「としあき」 「なあ…今夜もなのか?」 メイジはとしあきの質問には答えない。 当たり前の行為のように服を脱ぎ始める。 裸のメイジがとしあきの前に立つ。 その股間にはガチガチになったペニスがそそり立っている。 「早く」 冷酷さを覚えるほどのメイジの一言。 としあきはあっさりと抵抗を諦め、自分も服を脱ぎ捨てた。 **************** 裸になったとしあきは後ろを向き、その場で四つん這いになる。 メイジに尻を向けた体勢だ。 彼女が今どんな顔をしているかとしあきには分からない。 だが見ている場所がどこかは分かる。 熱いほどに視線を感じたアナルが、湿り気を帯びたのをとしあきは感じた。 突然としあきの腰にメイジの両手が掛かった。 「いい準備です」 メイジのペニスがとしあきの尻を貫いた。 **************** 肛門は出す器官であって、入れる器官ではない。 だがメイジのペニスはあっさりと奥までめり込んだ。 初めてメイジに貫かれて以来、としあきは数え切れないほど掘られ続けた。 その結果、今やメイジに尻を向けると自然に腸液が滲み出るようになったのだ。 「動きます」 滑りを確かめたメイジは、すぐに激しくとしあきの尻を突き始める。 「相変わらずいいお尻…!それにすぐ濡れるようにもなって…。本当に良い子…」 メイジがとしあきを掘る動きには、躊躇いも遠慮もない。 ただ自分が良くなるためだけの乱暴な動きだ。 パンパンと、二人の肌と肉がぶつかる音が機械的に鳴り響く。 その最中、不意にメイジがとしあきに言った。 「としあき…自分でお尻を動かしていますね?」 **************** メイジに指摘されたとしあきは狼狽える。 「ふふっ、耳まで真っ赤ですよ?いまさら恥ずかしいんですか?」 その言葉にとしあきはガバッと顔を伏せる。 だがメイジは容赦しない。 反応を見るように腰の動きを緩めつつ、顔を寄せてとしあきの耳元で囁きかける。 「いいんですよ、気持ち良くなって」 「お、俺は…」 「答えなさい。気持ち良いのですか?」 「それは…」 「ハァ……言わないなら止めます」 「ああっ、待って、言う!言うよ!俺はメイジに掘られて気持ち良いよ!」 **************** 「よく言えました。良い子です」 そう言ってメイジはとしあきの頭を撫でる。 「なら言って?どうして欲しい?」 「もっと…して下さい」 バックで繋がったまま首をひねり、としあきはメイジに哀願の目を向ける。 にこりとメイジが笑う。 次の瞬間、メイジの腰が猛然とピストン運動を始める。 メイジはフィニッシュに向けてラストスパート。 としあきは自分から良い所に当たるよう尻を動かす。 「良い!良いの!もっと締めて、もっと濡れて!」 「俺も!俺も良い!もっと突いて!」 「イク!イキます!」 「俺もイク!ああっ!!」 果てた二人は重なるように床に伏せた……。 **************** それからしばらく二人は荒い息をついていた。 ようやく呼吸が整うと、メイジは体を起こした。 メイジの股間ととしあきの尻の間に粘つく濃厚なヨーグルトが糸を引いた。 「としあき…良かった?」 「ああ…」 「これからもシていい?」 「うん」 突然メイジがとしあきの首に抱きついた。 「えっ?急にどうしたの?」 「私の体、変じゃないよね」 「体?最初は驚いたけど、今はもう慣れたよ…」 「ありがとう。受け入れてくれてありがとう。これからもずっと一緒だからね…」 終わり **************** 前回の母乳に続いてまたエロに挑戦してみたけど難しいね 15周年おめでとうございます