語句索引
- 【あ】
- アイヌ
- 青丹よし あおによし
- 県主 あがたぬし
- 安達絹 あだちぎぬ
- 天つ神 あまつかみ
- 天津神 あまつかみ
- 阿弥陀 あみだ
- 阿弥陀如来 あみだ にょらい
- 天叢雲剣 あめのむらくものつるぎ
- 漢人 あやびと/あやひと
- 【い】
- 軍神 いくさがみ
- 一丈六尺 いちじょうろくしゃく → 丈六
- 一天万乗 いってん ばんじょう
- 磐井の乱 いわいのらん
- 院政 いんせい
- 【う】
- 右京 うきょう
- 氏寺 うじでら
- 右大臣 うだいじん
- 【え】
- 蝦夷民族 えぞ みんぞく
- 蝦夷 えぞ/えみし
- 蝦夷人 えぞじん/えぞびと
- エタ
- エトリ
- 【お】
- 奥州十二年の合戦 おうしゅう じゅうにねんのかっせん → 前九年の役
- 大臣 おおおみ
- 大連 おおむらじ
- 臣 おみ
- 【か】
- 海賊 かいぞく
- 華族 かぞく
- 鎌倉幕府 かまくら ばくふ
- 守 かみ
- 神代 かみよ
- 課役 かやく/かえき
- 唐金 からかね
- 青銅 からかね/せいどう
- 河内の文氏 かわちの ふみうじ
- 河原者 かわらもの
- 漢 かん
- 漢文学 かん ぶんがく
- 韓国併合 かんこく へいごう
- 漢人 かんじん
- 関白 かんぱく
- 願文 がんもん
- 官吏 かんり
- 【き】
- 魏 ぎ
- 帰化 きか
- 紀元節 きげんせつ
- 希婦 きふ → 機婦(きふ)か?
- 金鵄 きんし
- 金鵄勲章 きんし くんしょう
- 今上天皇 きんじょう てんのう
- 【く】
- 公家華族 くげ かぞく
- 草薙剣 くさなぎのつるぎ
- 国つ神・地祇 くにつかみ
- 国津神 くにつかみ
- 国造 くにのみやつこ
- 口分田 くぶんでん
- 熊襲 くまそ
- 郡司 ぐんじ
- 郡領 ぐんりょう
- 【け】
- 家人 けにん
- 毛人 けびと/もうじん
- 希婦の細布 けふの ほそぬの
『憲法十七条』 けんぽう じゅうしちじょう - 【こ】
- 皇威 こうい
- 皇運 こううん
- 公爵 こうしゃく
- 皇太后 こうたいごう
- 上野介 こうづけのすけ
- 国司 こくし
- 国府 こくふ
- 国分僧寺 こくぶん そうじ
- 国分寺 こくぶんじ
- 後三年の役 ごさんねんのえき
『古事記』 こじき - 越人 こしびと
- 戸籍 こせき
- 国教 こっきょう
- 近衛 このえ
- 小屋者 こやもの
- 【さ】
- 祭政一致 さいせい いっち
- 榊 さかき
- 坂の者 さかのもの
- 左京 さきょう
- 左大臣 さだいじん
- 侍 さぶらい/さむらい
- 山窩 さんか
- さんかもの → 山窩
- 三種の神器 さんしゅの じんぎ
- 【し】
- 紫宸殿 ししんでん
- 七大寺 しちだいじ
- 地頭 じとう
- 四道将軍 しどう しょうぐん
- 信夫毛地摺 しのぶ もじずり
- 忍摺・信夫摺 しのぶずり
- 釈迦如来 しゃか にょらい
- 出家 しゅっけ
- 荘園・庄園 しょうえん
- 荘園主 しょうえんぬし
- 上皇 じょうこう
- 正倉院 しょうそういん
- 浄土 じょうど
- 浄土真宗 じょうど しんしゅう
- 浄土宗 じょうどしゅう
- 丈六 じょうろく
- 新華族 しんかぞく
- 秦韓人 しんかんじん
- 真言宗 しんごんしゅう
- 真宗 しんしゅう → 浄土真宗
- 秦人 しんじん/はたびと
- 神兵 しんぺい
- 臣民 しんみん
- 進物 しんもつ
- 【す】
- 隋 ずい
- 水軍 すいぐん
- 介 すけ
- 朱雀大路 すざか/すざく おおじ
- 朱雀門 すざかもん/すざくもん
- 生美絹 すずしのきぬ
- 【せ】
- 征夷大将軍 せいい たいしょうぐん
- 西船東馬 せいせん とうば
- 清涼殿 せいりょうでん
- 石器時代 せっき じだい
- 摂政 せっしょう
- 施薬院 せやくいん
- 前九年の役 ぜんくねんのえき
- 千僧供養 せんそう くよう
- 遷都 せんと
- 【そ】
- 僧兵 そうへい
- 即位の大礼 そくいの たいれい → 即位の礼
- 即位の礼 そくいのれい
- 【た】
- 大化 たいか
- 大化改新 たいかの かいしん
- 大化の新政 たいかの しんせい → 大化改新
- 大官 たいかん
- 大極殿 だいごくでん
- 大赦 たいしゃ
- 大織冠 だいしょくかん/たいしょっかん
- 大内裏 だいだいり
『大宝律令』 だいほう/たいほう りつりょう 『大宝令』 だいほうりょう/たいほうりょう - 内裏 だいり
- 高天原 たかまがはら/たかまのはら
- 橘 たちばな
- 【ち】
- 中宮 ちゅうぐう
- 徴発 ちょうはつ
- 鎮守府 ちんじゅふ
- 鎮守府将軍 ちんじゅふ しょうぐん
- 鎮定 ちんてい
- 【つ】
- 【て】
- 帝都 ていと
- 天下大赦 てんか たいしゃ
- 天子 てんし
- 天壌無窮 てんじょう むきゅう
- 天孫降臨 てんそん こうりん
- 天孫民族 てんそん みんぞく
- 天台宗 てんだいしゅう
- 天然痘 てんねんとう
- 【と】
- 痘瘡 とうそう
- 銅鐸 どうたく
- 堂塔 どうとう
- 十種神宝 とくさの かんだから
- 常世 とこよ
- 常世の長鳴鳥 とこよの ながなきどり
- 土人 どじん
- 十握剣 とつかのつるぎ
- 豊葦原の瑞穂の国 とよあしはらの みずほのくに
- 【な】
- 内地 ないち
- 内地人 ないちじん
- 南無阿弥陀仏 なむあみだぶつ
- 奈良時代 なら じだい
- 奈良朝 ならちょう
- 奈良朝時代 ならちょう じだい → 奈良時代
- 南大門 なんだいもん
- 南都 なんと
- 【に】
『日本書紀』 にほん しょき - 日本人 にほんじん
- 女御 にょうご
- 人皇 にんのう
- 【ぬ】
- 糠部の駿馬 ぬかべの しゅんめ
- 【ね】
- 練り絹 ねりぎぬ
- 念仏 ねんぶつ
- 【の】
- 【は】
- 破戒 はかい
- 幕府 ばくふ
- 秦 はた
- 秦人 はたびと → 秦
- 初国・肇国 はつくに
- 隼人 はやと/はやひと
- 万世一系 ばんせい いっけい
- 【ひ】
- 悲田院 ひでんいん
- 非人 ひにん
- 非人法師 ひにん ほうし
- 【ふ】
- 武官 ぶかん
- 武家華族 ぶけ かぞく
- 武家政治 ぶけ せいじ
- 武士 ぶし
- 仏教 ぶっきょう
- 船軍 ふないくさ
- 文氏 ふみうじ
- 浮浪 ふろう
- 浮浪民 ふろうみん
- 【へ】
- 平安時代 へいあん じだい
- 平安朝 へいあんちょう
- 平安朝の時代 へいあんちょうの じだい → 平安時代
- 平治の乱 へいじのらん
- 鐸 ベル/たく
- 【ほ】
- 法王 ほうおう
- 法皇 ほうおう
- 保元の乱 ほげん/ほうげんのらん
- 細布衣 ほそぬのごろも
- 【ま】
- 町割 まちわり
- 【み】
- 勅 みことのり
- 御陵 みささぎ/ごりょう
- 水がかり みずがかり?
- 水呑み百姓 みずのみ びゃくしょう
- 都遷し みやこ うつし
- 【む】
- 武蔵守 むさしのかみ
- 謀叛・謀反 むほん
- 連 むらじ
- 【め】
- 【も】
- 捩摺 もじずり
- 【や】
- 八坂瓊曲玉 やさかにの まがたま
- 安国 やすくに
- 八咫烏 やたがらす
- 八咫鏡 やたのかがみ
- 八岐の大蛇/八岐大蛇 やまたのおろち
- 日本民族 やまと みんぞく
- 大和の文氏 やまとのふみうじ
- 山法師 やまほうし
- 【ゆ】
- 弭 ゆはず
- 【よ】
- 要害 ようがい
- 【ら・り・る・れ・ろ】
- 【わ】
- ワニザメ
- 【あ】
- 足名椎 あしなづち/あしなずち
- 阿知使主 あちのおみ
- 安倍貞任 あべの さだとう
- 阿倍比羅夫 あべの ひらふ/ひらぶ
- 安倍宗任 あべの むねとう
- 安倍頼時 あべの よりとき
- 天照大神 あまてらす おおみかみ
- 天鈿女命・天宇受売命 あまのうずめのみこと
- 天忍穂耳尊 あめのおしほみみのみこと
- 天児屋命 あめのこやねのみこと
- 天日槍 あめのひぼこ
- 天目一神 あめのまひとつのかみ
- 安寧天皇 あんねい てんのう
- 【い】
- 伊奘諾神 いざなぎのかみ
- 伊奘冉神 いざなみのかみ
- 石凝姥命 いしこりどめのみこと
- 伊治呰麻呂 いじの あたまろ → 伊治公呰麻呂
- 伊治公呰麻呂 いじのきみ/これはりのきみ あたまろ/あざまろ
- 一条 いちじょう
- 一条天皇 いちじょう てんのう
- 五瀬命 いつせのみこと
- 懿徳天皇 いとく てんのう
- 磐井 いわい → 筑紫君磐井
- 忌部氏 いんべうじ
- 【う】
- 鵜草葺不合尊 うがやふきあえずのみこと
- 菟道稚郎子 うじのわきいらつこ
- 鈿女命 うずめのみこと → 天鈿女命
- 宇多天皇 うだ てんのう
- 珍彦 うつひこ → 槁根津日子
- 運慶 うんけい
- 雲慶 うんけい → 運慶
- 【え】
- 兄猾 えうかし
- 恵慈 えじ
- 兄磯城 えしき
- 【お】
- 応神天皇 おうじん てんのう
- 小碓尊 おうすのみこと → 日本武尊
- 大海人皇子 おおあまの おうじ
- 大国主神 おおくにぬしのかみ
- 大伴氏 おおともうじ
- 大伴金村 おおともの かなむら
- 大彦命 おおひこのみこと/おおびこのみこと
- 大山祇神 おおやまづみのかみ
- 息長宿祢王 おきながすくねおう/おきながのすくねのみこ
- 弟猾 おとうかし
- 弟磯城 おとしき
- 弟橘媛 おとたちばなひめ
- 小野妹子 おのの いもこ
- 小野好古 おのの よしふる
- 【か】
- 開化天皇 かいか てんのう
- 覚�B かくか
- 葛原親王 かつらはら/かずらわら しんのう
- 鎌倉景政 かまくら かげまさ
- 鎌倉権五郎景正 かまくら ごんごろう かげまさ → 鎌倉景政
- 軽皇子 かるのおうじ → 孝徳天皇
- 河内の文氏 かわちの ふみうじ
- 漢の武帝 かんの ぶてい
- 桓武天皇 かんむ てんのう
- 【き】
- 堅塩媛 きたしひめ
- 紀淑人 きの よしひと/よしと
- 吉備津彦命 きびつひこのみこと
- 吉備武彦 きびの たけひこ
- 行基 ぎょうき
- 清原家衡 きよはらの いえひら
- 清原真衡 きよはらの さねひら
- 清原武貞 きよはらの たけさだ
- 清原武則 きよはらの たけのり
- 清原武衡 きよはらの たけひら
- 吉良上野介 きら こうづけのすけ/こうずけのすけ
- 吉良義央 きら よしなか
- 欽明天皇 きんめい てんのう
- 【く】
- 空海 くうかい
- 空也 くうや
- 奇稲田姫 くしいなだひめ
- 九条兼実 くじょう かねざね
- 九条家 くじょうけ
- 百済氏 くだらうじ
- 百済王族 くだらおうぞく → 百済王氏、百済氏
- 百済王氏 くだらのこにきしうじ
- 久米氏 くめうじ
- 久米部 くめべ
- 【け】
- 景行天皇 けいこう てんのう
- 継体天皇 けいたい てんのう
- 源氏 げんじ
- 元正天皇 げんしょう てんのう
- 元明天皇 げんみょう/げんめい てんのう
- 【こ】
- 後一条天皇 ごいちじょう てんのう
- 孝安天皇 こうあん てんのう
- 皇極天皇 こうぎょく てんのう
- 孝謙天皇 こうけん てんのう
- 孝元天皇 こうげん てんのう
- 孝昭天皇 こうしょう てんのう
- 孝徳天皇 こうとく てんのう
- 光仁天皇 こうにん てんのう
- 高武蔵守 こうの むさしのかみ
- 弘法大師 こうぼう だいし
- 光明皇后 こうみょう こうごう
- 孝霊天皇 こうれい てんのう
- 後三条天皇 ごさんじょう てんのう
- 後朱雀天皇 ごすざく てんのう
- 五摂家 ごせっけ
- 事代主神 ことしろぬしのかみ
- 近衛家 このえけ
- 木花開耶姫 このはなさくやひめ
- 後冷泉天皇 ごれいぜい てんのう
- 【さ】
- 最澄 さいちょう
- 斉明天皇 さいめい てんのう → 皇極天皇
- 佐伯部 さえきべ/さえぎべ
- 槁根津日子 さおねつひこ
- 嵯峨天皇 さが てんのう
- 坂上田村麻呂 さかのうえの たむらまろ
- 貞純親王 さだずみ しんのう
- 三条天皇 さんじょう てんのう
- 【し】
- 始皇帝 し こうてい
- 塩椎翁 しおつちのおきな/しおつちのおじ
- 四道将軍 しどう しょうぐん
- 持統天皇 じとう てんのう
- 科野の坂の神 しなの/しなぬのさかのかみ
- 釈迦牟尼 しゃか むに
- 淳仁天皇 じゅんにん てんのう
- 聖徳太子 しょうとく たいし
- 称徳天皇 しょうとく てんのう
- 聖武天皇 しょうむ てんのう
- 舒明天皇 じょめい てんのう
- 白河天皇 しらかわ てんのう
- 白河法皇 しらかわ ほうおう → 白河天皇
- 神功皇后 じんぐう こうごう
- 神武天皇 じんむ てんのう
- 新羅三郎 しんら さぶろう
- 新羅三郎義光 しんら さぶろう よしみつ → 源義光
- 親鸞 しんらん
- 【す】
- 推古天皇 すいこ てんのう
- 綏靖天皇 すいぜい てんのう
- 垂仁天皇 すいにん てんのう
- 菅原氏 すがわらし
- 菅原道真 すがわらの みちざね
- 朱雀天皇 すざく てんのう
- 素戔嗚尊 すさのおのみこと/すさのをのみこと
- 崇峻天皇 すしゅん てんのう
- 崇神天皇 すじん てんのう
- 【せ】
- 聖明王 せいめいおう
- 清和天皇 せいわ てんのう
- 【そ】
- 蘇我氏 そがうじ/そがし
- 蘇我稲目 そがの いなめ
- 蘇我入鹿 そがの いるか
- 蘇我馬子 そがの うまこ
- 蘇我蝦夷 そがの えみし
- 【た】
- 醍醐天皇 だいご てんのう
- 大正天皇 たいしょう てんのう
- 大織冠 だいしょくかん/たいしょっかん
- 平氏 たいらうじ
- 平清盛 たいらの きよもり
- 平国香 たいらの くにか
- 平貞盛 たいらの さだもり
- 平高望 たいらの たかもち
- 平忠常 たいらの ただつね
- 平将門 たいらの まさかど
- 鷹司家 たかつかさけ
- 高見王 たかみおう
- 高望王 たかもちおう → 平高望
- 武内宿祢 たけうちの すくね
- 竹田皇子 たけだの おうじ
- 武渟川別命 たけぬなかわわけのみこと
- 武甕槌神 たけみかづちのかみ
- 建御名方神 たけみなかたのかみ
- 田道間守 たじまのもり/たじまもり
- 手力男神 たぢからをのかみ
- 丹波道主命 たにはのみちのうしのみこと
- 玉祖命 たまのおやのみこと
- 玉依姫 たまよりひめ
- 【ち】
- 仲哀天皇 ちゅうあい てんのう
- 【つ】
- 都加使主 つかのおみ
- 調伊企儺 つきの いきな
- 筑紫君磐井 つくしのきみ いわい
- 【て】
- 手名椎 てなづち
- 伝教大師 でんぎょう だいし
- 天智天皇 てんじ てんのう
- 天武天皇 てんむ てんのう
- 【と】
- 道鏡 どうきょう
- 豊城入彦命 とよきいりひこのみこと
- 豊玉姫 とよたまひめ
- 【な】
- 長髄彦 ながすねひこ/ながすねびこ
- 中臣氏 なかとみうじ/なかとみし
- 中臣勝海 なかとみの かつみ
- 中臣鎌足 なかとみの かまたり → 藤原鎌足
- 中大兄皇子 なかのおおえの おうじ
- 【に】
- 饒速日命 にぎはやひのみこと/にぎはやびのみこと
- 二条 にじょう
- 瓊瓊杵尊 ににぎのみこと
- 仁徳天皇 にんとく てんのう
- 【ぬ】
- 沼河姫 ぬながわひめ
- 【は】
- 秦氏 はたうじ
- 秦朝元 はたの あさもと/ちょうげん
- 秦河勝 はたの かわかつ
- 秦川勝 はたの かわかつ → 秦河勝
- 秦島麻呂 はたの しままろ
- 秦酒公 はたのさけのきみ
- 八幡太郎 はちまん たろう
- 初国知らす天皇 はつくにしらす すめらみこと
- 【ひ】
- 彦坐王 ひこいますおう/ひこいますのみこ
- 彦火火出見尊 ひこほほでみのみこと
- 敏達天皇 びだつ てんのう
- 檜隈博徳 ひのくま はかとこ → 檜隈民使博徳
- 檜隈民使博徳 ひのくまの たみのつかい はかとこ
- 媛踏鞴五十鈴媛命 ひめたたらいすずひめのみこと
- 平泉澄 ひらいずみ きよし
- 平泉先生 ひらいずみ せんせい → 平泉澄
- 【ふ】
- 藤原氏 ふじわらうじ/ふじわらし
- 藤原宇合 ふじわらの うまかい
- 藤原小黒麻呂 ふじわらの おぐろまろ
- 藤原兼家 ふじわらの かねいえ
- 藤原兼実 ふじわらの かねざね → 九条兼実
- 藤原兼通 ふじわらの かねみち
- 藤原鎌足 ふじわらの かまたり
- 藤原清衡 ふじわらの きよひら
- 藤原伊尹 ふじわらの これまさ
- 藤原実頼 ふじわらの さねより
- 藤原純友 ふじわらの すみとも
- 藤原忠実 ふじわらの ただざね
- 藤原忠平 ふじわらの ただひら
- 藤原忠文 ふじわらの ただぶみ
- 藤原忠通 ふじわらの ただみち
- 藤原種継 ふじわらの たねつぐ
- 藤原経清 ふじわらの つねきよ
- 藤原時平 ふじわらの ときひら
- 藤原教通 ふじわらの のりみち
- 藤原秀郷 ふじわらの ひでさと
- 藤原秀衡 ふじわらの ひでひら
- 藤原房前 ふじわらの ふささき
- 藤原不比等 ふじわらの ふびと/ふひと
- 藤原冬嗣 ふじわらの ふゆつぐ
- 藤原麻呂 ふじわらの まろ
- 藤原道兼 ふじわらの みちかね
- 藤原道隆 ふじわらの みちたか
- 藤原道長 ふじわらの みちなが
- 藤原宮子 ふじわらの みやこ
- 藤原武智麻呂 ふじわらの むちまろ
- 藤原基実 ふじわらの もとざね
- 藤原基経 ふじわらの もとつね
- 藤原基衡 ふじわらの もとひら
- 藤原基房 ふじわらの もとふさ
- 藤原百川 ふじわらの ももかわ
- 藤原師実 ふじわらの もろざね
- 藤原師輔 ふじわらの もろすけ
- 藤原師通 ふじわらの もろみち
- 藤原保則 ふじわらの やすのり
- 藤原泰衡 ふじわらの やすひら
- 藤原良房 ふじわらの よしふさ
- 藤原頼忠 ふじわらの よりただ
- 藤原頼通 ふじわらの よりみち
- 経津主神 ふつぬしのかみ
- 太玉命 ふとだまのみこと
- 文室綿麻呂 ぶんやの/ふんやの わたまろ
- 【へ】
- 平氏 へいし
- 平群真鳥 へぐりの まとり
- 【ほ】
- 法然 ほうねん
- 火闌降命 ほすせりのみこと/ほすそりのみこと
- 火照命 ほでりのみこと
- 堀河天皇 ほりかわ てんのう
- 【ま】
- 将門 まさかど → 平将門
- 【み】
- 三浦平次郎為次 みうら へいじろう ためつぐ
- 御坂の悪神 みさかのわるがみ → 科野の坂の神
- 道臣命 みちのおみのみこと
- 南淵請安 みなぶちの せいあん/しょうあん
- 源氏 みなもとうじ
- 源経基 みなもとの つねもと
- 源満仲 みなもとの みつなか
- 源義家 みなもとの よしいえ
- 源義光 みなもとの よしみつ
- 源頼朝 みなもとの よりとも
- 源頼信 みなもとの よりのぶ
- 源頼光 みなもとの よりみつ
- 源頼義 みなもとの よりよし
- 御間城入彦 みまきいりひこ → 崇神天皇
- 宮子娘 みやこいらつめ → 藤原宮子
- 宮簀媛 みやすひめ/みやずひめ
- 三善清行 みよし きよゆき
- 【む】
- 身狭青 むさの あお
- 陸奥守 むつのかみ
- 【め】
- 明治天皇 めいじ てんのう
- 【も】
- 元平親王 もとひら しんのう
- 物部氏 もののべうじ/もののべし
- 物部麁鹿火 もののべの あらかい
- 物部尾輿 もののべの おこし
- 物部守屋 もののべの もりや
- 文徳天皇 もんとく てんのう
- 文武天皇 もんむ てんのう
- 【や】
- 山背大兄王 やましろの おおえのおう
- 日本武尊 やまとたけるのみこと
- 大和の文氏 やまとのふみうじ
- 倭姫命 やまとひめのみこと
- 【ゆ】
- 雄略天皇 ゆうりゃく てんのう
- 弓削氏 ゆげうじ
- 弓削道鏡 ゆげの どうきょう → 道鏡
- 弓月君 ゆつきのきみ/ゆづきのきみ
- 【よ】
- 陽成天皇 ようぜい てんのう
- 用明天皇 ようめい てんのう
- 【れ】
- 霊帝 れいてい
- 【わ】
- 稚郎子 わきいらつこ → 菟道稚郎子
- 和気清麻呂 わけの きよまろ
- 綿津見神 わたつみのかみ
- 王仁 わに
- 瑞穂の国 みずほのくに
- 豊葦原 とよあしはら
- 豊葦原の瑞穂の国 とよあしはらのみずほのくに
- 常世国 とこよのくに
- [北海道]
- 日本海 にほんかい
- 蝦夷 えぞ
- 奥羽 おうう
- 蝦夷地 えぞち
- [奥州] おうしゅう
- [陸奥] むつ / みちのく
- 北上川 きたかみがわ
- [青森県]
- 糠部 ぬかのぶ
- [岩手県]
- 六郡 ろくぐん → 奥六郡
- 奥六郡 おくろくぐん
- 胆沢城 いさわじょう
- 衣の館 ころものたて
- 盛岡 もりおか
- 厨川の館 くりやがわのたて → 厨川柵
- 厨川柵 くりやがわのき
- 衣川 ころもがわ
- 衣の関 ころものせき
- 平泉 ひらいずみ
- 中尊寺 ちゅうそんじ
- 金色堂 こんじきどう
- 毛越寺 もうおつじ/もうつじ
- 無量光院 むりょうこういん → 無量光院跡
- 無量光院跡 むりょうこういん あと
- [宮城県]
- 太平洋方面
- [福島県]
- 安達 あだち
- 信夫 しのぶ
- 白河 しらかわ
- [出羽の国] でわのくに
- [秋田県]
- 金沢の館 かねざわのたて → 金沢柵
- 金沢柵 かねざわのき
- [山形県]
- 東海道 とうかいどう
- 東山道 とうさんどう
- 北陸 ほくろく/ほくりく
- 北陸道 ほくりくどう
- [高志] こし → 「こしのくに(越の国)」に同じ。
- 越の国 こしのくに
- [越前] えちぜん
- [越中] えっちゅう
- [越後] えちご
- [常陸] ひたち
- 鹿島神宮 かしま じんぐう
- [下総] しもふさ/しもうさ
- 香取神宮 かとり じんぐう
- 房総半島 ぼうそう はんとう
- [上野] こうづけ/こうずけ
- 碓氷峠 うすいとうげ
- 関東平野 かんとう へいや
- 吾妻 あがつま/あずま
- 関東八州 かんとう はっしゅう
- [下野] しもつけ
- [武蔵] むさし
- [相模] さがみ
- 三浦半島 みうら はんとう
- 走水 はしりみず
- 足柄 あしがら
- 足柄の坂
- 坂本 さかもと
- 鎌倉 かまくら
- [駿河の国] するがのくに
- 焼津 やいづ
- [信濃] しなの
- 諏訪 すわ
- 御坂 みさか
- 科野の坂 しなののさか
- 善光寺 ぜんこうじ
- [三河の国] みかわのくに
- [尾張] おわり
- 熱田 あつた
- 熱田神宮 あつた じんぐう
- [近江] おうみ
- 伊吹山 いぶきやま
- 鏡谷 かがみのはざま → 鏡宿か
- 鏡宿 かがみしゅく
- 大津宮 おおつのみや
- 大津市 おおつし
- [大阪]
- [河内の国] かわちのくに
- [難波] なにわ
- 浪速 なにわ
- 淀川 よどがわ
- 大和川 やまとがわ
- 大阪湾 おおさかわん
- 日下 くさか
- 生駒山 いこまやま
- 四天王寺 してんのうじ
- 瀬戸内海 せとないかい
- [山城] やましろ
- 長岡 ながおか → 長岡京
- 長岡京 ながおかきょう
- 向日町 むこうまち → 向日
- 向日 むこう
- 比叡山 ひえいざん
- 延暦寺 えんりゃくじ
- [京都]
- 平安京 へいあんきょう
- 広隆寺 こうりゅうじ
- 平安神宮 へいあん じんぐう
- 平安京 へいあんきょう
- 京都御所 きょうと ごしょ
- 法成寺 ほうしょうじ/ほうじょうじ
- 宇治 うじ
- 平等院 びょうどういん
- 鳳凰堂 ほうおうどう
- 賀茂川 かもがわ
- 賀茂川の河原
- 東山の坂
- 東山 ひがしやま
- 園城寺 おんじょうじ
- 東寺 とうじ → 教王護国寺
- 教王護国寺 きょうおうごこくじ
- [大和の国] やまとのくに
- 大和平野 やまと へいや 奈良盆地か。
- 奈良盆地 なら ぼんち
- 宇陀 うだ
- 磯城 しき
- 畝傍山 うねびやま
- 橿原 かしわばら/かしはら
- 橿原神宮 かしはら じんぐう
- 高市郡 たかいちごおり/たけち
- 島庄 しまのしょう
- 石舞台 いしぶたい → 石舞台古墳
- 石舞台古墳 いしぶたい こふん
- 葛城郡 かつらきごおり
- 葛城 かつらぎ
- 葛城山 かつらきやま/かつらぎさん
- 谷宮門 はざまのみかど
- 大極殿 だいごくでん
- 鳥見 とみ
- 鳥見山 とみやま
- [奈良]
- 奈良の都・奈良京 ならのみやこ
- 平城京 へいじょうきょう
- 奈良市 ならし
- 東大寺 とうだいじ
- 興福寺 こうふくじ
- 西大寺 さいだいじ
- 朝堂院 ちょうどういん
- 唐招提寺 とうしょうだいじ
- 大安寺 だいあんじ
- 薬師寺 やくしじ
- 法華寺 ほっけじ
- [斑鳩]
- 斑鳩 いかるが
- 法隆寺 ほうりゅうじ
- 法起寺 ほうきじ/ほっきじ
- 法輪寺 ほうりんじ
- [飛鳥]
- 飛鳥 あすか
- 藤原宮 ふじわらのみや/ふじわらきゅう
- 藤原 ふじわら
- 藤原京 ふじわらきょう
- 法興寺 ほうこうじ
- 飛鳥寺 あすかでら
- 元興寺 がんこうじ
- 橘寺 たちばなでら
- [紀伊] きい
- 熊野 くまの
- 高野山 こうやさん
- 金剛峰寺 こんごうぶじ
- [伊勢] いせ
- 皇大神宮/皇太神宮 こうだいじんぐう/こうたいじんぐう
- 能褒野 のぼの
- [和泉] いずみ
- [摂津] せっつ
- 難波 なにわ
- 四天王寺 してんのうじ
- [但馬の国] たじまのくに
- [播磨の国] はりまのくに
- [備前] びぜん
- [備後] びんご
- 四国
- [阿波] あわ
- [伊予] いよ
- [讃岐] さぬき
- [土佐] とさ
- [因幡の国] いなばのくに
- 気多の前 けたのさき
- 隠岐の島 おきのしま
- [出雲の国] いずものくに
- 簸の川 ひのかわ
- 美保が崎 みほがさき
- 美保神社 みほ じんじゃ
- 杵築の宮 きづきのみや
- 出雲の大社 いずものおおやしろ/いずも たいしゃ
- 国分 こくぶ
- [筑紫] つくし
- [筑前] ちくぜん
- 香椎宮 かしいのみや/かしいぐう
- 太宰府/大宰府 だざいふ
- [豊前] ぶぜん
- 宇佐八幡 うさ はちまん
- 宇佐神宮 うさ じんぐう
- [日向の国] ひゅうがのくに
- 高千穂の峰 たかちほのみね
- 百済郡 くだらごおり
- 新羅郡 しらぎごおり
- 高麗郡 こまごおり/こまぐん
- -------------------------------
- [朝鮮]
- 朝鮮半島 ちょうせん はんとう
- 馬韓 ばかん
- 弁辰 べんしん → 弁韓
- 弁韓 べんかん
- 秦韓 しんかん → 辰韓
- 辰韓 しんかん
- 三韓 さんかん
- 高麗 こま/こうらい
- 新羅 しらぎ
- 百済 くだら
- 日本府 にっぽんふ/にほんふ
- 任那 みまな
- アリナレ川 阿利那礼河。
- 大同江 だいどうこう/テドンガン
- 楽浪 らくろう
- 帯方郡 たいほうぐん
- -------------------------------
- [中国]
- 秦 しん
- 漢 かん
- 魏 ぎ
- 呉 くれ
- 支那 しな
- 唐 とう
- 長安 ちょうあん
- -------------------------------
- [インド]
- 天竺 てんじく
- T-Time マガジン 週刊ミルクティー* *99 出版
- バックナンバー
※ おわびと訂正
長らく、創刊号と第一巻第六号の url 記述が誤っていたことに気がつきませんでした。アクセスを試みてくださったみなさま、申しわけありませんでした。(しょぼーん)/2012.3.2 しだ
- 第一巻
- 創刊号 竹取物語 和田万吉
- 第二号 竹取物語小論 島津久基(210円)
- 第三号 竹取物語の再検討(一)橘 純一(210円)
- 第四号 竹取物語の再検討(二)橘 純一(210円)
「絵合」 『源氏物語』より 紫式部・与謝野晶子(訳) - 第五号
『国文学の新考察』より 島津久基(210円)- 昔物語と歌物語 / 古代・中世の「作り物語」/
- 平安朝文学の弾力 / 散逸物語三つ
- 第六号 特集 コロボックル考 石器時代総論要領 / コロボックル北海道に住みしなるべし 坪井正五郎 マナイタのばけた話 小熊秀雄 親しく見聞したアイヌの生活 / 風に乗って来るコロポックル 宮本百合子
- 第七号 コロボックル風俗考(一〜三)坪井正五郎(210円)
- シペ物語 / カナメの跡 工藤梅次郎
- 第八号 コロボックル風俗考(四〜六)坪井正五郎(210円)
- 第九号 コロボックル風俗考(七〜十)坪井正五郎(210円)
- 第十号 特集 コロボックル考 喜田貞吉
- 日本太古の民族について / 日本民族概論 / 土蜘蛛種族論につきて
- 第十一号 特集 コロボックル考 喜田貞吉
- 東北民族研究序論 / 猪名部と佐伯部 / 吉野の国巣と国樔部
- 第十二号 日高見国の研究 喜田貞吉
- 第十三号 夷俘・俘囚の考 喜田貞吉
- 第十四号 東人考 喜田貞吉
- 第十五号 奥州における御館藤原氏 喜田貞吉
- 第十六号 考古学と古代史 喜田貞吉
- 第十七号 特集 考古学 喜田貞吉
- 遺物・遺蹟と歴史研究 / 日本における史前時代の歴史研究について / 奥羽北部の石器時代文化における古代シナ文化の影響について
- 第十八号 特集 考古学 喜田貞吉
- 日本石器時代の終末期について /「あばた」も「えくぼ」、
「えくぼ」も「あばた」― ―日本石器時代終末期― ― - 第十九号 特集 考古学 喜田貞吉
- 本邦における一種の古代文明 ―
―銅鐸に関する管見― ― / - 銅鐸民族研究の一断片
- 第二〇号 特集 考古学 喜田貞吉
「鐵」の字の古体と古代の文化 / 石上神宮の神宝七枝刀 / - 八坂瓊之曲玉考
- 第二一号 博物館(一)浜田青陵
- 第二二号 博物館(二)浜田青陵
- 第二三号 博物館(三)浜田青陵
- 第二四号 博物館(四)浜田青陵
- 第二五号 博物館(五)浜田青陵
- 第二六号 墨子(一)幸田露伴
- 第二七号 墨子(二)幸田露伴
- 第二八号 墨子(三)幸田露伴
- 第二九号 道教について(一)幸田露伴
- 第三〇号 道教について(二)幸田露伴
- 第三一号 道教について(三)幸田露伴
- 第三二号 光をかかぐる人々(一)徳永 直
- 第三三号 光をかかぐる人々(二)徳永 直
- 第三四号 東洋人の発明 桑原隲蔵
- 第三五号 堤中納言物語(一)池田亀鑑(訳)
- 第三六号 堤中納言物語(二)池田亀鑑(訳)
- 第三七号 堤中納言物語(三)池田亀鑑(訳)
- 第三八号 歌の話(一)折口信夫
- 第三九号 歌の話(二)折口信夫
- 第四〇号 歌の話(三)
・花の話 折口信夫- 第四一号 枕詞と序詞(一)福井久蔵
- 第四二号 枕詞と序詞(二)福井久蔵
- 第四三号 本朝変態葬礼史 / 死体と民俗 中山太郎
- 第四四号 特集 おっぱい接吻
- 乳房の室 / 女の情欲を笑う 小熊秀雄
- 女体 芥川龍之介
- 接吻 / 接吻の後 北原白秋
- 接吻 斎藤茂吉
- 第四五号 幕末志士の歌 森 繁夫
- 第四六号 特集 フィクション・サムライ 愛国歌小観 / 愛国百人一首に関連して / 愛国百人一首評釈 斎藤茂吉
- 第四七号
「侍」字訓義考 / 多賀祢考 安藤正次- 第四八号 幣束から旗さし物へ / ゴロツキの話 折口信夫
- 第四九号 平将門 幸田露伴
- 第五〇号 光をかかぐる人々(三)徳永 直
- 第五一号 光をかかぐる人々(四)徳永 直
- 第五二号
「印刷文化」について 徳永 直- 書籍の風俗 恩地孝四郎
- 第二巻
- 第一号 奇巌城(一)モーリス・ルブラン
- 第二号 奇巌城(二)モーリス・ルブラン
- 第三号 美し姫と怪獣 / 長ぐつをはいた猫 楠山正雄(訳)
- 第四号 毒と迷信 / 若水の話 / 麻薬・自殺・宗教 小酒井不木 / 折口信夫 / 坂口安吾
- 第五号 空襲警報 / 水の女 / 支流 海野十三 / 折口信夫 / 斎藤茂吉
- 第六号 新羅人の武士的精神について 池内 宏
- 第七号 新羅の花郎について 池内 宏
- 第八号 震災日誌 / 震災後記 喜田貞吉
- 第九号 セロ弾きのゴーシュ / なめとこ山の熊 宮沢賢治
- 第一〇号 風の又三郎 宮沢賢治
- 第一一号 能久親王事跡(一)森 林太郎
- 第一二号 能久親王事跡(二)森 林太郎
- 第一三号 能久親王事跡(三)森 林太郎
- 第一四号 能久親王事跡(四)森 林太郎
- 第一五号 能久親王事跡(五)森 林太郎
- 第一六号 能久親王事跡(六)森 林太郎
- 第一七号 赤毛連盟 コナン・ドイル
- 第一八号 ボヘミアの醜聞 コナン・ドイル
- 第一九号 グロリア・スコット号 コナン・ドイル
- 第二〇号 暗号舞踏人の謎 コナン・ドイル
- 第二一号 蝦夷とコロボックルとの異同を論ず 喜田貞吉
- 第二二号 コロポックル説の誤謬を論ず 上・下 河野常吉
- 第二三号 慶長年間の朝日連峰通路について 佐藤栄太
- 第二四号 まれびとの歴史 /「とこよ」と「まれびと」と 折口信夫
- 第二五号 払田柵跡について二、三の考察 / 山形県本楯発見の柵跡について 喜田貞吉
- 第二六号 日本天変地異記 田中貢太郎
- 第二七号 種山ヶ原 / イギリス海岸 宮沢賢治
- 第二八号 翁の発生 / 鬼の話 折口信夫
- 第二九号 生物の歴史(一)石川千代松
- 第三〇号 生物の歴史(二)石川千代松
- 第三一号 生物の歴史(三)石川千代松
- 第三二号 生物の歴史(四)石川千代松
- 第三三号 特集 ひなまつり
- 雛 芥川龍之介 / 雛がたり 泉鏡花 / ひなまつりの話 折口信夫
- 第三四号 特集 ひなまつり
- 人形の話 / 偶人信仰の民俗化並びに伝説化せる道 折口信夫
- 第三五号 右大臣実朝(一)太宰 治
- 第三六号 右大臣実朝(二)太宰 治
- 第三七号 右大臣実朝(三)太宰 治
- 第三八号 清河八郎(一)大川周明
- 第三九号 清河八郎(二)大川周明
- 第四〇号 清河八郎(三)大川周明
- 第四一号 清河八郎(四)大川周明
- 第四二号 清河八郎(五)大川周明
- 第四三号 清河八郎(六)大川周明
- 第四四号 道鏡皇胤論について 喜田貞吉
- 第四五号 火葬と大蔵 / 人身御供と人柱 喜田貞吉
- 第四六号 手長と足長 / くぐつ名義考 喜田貞吉
- 第四七号
「日本民族」とは何ぞや / 本州における蝦夷の末路 喜田貞吉- 第四八号 若草物語(一)L.M. オルコット
- 第四九号 若草物語(二)L.M. オルコット
- 第五〇号 若草物語(三)L.M. オルコット
- 第五一号 若草物語(四)L.M. オルコット
- 第五二号 若草物語(五)L.M. オルコット
- 第五三号 二人の女歌人 / 東北の家 片山広子
- 第三巻
- 第一号 星と空の話(一)山本一清
- 第二号 星と空の話(二)山本一清
- 第三号 星と空の話(三)山本一清
- 第四号 獅子舞雑考 / 穀神としての牛に関する民俗 中山太郎
- 第五号 鹿踊りのはじまり 宮沢賢治 / 奥羽地方のシシ踊りと鹿供養 喜田貞吉
- 第六号 魏志倭人伝 / 後漢書倭伝 / 宋書倭国伝 / 隋書倭国伝
- 第七号 卑弥呼考(一)内藤湖南
- 第八号 卑弥呼考(二)内藤湖南
- 第九号 卑弥呼考(三)内藤湖南
- 第一〇号 最古日本の女性生活の根底 / 稲むらの陰にて 折口信夫
- 第一一号 瀬戸内海の潮と潮流(他三編)寺田寅彦
- 瀬戸内海の潮と潮流 / コーヒー哲学序説 /
- 神話と地球物理学 / ウジの効用
- 第一二号 日本人の自然観 / 天文と俳句 寺田寅彦
- 第一三号 倭女王卑弥呼考(一)白鳥庫吉
- 第一四号 倭女王卑弥呼考(二)白鳥庫吉
- 第一五号 倭奴国および邪馬台国に関する誤解 他 喜田貞吉
- 倭奴国と倭面土国および倭国とについて稲葉君の反問に答う /
- 倭奴国および邪馬台国に関する誤解
- 第一六号 初雪 モーパッサン 秋田 滋(訳)
- 第一七号 高山の雪 小島烏水
- 第一八号 光をかかぐる人々 続『世界文化』連載分(一)徳永 直
- 第一九号 光をかかぐる人々 続『世界文化』連載分(二)徳永 直
- 第二〇号 光をかかぐる人々 続『世界文化』連載分(三)徳永 直
- 第二一号 光をかかぐる人々 続『世界文化』連載分(四)徳永 直
- 第二二号 光をかかぐる人々 続『世界文化』連載分(五)徳永 直
- 第二三号 銀河鉄道の夜(一)宮沢賢治
- 第二四号 銀河鉄道の夜(二)宮沢賢治
- 第二五号 ドングリと山猫 / 雪渡り 宮沢賢治
- 第二六号 光をかかぐる人々 続『世界文化』連載分(六)徳永 直
- 第二七号 特集 黒川能・春日若宮御祭 折口信夫
- 黒川能・観点の置き所 / 村で見た黒川能
- 能舞台の解説 / 春日若宮御祭の研究
- 第二八号 面とペルソナ / 人物埴輪の眼 他 和辻哲郎
- 面とペルソナ / 文楽座の人形芝居
- 能面の様式 / 人物埴輪の眼
- 第二九号 火山の話 今村明恒
- 第三〇号 現代語訳『古事記』
(一)上巻(前編) 武田祐吉(訳)- 第三一号 現代語訳『古事記』
(二)上巻(後編) 武田祐吉(訳)- 第三二号 現代語訳『古事記』
(三)中巻(前編) 武田祐吉(訳)- 第三三号 現代語訳『古事記』
(四)中巻(後編) 武田祐吉(訳)- 第三四号 山椒大夫 森 鴎外
- 第三五号 地震の話(一)今村明恒
- 第三六号 地震の話(二)今村明恒
- 第三七号 津波と人間 / 天災と国防 / 災難雑考 寺田寅彦
- 第三八号 春雪の出羽路の三日 喜田貞吉
- 第三九号 キュリー夫人 / はるかな道(他)宮本百合子
- 第四〇号 大正十二年九月一日よりの東京・横浜間 大震火災についての記録 / 私の覚え書 宮本百合子
- 第四一号 グスコーブドリの伝記 宮沢賢治
- 第四二号 ラジウムの雁 / シグナルとシグナレス(他)宮沢賢治
- 第四三号 智恵子抄(一)高村光太郎
- 第四四号 智恵子抄(二)高村光太郎
- 第四五号 ヴェスヴィオ山 / 日本大地震(他)斎藤茂吉
- 第四六号 上代肉食考 / 青屋考 喜田貞吉
- 第四七号 地震雑感 / 静岡地震被害見学記(他)寺田寅彦
- 第四八号 自然現象の予報 / 火山の名について 寺田寅彦
- 第四九号 地震の国(一)今村明恒
- 第五〇号 地震の国(二)今村明恒
- 第五一号 現代語訳『古事記』
(五)下巻(前編) 武田祐吉(訳)- 第五二号 現代語訳『古事記』
(六)下巻(後編) 武田祐吉(訳)
- 第四巻
- 第一号 日本昔話集 沖縄編(一)伊波普猷・前川千帆(絵)
- 第二号 日本昔話集 沖縄編(二)伊波普猷
- 第三号 アインシュタイン(一)寺田寅彦
- 物質とエネルギー / 科学上における権威の価値と弊害 /
- アインシュタインの教育観
- 第四号 アインシュタイン(二)寺田寅彦
- アインシュタイン / 相対性原理側面観
- 第五号 作家のみた科学者の文学的活動 / 科学の常識のため 宮本百合子
- 第六号 地震の国(三)今村明恒
- 第七号 地震の国(四)今村明恒
- 第八号 地震の国(五)今村明恒
- 第九号 地震の国(六)今村明恒
- 第一〇号 土神と狐 / フランドン農学校の豚 宮沢賢治
- 第一一号 地震学の角度から見た城輪柵趾 今村明恒
- 第一二号 庄内と日高見(一)喜田貞吉
- 第一三号 庄内と日高見(二)喜田貞吉
- 第一四号 庄内と日高見(三)喜田貞吉
- 第一五号 私は海をだきしめてゐたい / 安吾巷談・ストリップ罵倒 坂口安吾
- 第一六号 三筋町界隈 / 孫 斎藤茂吉
- 第一七号 原子力の管理(他)仁科芳雄
- 原子力の管理 / 日本再建と科学 / 国民の人格向上と科学技術 /
- ユネスコと科学
- 第一八号 J・J・トムソン伝(他)長岡半太郎
- J・J・トムソン伝 / アインシュタイン博士のこと
- 第一九号 原子核探求の思い出(他)長岡半太郎
- 総合研究の必要 / 基礎研究とその応用 / 原子核探求の思い出
- 第二〇号 蒲生氏郷(一)幸田露伴
- 第二一号 蒲生氏郷(二)幸田露伴
- 第二二号 蒲生氏郷(三)幸田露伴
- 第二三号 科学の不思議(一)アンリ・ファーブル
- 第二四号 科学の不思議(二)アンリ・ファーブル
- 第二五号 ラザフォード卿を憶う(他)長岡半太郎
- ラザフォード卿を憶う / ノーベル小伝とノーベル賞 / 湯川博士の受賞を祝す
- 第二六号 追遠記 / わたしの子ども時分 伊波普猷
- 第二七号 ユタの歴史的研究 伊波普猷
- 第二八号 科学の不思議(三)アンリ・ファーブル
- 第二九号 南島の黥 / 琉球女人の被服 伊波普猷
- 第三〇号
『古事記』解説 / 上代人の民族信仰 武田祐吉・宇野円空 - 第三一号 科学の不思議(四)アンリ・ファーブル
- 第三二号 科学の不思議(五)アンリ・ファーブル
- 第三三号 厄年と etc. / 断水の日 / 塵埃と光 寺田寅彦
- 第三四号 石油ランプ / 流言蜚語 / 時事雑感 寺田寅彦
- 第三五号 火事教育 / 函館の大火について 寺田寅彦
- 第三六号 台風雑俎 / 震災日記より 寺田寅彦
- 第三七号 火事とポチ / 水害雑録 有島武郎・伊藤左千夫
- 第三八号 特集・安達が原の黒塚 楠山正雄・喜田貞吉・中山太郎
- 第三九号 大地震調査日記(一)今村明恒
- 第四〇号 大地震調査日記(二)今村明恒
- 第四一号 大地震調査日記(続)今村明恒
- 第四二号 科学の不思議(六)アンリ・ファーブル
- 第四三号 科学の不思議(七)アンリ・ファーブル
- 第四四号 震災の記 / 指輪一つ 岡本綺堂
- 第四五号 仙台五色筆 / ランス紀行 岡本綺堂
- 第四六号 東洋歴史物語(一)藤田豊八
- 第四七号 東洋歴史物語(二)藤田豊八
- 第四八号 東洋歴史物語(三)藤田豊八
- 第四九号 東洋歴史物語(四)藤田豊八
- 第五〇号 東洋歴史物語(五)藤田豊八
- 第五一号 科学の不思議(八)アンリ・ファーブル
- 第五二号 科学の不思議(九)アンリ・ファーブル
- 第五巻
- 第一号 校註『古事記』
(一) 武田祐吉- 第二号 校註『古事記』
(二) 武田祐吉- 第三号 校註『古事記』
(三) 武田祐吉- 第四号 兜 / 島原の夢 / 昔の小学生より / 三崎町の原 岡本綺堂
- 第五号 新旧東京雑題 / 人形の趣味(他)岡本綺堂
- 第六号 大震火災記 鈴木三重吉
- 第七号 校註『古事記』
(四) 武田祐吉- 第八号 校註『古事記』
(五) 武田祐吉- 第九号 校註『古事記』
(六) 武田祐吉- 第一〇号 校註『古事記』
(七) 武田祐吉- 第一一号 大正十二年九月一日の大震に際して(他)芥川龍之介
- オウム―
―大震覚え書きの一つ― ― - 第一二号 日本歴史物語〈上〉
(一) 喜田貞吉- 第一三号 日本歴史物語〈上〉
(二) 喜田貞吉- 第一四号 日本歴史物語〈上〉
(三) 喜田貞吉- 第一五号 日本歴史物語〈上〉
(四) 喜田貞吉- 第五巻 第一六号 校註『古事記』
(八) 武田祐吉- 第五巻 第一七号 校註『古事記』
(九) 武田祐吉- 第五巻 第一八号 校註『古事記』
(一〇) 武田祐吉- 第五巻 第一九号 校註『古事記』
(一一) 武田祐吉- 語句索引 / 歌謡各句索引
- 第五巻 第二〇号 日本歴史物語〈上〉
(五) 喜田貞吉- 四十一、地方政治の乱(みだ)れ(一)
- 四十二、地方政治の乱れ(二)
- 四十三、地方政治の乱れ(三)
- 四十四、地方政治の乱れ(四)
- 四十五、武士・僧兵・海賊のおこり(一)
- 四十六、武士・僧兵・海賊のおこり(二)
- 四十七、武士・僧兵・海賊のおこり(三)
- 四十八、武士・僧兵・海賊のおこり(四)
- 四十九、平安朝の仏教
- じっさい平安朝時代には、貴族と平民とのあいだにはたいそうな隔(へだ)たりがありました。貴族たちが京都で好き勝手な栄華にふけっているあいだに、平民は地方で国司らにいじめられていました。そこで平民らは、自分で国民たるの権利を捨てて諸国に浮浪するというようなありさまでしたから、世の中の人気もしだいに荒くなります。活きるに困っているものは、活きるためにはやむを得ず悪いこともします。どうでこの世の中に活き長らえていたからとて、その末がよくなるという見込みがあるではなし、またすでに悪いことをしている身であれば、死んだのちには地獄へ落ちると仏教は教えています。こうなってはどんなものでも、自然やけになってくる。
(略) - このような気の毒な人たちを救うて、たといその日その日の暮らしは苦しくても、せめては心だけにでもゆっくりした安心をあたえて、無暗にやけにならぬようにと親切に教えをひろめたのは、念仏の宗旨でした。口に南無阿弥陀仏ととなえて、阿弥陀如来にすがりさえすれば、どんな罪の深いものでも、死んだのちにはみな必ず極楽へ行くことができるという教えです。
- はじめてこの教えを民間に説きすすめたのは、空也上人でありました。東には平将門、西には藤原純友の謀反があったのち、世の中がますます騒がしくなり、食うに困るような浮浪民がそこにも、ここにも、うようよしているというころに、空也は盛んにその仲間に説いてまわったものですから、いたるところに信者がたくさんにできました。平民らはこれがために、ひどくやけにもならず、救われて安心を得たものがはなはだ多かったのです。
- そののち平安朝も末になり、源平二氏の戦争が長いあいだ続いて、武士は多くの人を殺し、その罪のむくいがおそろしくなる。また一般の民衆は、多年の戦争に苦しんで、ますます貧乏のどん底に落ちこむというように、多数の人がひどく悩んでいるころに、法然上人が出て、盛んにこの教えをひろめました。
(略) (「四十九、平安朝の仏教」より)
- 第五巻 第二一号 日本歴史物語〈上〉
(六) 喜田貞吉- 五十、蝦夷地の経営
- 五十一、前九年の役(一)
- 五十二、前九年の役(二)
- 五十三、後三年の役
- 五十四、平泉の隆盛
- 五十五、古代史の回顧
- 先生や父兄の方々に
- 平安朝のはじめのころは、朝廷のご威光が盛んで、坂上田村麻呂や文室(ぶんやの)綿麻呂の蝦夷征伐があり、これがために蝦夷の地がおおいに開けてまいり、蝦夷人もだんだん日本民族の仲間になってきましたことは、前に申したようなしだいでありましたが、なにぶんにも国の政治が乱れて、地方が騒々しくなり、武士や海賊が盛んにおこるという時代になりましては、蝦夷のいた奥羽地方だとて、その影響を受けないではいられません。第五十七代陽成(ようぜい)天皇の御代(在位八七六〜八八四)には、今の秋田県あたりにいる蝦夷がそむきまして大騒ぎがおこりました。しかしこれというのも、もともと国司の政治が悪いからであります。はじめは蝦夷のいきおいがつよく、官軍も容易にこれをしずめることができなかったのですが、藤原保則(やすのり)という人が新たに国司になって、よくこれを諭し、よい政治をおこないますと、かれらはことごとく降参して、おとなしくなりましたのを見ても、その罪がおもに国司にあったことがわかりましょう。(略)(「五十一、前九年の役(一)」より)
- そのうちに、いよいよ頼義(よりよし)二度目の国司の任期がすみまして、新しい国司がやってまいりました。しかしこんな騒ぎの最中でやって来たもののなんともしてみようがありませぬ。さっそく都へ逃げて帰りました。そこで頼義は、今はどうでも自分の手で安倍氏を滅ぼして、自分の命ぜられたつとめを完(まっと)うして、新しい国司に引きわたさなければならぬと、しきりに清原氏の助けを催促します。武則(たけのり)も頼義の誠意に感じて、一万余人という大勢の仲間をつれてやってまいりました。こうなってはさすがの貞任も、とてもかないっこはありません。(略)最後に今の盛岡市の近所の、厨川(くりやがわ)の館までも攻め落とされ、貞任は殺されて、弟の宗任(むねとう)らは降参しました。頼義が国司となってから十二年かかって、やっと安倍氏征伐の目的を達することができたのです。世間でこれを奥州十二年の合戦と申しました。奥州とは今の福島・宮城・岩手・青森の四県の地方のことで、むかしはこれを陸奥といい、出羽とあわせて奥羽地方というのです。(「五十二、前九年の役(二)」より)
※ 定価二〇〇円。価格は税込みです。
※ タイトルをクリックすると、月末週無料号(赤で号数表示) はダウンロードを開始、有料号および1MB以上の無料号はダウンロードサイトへジャンプします。
人名索引
地名一覧
1981(昭和56)年6月20日発行
親本:
1928(昭和3)年4月5日発行
入力:しだひろし
校正:
xxxx年xx月xx日作成
青空文庫作成ファイル:
このファイルは、インターネットの図書館、青空文庫(http://www.aozora.gr.jp/)で作られました。入力、校正、制作にあたったのは、ボランティアの皆さんです。
*後記(工作員 日記)
念願だった語句索引・人名索引が完成! 武田祐吉『校註古事記』の索引に触発された。文学作品や短文作品にはいらないだろうけれども、連載物で、実在の登場人物や地域名、事件、専門用語などが出てくるばあい、インデックスがあるのとないのとでは大違い。
大佛次郎『天皇の世紀』は十一巻まであって、最終巻末に詳細なインデックスがついている。司馬遼太郎『街道をゆく』シリーズも、並製本版の最終巻にはシリーズ総索引がある。たとえば、「公現能久(こうげんよしひさ)親王」や「覚王院義観(ぎかん)」はどの巻に登場するのか。あるいは登場しないのか。どれくらい記述があるのか。日光の「輪王寺(りんのうじ)」は、どの巻に出てくるのか。
索引があることで、なにがわかるのか。
・探している項目があるかどうか。
・どこにあるか。巻数、ページや行位置。
・どれくらい記述があるのか。(出現・記述の頻度)
・なんと読むのか。(五十音順配列から想像もできる)
このうち2番と3番は、今回は省略した。だから、本来の索引にくらべると魅力が半減することはたしか。それでも用意する意味はあると思う。たくさんの本を読みたいばあい、一冊一冊をていねいに通読できないばあい。それは、紙の本であっても電子本であっても同じはず。ひとりひとり、読書できる時間は無限のようであって無限じゃないし、一生に出会える本の数も無限のようであって無限じゃあない。
これまでも各号ごとに人名一覧や語句一覧は用意していたわけだから、それをシリーズで統合、五十音順にならべなおし、重複項目を削除、若干の微調整……と、こんなかんじでつくることができる。とはいうものの、作りたい作りたいと思ってて、なかなか作れなかったこともじじつ。この点、見積もりがあまかった。「情報のかたまり」のわけだから、読みなおし、該当本文にあたりなおし、語句の調べなおし、記憶の忘却……と、本文作業以上に神経と時間をつかうことも判明。
*次週予告
第五巻 第二三号
クリスマスの贈物 / 街の子 / 少年・春
竹久夢二
第五巻 第二三号は、
二〇一二年一二月二九日(土)発行予定です。
月末最終号:無料
T-Time マガジン 週刊ミルクティー* 第五巻 第二二号
日本歴史物語
発行:二〇一二年一二月二二日(土)
編集:しだひろし / PoorBook G3'99
http://www33.atwiki.jp/asterisk99/
出版:*99 出版
〒994-0024 山形県天童市鎌田2丁目
アパートメント山口A−202
販売:DL-MARKET
※ T-Timeは(株)ボイジャーの商標・製品です。