むよ研君」 研   「バリカン! バリカン「えい!」 研「チャージング、ゴー!」 ジュラル達「フフフフフ、ハハハハハハ・・・・」 ジュラルA 「いいか、このタンク一個を爆破させるだけで、       後は連続して大爆破が起こる」 ジュラルB 「海底油田の破壊で沿岸の工場や家もめちゃくちゃになるはずだ」 ジュラルA 「たくさんの人間が死んで、魔王様も喜ぶであろう」 ジュラルC 「来たぞ!」 ジュラルA 「よし、血祭りにあげてやる!それ!」 ロボット 「何者だ!」 ジュラルA 「ふっふっふ、ジュラル星人だっ!」 ジュラルC「ぎゃああああああああ!!」 ジュラルA「ヤバイ、今日のところは引きあげよう!」 研   「非常サイレンだ!」 バリカン「ありゃりゃりゃ、確か第三タンクの方ですよ」 ジュラルA「ん?」 ジュラルA「ぬん! ハハハハハ・・・・」 研    「ん、あそこだ!」 バリカン 「あひゃあー!」 ジュラルA「くそう、チャージマンめ!やれぃ!」 研    「行くんだ、スカイロッド、ゴーーーーー!!」 ジュラルA・B「うああああああ!!ぐああああああああ!!」 局長  「海底油田工場も元に戻って、ロボット達も元気に働いている。      研君、ありがと☆」 研   「今度はゆっくり、見学に来ます」 研   「さようならー、さようならー」 バリカン「さよならー、さよならー」 第53話「怪しい花嫁」 ガヤ  「おめでとー!」     「おめでとー!」     「頑張ってこいよー!」     「気を付けてね」 パパ  「おめでとう山田君。海底局の仕事はしばらく忘れて、      二人でハネムーンをゆっくり楽しんでくるんだな」 山田  「いやあどうも・・・」 キャロン「素敵。私も早くあんな綺麗なお嫁さんになりたいわ」 ママ  「よし子さん。もう身寄りが無いなんて言わないでね」 新妻  「はい」 研   「うん?」 研   「どうも怪しいなあ・・・あのよし子さんの態度、どうも気になるよー」 バリカン「研坊考えすぎだよ」 研   「お、さっきの男だ!      よし、後をつけてみようよ」 バリカン「よ、よしなよ研坊ったら」 バリカン「ちっとも怪しくなんかないじゃないか。      きっとよし子さんの知り合いか何かですよ。研坊帰ろうよ」 研   「そうかなぁ・・・」 J-1号  「とんでもないガキだ」 ジュラル「しかし研に見られたのはまずかったな」 J-1号  「ああ、海底局が作っている新型潜水艦を早いとこ爆破させん事には、      俺達ジュラル星人の海底基地が発見されてしまうからな」 ジュラル「焦るなJ-1号。      その為にX-7号をわざわざ海底局の技師と結婚させたんだからな。      X-7号、うまくやれよ?」 新妻  「あなた頑張ってね」 山田  「もちろん、今日は新婚生活第一日目の出勤(失禁)だからな」 新妻  「ふふ、貴方ったら。今日は遅くなるんですか?」 カーーーーーーーーーーーーン! 山田  「まもなく新型潜水艦が完成するんでね」 キーーーーーーーーーーーーン!! 山田  「じゃ、行ってくるよ」 新妻  「行ってらっしゃい。気を付けてね」 山田  「うん」 ドーーーーーーーーーーーーン!!! 新妻  「これで万事OKだわ」 ジュラル「X-7号。うまくマイクロカメラを仕掛けたな」 新妻  「当たり前よ、それにマイクロ爆弾も仕掛けてやったさ」 J-1号  「おお、あれが新型潜水艦か」 局員  「主任、そろそろ完成ですね」 山田  「うむ」 新妻  「さ、早く爆破してしまおう!」 ジュラル「よし、やろう!」 研   「待て!」 三人  「あっ!」 研   「どうも怪しいと思ったらやっぱりそうだったのか!」 新妻  「くそぅ、バレたかチャージマン研!」 ジュラル「ヘヘヘヘ」「ヒヒヒヒ」 研   「チャージング、ゴー↑!」 研   「来い!」 ジュラル「ヒャッハッハッハッハ・・・」 研   「あ! えーーーーーーーーい!」 ジュラル「ぐああああ・・・」 研   「それ!」 ジュラル「うわあああああああああああ!!!」 ジュラル「へっへっへっへっへっへ・・・」 研   「お!」 ジュラル「ヒェッヘッヘッヘッヘ・・・」 研   「おおっ・・・くそぅ!」 ジュラル「おわっ!」 研   「あっ!」 ジュラル「ケヤーーッッハッハッハ!」 ジュラル「あああああああああああああ!!!」 山田  「皆さん、ありがとうございます!      それでは処女航海(処女公開)に行って参ります!」 ガヤ  「山田くーん、気を付けて行ってこいよー」     「頑張ってー」     「おめでとう」 ママ  「山田さん、帰ってきたらもう一つお見合いの話があるんですのよ」 山田  「いやぁそれは・・・でもジュラル星人の花嫁さんはもうたくさんですよ」 パパ  「前の事は悪い夢を見たと思って、      どうだね?今度はとびきりの美人を紹介しますよ?」 山田  「はあ、泉さんに全て・・・おーい!早く出航しないかー!!」 泉一家 「ハハハハハハハハハ」 第54話「怪奇!ロウ人形館」 音吉  「あ゛あーっ・・・えい!」 音吉の母「音吉ー、音吉起きなよー」 音吉  「今日は休むよー」 音吉の母「駄目だよー、館長さんに叱られるじゃないかー」 音吉  「勤めなんか行きたかねぇ!ヤダヨー・・・アッ!」 音吉の母「どうしてお前はそういくつになっても怠け者なんだよ本当に・・・」 馴れーション「ここは蝋人形館。君たちの中にも、行った人がいるだろう?        昔偉かった人、有名だった人、        色んな人達を蝋人形にして陳列してあるんDA」 ガヤ  「わぁ、すごぉい」     「生きてるみたいねー」     「これ全部お人形なの?」     「怖いのもあるんだけど」     「気持ち悪いなあ」     「アンニュイじゃないほら?」     「何か動き出すみたいだな」 音吉  「こんなの見たって面白くないのに、よくも飽きもせずに来るなぁ、      寝ていた方がよっぽどいいのに・・・ふぁ〜〜〜〜」 バリカン「あら、研坊この人は一体何でしょうねぇ」 研   「うーん・・・あのー、これはいつの時代に、何をした人なんですか?」 音吉  「え?あ、これ、大した人間じゃないよ」 バリカン「ここの人は誰なんです?」 音吉  「確かカバゴンとかいったなぁ・・・何をしたんだろう?      しかしひどい顔をしてるよねぇ〜」 音吉  「来る日も来る日もこんな蝋人形と顔突き合わせて、      全く嫌になっちゃうよなぁー」 蝋人形 「それなら人形を全部燃やしてしまえ」 音吉  「そうは言ったって・・・あ、誰だ、今喋ったのは!?」 音吉  「あああああああ!!」 蝋人形 「さあ、俺達を燃やしてくれ。      ドロドロに溶けて綺麗な赤い炎を見せてやる」 蝋人形 「この人形館が焼ければ、貴方も明日から寝坊ができるのよ」 音吉  「ううううううう・・・あああああ・・・うわあああああああああ!!!」 音吉  「ううううあああああああ!!!」 研   「今の話、本当ですか?」 音吉の母「勤めが突然クビになったんで、あたしがしつこく訊ねたら、      やっとせがれの奴打ち明けたんです。      どうせ、誰も信じてくれないなんて言いましてねぇ。      研さん、私はせがれの話を信じたいんです。      この謎を解いてやってくれませんでしょうか?」 蝋人形 「そうだ、マッチを擦るんだ」 蝋人形 「そう、そのまま。さあ、俺達を燃やしてくれ」 館員  「ハッ!お、おいどうしたんだろ!?わあああ!」 研   「ジュラル星人、姿を現せ!」 ジュラル「おのれ、またしてもチャージマン研!この人形館が燃えれば大火事となり、      たくさんの人間が死ぬと思っていたのに!やれ、研を殺すんだ!」 研   「チャージング、ゴー↑!」 ジュラル「エヤー!」 研   「えーい!」     「ほっ!」 ジュラル「ぎやああああああああ!!」     「うわああああああああ!」     「うぅぅぅぅぅうあああああ・・・」 音吉の母「お、お前・・!」 音吉  「母ちゃん、飯出来た?最初から新しい勤めに遅れちゃ大変だ」 研   「おはよー!」 音吉  「おはよー!」 研   「音吉さん」 音吉  「今日もしっかり勉強しなさいよ」 研   「はい、音吉さんも頑張ってね」 第55話「エジプトで出会ったやつ」 研 「あれ〜。おかしいな。」 ママ 「研、何時だと思ってるの。もうお休みの時間ですよ。」 研 「ちぇっ。せっかく面白くなってきたというのに〜。  そうだ、アフリカへ直接行ってみようか。」 バリカン 「なな、何だって〜?アフリカは遠いんだよ。          それにママに怒られるよ。」 研 「えへへ。まかしといて。」 バリカン 「研坊、うまく抜け出したね。」 研 「スカイロッドで行けばいくらアフリカだって、          夜までには帰ってこられるよ。」 バリカン 「はえ〜な〜。」 研 「あったりまえさ〜。」 バリカン 「ねぇ研坊、一度僕に運転させてよ〜。」 研 「ダメだよ〜。簡単そうで意外と難しいんだから。」 バリカン 「頼む。頼むよ研坊、この通りだよ〜。」 研 「ダメダメ。」 バリカン 「ちぇっ。いいよ、          アフリカに行くこと今すぐみんなに知らしちゃうから。」 研 「あ、待った待った。ちぇっ。少しだけだぞ!いいか?」 研 「バリカン、大丈夫かい?」 バリカン 「任しといて。ウーチュウノマチニー、ミーライ・・・おりょ?」 研 「アッ!」 バリカン 「けけけ研坊、どうしよう。けけ研坊、怖いよ〜。          けけけ研坊、ダメだよ〜。」 研 「だから言ったじゃな〜い。」 研 「う〜ん、どこだろう?」 バリカン 「いやはは。」 研 「ここはどうやらエジプトらしいよ。」 バリカン 「そうかな、あ、でででもあそこにライオンがいるよ!」 研 「えっ?ばっかだな〜、これスフィンクスだよ〜。」 バリカン 「すふいんくすって何?」 研 「そうだな、スフィンクスというのは・・・あれ!?」 ジュラル 「ふふふ。おっ!」 研 「アッ、ジュラル星人!」 ジュラル 「くそ〜、チャージマン!なぜここに!」 研 「貴様たちこそこんなところで何をしているんだ!」 ジュラル 「う〜ん・・・」 研 「おっ。古代の財宝をお前たちに奪われてたまるか!」         「チャ―ジンGO!」 バリカン 「ほ、ほよよよ?いつもと違うじゃん!はてダメダメ〜。          いえあ、おりょ〜。」 研 「え〜〜い!」 ジュラル 「いぎえあ〜。」 研 「おっ!」 ジュラル 「うあ〜。いえあ〜。」 研 「アッ!うぅ・・・」 ジュラル 「うぐあ〜。」 研 「ん?」 バリカン 「おろろろろ。助けて助けてよ、研坊。はやく〜。」 研 「あはは。」 バリカン 「さぁ研坊、急いでうちへ帰らないと夜になっちゃうよ。」 研 「うん。ねぇ、もう一度どうだい?」 バリカン 「いや、そそそそんなもももう結構。」 研 「あはは。」         「そうか、ジュラル星人め、          地球侵略のために地球のあらゆるところで  その準備を進めているんだな。          よ〜し、地球の平和を守るため、負けるもんか!」 バリカン 「研坊、なにぶちゅぶちゅ言ってるんだ。よそ見運転はいけませんぞ。」 研 「え?あ、あそうか〜。ごめんごめ〜ん。 第56話「暴走!馬上の研」 パパ 「研、馬のコンデションをよく見てから、気をつけて乗るんだよ。」 キャロン 「そうよ。みっともない格好で落馬しないでよ?」 バリカン 「研坊は馬よりロバのほうがちょうど似合っていいんじゃないの?」 キャロン 「きっと似合うわよ。」 キャロン・バリカン「ふひひ。」 研 「二人とも乗せてもらえないもんだから悔しいんだろ!  ま、僕のたずなさばきをよ〜く見ておくんだね〜。」 パパ 「研、パパ達はここで見てるからね。気をつけてな。」 研 「はい、気をつけます。」 研 「どの馬にしようかな〜。」 馬丁 「この馬がいいんじゃないかな〜。          おとなしくって乗りやすいから・・・ふふふ。」 バリカン 「あ〜。研坊遅いな〜。」 キャロン 「あ〜、お兄ちゃんだ。」 バリカン 「ありゃ!かっこいい〜。いかす〜。」 研 「やっほ〜い!かっこいいだろ〜!あはは。あはは。」 バリカン 「すげ〜、まるで西部劇みたいだ。」 キャロン 「わ〜。」 研 「どんなもんだ〜い!」 馬丁 「よし、暴走しろ!」 研 「アッ!あぁっ!」 パパ・キャロン・バリカン「あっ!」 パパ 「いかん、研が危ない。」 研 「うっ、はぁはぁ。」 バリカン 「はっ!」 パパ 「あっ。研を孤立させるための妨害だ。」 ジュラル達 「ひひひ。」 パパ 「あっ!」 キャロン 「あ〜!」 バリカン 「はら〜。」 研 「あぁ・・・アッ!あぁっ。アッ!」 パパ 「研、しっかりしろ。」 研 「大丈夫です、これしきのこと。」 キャロン 「あ、パパ、ジュラル星人が!」 パパ 「そうか、乗馬クラブへの招待状も全て罠だったのだな!」 研 「今考えれば話がちょっとうますぎましたね、パパ。」 キャロン 「パパ、襲ってくるわん。」 研 「チャ―ジンGO!」 ジュラル 「とりゃ〜。」 研 「くそ〜、ジュラル星人め!」 ジュラル 「たぁ〜!」 研 「よし、今だ!」 ジュラル 「びゃ。うわ〜。」 キャロン 「ねぇ、お兄ちゃん。走らなきゃつまらないわん。」 バリカン 「そうですよ。遊園地の木馬じゃないんだから〜。」 研 「二人とも、本当に走っていいのかい?」 キャロン 「まぁ、馬鹿にしないでよ!あたしだって馬ぐらい!」 研 「よ〜し、落ちても知らないぞ〜。それ!」 キャロン 「あ〜ん、こわ〜ん!あん!」 バリカン 「ありゃありゃりゃ。止まっちゃダメ〜。あいたた。いて〜。」 キャロン 「ダメだわ〜ん。」 研・パパ 「あははは。」 キャロン 「うふふ。」 バリカン 「ひへへありゃりゃ。気持ちわりぃ。えへ、えへへへ。」 第57話「南極遊園地」 キャロン 「わ〜、オーロラよ〜。」 研 「綺麗だな〜。」 バリカン 「綺麗いだな〜。」 キャロン 「ほら、あれ見てよ。クジラよ!」 ママ 「まぁ、子どもたちはしゃいでるわね。」 パパ 「うん。さぁ、もうすぐ南極遊園地だぞ。」 研 「ひゃっほ〜!」 キャロン 「やっほ〜!うふふ。」 バリカン 「助けてよ〜!」 ママ 「まぁ、バリカンったら。おほほ。」 パパ 「あれじゃ氷滑りじゃなくて、氷転がりだよ。あはは。」 バリカン 「たたたチキショー!転がりたくて転がったんじゃねえやい。          ちくしょ〜も〜。」 研・キャロン 「あはは。」 研 「今度は向こうへ行ってみようよ、キャロン。」 キャロン 「うん!」 バリカン 「ありゃ?けけけけ研坊、待ってよ。          まま待ってよ〜研坊!らららありゃ。いって〜。」 パパ・ママ 「あはは。」 モブ少年 「よ〜い。」 研 「それ!いくぞ!」 キャロン 「お兄ちゃん頑張って〜。」 バリカン 「頑張れ頑張れ〜。」 モブ 「頑張れ頑張れ〜。」 モブ少女 「よいしょ、よいしょ。」 研 「よっ、えい。」 キャロン 「頑張って〜。」 バリカン 「ゴールが見えてきたよ研坊。頑張れ頑張れ研坊〜。」 パパ 「あっ!」 キャロン 「きゃ〜。きゃ〜、助けて〜。」 バリカン 「あっ、あぁっ!」 キャロン 「助けて〜、パパ〜、ママ〜。」 研 「おっ?」 モブ少年 「タチカター!」 モブ少女 「あぁ〜あ〜。」 キャロン 「パパ〜、助けて〜。」 パパ・ママ 「あぁ、キャロン!」 ジュラル 「ひひひ。」 研 「アッ!ジュラル星人だ!」 キャロン 「や〜ん、助けて〜。」 ジュラル達 「いひひひははは。」 パパ・ママ 「キャロン。」 研 「くそ〜、海の上じゃ。卑怯者め!」 キャロン 「助けて〜怖いよ〜。」 バリカン 「う〜ん、くそ〜!」 研 「はっ、バリカン!」 バリカン 「くそ〜、ジュラル星人め〜!こんにゃろ〜!えぇ〜い!」 ジュラル 「うわ〜!」 キャロン 「やん。あ〜。」 研・パパ・ママ 「あっ。」 パパ 「キャロン!早く、キャロン!」 キャロン 「パパ〜。」 研 「チャ―ジンGO!」 ジュラル達 「ひひひ。ははは。」 研 「あぁっ。たぁ〜っ!」 ジュラル 「え〜いや〜。」 研 「えぇ〜い〜!」 ジュラル 「うごあ〜。」 ジュラル 「ひひひ。」 研 「それぇ〜!」 ジュラル 「うわ〜。」 ジュラル 「うわ〜。」 ジュラル 「たぁ〜!たぁ〜!」 研 「あっ。うっ。」 ジュラル 「ん?おっ!」 研 「それっ!」 ジュラル 「びやぁ〜。」 キャロン 「お兄ちゃん、どうもありがとう。」 パパ 「キャロン、怖かったろう?」 ママ 「ところでバリカンは?」 研・キャロン 「あれ〜?」 バリカン 「ちょっと、たたたた助けてよ〜。」 研 「あ、いっけない。バリカンのこと忘れてた。」 ママ 「これ研          そんな呑気なこと言ってる場合じゃ(息継ぎ)ないでしょう。」 バリカン 「きゃきゃ、キャロンを助けたのは僕だっていうのにもうほんとに〜。」 研 「ごめんバリカン。」 キャロン 「バリカン、本当にありがとう。」 バリカン 「いやいや、わかればいいのさ。          わかれば。ほほ。くしゅん!う〜さぶいブルブル寒いよ〜。」 第58話「悪魔のサーカス団」 ピエロ 「さあさあ、最後のチャンスだよー、ピエロサーカス団だ。      滅多に見られない呼びものは、      虎やライオンを自由に操る美少女エリカちゃん。      さあー入った入った」 研   「見たいなぁー」 キャロン「面白そうねー」 バリカン「ねえ見ようよー」 キャロン「お兄ちゃん」 研   「うん、でも見てよ。お金がこれっぽっちIIじゃねー」 バリカン「三人はちょっと無理だねー」 キャロン「三人どころか一人も入れないわよ」 研   「あーあ」 ピエロ 「君、チャージマン研だろ?」 研   「え、そうだけど、どうして知ってるの?」 ピエロ 「良い子の味方チャージマン、あたしゃフアンなんすよ、      ホント。サーカス見ませんか?」 研   「だって僕・・・」 ピエロ 「いいんですよお金なんか。さあさ、入った入った、さあ入った」 研   「困るよーそんな」 バリカン「へへ得しちゃった」 キャロン「そうよお兄ちゃん、いいじゃないの」 ピエロ 「そいじゃごゆっくりね」 研   「うーん。えへっ!」 研   「わぁ〜、凄いなぁ〜」 ガヤ  「わぁ〜動い。ウットリするなぁ〜」 団長  「みなさん、こんにちは!      只今より当サーカス団が誇るとっておきの素晴らしい出し物は、      美少女があの恐ろしいライオンを思うがままに操るという、      これまた手に汗握るスリルの連続であります!      それでは、当ピエロサーカス団の花形少女エリカチャン、      エリカチャン、どうぞー!」 ガヤ  「かわいいなぁ〜」 バリカン「怖いー」 研   「アハハハ、大丈夫だよ、バリカン」 エリカ 「ん、チャージマン研め・・・」 バリカン「おや?」 キャロン「お兄ちゃんこわいわー」 客   「うわあああ!」 ガヤ  「うわあああ助けてくれ―!助けてくれ―!ライオンが逃げたよー!」 研   「ああっ!さ、早く!」 エリカ 「待てチャージマン!お前は逃げるんではない!」 研   「な、何だって!?」 ガヤ  「助けてくれ―!助けてくれ―!ライオンが逃げた―助けてくれー!」 キャロン「お兄ちゃん早く!」 バリカン「研坊!」 研   「さては、ジュラル星人だな!?」 エリカ 「ふん、今頃気が付いたか!よくも今まで多くの我々の仲間を消してくれたな。      今こそお前はこのライオンの餌食になるのだ!」 研   「チャージング、ゴー!」 研   「えい!」     「それ!」 エリカ 「おのれチャージマン研!」 研   「とうとう本性を現したな、ジュラル星人!」 エリカ 「ああああああああうううううう・・・」 研   「お、それ!」 ピエロ 「ぎゃああああああアアアアアアアアア」 研   「えい!」 団長  「うおおおおおおおああああああああ!」 ジュラル「うわああああああああああああああ!!!」 キャロン「お兄ちゃん、良かったね。でも、ライオンさん本当に死んじゃったの?」 研   「安心おしキャロン、眠っているだけさ。      このアルファガンを赤い光にすると麻酔銃になるんだよ、キャロン」 キャロン「なーんだぁ、良かった」 バリカン「研坊、よく眠ってるよ。 あら、あらーーーー!ありゃー・・・」 研・キャロン「アハハハハハハハ」 第59話「恐怖の森」 パパ   「ふーっ!ふーっ!ふーっ!ふーっ!」      「やれやれ、火を起こすのは大変だわい」 ママ   「まあ、あなたの顔ったら。アハハハ」 三人   「アハハハハハハハハハ」 パパ   「笑ってないで、早く焚き木でも拾いに行ってきなさい」 三人   「ハーイ」 ママ   「みんな、あんまり遠くへ行っちゃダメですよー!」 キャロン 「アーッ!かわいそうに、撃たれてるわ」 研    「なんて酷い事を・・・あ、まだ息があるよ」 キャロン 「早く帰って治してあげましょうよ」 研    「うん」 偽ルイージ「おい、その小鳥は俺達が射止めたんだぞ」 偽マリオ 「俺達のものだ、早くこっちへよこせ」 研    「待って下さい!まだ生きているんです。       それにこのへんで猟をするのは禁じられてるはずです!」 偽ルイージ「だからどうだって言うんだ、小鳥の一羽や二羽、どうってことねぇだろ。       俺達はそれが楽しみで東京から飛ばしてきたんだぜ?」 偽マリオ 「よこせよこのガキ!」 研    「えーい!」 偽マリオ 「ああ!あいてっ!」 研    「さあ、どうだっ!あ!」 偽ルイージ「ガキ!これでもか!?」 バリカン 「あ!」 偽ルイージ「お!」 研    「えい!」 偽ルイージ「あいたあああ!くそー」 偽マリオ 「覚えてろ! ああいてー・・・」 バリカン 「べーーーー、べーーーー」 研    「さ、早く帰って鳥を治してあげようよ!」 キャロン 「うん」 バリカン 「いーーーーーー」 偽ルイージ「くそぅ、とんだ邪魔が入ったもんだぜ」 偽マリオ 「このへんならもう大丈夫だろう、さてと・・・あ!」 偽ルイージ「おい、あれなんだ!?」 偽ルイージ「こんなところに建物が・・・」 偽マリオ 「何かの研究所みたいだな」 偽ルイージ「あ、あれは!?」 偽マリオ 「お、オバケ・・・なんだか、気味が悪いよ、帰ろうぜ」 偽ルイージ「あ、あれは何だ!」 ジュラル 「ん、怪しいヤツ、ひっ捕えろ!」 偽ルイージ「ひええええ!」 偽マリオ 「助けてくれぇー!」 研    「あれ、あの声はなんだろう?」 パパ   「研、行ってみなさい」 研    「はいパパ。小鳥は頼んだよ、キャロン」 キャロン 「まかしといて、お兄ちゃん」 偽マリオ 「許して下さい・・・」 偽ルイージ「あんたたちは一体・・・?」 ジュラル 「我々はジュラル星人。海底に本拠を持っているが、       さらにこの山奥に第二の基地を築く為に調査しているんだ」 偽ルイージ「助けてくれ。俺達は何も・・・」 ジュラル 「もう遅いわ。死んでもらおう」 研    「チャージング、ゴー!」 研    「待て、ジュラル星人、そうはさせないぞ!」 ジュラル 「あ、チャージマン、やっちまえ!」 ジュラル 「いやっ!へやっ!」 研    「えい!」 ジュラル 「けやあああ・・・げやああああああああああ!」 二人組  「ああああああああ・・・」 研    「おっ!それ!」 ジュラル 「ぎやあああああああああああ!」 研    「あっ!」 ジュラル 「ケケケケケケケケ、ヘーーッヘッヘッヘッヘッヘッヘ」 研    「ビジュームベルト!!」 ジュラル 「うわあああああああああああああ!!」 研    「アルファガン!」      「伏せろ!」 偽ルイージ「うわ!」 偽マリオ 「うお!」 偽ルイージ「本当に危ないところをありがとうございました」 偽マリオ 「これからはもう鳥や動物を撃つのはやめます」 パパ   「よかったね、研」 研    「うん。お、あれ見て!」 キャロン 「さっきの鳥よ」 二人組  「おお・・・」 三人   「元気でねー」 第60話「大津波の襲撃」 研   「あははは バリカンはどうした〜?うふふ」 バリカン「ちくしょー!負けるもんかー!ちくしょー!待ってー研ー!」 ママ  「研!あまり遠くへ行っちゃだめよー!」 研   「へーきへーき!あははは」 バリカン「け、研坊待ってよー!おぼぼぉー!(?)」 バリカン「ひぉっ!(?)」 研   「あははは」 バリカン「死にそうだったよぉ〜!」 キャロン「うふふふ バリカンは大袈裟よー!」 キャロン「あー!」 バリカン「あ!」 研   「キャロン!あっ!」 キャロン「お兄ちゃーん!」 研   「キャロン!大丈夫か!」 キャロン「お兄ちゃーん!」 研   「あれは!」 バリカン「ひょっひょっひょっ」 パパ  「津波だ!」 キャロン「きゃー!」 客 「助けてくれー」   「わーーーーい」 研 「キャローン!」 パパ「うわぁー!あぁー!」 ママ「研!キャロン!キャロン!」 ママ「あぁー!」 パパ「うわあぁぁー!」 ジュラル(魔王?)「(小さく高笑い)」 ジュラル(魔王?)「(中くらいで高笑い)」 ジュラル(魔王?)「(大きく高笑い)」 研「はっ!」 ジュラル(魔王?)「チャージマン研!いかなるお前も相手が津波では、           手も足も出まい!」 研   「ん?その声は、ジュラル星人!」 バリカン「研坊、パパやママやキャロンは?」 ジュラル(魔王?)「(高笑い)」 キャロン「ママー!」 ママ  「キャロン!」 パパ  「無事だったのか!研達は?」 キャロン「知らないわー!(泣く)」 ママ  「あっ!」 ジュラル(魔王?)「我々の人工津波にまんまと巻き込まれたな!」 パパ       「ジュラル星人!私達をどうする気だ!」 ジュラル(魔王?)「今に分かる!それっ!」 パパ  「うっ!これは毒ガス…!うっ…んむっ…!」 客   「あー苦しい」 バリカン「研坊!海の中が怪しいよー!」 研   「うん、よぉーし!」 研   「チャージングゴォォー!!」 研   「あっ!あれは…」 ジュラル「あっ!チャージマン!」 ジュラル「クソー、よーし!」 研   「おっ!」 研   「行くぞっ!」 ジュラル「ああぁぁぁぁぁーっ!」 パパ  「ジュラル星人は、地球人を大量虐殺しようとしたのだなぁ…」 ママ  「まぁ怖い…でも研の活躍で助かったわ!」 研   「おーいバリカン!だらしないぞー!」 バリカン「まま待ってよ研坊ー!そんなに早く行かないでよねー!あぁっ!」 バリカン「また津波かと思ったよ…」 キャロン「まぁー!うふふふふふ…」 研   「あははは!二度とそんなことさせるもんか!あははは!」 バリカン「それもそうだね!へへへへへへへ」 第61話「バリカンの旧友が尋ねて来た」 渚先生 「さて、地球の火山活動が次第に静まると、      海の微生物が進化し、やがて陸の上に生活するものも現れてきました。」 生徒  「あっ、あれは?」 研   「んー?」 旧友  「ちゃーん ちゃららーん ちゃーん ちゃんちゃーん       きゃきゃきゃきゃー たぺたぺたぺたぺたぺたぺた       たらんたらーん べぇーっ べぇーっ」 生徒たち「あははははは!」 旧友  「べぇー ペロペロペロペロ」 生徒たち「あははははは!」 渚先生 「あなたはどこから来たの?今は授業中なんですよ!」 旧友  「ペロペロペロペロ べぇーっ べぇーっ」 生徒たち「あははははは!」 研   「ん?君は?」 旧友  「君は泉研くんだろ?」 研   「どうして知ってるの?」 旧友  「だって有名だもん!君んとこにバリカンってロボット居るだろう?」 研   「友達なの?」 旧友  「長いこと会ってないけどね。」 研   「会わせてあげるよ!おいで!」 バリカン「あら?見たこと無いなぁ…      これも、ここも、ここも見たこと無いだろ?      これも…あたしゃ知りませんよ〜!」 研   「よーく思い出してごらんよーバリカン!」 バリカン「無駄ですよー!見たこともないのに…」 キャロン「ずっと昔かも知れないわよ?」 ママ  「まぁいいじゃないのせっかくこうしてバリカンを尋ねてきてくれたんですもの。      二、三日ゆっくり遊んでらっしゃいな。ね?パパ?」 パパ  「ん?うーん…」 旧友  「さーすが!研くんのパパとママだ話が分かる!」 研   「おーにさーんこーちら!手ーのなーるほーうへ!」 研&キャロン「おーにさーんこーちら!手ーのなーるほーうへ!あはははは〜!」 研   「こっちだこっちだー!」 キャロン「こっちよー!」 バリカン「まったくなーんて図々しい奴なんだちくしょー!」 ジュラルA「爆発は今夜七時だな?」 ジュラルB「ああ、研の家族は木っ端微塵さ。何も知らないで…」 ジュラルA「まさかあのロボットに、時限爆弾が仕掛けてあるとは夢にも思うまい…」 バリカン 「エェー!?」 ジュラルA&B「聞いたなコイツ!」 バリカン  「あいて!離せったらよ!離せったらよー!」 ジュラルB  「フッフッフッフッフッフッ…」 ジュラル3匹 「ハッハッハッハッハッハッハッハッ!」 バリカン「ちち、ちくしょー!こっから出せよー!」 ジュラル「ああ、出してやるとも。後30分経ったらな!ん?」 バリカン「ちくしょージュラル星人…あぁ?」 ママ  「まぁーバリカンったらどこへ行っちゃったのかしらねぇ?」 キャロン「きっとまた拗ねてるのよ!」 旧友  「気にしないで先に食べようよね!」 研   「もう少し待とうよ!ねぇパパ、いいでしょ?」 パパ  「うーん…」 旧友  「うぅぃぃぃぃぃぃ…」 バリカン「あぁ?研坊…研坊…早くあのロボットを…研坊…」 研   「おっ…ああ…なんだか頭が…」 パパ  「研、どうした?」 キャロン「お兄ちゃんどうしたの?」 ママ  「研!」 旧友  「んっ」 研   「うっ…ああ…」 バリカン「研坊…(頼む…?)早くあのロボットを…」 旧友  「ほっ?あぁ、あぁー!」 研   「チャージングゴォォォー!」 旧友  「くそー!一体どうしようってんだ!俺はバリカンの友達だぞー!」 研   「嘘をつけ!お前はジュラル星人の仲間だ!」 旧友  「あぁー!」 旧友  「いやぁぁ…ああぁぁぁー…」 研   「おっ?来たなジュラル星人!よーし、行くぞ!」 研   「たぁーっ!」 研   「えいっ!」 ジュラル「おっ!チャ、アッー!(うわぁー!)」 バリカン「け、研坊!」 研   「バリカン、待ってろ!」 研   「バリカン…」 バリカン「研坊…!」 ジュラル「でやーっ!」 研   「えいっ!」 ジュラル「うぉぉぉぉぁー!」 バリカン「ん?」 バリカン「やったぁ!」 第62話「農業コンビナートの危機!」 馴れーション「これは、農業コンビナート。        未来では農作業がうんと楽になって、        能率の良い仕事が出来るようになるんだ。        例えば、太陽熱を吸収して、農作物に程良く光を与える、        太陽電池センターや、人工の雨を降らせる特殊ヘリコプター、        日本中どこもマンモス農場になって、        みんな美味しいお米や野菜が食べられるんだ。」 松本さん「毎日、1万ヘクタールの農地を見回るんだよ。      それが、農務局調査課の一人分の受け持ちなんだ。      この地域は私の受け持ち。どうだいこのだだっ広さ!      隅々までなかなか手がまわらなくてねぇ!」 研   「あそこに見える家(うち)が、そうですね?」 松本さん「そうだ。いくら電話しても誰も出ないし、      集会にもばったり顔を見せなくなっちまったんだよ。」 キャロン「旅行でもしてるんじゃないかしら?」 松本さん「いや、そんなはずはないね。今は一番忙しい時だ。      それに他の連中に聞いても、      ここ一週間誰もあの家(うち)の人間に会っていないって言うんだ。」 松本さん「研君、ここで待ってて下さい。」 研   「はい!」 バリカン「研坊一体どういうことなの?」 研   「うーん、やけに静かだ、嫌な予感がするよ…」 松本さん「びゃあああああああああああああああああああああああああああああああ」 研&キャロン&バリカン「はぁっ!?」 研   「松本さん!」 研   「しっかりしてください!一体…誰が!」 松本さん「あ…あそこ…あぁ…」 研   「あっ!」 キャロン「きゃー!」 松本さん「あぁ…は、早く!ここから逃げたまえ!は、早く!うぅ…」 研   「ま、松本さん!」 バリカン「うひゃ〜!けけけけ研坊〜!」 研   「外へ出るんだ!急いで!」 キャロン「あ、お兄ちゃん!」 研   「早く戻って、農業パトロール隊に知らせよう!」 キャロン「変なヘリコプターが!」 研   「くそー!現れたな!」 ジュラル右  「おい、丁度いいところにチャージマンがやってきたぜ!」 ジュラル真ん中「フッフッフ…農業コンビナートの破壊を邪魔する奴は皆殺しだ!」 キャロン「あ!お兄ちゃん危ない!」 キャロン「あぁー!」 バリカン「いてー!」 バリカン「うひょー!」 研   「バリカン!伏せろ!」 研   「チャージングゴォォォー!」 ジュラル「ぬぅぅ…くぅぅ…!」 ジュラル「わぁー!ぶつかるぅーぁー!」 研   「ジュラル星人の犠牲になった、可哀想な人達…」 バリカン「研坊悔しいよー!んんん…ぐしゅん…」 研   「ジュラル星人!必ず僕がこの手で滅ぼしてやる!」 第63話「殺人ボクサーを倒せ!」 リングアナ「アリゾナ育ちの世界ヘビー級チャンピオン『タイガーMマッタクツヨシ』。       過去50戦50KO勝ちという恐るべきタイガーM!       彼のパンチで死亡した選手は過去に13人。       再起不能が20人を超すというこの恐るべきタイガーMに、       日本の熊虎次郎は果たして勝てるでしょうか!」 キャロン「頑張ってー!」 研   「熊虎!頑張れー!」 バリカン「あれじゃ殺されちゃうよー!」 観客A(ジュラル)「あんた、チャージマン研だな?」 研   「えぇー?」 観客A(ジュラル)「あの殺し屋ボクサーをやっつけてくれよ!」 観客B(ジュラル)「そうだよ!俺達の気が収まらないからなぁ!」 バリカン「そうだ!研坊やっつけてよ!」 タイガーM「ヴォーイ!」 審判   「はっ!し、死んでいる…!熊虎選手!」 研    「な、なんだって!?」 キャロン 「怖い!(こわん!)」 観客   「人殺しー!」      「帰れー!」 リングアナ「あぁ恐るべき事がこのリング上で起きました!熊虎選手がタイガーMの…」 タイガーM「俺に勝てる奴はいねーのか!」 撮影客  「ファッ、ファインダーに映らないぞ!」 研    「え、なんだって!?そうか、ジュラル星人だ!」 バリカン 「え!?タイガーMがジュラル星人だって!?」 研    「よーし僕が相手だ!」 研    「タイガーM!いや、ジュラル星人!僕が相手だ!」 タイガーM「ん?おもしれぇやるか!(甲子園やるか!)」 観客A(ジュラル)「研の奴め、ついに乗ったな」 観客B(ジュラル)「これでチャージマンも終わりさ!」 タイガーM「さぁ研!お前は死ぬんだ!」 研    「さぁ、早く正体を現せ!」 タイガーM「なにぃ!?てぁっ!」 研    「おっ!」 タイガーM「てぁっ!」 研    「あっ!」      「えいっ!」 タイガーM「うぅおっ!んんぐ…」 研  「それっ!」 タイガーM「ぬぅおっ!くそ、チャージマン!」 キャロン 「きゃー!」 バリカン 「ついに出たー!」 研「ついに正体を現したなジュラル星人!」 研「チャージングゴォォォー!」 ジュラルA「いぇあ!」 研    「おっ!」 研 「それっ!」 ジュラルA「うおあぁぁぁー!」 ジュラルB「死ねっ!」 研    「アルファガン!」 ジュラルB「うぎゃああぁぁー!」 研 「おっ!」 研    「えぇーい!」 ジュラルC&D「おっ…おっ…ぎゃあぁー!」 キャロン 「お兄ちゃーん!」 バリカン  「研坊!」 研     「えっへへへへ!」 バリカン「行くぞー!それ!それ!」 研   「おいバリカン!よせったら!よせよ!」 キャロン「バリカン頑張ってー!」 研   「おいバリカンよせったら!まともにやったらお前なんか、      僕の相手じゃないんだから!」 研   「キャロン、何とか言ってよ!あぁっ!」 キャロン「あー!」 バリカン「チャンピオン、バリカンの勝ちー!」 研   「こら!よくもやったな!」 バリカン「たたたた助けてー!」 研   「えーい!」 バリカン「助けてー!」 研   「待てー!バリカーン!」 バリカン「助けてぇー!」 第64話「爆発!マンモスコントロールセンター」 馴れーション「未来社会は、このように何でも、便利に合理的に、        とても暮らしやすいようになるんだ。        これらの操作を一手に引き受け、コントロールしているのが、        マンモスコントロールタワーと呼ばれる、        コンピューターセンターです。んが万が一、        このコントロールタワーが故障してしまったら、        家庭生活も、都市機構も、完全にストップしてしまうんだ。」 研   「あははははは!」 バリカン「えへへへへへ!」 ママ  「これ研、静かになさい!」 アナウンサー「番組の途中ですが、臨時ニュースを申し上げます。        今日午後、関東地方を中心とした、        各地のコントロールタワーが何者かによって爆破され、        各地の市民生活は全くの麻痺状態に陥っています。        きょう午後関東地方を中心とした、各地のコントロールタワーが、        何者かによって爆破され        各地の市民生活は全くの麻痺状態に陥っています。」 研   「これは、大変なことになったぞ!      あのコントロールセンターがやられたら、      水道もガスも電気も止まってしまうし、      それにあそこには、重要なデータが沢山あるんだ!」 キャロン「でも、誰がそんなことを?」 研   「うん、たとえ何者かの仕業にしても、      あそこは絶対故障なんかしない仕組みになっているんだよ!」 バリカン「研、早く行ってみようよ!」 研   「よし、調べてみよう!パパ、僕行ってきます!」 パパ  「うん、気をつけてな」 研   「大丈夫、任しといて!よし、バリカン行くぞ!」 バリカン「おぉけぇ〜!」 研   「チャージングゴォォォー!」 バリカン「あら〜あれは!?」 研   「うわ〜…これはひどい…」 研   「これはジュラル星人の仕業だ!すると…よし、他の地区へ行ってみよう!」 研   「あっ!」 ジュラル「ここも一発爆破してやるか!」 研   「はっ!」 ジュラル「ん?へっ…おっ!?」 研   「待て!ジュラル星人!」 ジュラル「クソー!チャージマン、よくも邪魔したな!」 研   「あぁ!」 研   「行くぞ!」 ジュラル「あああぁぁぁぁ…」 ジュラル「うぎゃああああぁぁぁぁ!」 バリカン「わーいやったやったー!やったー!」 研   「さぁ、帰ろうバリカン!」 バリカン「うん!」 第65話「勝利!チャージマン研」 魔王様 「ははははははは!今こそ、地球人類の最後なのだ!      自然も、人類も全て死に絶えるがいい!      地球は、我がジュラル星人のものになるのだ!ははははは!」 吉坂博士「みなさん、ついにジュラル星人が総攻撃をかけてきた。      死者は世界中数えきれません!」 無線  「緊急報告!ただいま海底パトロール隊が、日本海溝Z地区B区域に、      巨大な未確認基地を発見しました!」 研   「なに、キチ(基地)を!」 吉坂博士「間違いない、きっとそれこそジュラル星人の基地だ!」 研   「みなさん、僕がすぐにそこに行ってきます!」 吉坂博士「研君、あとで後援軍を送るが、早く調査を頼んだよ。」 研   「はい、博士。」 ママ  「研、気をつけるんですよ。」 キャロン「お兄ちゃんがんばってね!」 バリカン「研坊!」 研   「みなさん、僕は地球のため、全人類のため、戦ってきます!」 パパ  「研・・・」 研   「チャージングGO!」 研   「今日こそジュラル星人の最後だぞ!」 魔王様 「これで、お前たちにもいかに人類の力が弱いかが分かったであろう。      標的は、チャージマン研一人。それも訳はない!」 ジュラル「チャージマン研が基地を目指して突進してきました!」 魔王様 「なに、小癪な!よーし、飛んで火に入る夏の虫だ!見ていろチャージマンめ!」 研   「あっ」 研   「アレは・・・」 魔王様 「来たなチャージマン、それ!」 研   「どうやら、気付いたようだな!」 無線  「研君、星人たちは僕たちに任せて、君は早く基地(キチ)攻撃を!」 研   「はいっ」 魔王様 「んー、小癪な。よーし!」 研   「待て、津軽(ジュラル)の魔王!」 魔王様 「研、よく来たな!今日こそ貴様の命を!」 研   「よーし!」 研   「うわあああああああああああ!!!!」 研   「あああああああああああああ!!!!」 魔王様 「アーーーッ!!(安定感)」 研   「これが魔王の最後か・・・」 無線  「研君、無事か!?我々もジュラル星人を全滅したり!」 研   「応援、ありがとー!」 馴れーション「こうして、チャージマン研の活躍により、 地球侵略を謀ったジュラル星人も全滅し、        再び地球に平和が戻ったのです!」