目の前には、ひざ立ちの少女がいる。 手足は拘束され、猿轡を填められ、目隠しされている。 身を包むボンデージは、その幼い身体を扇情的に見せるのみだ。 秘部には凶悪な形の張型が突き刺さり、くぐもったモーター音を響かせている。 痙攣する淫棒はベルトで締められ、射精することが出来ない。 この状態ですでに一時間程、放置されている。 俺はそれを酷薄な笑みを浮かべて眺めていた。 「なあ、メイジ。そろそろイキたいだろ?」 すると、メイジはがくがくと頭を縦に振る。 俺は、猿轡を外してやる。 「イカせてぇ!狂っちゃうぅっ」 さらにわめき散らそうとする口にいきり立った俺の肉棒を無理やりねじ込む。 そのまま腰をゆすり、喉の奥まで犯す。 すぐに腰に甘い疼きが訪れた。 逆らわずに射精する。 ***************************************************************** いつもより多く出る精液を、メイジは飲み下していく。 手を使えないまま器用に残りを吸出し、舐め取る。 口から抜くと、彼女は荒い呼吸のままこう言い放った。 「としあきさん。早いです」 「悪い。いつもより興奮しちまってな」 おっといかん、主従が逆転してるじゃないか。 「コラ、今はご主人様って呼べって」 「はい、ご主人様」 口元に笑みが見える。 ちょっとムカついてそのまま押し倒す。 「痛ッ」 謝らない。 枕に顔を突っ込み尻をこちらに突き出した形のメイジの秘部からバイブを引き抜くと、そのまま乱暴に犯した。 いつもよりぐっと狭い膣壁はグネグネ蠕動していた **************************************************************** 一突きする度に切羽詰ったよがり声を上げるメイジに気を良くした俺は彼女の膝を抱えて持ち上げると、 子供におしっこをさせるポーズのままガクガクと揺する。 「ぐっ、んあっ、あ、わた、し、オナホみたいっ」 「そうだ、お前はっオナホ、だ、いやらしいよがり声を上げるダッチワイフだっ」 結合部から漏れる愛液はもはや尋常ではないほど溢れ、卑猥な音を奏でている。 「ぎぁっ、あっ、とし、あき、さん!私、もう、もうっ」 膣の動きが精子を迎える動きに変わってきているのを感じた。 俺ももう限界だ。 メイジの身体を回し、正常位に変えるとラストスパートをかける。 「ひぁっあっ、としあ、きさん!キス!キスして」 「おう、今、出す、ぞっ」 抱きしめ、唇を貪りあう。 モノを縛るベルトを外すと、彼女は膣を震わせながら、盛大に射精する。 俺もそのまま中で果てた。 重なり合う身体の間がほとばしる白濁で染められていくのを感じながら、眠りに落ちた。 ******************************************************************** そのまま眠りに落ちかけたのだが、左右から勢いよく膝で挟まれ、咳き込んだ。 「げほっ、何すんだ」 「解いてください。さすがにこの姿勢はきついです」 それもそうだ。手足を縛られ、俺にのしかかられているのだから。 「悪ぃ。よっと」 一夜限りのご主人様もこれでおしまいだ。 朝になればメイジに振り回される生活がまた始まる。 身体を離すと、名残惜しげに二人の体液が糸を引く。 さっさと拘束具を外し、ティッシュで汁を拭くと、ぐちゃぐちゃのシーツを外し、洗濯機に放り込んだ。 真新しいシーツを敷く間に、メイジは寝巻きに着替えていた。 「あー。風呂は明日にすっか。もうくたくただぜ」 「そうですね」 汗でべた付く髪をすいてやると、気持ちよさそうに目を細める。 「あんまりこういうこと聞くのもアレだがSMはどうだった?」 「そうですね・・・支配されてる感じが、良かったです。素質があるのかも」 ************************************************************* 「まあ、あまりハードなのは止そうな」 すると、メイジは微笑んでこう言った。 「壊して、いいんですよ?としあきさんになら壊されてもいい」 その微笑は妖艶で、しかしどこか儚げだった。 「・・・ダメだよ。俺は、君を幸せにしたくてそばにいるんだから」 自分でも、顔から死ぬほど恥ずかしい。というかクサ過ぎる。 彼女はクスッと笑うと、俺の耳元で「期待しないで待ってます、ね」とささやいた。