としあき 母・姉との三人暮らし+メイジが居候としている メイジ、としあきの姉にギュッとされて照れる 後にギュッし返して 「お姉さん・・・て呼んでいい?」 「いいわよ、メイジちゃん」   家族で団欒 電話 メイジ ニコニコして受ける 「御用は何かしら?」 「それには及びませんわ」 受話器を置く 「メイジちゃん、誰からだったの?」 ニコニコ 「間違い電話でしたわ」 **************************************************** ニコニコしたまま 「ちょっと買い物に行ってくるね」 としあき「付き合おうか?」 ニコニコして 「ううん、平気」 何も不自然なく 姉「でもおかしいわね、いつものメイジちゃんなら~~なのに」 としあきハッとなる 何も不自然じゃなかったことが不自然だった 急いで後を追う **************************************************** 電話の内容 「いい気なものだな、メイジ。自分だけ小さな幸せを満喫か? それもいいだろう。 でもな、俺はいつでもその幸せを壊すことができるんだぜ? そう、ここから全員の頭をぶち抜いてもいい。それとも今からそっちに行って細かく切り刻んで肉片にしようか。 殺す前に犯すのもいいな」 「御用は何かしら?」 「今すぐ○○に来い。××時までにだ。あの役立たずの兄ちゃんと一緒でもいいぞ」 「それには及びませんわ」 カチャ 受話器を置く 「間違い電話でしたわ」 ニコニコ *********************************************** 夜の公園 としあき着く としあきの瞳の中に弾丸が写る 月が綺麗 自分に迫ってくる 動けない 死を悟る ********************************************** メイジ としあきに気づく しかしそれは相手も同じ ニヤリ 男がとしあきに向けて弾を撃つ   間に合わない、手を伸ばす、届かない どうすればいい 頭の中のイメージ 弾丸をナイフで刺す 砕け散る→破片がとしあきに→駄目 割る→残りがとしあきに→駄目 考えろ考えろ *************************************** 体を盾にする 貫通してとしあきに当たる→駄目 考えろ考えろ その手にあるのは何だ 銃 これをどうする? 撃て! ここまで0.002秒 ガキィン! としあきの目の前で火花が飛び散る **************************************** としあきが来る前 男に向けて銃を撃つメイジ 全て男の体に当たるが弾かれる 特殊コーティング 銃もナイフも効かない メイジの服にもコーティングが施されているがあっさり切られる 男のナイフは特別製 互角の戦い そこにとしあきがくる メイジ ハッとなる 男 ニヤリ ******************************************* ガキィン! としあきの目の前で火花が飛び散る しかしそれは弾を弾いたものではない としあきの眼前にナイフ それが空中で止まっている その横腹にはナイフ メイジも男も銃を撃った次の瞬間には既に行動を起こしていた 「としあき、何故きた!」 「お・・・俺はお前を助けようと」 「力も無いくせに!」 気をとられているメイジの脇腹に銃弾が浴びせられる ********************************************* メイジも撃ち返すが男は既に空 「勝った!!」 としあきに銃口を向ける 男の顔面にナイフが飛んでくる カィン コーティングで効かない その柄に弾丸が連射される カツン、カツン、カツン 男の眉間に強引にナイフが埋まっていく それでも男は銃を撃とうとする その手をもう一本のナイフが切り落とす→メイジが刺した男のナイフ *********************************************** 地面に落ちる男 「もう遅い・・・今頃お前の家族は・・・」 急いで家に帰る 燃えている   焼け跡から2人の焼死体が発見される