『ブラックメイジとモーモー』 「ねぇ、トシアキー、モーモー飼っていいー?」 としあきと公園で遊んで帰ってきたブラックメイジが遠慮がちに尋ねる。 「モーモーって何?ちゃんと世話できるなら飼っていいけど、うちにはカロヤンが居るから、大きすぎたり、ケンカするようなのはダメだよ」 としあきはブラックメイジが自分の意思で何かをしたいという自我の成長にちょっと感動しつつ、得体のしれないモノを飼うのもどうかと思案する。 「大きさは分からないけどー、公園の池にいるんだよー。いつもモーモーって鳴いてるんだよー」 「何そのUMA?日曜日にでもメイジと一緒に見に行こう。危険生物だったら怖いから、飼っていいかはちゃんと確かめてからだよ」 としあきは池にはあまり近づかないので、ブラックメイジの言う生き物がイメージできない。 「池を泳いでたけどー、目がちょっとカワイイーんだよー」 泳いでいて、モーモー・・・?謎の生物に不安があるが、ちょっと楽しみな気がするのも事実。 「池に居るなら釣り竿がいるかもね。網も用意しておこうか」 「捕まえ方は分からないけどー、私の両手より大きいかもしれないよー」 「釣り竿は俺の爺さんが使っていた50年以上前のモノだけど、それくらいなら大丈夫かな」 としあきは、実家から持ち出してきて、クローゼットに入れたまま一度も使っていない釣り竿を思い出す。 「50年前のモノって使えるのー?モーモーが大きかったらダメかも知れないよー」 「3人で釣りが出来るように竿と麦わら帽子を買ってあげるよ」 としあきはそう言いながら、アマゾンで検索して子供用釣りセットと女児用麦わら帽子をサクっと注文する。 しばらくしてメイジが学校から帰ってきて、としあきはブラックメイジがモーモーを飼いたいと言ってた事を話す。 「ブラックはそのモーモーをはっきり見たことがあるの~?」 「泳いでたのは見た事あるけどー、何なのかは分からないー、目が2つで泳ぎが上手って事くらいかなー」 「よく分からないわね~。泳ぎが上手って言うとカエルかもしれないけど、モーモーって鳴くのかな~?」 としあきは早速 モーモー カエル で検索してみる。 「多分これだね。ウシガエルっていうカエルだよ。食用になるから、アマゾンで、ラス フロッグレッグとして売ってるけど、見た目もグロいね」 「可愛そうだし、私は食べたくないー」 「私も食べなくても良いかな~。いざとなったら非常食で食べるかもしれないけどね~」 **************** 日曜日、装備を整えて公園に向かう。 池に近づくと、確かにモーモーという鳴き声が聞こえたりするが、いつも鳴いてる訳でも無いらしい。 よく見ると、水草の茂みで池から顔を出してこちらを伺ってるような様子。 「大きな足音をたてると逃げるから、気をつけて釣ろう」 メイジは足を忍ばせて静かにカエルの顔の近くにルアーを垂らして、食いつかせようとするが、警戒しているのか中々食いつかない。 「私はあっちに居るのを狙ってみるよー、ここに居るのより大きそうだしー」 ブラックメイジはルアーを水に浸したり、水面から出してカエルの頭を飛び越えさせたりしたり、かなり手慣れた様子。 「何か慣れてるみたいだけど、チェルノは魚釣りをした事があるの?」 「公園に住んでた時にー、釣ってたよー、オジサン達に焼いて貰って食べてたー」 しばらくすると、カエルがルアーの方に向かって身体の向きを変えてたりして、警戒心が和らいでくる。 「中々釣れないねー、メイジは釣れたー?」 「私も釣れないよ~、でももう少しで釣れそうな気もするし~」 警戒心が薄れてきたカエルがルアーにパクっと食いつこうとするが、本気で食いつく気もなく、メイジのルアーに手を出してからかってる様子。 「カエルも頭が良いかもね~、エサじゃないってわかってるのかな~」 メイジのルアーには食いつかないが、ブラックメイジが慎重に竿を上げ下げして、ルアーの動きに緩急を付けると、やっと食いついた。 すかさず釣り竿を引き上げると、腹を見せながら空中でバタバタともがく。 慎重にたぐりよせて網ですくってみると、案外大きい。 「釣れたけど、こんな大きいカエルを触れる?」 「別に怖くないから触れるよ~」 メイジはカエルの両脇を持ってとしあきに見せる。 「はぁはぁ・・・大きくてちょっとヌルヌルしてる~、としあきも触って見れば~」 ブラックメイジがモーモーと呼ぶ巨大なカエルを、ちょっと興奮気味にとしあきに触らせようとする。 「俺は・・・そういうのはちょっと苦手。小さいのなら良いけど、大きすぎるとちょっと怖い気がするし・・・」 「トシアキは触れないのー?全然怖くないよー?」 「本当にそれを飼いたいの?大きい水槽が無いと難しいかもしれないよ」 「ヌルヌルしてるけどー、大きくてカワイイよー」 としあきは自分のカワイイの基準が間違っているのかと思いつつ、どうしたものかと困惑する。 「カワイイのかどうかは分からないけど、そのカエルは池の主だからリリースしてあげようよ。狭い所で飼われてても可愛そうだし」 「残念だけど、トシアキがそういうなら放してあげるねー。池に来ればいつでも会えるしねー」 メイジは持ってたカエルを池に放すが、なぜか興奮が収まっていないw。 **************** スカートをたくしあげてパンツを脱いだブラックメイジは、凶悪なほどギンギンになったペニスをあらわにする。 「待って、本当にここでするの?」 としあきは野外プレイにちょっと興奮するものの、ためらいがあるのも事実。 「モーモーが飼えないんだからー、その代わりにここでするー」 「ちょっと何を言っているのか分からないが、俺もなぜここで掘られようとしているのか分からない」 「難しい事言ってるとお仕置きだからネー、ローションが無いと気持ちよくないからー、トシアキのを手でしてあげるねー」 ブラックメイジはとしあきのペニスを軽く握って、亀頭の皮を剥いてしごきはじめる。 「としあきは~、被ってるから先っぽが敏感なんだよ~、私も一緒にしてあげるね~」 メイジも一緒になって弱いところを攻められると、としあきは数分ともたずに、メイジの手のひらに濃い目のヨーグルトを吐き出す。 「すごーい、いっぱい出た~、やっぱり二人ですると違うのかな~」 メイジ達に二人で手コキという僥倖に興奮したのもあるが、としあきはいつも以上の量が出た気がした。 「これをブラックに塗ってあげるね~、ちゃんと塗らないととしあきが痛がって気持ちよくないよ~」 メイジはブラックメイジのペニスに塗りたくって戦闘準備を完了させる。 「トシアキー、入れるよー」 ブラックメイジはとしあきの尻穴にペニスをあてがい、亀頭を埋めていく。 「先っぽが入ったから、そのまま一気にいれるよー」 「いや、ちょっと待って、本当にココでやっちゃうの」 としあきはブラックメイジの積極性にちょっと戸惑いながらも、本気で抵抗する気もなく受け入れる事にする。 「んん・・・あああー・・・っ、あああっ、はぁはぁ・・・、何かいつもより大きい気がするよ・・・」 としあきは、野外で初めてブラックメイジに掘られるというシチュエーションにいつも以上に興奮して、快感も数倍に感じられていた。 「んっ・・・トシアキの胎内(なか)がグニュグニュ動いて凄く熱いよー」 ブラックメイジはとしあきのヨーグルトのお蔭で、緊張してキツくなってる尻穴でも、スムーズに抽挿を繰り返す。 「あぅううっ・・・、ああっ・・」 としあきは野外である事を忘れて大きな声を出してしまった。 「トシアキー、声が大きいよ―、大丈夫ー?」 「この近くに交番もあるんだから~、気をつけなさい~、逮捕されるのはとしあきなんだらね~」 メイジの言葉を聞いて冷静さを取り戻すと、としあきのペニスは萎えてしまった。 「としあき~、何で小さくなってるの~?、ブラックじゃ感じないの~?」 「そんな事無いよ、外でするのは初めてだから・・・」 「私じゃ感じないってどういう事なのー?、もっと激しくしないとダメなのかなー?」 ブラックメイジはちょっと残念な表情を見せるが、逆にヤル気を喚起し、としあきの気持ちいい所を探りながら、少し激しく抽挿をし始める。 ぬっ、ぶぶっ、ぬぶぶっ、ぬっ、じゅぶ、ぢゅぶっ・・・ 「ああっ、あっ、トシアキー・・・、ハァハァ・・・」 「あっっ、こんなの初めてだよ、今日はいつもより積極的だね。凄いよ」 「だって、トシアキの締め付けが凄いからー・・・、今日はトコロテンが出るかもねー」 としあきはメイジが見てる所でトコロテン・・・、良いのか?という疑問が頭をよぎるが、ブラックメイジにしてもらっているという快感の方が強く、無駄な思考をする余裕は無かった。 「あっあっ、チェルノ・・・そこ良い・・・」 「トシアキー、いつもより気持ち良くって止められないー・・・」 「良いよ、もっと強くしても・・・好きなように動いて・・・」 ブラックメイジはとしあきの前立腺を刺激しながら突きまくると、萎えていたペニスもフル勃起して、トコロテンが出そうになっていた。 「あっ、トシアキー、そんなに締め付けたらダメー・・・、出ちゃうよー」 ブラックメイジは締め付けに耐えきれずに、特濃ヨーグルトを胎内に吐き出すと、としあきも同時に自分のペニスから初めてのトコロテンを吐き出す。 同時にイッた時、真っ白になった理性の裏側で、ブラックメイジは大きな満足感を得た。 「やっとトコロテンが出たー、これもモーモーのお陰かなー」 「うーん、カエルのお陰じゃない気もするけど、ここで出来たのはカエルがキッカケだし、そうかもしれないね」 「カエルじゃないよー、モーモーだよー。また釣りに来ても良いかなー」 入れたままで余韻に浸る訳もなく、ブラックメイジの思考はカエルに移っていた。 「次は私がするんだからね~、ブラックはガリガリ君を買ってきて~」 「トシアキもガリガリ君で良いのー?」 「喉が乾いたから、飲み物もお願い。でも一人で行かせるのが心配だから、メイジも一緒に行って来て」 としあきはブラックメイジを捕獲した時から、隙を見せればどこかに行ってしまいそうな心配が常にあった。 「私とはいつするのよ~、買い物の後じゃ気持ちが萎えるじゃない~」 「家に帰ってからでも良いよね。今日は気温が高いから熱中症が心配だよ」 熱中症を理由に二回戦目をうまく回避し、安堵するとしあきだった。  ≪注意:ウシガエルは特定外来生物に指定されており、ペットとしての飼育や移動は禁止されています。≫