「めぐみ痴漢へ逆襲す(後編)」~めぐり合う愛は何処に?~  フィンガー・リーこと山田次郎は駅のホームでうつろな表情で立っていた。  一週間前赤毛の少女に痴漢のみならずアナルまで犯した事を後悔していた。  彼の経験則上、恐らく電車に乗りなれていない上偶発的理由で電車に乗っていた可能 性が極めて高い。そして一度痴漢行為に合った娘はいこう適正な自衛行為をとるように なる。例えば電車に乗る時は女性専用車両に乗るか、乗れなくとも背後を取られる乗り 方を避けるようになる。当たり前な話再び遭遇する可能性はきわめて低い。  先日全てが終わった後自宅で賢者モードが解けた時その事実に気が付き彼は悶えた。 せめて尾行して自宅ぐらいは突き止めておくべきだった・・・  一応写真は撮ってあったので裏の情報屋に彼女の身元を調べてもらおうと持って行っ たが、 「ひくわ~マジ引くわ~・・・」 と冷たい目を向けられたのでさすがに自ら痛々しくなったのですごすご引き下がった。 「あ、詰んだわ・・・」  流石に凹んでめぐみの痴態写真を見てオナっては寝、オナっては寝る生活を1週間ほ ど続けたが依頼主から電話で「仕事しとるの?」とお怒りの電話が入ったのでやる気が あんまり無いが仕事に出ることにした。  ”はー下見だけしたら帰って寝よう”凄まじいテンションの低さでホームに佇んでい たら、"女神がいた"あの日と同じ服を着ためぐみが電車に乗ろうとしていたのだ・・・ 「バ・カ・ナ・?嘘だろ?」  しかも普通車両だと?学習してないのか?罠なのか?だが山田次郎は無意識に彼女の 後を付いていった。そしてさらに驚愕する。めぐみはあの日痴漢合ったのと同じポイン トに立っていたのだ。  遠距離から彼女の表情をみる・・・少し朱の入った恥らうような誘う表情の横顔をち らりと見せた時、山田の理性は飛んでいた。「あの子のお肉をまた味わいたい!」目先の 餌にあっさり釣られるのは性犯罪者の特徴と言えよう。  彼女の周りにはオッサン×3、オバサン×1!  「立気絶御都合指!!(立ったまま周りの乗客は気絶しろ御都合フィンガー!)」  付近の乗客全てを気絶させた山田はめぐみの背後に無理やり回り込み周りのオッサン おばさんを蹴りよけてスペースを確保する。この間僅か5秒。 満員電車の圧迫感が急に無くなった事に違和感を感じためぐみが後ろを向こうとした時 ・・・ 「時間停止指(ステイシスフィンガー)!」 「!!」  体が動かなくなった事に驚くめぐみ前回と同じで毛の平と手首だけは動くが他の間接 は一切動かない感覚 ((この感じようやく来た!あの人だ!))  あの時の痴漢だとすぐに悟るめぐみそれと同時に失態に気が付き焦りだした。 ((ふえ・・メイジちゃんから貰ったヘアピン使いたくても手が動かせない・・・どう しよう・・・)) 先日貰ったヘアピンを右手に握っているが今両手はランドセルのベルトをつかんでいた。 手のひらが動いても肘が曲げれなくては下半身はノーガードである。 ((ん!!)) めぐみは尻肉に手が触れる感覚を覚えた・・・だが触れた対象はまるで驚いたかのよう に這い回る。驚いたのは山田の方だ 「"はいてない"だと?」めぐみはボトムレス、つまりノーパンだった。 先日の痴漢行為でめぐみが一番キレたポイントはお気に入りのパンツを持って行かれた ところであった。単純にパンツを持って行かれないための彼女なりの対策だったのだが ・・・  山田は泣いた。"この子は僕を待っていてくれたんだ"と、  それと同時に「この子を一杯気持ちよくしなきゃ!」と思い至る。凄まじい変態理論 である。早速手をめぐみのスリットに這わした時驚愕する。ねっとりとした汁で濡れて いたのだ。山田は一度手を引き抜いてみてみる。やや白く濁っている半透明の滑りのあ る汁愛液だった。 めぐみはここ一週間ノーパンで電車に乗っていた。痴漢を待っていたのだがその際なぜ かむずむずを覚えるようになり、普通にお尻に何か当たったり触ったりするだけでHな お汁が出るようになっていた。めぐみ本人はあとで図書室で調べてそれがHな気分の時 に出るお汁と知って納得して恥ずかしいけど悪い気分じゃないし、むしろアソコがぐじ ゅぐじゅなら痴漢も嫌がるのではないかと思いそのままである。それは逆効果というこ とを知らずに・・・  ジューシーなお汁で満たされた彼女の下半身を直に味わいたい!! 完全に理性の飛んだ山田は背後にい居る気絶したオバサンをさらに奥に付きこんで人一 人四つんばいになれるスペースを確保して彼女のワンピースをめくり上げたそして裾を ランドセルのベルトにくわえ込ませると恵みの下半身は完全に野外に晒されている。 ((うそ・・・いろんな人に見られてるよねこれ!!)) 半泣きになるめぐみ、そして膝を付いてしゃがんだ山田はめぐみの尻肉を両手で広げ直 に顔を埋める ((何されての?何で他の人は何も言わないの??)) 混乱するめぐみ、一方彼女の尻肉に顔を埋めた山田は至福を味わっていた、ほぼ直立に 近い形でめぐみが立っている関係上膣口付近には舌が這わせれないが、愛液で肛門まで ネットりしている彼女を味を味わいながらついには肛門に舌を這わす。 「たまらない!サイコウだ!苦味もいい!女の子のお汁もいい!」 対するめぐみは肛門を刺激されだんだんフワフワとした感覚を覚え始めた。 ((あ、フワフワが来る・・・そういえばフワフワがドカンと来たら体が動いたはず!は やくドカンとしなきゃ!)) そうこうしていたら舌がめぐみの体内にわずかにぬめり込んだヌルヌルしたそれが肛門 を2、3回出し入れされた時、めぐみはイッた。下でひたすら励んでいた山田は突然の めぐみの痙攣に驚き顔を引いた底でめぐみの股間から潮が吹く瞬間を目撃した。いや、 「魅入った」それは山田にとって決定的な隙だった。 ほんとに腰の抜ける感覚に耐えながらめぐみは両手を股間に添えて体を翻し山田の方に 向いた!以前四つんばいのままの山田はあわてて立ち上がりとっさにめぐみと向かい合 って「時間停止指(ステイシスフィンガー)!」を叩き込む。  再び静止するめぐみ。今度は小便小僧のような下半身を前に突き出したポーズで固ま ってしまう。 めぐみは山田の姿を始めて見る。背広姿のダンディーオジさんだった。 ((あ、わりとカッコいいかも?)) と不覚にも思ってしまった。 一方顔を見られた山田は焦った。「どうしよう!この状況?気絶させてお持ち帰りするか? いや目撃者が多すぎる!殺す?絶対無い!!そんな選択するなら自殺するわっ!ドドドド どうしよ!」と固まってしまった。  めぐみは再び体が動かなくなったことに焦ったが股間に当てた手が動くことを思い出し た。 ((そうだ!お豆さんをイジッて自分でふわっとすれば動ける!)) 思い立ったが吉日、彼女は丸出しの下半身を突き出したまま右の人差し指で皮をむき 辛うじてクリトリス付近に手があった左手の指で刺激し始めた・・・ だって上気した上目で自分を見つめながら事に及んでいるのだ・・・ 「これはッ!俺は誘われている!女神に誘われている!」そう誤解した山田は優しい瞳で 彼女を見つめ 「分かったよ・・・一つになろう・・・」 そう呟いて自らのズボンのチャックを開きイチモツを出した・・・ 一方めぐみはその様を見てショックを受ける ((おちんちん!だよね?お父さんのヤツよりかなり小さいけどおちんちんだよね??)) サイズはボールペン以上マジックペン未満なサイズの粗末なそれを見て一瞬固まる。 めぐみのクリトリスに擦り付けてきた。 ((え?なにしてるの?ええ?でもこれって)) 動く左ので亀頭付近を指でやさしく触る。 山田はめぐみの柔らかい指が優しく亀頭をソフトタッチするのにビクンと反応した。そ して喜々として囁いた 「そうかオジサンのも触ってみたいんだね・・・」 わざと腰をひねりめぐみの左手付にその肉棒を擦り付け始めた・・・ めぐみは ((なにこのひとおちんちん擦り付けてくる・・・きもちわる・・・いやでもちょっとかわ いいかも・・)) と混乱するがあることを思い出す。 突然、めぐみはやさしく肉棒を握り始めた・・・ 山田はまるでオナホールのような優しい握り方に変ったのに驚いた・・・ 「これは私のおててでイッテねwの合図なのか!うおおおおおお!」 喜び勇んで腰を上下に振り始めた・・・が・・・ ザグッ! 「@;[@l@pkwoej ihihううgcちぃえrぴq@ch!!!!!」 突如、声にならない悲鳴をあげてはねあがった山田。己の肉棒に目をやるとヘアピンが 尿道に刺さっている。  先ほどのめぐみの左手の握りはもう一方の右手に誘導するためだった。その先にはメ イジ特製ヘアピンが握られていた。 「「痴漢撃退用スプレーをまぶしてるの」」そのスプレーの成分は「濃縮カプサイシン」 目や粘膜に付着すると激痛を及ぼす。 めぐみのおててオナホの先端には最強最悪の毒牙が待っていたのだ・・・  異次元の股間の痛みに悶える山田は朦朧とする意識の中、尿道に刺さったヘアピンを 一気に引き抜く。 「!!!!:pgks@jdg歩あえおigugふpdgtuぱttpadtf@おdjpsjg@あspぐd1!!!???」  メイジ第2の牙が火を噴く!鋸の刃のような棘の付いたヘアピンがさらに傷口を広げ たのだ! 山田はそのまま泡を吹いて失神した。 それと同時に離れた位置の乗客や騒ぎで失神から息を吹き返した乗客の注目が山田と下 半身丸出しのめぐみに目が行く・・・ めぐみは・・・他の沢山の乗客と目が合った時・・・ ((らめらめ!!!っん!!)) 盛大な潮吹きとともにイッてしまった・・・ それと同時に駅に列車が到着した・・めぐみは朦朧とした意識の中体が動き始めたと同 時にヘアピンを拾うとあわててホームに逃げ出した・・・ 肉棒から血が噴出している山田を残して・・・ ~~~30分後、学校に到着しためぐみは朝のホームルーム前にメイジ、あろえに声をか ける。 「みんな!こないだの痴漢撃退できた!」 メイジ・あろえ「「おー!」」手を叩いて盛り上がる二人。 「で、痴漢のやつ手を押さえて悶えたのね!やったのね!」ハイテンションにたずねる あろえ、 「ううん!おちんちんの穴にブッさした!」笑顔でこたえるめぐみ、 メイジ・あろえ「!?」 メイジが頭を抑えつつ「イヤイヤイヤあれをちんこにブッさすなんて・・・まさかねぇ ・・・」  懐から血染めのヘアピンを出して二人にみせる。 「刺したら奇声上げてた!そんでね、痴漢さん自分で引き抜いて泡吹いて気絶しちゃっ たww」 「ヒッ!」突然青ざめた顔で股間を押さえるメイジ、一方あろえは 「そんな・・ちんこに刺さったようなバッチいもん捨てなさい!」とわめく! 「捨てないよ!だって皆がくれた宝物じゃない!」 くったくのない笑顔で返すめぐみに 「そんなチンコ殺しのヘアピンを宝物扱いしないでください・・・」とウンザリするメイ ジであった。 その後、めぐみにはちょっとした趣味が出来た・・それはノーパンで・・・電車に・・・  そして奇妙な都市伝説が生まれる「紅いノーパンJS」 曰く、その美しい少女は紅いワンピースとランドセルをしょって朝の満員電車に現われる。 曰く、ノーパンで痴漢やロリコン男を誘う。 曰く、痴漢を働くとチンコが爆ぜる。 ~完~ ------------------------ エピローグ あれから4日後 フィンガー・リー(本名・山田次郎42歳)は人通りの少ない道を茫然自失の表情で歩いて いた。 先日めぐみに痴漢を働き返りうちにあってから、彼はなぜか気絶させたオバちゃんに痴 漢されたと主張され警察に拘束されていたのだ。  何とか示談に持ち込むよう粘ったがなかなか応じてもらえず、何故か今日になってあ っさりオバちゃんから示談承諾の連絡が入り釈放されたのだ。 めぐみの件は目撃者が多数居たが、本人が姿を消したため不問とされた。 あんな目に合わされたというのに山田はまだめぐみに会いたいと思っていた。 本気で惚れてしまっていた。 「!ッ」 突如殺気を感じ反転する山田。しかし股間の痛みで一瞬動きが鈍り、太ももに弾丸が叩 き込まれる。 「ぐ!一体どこから!!」 周囲を見渡す山田そして当方のビルに目をやる。 ((狙撃か!!)) 山田は何処かに身を隠そうとするも先ほどの一撃で動けない。 再び殺気を察知した山田は・・ ((ああ、そういえば天からの恵みのようなあの子の名前を知りたかったな。・・・そう だあの子メグミとよんじゃお・・・)) それが彼の最後の思考となった。 この距離からの狙撃を察知したターゲットにRは驚いていた。  先日山田を痴漢扱いしたオバサンは嘗て彼の暗殺ターゲットの遺族だった。 事件当時彼と居合わせ、顔を見るも証拠が一切出てこず捜査すらされず涙を呑まされた そんな被害者の一人・・・偶然電車で居合わせ好機を得たのだ。件の示談話はRZに渡 りをつける時間稼ぎだったのだ。 「凄腕の殺手と聞いていたが、まさか仕留めるまでに2発も使うとは・・・近距離で戦い たくない相手だね・・・」 そう呟くとRはZの待つ車に向かっていった。 (完) -------------------------------------------------------------------------------- 以上完結です。オチ担当にRZ出動させちゃいました。 この人たちメイジ抜きの刺客始末役として使い勝手最高かも・・ (注:RZ=SS「整理屋RZ」(ジャンル:まったり日常)を参照)