『ブラックメイジとホームレス』 ブラックメイジを捕獲して3日後の日曜日。 としあきの看病と驚異的な回復力もあり、ブラックメイジの体調は大分良くなっていた。 「今日は常連客のオジサンが来る日なんだけど・・・」 まだ風邪が完全に治っていないブラックメイジがとしあきに遠慮がちに話し始める。 「常連客って何?公園に住んでたのはホームレスのオジサン達に聞いたけど、何かしてたの?」 としあきはブラックメイジがどうやって日銭を稼いでいたかまでは知らない。 「オジサン達の顔を踏み付けてお小遣いを貰ってたの・・・」 「えっ?何そのプレイ?」 としあきはロリに顔を踏まれるというプレイにちょっと興味を持ってしまう。 「3分間楽しんでもらって私がお小遣いを貰うというプレイなの」 ブラックメイジは、のそのそと布団から這い出してパジャマのズボンを下げる。 「えっ、それで何を?」 としあきは何をするのか全く理解できないが、縞パンをガン見してちょっと興奮気味で尋ねる。 「いつもはスカートをたくしあげてやってたけど、このままでも出来るでしょ。あとは好きにして」 「好きにと言っても、何をやっていいのかなぁ・・・」 としあきはロリではあるが、子供を犯すなどの直接行為に出ることは絶対に無い「Yes、ロリータ、ノータッチ」の原則を遵守している。 「オジサン達は臭いを嗅いだだけでお小遣いをくれたけど、舐めたり、触ったりはしなかった」 としあきはそれを聞いて、ブラックメイジの股間に顔を近づけて、風邪で体温が高くなって汗ばんだ股間の臭いをかぎ始める。 「凄くいい匂いがするよ。ずっと嗅いでいたいけど、もうすぐメイジも帰ってくるから・・・」 メイジには近所のコンビニで食料品の買い出しを頼んでいるが、もうすぐ帰ってくる時間だ。 「何をやっていたかは分かったけど、もうそんな事はしなくても良いんだよ。俺はここに居てくれるだけで充分だから、とりあえず風邪を治そう」 「でも、オジサンから服と下着を貰う約束をしてるから今日は行かないと・・・」 責任感があって律儀なところは良いが、ホームレスの人から買ってもらうというのはどうなのかという疑問が無いわけでもない。 **************** 「それならメイジが帰ってきてから一緒に行こう。もう一人でそんな事をさせる訳にはいかないからね」 そんな話をしているとメイジが帰ってきた。 「ただいま~、としあき~ブラックに変なことしてないでしょうね?何かしたらスグ分かるんだからね~」 「何もしてないよ。ちゃんと看病してるんだから大分良くなってるよ」 「それなら良いけど、ちゃんと治ってもらわないと私も困るんだからね~」 風邪がうつらないようにメイジの部屋のベッドに寝かせて、としあきと一緒に寝ている事にもちょっと不満があるようだ。 「別に俺は困ってないけどね。メイジを抱きまくらみたいにぎゅっとして寝られるから最高だよ・・・ゲフっ」 メイジは言い終わる前にとしあきのミゾオチに手刀を突き刺す。 「バカな事を言ってないで、私の部屋で昼食を食べましょう。今日は煮込み野菜うどんを買ってきたから、赤いきつねよりは美味しいわよ」 コンビニのうどんは電子レンジで出来て、普通にうどんを茹でるより簡単なので、ブラックメイジが来てからは色んなうどんを試してる。 「免疫力を高められるように生卵も入れてあげるよ。卵酒が良いかもしれないけど、子供に酒は飲ませられないからね」 としあきはこういう事にはきちんとしてるので、未成年の飲酒は絶対にダメというスタンスを崩さない。 「このうどんも美味しいー。公園のオジサン達にも差し入れしてあげたいけど、良いかなー」 「それなら公園に行く時に買って行こう。でもこれからはあんな事をしないとハッキリ言ってこないとダメだね。それからちょっと気になってたんだけど、ブラックメイジの本名は何?」 「私もメイジ、この娘もメイジよ。生まれつき褐色だから私がブラックメイジって呼んでるけど、としあきが嫌なら別の名前を考えましょう」 「確かに一緒に住んでると同じ名前は不便ねー。ブルガリア語で黒はчерноだからミドルネームって事でчерноでも良いよー」 としあきには未知の言語であるブルガリア語で言われても聞き取ることが出来ない。 「もう一度、ゆっくり言ってくれないかな」 「日本語に近い発音で言うと、チェルノだよー」 「チェルノか。それなら呼びやすいから良いね」 ブラックメイジの別名が何となく決まったところで、としあきは買い置きしてある葛根湯を飲ませる。 としあきは基本的には漢方薬派なので、市販薬では西洋薬はあまり飲みたくないというこだわりがある。 「粉薬には慣れないわー。こんなのがあるのは日本だけなんじゃないー」 「東洋・アジア圏にはあるだろうけど、欧米には粉薬が無いのかなぁ」 「私は免疫力が強いから、ブルガリアでも薬はあまりのまなかったかな~」 薬を飲ませたら、としあきはブラックメイジに着せる服をメイジと選ぶ。 サイズはメイジと同じなので、メイジの服を着せる事が出来て安上がりだなと、としあきは思う。 「私の白ワンピースを着せてあげる。としあきみたいなロリにはエロく見えるんだろうけど、普通の人には可愛い服にしか見えないから安心していいわよ」 「うん、白ワンピは凄く似合って可愛いと思うよ。(白と褐色のコンストラストが・・・ハァハァ・・・)」 **************** 公園に行くとブラックメイジが住んでいたテントは「CLOSE」の札が下がったままになっていて、別の入居者が入ってるわけでも無かった。 「あのオジサンは大体午後1時ごろに来るから中で待ってましょう」 「それならあと10分くらいね~。3人ではちょっと狭いけど、外で待つよりは良いわね~」 「OPEN」の札を下げて中で待機する事にする。 ブラックメイジを捕獲した時に持ち帰った私物が無くなったテントの中はほとんど物が無く、3人で座る程度のスペースは何とかある。 「ブラックはここにどれくらい住んでたの~?」 「さぁ?この公園に辿り着いたのはまだ寒い時期だったけど、食べる物にも苦労するような日常だったし、カレンダーも無いから正確な日数までは分からない・・・」 「俺はそんな過去は気にしないから、思い出さなくても良いよ。ここも誰かに譲ってもう来ないようにしよう」 としあきは捕獲できて本当に良かったと思いながら、これからの事を考え始める。 「お嬢ちゃん、いるかなぁ」 ホームレスのオジサンの声が、としあきの白黒メイジとのこれからの生活の妄想をかき消し、現実に引き戻す。 「いるよー、遠慮なく入ってきてー」 「何だ、先客が居たのか。って、おい兄ちゃん・・・二人相手ってのは欲張り過ぎじゃねぇのか?俺はこの黒い方に用があるんだから貸せや」 「うちの娘に何か用か?顔を見れば分かるだろうけど、この娘達は双子なんだよ。色が違うのは気にするな。細けぇ事はいいんだよ!!」 としあきはとっさに双子と言ってしまったが、本当に双子なのかの確信はもちろん無い。 「オジサンは悪い人じゃないから、あまり怒らないでー」 ブラックメイジはホームレスのオジサン達に世話になっていたので、口が悪いのには慣れている。 「今日は約束の服と下着を持ってきたけど、いつものアレはしてくれないのかな?」 オジサンはブラックメイジに紙袋を差し出し、いつものプレイを要求する。 「俺がこの娘を保護したから、何も無しだ。行方不明の間に世話になったのは聞いてるが、代金を払うからもう会わないでくれ」 としあきはオジサンに万札を握らせて丁重にお願いする。 「これだけあれば、充分ツリが来るな、今まで充分楽しんだから、もう良いか・・・」 オジサンは久しぶりに見る万札に満足して機嫌よく帰っていった。 「割と話が通じるオジサンで何事も無く済んで良かったよ。俺はちょっと買い物をして来るから二人で帰っててくれ」 三人になった事で食費が増えてしまったのが、ちょっと悩みのタネでもあるが、としあきにとっては白黒メイジと暮らせるだけでプライスレスである。 「買い物なら通販でも良いけど、余計なものまで買ってしまって高く付いたりするからその都度買いに言った方が良いかもね~。うどんにも飽きてきたから、今日はラーメンが食べたいな~」 そう言われても、ブラックメイジの風邪が治るまではうどん派のとしあきだ。 **************** 「ブラック~、家賃の事だけどとしあきにちゃんと払う気はあるの~」 手を繋いでの帰り道、メイジは自分だけがキッチリ家賃を支払ってるのにブラックメイジは支払う意思があるのかとちょっと気になって尋ねる。 「私はドル札を持ってるけど、それじゃダメなのー?」 ブラックメイジは日本円をほとんど持っていないので、ドル札で払おうとするのは何ら不自然ではないのだが・・・ 「としあきはロリなんだから、そんな紙キレで満足出来るわけ無いじゃない。これからは私と同じように家賃を支払わないと、としあきと居られなくなるわよ~」 メイジのとしあきへの「家賃の支払い=尻穴をキッチリ仕込む」なのだが、ブラックメイジには現金で支払いが出来ない事が不思議でならない。 「一緒にお風呂に入ってあげると物凄く喜ぶけど、それだけじゃ足りないわね」 「一緒にお風呂って・・・」 ブラックメイジはメイジよりも純情なので、エロい事にはあまり積極的ではなく、尻穴については童貞である。 「としあきはロングヘアー好きだから、髪を洗わせてあげるのも良いかもね。私はいつも洗わせてあげてるよ~」 「それくらいならさせてあげようかなー。でもそんなので家賃代わりになるのー?」 「もちろん、そんなのはタダのサービスでしか無いわよ~。体でキッチリ払ってあげないとね~」 「体で払うってことは・・・」 「としあきはロリだからこういう服が好きなのよ。持ってることは知ってたけど、としあきが私に着させようとした事は無かったわ」 メイジはとしあきの部屋から秘蔵のメイド服を持ってきてブラックメイジの着替えを手伝う。 「やっぱりよく似合うわ。これで抱きつけばとしあきは絶対抵抗しないから安心して良いわよ」 「こんな服を持ってるトシアキって一体・・・」 ブラックメイジはかなり不安になりながら、としあきの帰りを待つ事にした。 「ただいまー、いろいろ買ってきたけど、やっぱり今日もうどんだよー」 としあきはエコバッグ二つ分の食料品をキッチンのテーブルに置き、煮込みうどんの準備をし始める。 「トシアキ、家賃の事でお話があります」 ブラックメイジは神妙な面持ちでとしあきに話しかける。 「そのメイド服は・・・メイジが着せたのか?」 メイジにクローゼットの奥に仕舞い込んでいた秘蔵品を知られていた事に、としあきは若干驚くが、凄く似合っていることで、すぐにどうでも良くなる切り替えの速さは流石だ。 「メイジが着せてくれたんだけど、似合ってる?」 そう言いながら、メイジのアドバイス通りにとしあきに抱きつく。 頭のネジが普段からユルイとしあきだが、ブラックメイジの褐色の肌とムチムチの太もものメイド服姿を見て、完全に抜け落ちてしまった。 **************** ブラックメイジを抱きかかえてベッドに運ぶと、そこにはメイジが居た。 「としあき~、やっぱりそうなるのね~、ブラックも準備OKみたいだから・・・」 ブラックメイジがスカートをたくしあげるとギンギンに勃起したペニスがあらわになる。 「トシアキに私の初めてをあげるね。メイジにキッチリ仕込まれてるようだから、大丈夫だよね・・・」 「ちょっと待って、初めてって・・・」 思考が追いつかないとしあきの抵抗も虚しく、メイジはとしあきをベッドに押しが倒してズボンとパンツを脱がせる。 「としあきも準備OKだから、遠慮はいらないわよ。メイド服は汚れるから脱いだ方が良いかも~」 「いや、是非着たままでお願い、汚れてもクリーニングに出せば問題ない」 精液はシミになってしまうかもと思案するが、脱がれるよりはマシと思ってしまうのがとしあきである。 ブラックメイジはとしあきの尻穴にペニスをあてがい、ヌプヌプと亀頭をうずめるが、メイジのような強引さがなく、緊張が伝わってくる。 「これでブラックも童貞卒業ね。おめでとう。としあきは多少強引なのが好きだから壊すような勢いでガンガン突いて良いわよ」 「チェルノの熱い体温が伝わってくるよ。メイジとはまた違った感じが・・・」 「としあき~、ブラックは初めてなんだから私と比べてもねぇ~」 二人の行為を観察しながら、冷静に分析しているメイジ。 「トシアキの中ってフワフワで気持ち良い・・・私でもっと気持ちよくなってね」 ぎこちない突き方ではあるが、としあきにとってはそれも新鮮である。 「あっ、ハァハァ・・・気持ち良いよ。もっと強くして・・・」 としあきはメイジにいつもやられてるような強引さが無いことに、もどかしさを感じて強い刺激を懇願する。 「強くするのはちょっと怖いけど・・・」 ブラックメイジは手加減をやめてちょっと本気を出すと、としあきの腰がガクガク震えるが、それが良い刺激になり胎内に濃いヨーグルトをぶちまけた。 「としあき~、女の子の初めてを貰ったんだから、ちゃんと責任取らないとね~。私はとしあきの初めてを貰ったからずっと一緒にいてあげるけどね~」 「えっ、ちょっとそれ意味が違わない・・・?まぁ良いんだけど・・・」 としあきは初めての意味がふたなりの場合は違うのかもという疑問を持ったが、ブラックメイジを手放したくないので、深く考えるのをやめた。 「初めてをあげたんだから、今までの家賃分にはなったかなー。これからもよろしくね」 ブラックメイジはメイジに言いくるめられてるので、「尻穴を犯す=家賃の支払い」という公式に疑問を持たない。 「としあきも良かったね。初めてを貰った上に、これからは家賃は二倍だよ~」 「また女医さんにお世話になる事になるから、ほどほどで・・・」 ブラックメイジの新たな性癖を開発してしまったと思うと、ちょっと複雑なとしあきだった。