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――…Aredthread…――
1――…Aredthread…―― 投稿者:恋唄  投稿日:2009年09月20日(日)19時30分16秒

アナタとアタシの赤い糸は……。

どのような経路でつながってるんだろ?

それは、誰にもわからない。

5年先かとか、10年先かとか……。

決まってないから。

それでも、アタシは待ってる。
2投稿者:恋唄  投稿日:2009年09月20日(日)19時31分01秒

名前も知らないかもしれない。

会ったこともないかもしれない。

でも待つから。

いつまでも……――


 『愛しています』


いつか、ココロからそう言えるまで……。

待っててね。
3投稿者:恋唄  投稿日:2009年09月20日(日)19時33分20秒

 長谷川あかり 武田聖夜 千葉一磨 

  藤井千帆 小関裕太 川崎樹音


01:高校生の設定です
02:部活や性格など実際とは異なります
03:荒らしなどが目的の方は来ないで下さい
04:気長に更新を待ってもらえると嬉しいです
4投稿者:恋唄  投稿日:2009年09月20日(日)19時35分31秒

――桜の花びらが散る春……。

なんでこんなに虚しく感じちゃうんだろ……――


ヒラヒラ……。

ほら、また一枚。

ヒラヒラ……。

見てないうちに、もう一枚。


桜が散るのは、時間と同じように早いんだ……。

あたしの恋も、それぐらい早ければいいのになぁ。
5投稿者:恋唄  投稿日:2009年09月20日(日)19時36分15秒

「あかり、平気?」

目を覚ますと、目の前に友達の千帆が立っていた。

……多分、教室で寝たんだな。

「うん……あれ?何でもう昼なの」

黒板の真上にある時計を見上げる。

時計の針は、とっくに12時を指していた。

「寝てたんだよ!ずっっと!授業丸無視で」

千帆は少し怒り口調で言った。
6投稿者:恋唄  投稿日:2009年09月20日(日)19時37分28秒

「ごめんっ……。

 でも何で寝てたんだろ?昨日は早く寝たのに……」

少し頭をかしげて言う。


――本当は、寝てた理由なんて知ってたよ……――


そう言うと、千帆はため息をつきながら言う。

「……現実逃避はダメだよ。失恋なんて誰にでもあんだから」

千帆はそう言ったとたん、あたしのショート髪を撫でた。
7投稿者:恋唄@落ちます  投稿日:2009年09月20日(日)19時38分16秒













――長谷川あかり
      
       高校2年生

人生初の失恋です……――
8投稿者:あげ  投稿日:2009年09月20日(日)19時40分17秒
   
9投稿者:あげ  投稿日:2009年09月20日(日)20時36分42秒
10投稿者:期待あげ  投稿日:2009年09月20日(日)21時45分36秒
がんばれ
11投稿者:不快  投稿日:2009年09月20日(日)21時48分20秒

12投稿者:あげ  投稿日:2009年09月20日(日)22時24分20秒
 
13投稿者:あげ  投稿日:2009年09月21日(月)08時03分14秒
        
14投稿者:恋唄  投稿日:2009年09月21日(月)16時24分38秒

あげありがとうございます。
不快に思うのなら読まないほうがいいと思います。

以上
15投稿者:恋唄  投稿日:2009年09月21日(月)16時25分41秒

サァ……。


窓から吹く風があたしの髪の毛を触った気がした。

“失恋”なんてさ、皆あるんだよ。


でもそこから立ち直れない。

もう、恋なんてできない。


……弱いんだもん。

あたしは……。
16投稿者:恋唄  投稿日:2009年09月21日(月)16時26分31秒

「あっ! 小関くんだぁ」


後ろの窓際で騒ぐ女子達。

あたしが別れてから、もう毎日かなぁ……。


ずっと、裕太のこと見てる。


見た目がカッコいい、何でもできちゃう。

そんな裕太に告白されたのだって、何かの縁だって思ってた。

でもさ、あたしみたいな運動バカな奴に告白するんだよ?


ただ、裕太がバカなんだよ。
17投稿者:恋唄  投稿日:2009年09月21日(月)16時27分38秒

そうだよ……。

それで、裕太から2年になってフラれた。

なんだよ……。

自分から告白しといて……。


ふざけんなよ……。
18投稿者:恋唄  投稿日:2009年09月21日(月)16時29分10秒

「……でもさぁ〜」

後ろにいた女子達が話始めた。

「小関くんと付き合ってた人って誰なの?」

その後に続き裕太をカメラで撮影していたことりが言う。

「知らんーっ!

 でもさっ、超ウザがられてたと思うー」
19投稿者:恋唄  投稿日:2009年09月21日(月)16時29分40秒

――――……は?

何言ってんの?

元カノだよ、あたしだよ。


ウザがられてた――……?
20投稿者:恋唄  投稿日:2009年09月21日(月)16時30分18秒

「だよねーっ!

 だってさぁ、裕太くんが振ったんでしょ?可哀そー」

ことりを合わせ、6人の女子が皆で笑う。


もちろん、あたしはそいつらに

“裕太とあたしが付き合ってた”

なんて言えない。

 
言ったら、どうなるか。

だから親友の千帆にしか言えなかった。
21投稿者:恋唄@落ちます  投稿日:2009年09月21日(月)16時30分46秒

可哀そうなんだって……。

あたしは。

ウザがられてたんだね。

裕太?


ゴメンね、気づかなくて――
22投稿者:雰囲気凄くすきです  投稿日:2009年09月21日(月)16時44分16秒
頑張って
23投稿者:あげ  投稿日:2009年09月21日(月)16時46分02秒
   
24投稿者:ポッポ  投稿日:2009年09月21日(月)17時35分52秒
恋唄s>この小説、なんかいい感じがします♪
昨日から見てましたよ☆
これからも頑張ってくださいね・・・♪
応援してます!

あっ、呼びタメOKですぉー♪
25投稿者:ポッポ  投稿日:2009年09月21日(月)17時39分23秒
          ↓ウチのプロフ↓

〜学年〜 中学?年生【13歳】

〜生年月日〜 1996年【平成8年】6月24日

〜星座〜 かに座

〜血液型〜A型

〜身長〜 152.5cm

〜体重〜 46.5キロ(ちょっと痩せました・・・でも、太い)

〜好きな人のタイプ〜 背が高い人 面白い人 優しい人 笑顔が素敵な人           自分を大切にしてくれる人 自分を理解してくれる           人 気が合う人 ぐらいかな〜?(多いね〜)
26投稿者:恋唄  投稿日:2009年09月21日(月)19時18分25秒

コメントありがとうございます。
頑張って更新します。

私のことは自由に呼んで下さい。
皆のコメント喜んで読ませてもらってます。
27投稿者:恋唄  投稿日:2009年09月21日(月)19時19分06秒

ことりのグループは荒れていた。
 
多分、うちの学年で一番派手で荒れてる。


いじめもヒドイと思う。

 
だから、近づかない。

だから、裕太とのことも言わなかった。


――怖いもん……。
28投稿者:あげ  投稿日:2009年09月21日(月)19時19分29秒
   
29投稿者:恋唄  投稿日:2009年09月21日(月)19時19分39秒

「……マジウザくねぇ?」


1年の上半期頃

ことりのグループはいつも通りトイレに溜まっていた。


特にことりがヤバかった。

そこにあたしが運悪く通りかかってしまったんだ。


「アレでしょ?小関くんの彼女ー」

「そうだよ、絶対無理矢理だよね!超可哀そうーっ」

あたしはその瞬間、立ち止まった。
30投稿者:恋唄  投稿日:2009年09月21日(月)19時20分13秒

――違うよ……。

裕太から告白してきたんだって――


「本当だよねー。つかさ、誰?何年?」

聞き覚えのない声。

少しカスれた声だった。

すると、ことりは壁を蹴り、言った。

「知らねぇよ……。

 だからイラつくんだよなぁ……。絶対シメる」
31投稿者:恋唄  投稿日:2009年09月21日(月)19時20分49秒

――――……え


あたし……だよね。

……そうだよね。


“シメる”

確かにそう言った。


――あたし……?
32投稿者:恋唄  投稿日:2009年09月21日(月)19時21分24秒

その瞬間、ことり達はトイレから出てきた。

「あ、長谷川さん。今の聞いてた……?」

あたしは震えて何も言えなかった。

すると、ことりはあたしの耳元でささやいた。

「誰にも言わないでね。

 ――言ったら長谷川さんが……」


その後が聞き取れなかった。
33投稿者:恋唄  投稿日:2009年09月21日(月)19時21分53秒

ことり達は教室に戻って行く。

あたしは膝から崩れ落ちた。

まだ震えてる。


――裕太と付き合うだけで、こんなにも辛いなんて――
34投稿者:恋唄  投稿日:2009年09月21日(月)19時22分30秒

 「長谷川さん」

あたしとことりは仲がいいわけではない。

ただのクラスメイト。


なのに怖くてしかたない。


「……まったく、ことりのグループはうるさいね」

千帆はいつでも落ち着いてる。

あたしの憧れの人だった。
35投稿者:恋唄@落ちます  投稿日:2009年09月21日(月)19時23分04秒

まず憧れのサラサラヘアーだし

しかもテニス部部長だって……!

あたしなんかバスケ部のギリギリレギュラーですよ。

「ははは……」

あたしはこれしか言えない。

そこまで悪ぐちは言えない。


“ことり”だから……。

――怖いから……?
36投稿者:ポッポ  投稿日:2009年09月21日(月)19時50分35秒
恋唄s>じゃあ次からタメでいかせてもらってもいいですか?
ウチのことも呼びタメOKですので♪
37投稿者:あげ  投稿日:2009年09月21日(月)20時10分19秒
   
38投稿者:ポッポうざいよ  投稿日:2009年09月21日(月)20時40分44秒
せっかくの良スレを荒らすな
お前の自己主張はいらない読者のプロフや自分語りは小説スレに必要ない
39投稿者:ポッポ=あやの  投稿日:2009年09月21日(月)20時52分49秒
でしょ
40投稿者:ポッポ  投稿日:2009年09月21日(月)21時12分03秒
38s>スイマセン・・・><
以後気をつけます!!
41投稿者:恋唄  投稿日:2009年09月21日(月)23時17分19秒

全然、呼びタメで構わないです。
ただ私自信あまりコメントを返すのが得意じゃないので。
(何を書けばいいのか、凄く迷ってしまうので苦手なんです)
それでも大丈夫であれば仲良くして下さい。

誰が誰であろうと関係ありません。
代わりの注意ありがとうございました。
42投稿者:恋唄  投稿日:2009年09月21日(月)23時19分42秒

「きゃーっ!小関くんー」

外でサッカーをしている裕太を応援することりたち。

そこまでしちゃうんだ……なんて思う。


あたしは裕太をまともに見れない。

フラれたし、ことりのこともあって……。


できない。
43投稿者:恋唄  投稿日:2009年09月21日(月)23時20分11秒

「……」

あたしは、そのことりたちを見ることしかできないんだ。

悲しいね。


早く、新しい恋がくればいいのに……。

 
早く……。
44投稿者:恋唄  投稿日:2009年09月21日(月)23時20分59秒

「ただいま……」

今日は珍しく、部活がなかった。

千帆は部活があり、一人で帰ってきた。

「おかーさん?」

いつもいるはずのリビングに母はいない。

「いないのー?」
 
すると、階段を下りる音がした。


カタ……。

カタ……。
45投稿者:恋唄  投稿日:2009年09月21日(月)23時21分26秒

「何だ、いるんじゃん」

あたしは何気なく、独り言を言った。

そして走って階段まで走った。

「おかーさ……」

目の前には、母ではなく……。


見覚えのない男子が立っていた。
46投稿者:恋唄@落ちます  投稿日:2009年09月21日(月)23時21分58秒

「……誰」

あたしは驚きながらも言った。

黒髪の少し目つきの悪そうな……。

うちの学校の制服ではない。


――誰……?
47投稿者:小説読ませていただきました  投稿日:2009年09月21日(月)23時46分36秒
上手ですね
それにおもしろい!
これから先どうなるか気になります!
頑張ってください
48投稿者:続きがとても気になります  投稿日:2009年09月22日(火)00時38分54秒
頑張ってください
49投稿者:ポッポ  投稿日:2009年09月22日(火)10時33分53秒
恋唄>小説、書くの上手いじゃん♪
これからも仲良くしてね〜☆
あっ、ウチも学生なんで毎日は来れないかも・・・

47,48s>私も同感です♪
50投稿者:ポッポからのレスいらないから  投稿日:2009年09月22日(火)10時35分10秒
上手いじゃんって何で上から目線なの?何様?
まずコテハンやめたら?毎日来なくていいよ
51投稿者: 投稿日:2009年09月22日(火)10時40分08秒
52投稿者:恋唄  投稿日:2009年09月22日(火)16時22分25秒

喧嘩しないで下さい。
あげ、コメントありがとうございます。
上手くないです……けど喜んでもらえるように頑張ります。

こちらこそ不器用だけど宜しくね。
53投稿者:恋唄  投稿日:2009年09月22日(火)16時23分09秒

彼はただ階段を降り終わると、言った。

「武田聖夜。お前の家の隣に越してきた」


――……は?


あたしは驚きを隠せなかった。

「ちょっ……。だったら何でうちんちにいんのよ」

階段から降りた彼は背が高く、多分同い年か年上。

「それはアンタの母親に聞いてよ」

かなりガラの悪そうなやつ。
54投稿者:恋唄  投稿日:2009年09月22日(火)16時23分47秒

何コイツ……。

だからお母さんはいないって……。


ガラッ……。

トイレのドアが開いた。
55投稿者:恋唄  投稿日:2009年09月22日(火)16時24分44秒

「あらぁ、あかりちゃん」

「おっ……お母さん!?」

なんと母はトイレにいた。

しかも何の悪気もなく……。

「何? 何なの、この人」

あたしが焦りながら言うと、お母さんはニコっと笑って言った。

「あぁ、聖夜くんね!親御さんが出張でねぇ……

 少しの間、ココに住んでもらおうと思って」

あまりにもニコニコしながら言う母。
56投稿者:恋唄  投稿日:2009年09月22日(火)16時25分25秒

「少し……って?」

「そぉーね……長くて2年?」

上目使いをしながら言う母に、あたしは絶望した。


ちょっと待て待て……。

住む? 

誰かもしらん人と……?

オイオイオイオイ……。

武田何とかなんて知るかよ!
57投稿者:恋唄@落ちます  投稿日:2009年09月22日(火)16時26分12秒

とにかく……。


「え、本気なの?」

思い切って聞いてみた。

すると、母は笑いながら言った。


「当ったり前よっ」
58投稿者:あげ  投稿日:2009年09月22日(火)17時05分23秒
 
59投稿者:あげ  投稿日:2009年09月22日(火)19時01分40秒
頑張れ
60投稿者:厄病神ポッポ  投稿日:2009年09月22日(火)19時29分57秒
こいつ来ると読者が減る
上から目線で評価、雑談、自己アピール
いい気分になる奴いるわけねーし
散々言われてんだからいい加減にしろよ
61投稿者:あげ  投稿日:2009年09月22日(火)19時32分37秒
  
62投稿者:せっかくの小説スレをコテハン慣れ合い雑談スレにしてしまう癌  投稿日:2009年09月22日(火)19時41分00秒
作者さんも慣れ合い雑談目的で書き始めたなら何も言わないけど
まともに小説書いて読んで貰いたいなら甘い顔せず構わないほうがいい
ゴキブリやドブネズミと一緒であいつらは一匹見逃すとどんどん増えて雑談に乗っ取られるぞ

スレ汚しごめんなさい
63投稿者:おだやかに  投稿日:2009年09月22日(火)19時42分10秒
あげ
64投稿者:あげ  投稿日:2009年09月22日(火)19時43分06秒
この小説面白いです
頑張って書いてください
65投稿者:ポッポ  投稿日:2009年09月22日(火)20時12分39秒
読者の皆様>本当にスイマセンでした・・・↓↓
以後、気をつけます・・・(泣)
もう、来ない方がいいですか?
66投稿者:「来ていいですよ」とか言われたいのが  投稿日:2009年09月22日(火)20時26分33秒
みえみえだーよ
67投稿者:ふつーに  投稿日:2009年09月22日(火)20時32分08秒
応援すればいい
68投稿者:恋唄  投稿日:2009年09月22日(火)21時08分50秒

喧嘩しないで下さい、お願いします。
そんな皆して責めなくても大丈夫です。
ただでさえ雑談が苦手な私に雑談スレは無理なので……。

コメント読ませてもらってます。
色々な意見があって凄く嬉しいです。
だから仲良く……これからもコメント下さい。
生意気すいません。
69投稿者:恋唄  投稿日:2009年09月22日(火)21時10分23秒

それから、お母さんはずっと“彼”を見てニヤけていた。

カッコイイ……というより、怖いというイメージ。

黒髪で、どこかそっけなくて……でもやっぱカッコイイ。

どこにでもいるようなイケメンな俳優も顔負けな人だった。


……なんて言いすぎかな?

 
第一印象、そんな感じなんだけどなぁ。
70投稿者:いちいち名前をなのったり  投稿日:2009年09月22日(火)21時10分26秒
聞かれてもいないプロフ書いたり小説に関係ない雑談したりしないで
名無しで普通に更新の感想書いたり応援したりすればいい

ここは恋唄さんが小説を発表するためのスレであって
ポッポが友達を作ったり自分の話をしたりするためのスレじゃないからね
71投稿者:恋唄  投稿日:2009年09月22日(火)21時11分08秒

「あ、じゃあ武田くん。

 部屋は……あぁ、ゴメンねぇ。この家狭いからさぁ……んー」

お母さんはいつも以上に悩んでいた。

 
確かにあたしん家は狭い。

一軒家で、たった1年前に建てた新築。

でもやっぱ安いわりに狭いんだ。


……ま、あたしには関係ない。
72投稿者:恋唄  投稿日:2009年09月22日(火)21時12分19秒

そう思い、あたしはリビングを出ようとした。

「……あ、あかりちゃんの部屋、広いわよね」


――え?

 
あたしは思わず、母の言葉に振り返った。

……まさか、まさかとは思うけど?

この女子高生に……?

とか思うけど?


――……嘘だよね?
73投稿者:恋唄@落ちます&ポッポさんへ  投稿日:2009年09月22日(火)21時14分14秒

「……え? お母さん、何?」

答えは本当は聞きたくない。

怖いけど……でも……。


お母さんが口を開けた。

あたしは、勢いよく目を閉じた。

そして、唇を噛みしめる。


「だから、あかりちゃんの部屋、武田くんと使って」


――――えぇぇ!?
74投稿者:続きが気になる  投稿日:2009年09月22日(火)22時26分20秒
 
75投稿者:あのさぁ  投稿日:2009年09月22日(火)22時33分11秒
小説書くならスレタイに「小説」ってちゃんと入れろよ
76投稿者:あげ  投稿日:2009年09月23日(水)05時53分35秒
   
77投稿者:ポッポ  投稿日:2009年09月23日(水)10時49分31秒
恋唄s>ありがとうございます。
これからは、調子に乗らずに応援したいと思います!
78投稿者:あげ  投稿日:2009年09月23日(水)11時15分42秒
面白い
79投稿者:あげ  投稿日:2009年09月23日(水)19時23分20秒
 
80投稿者:応援あげ  投稿日:2009年09月23日(水)19時48分41秒
 
81投稿者:恋唄  投稿日:2009年09月23日(水)20時55分34秒

昨日の更新で不自然な点があったので訂正します。
武田くんを聖夜くんに直して下さい。
一昨日はちゃんと聖夜だったんですけど……。

タイトルの件、本当にすいませんでした。
82投稿者:どんまい  投稿日:2009年09月23日(水)20時57分28秒
  
83投稿者:恋唄  投稿日:2009年09月23日(水)20時58分48秒

「……え?お母さん!?」

バッグを持っていた手が震えている。

目の前真っ暗だ。

何かの聞き間違えだよね?


“あかりちゃんの部屋、聖夜くんと使って”


……とか。
84投稿者:恋唄  投稿日:2009年09月23日(水)20時59分18秒

あはははは……――


だって……一応女子高生だよ。


確かに身長低いけど……。

精神年齢も女子高生じゃないかもだけど……!
85投稿者:恋唄  投稿日:2009年09月23日(水)20時59分51秒

「大丈夫よぉ!聖夜くん、何もしないから!」

お母さんは少し顔を赤くしながら言った。


――……そういう問題じゃないんだ。

あたしはそんなこと気にしてない……!


ただ……一応女子高生として

同じ男子高生と同じ部屋っていうのは……。


しかも昨日今日会ったばかりの人と――
86投稿者:恋唄  投稿日:2009年09月23日(水)21時00分32秒

「ねぇ?聖夜くん?」

お母さんはまた甘い声で彼に言う。

彼は少しあたしの目を睨み、母を見た。

「はい」

そっけない声で答える。
 
 
……なんか睨まれた。
87投稿者:恋唄  投稿日:2009年09月23日(水)21時01分02秒

――ヤバイぞ。

うん……ヤバそう……――


あれ?

あたし、これからどうなるんだろう?


絶対“明るい未来”なんて今のあたしには見えない。
88投稿者:恋唄  投稿日:2009年09月23日(水)21時01分30秒

神様、仏様……。

もしも、春にサンタが来るならサンタ様……。


どうか、あたしに“明るい未来”を捧げて下さい。


無理です。
 
もう無理です。
89投稿者:恋唄  投稿日:2009年09月23日(水)21時01分46秒

デリカシーのない母親。

意味の分かんない同居人……。


昔の彼のこと忘れられないあたし。


どうしましょう。

危ないです。
90投稿者:恋唄@落ちます  投稿日:2009年09月23日(水)21時02分20秒

あたしには、多分この先


“明るい未来”


なんて夢にも思わないです。

だから、本当に“夢”でいいです。


夢……。

あぁ、今までの全部……。


夢ならいいのに――……。
91投稿者:あげ  投稿日:2009年09月23日(水)21時35分30秒
ガンバ
92投稿者:あげ  投稿日:2009年09月25日(金)08時43分43秒
         
93投稿者:楽しいです!  投稿日:2009年09月25日(金)17時10分20秒
頑張ってください
94投稿者:あげ  投稿日:2009年09月25日(金)22時14分21秒
95投稿者:恋唄  投稿日:2009年09月26日(土)01時29分58秒

昨日は更新できませんでした。
こういう時もあるんで気長に待って下さい。

あげコメントありがとうございます。
96投稿者:恋唄  投稿日:2009年09月26日(土)01時30分25秒

「聖夜くーん」

母は明るい口調で聖夜を呼ぶ。

あたしには言ったことのない、とっても明るい口調。


確かに、裕太はカッコよくて……

でも母には裕太を見せたことなかった。
97投稿者:恋唄  投稿日:2009年09月26日(土)01時30分50秒

こいつよりカッコいいってことは当たり前。

だからこそ、母には見せたくなかった。

――裕太を……。


だから、母は知らない。
 
あたしが、付き合ってたこと。

この前フラれて別れたこと。

知ってる予知もない。

いいけど。
98投稿者:恋唄  投稿日:2009年09月26日(土)01時31分12秒

「はい」

出た。
 
黒髪の、少し目つきの悪い、あたしん家の同居人。


武田聖夜。


何でうちに来たのか、なんてどうでもいい。

どうでもいい、けど、ムカつくとこがある。

絶対、あたしと目を合わせないんだ、コイツは。
99投稿者:恋唄  投稿日:2009年09月26日(土)01時31分54秒

「……」

あたしは無言で階段を上った。

一段、また一段……。

でも、最後の一段の時、足がとまった。


――まさか……。

勘が当たっていれば、もしかすれば……。


あたしは勇気を出し最後の一段を昇り終え

自分の部屋のドアを開けた。
100投稿者:恋唄  投稿日:2009年09月26日(土)01時32分26秒

ガラッ……。


「あら、あかりちゃん」

やっぱり、予想通り部屋にはアイツと母がいた。


「……何してんの」


あたしはドアの前で立ちすくんでいる。

本当、意味わかんない。

母はあたしの言葉を無視し、すぐに聖夜を見た。
101投稿者:恋唄  投稿日:2009年09月26日(土)01時32分48秒

「はい、聖夜くん!

 明日からこの制服着て学校行ってね!」

「わかりました……」

少し暗めな声で話した彼。

あたしは彼の受け取った制服を見た。

「……は?」

思わず口に出してしまった。
102投稿者:恋唄  投稿日:2009年09月26日(土)01時33分10秒

「ちょっと! この制服あたしの学校じゃんっ」

まさかって思った。

茶色のブレザーに、青いチェックのネクタイ。

 
――まさに、うちの学校の制服。


「だってここからじゃ聖夜くんの学校遠いもの」

母は何事も冷静。

今回もニコっと笑い、普通に部屋を出た。
103投稿者:恋唄@落ちます  投稿日:2009年09月26日(土)01時33分32秒


 「……」


 「……」


母がいない今、2人っきりになってしまった。

母はウザいけど、でもいないと困るんだ……。


コイツと2人っきり、最悪じゃない?
104投稿者:あげ  投稿日:2009年09月26日(土)08時12分43秒
   
105投稿者: 投稿日:2009年09月26日(土)14時54分31秒
106投稿者:あげ  投稿日:2009年09月27日(日)07時56分43秒
           
107投稿者: 投稿日:2009年09月27日(日)14時54分52秒
108投稿者:あげ  投稿日:2009年09月27日(日)17時39分17秒
頑張ってください☆
109投稿者:あげ  投稿日:2009年09月27日(日)17時44分52秒
   
110投稿者:あげ  投稿日:2009年09月28日(月)08時26分17秒
             
111投稿者:あげ  投稿日:2009年09月28日(月)22時05分54秒
   
112投稿者:あげ  投稿日:2009年09月29日(火)05時40分58秒
         
113投稿者:あげ  投稿日:2009年09月30日(水)15時30分04秒
ファイト!!
114投稿者:あげ  投稿日:2009年10月01日(木)08時15分52秒
         
115投稿者:あげ  投稿日:2009年10月03日(土)05時44分29秒
    
116投稿者:あげ  投稿日:2009年10月04日(日)05時46分49秒
              
117投稿者:あげ  投稿日:2009年10月06日(火)10時12分55秒
          
118投稿者:あげ  投稿日:2009年10月08日(木)09時02分23秒
   
119投稿者:あげ  投稿日:2009年10月10日(土)07時49分53秒
           
120投稿者:あげ  投稿日:2009年10月12日(月)05時50分35秒
          
121投稿者:あげ  投稿日:2009年10月14日(水)08時01分22秒
           
122投稿者:あげ  投稿日:2009年10月18日(日)08時25分24秒
         
123投稿者:あげ  投稿日:2009年10月20日(火)08時30分45秒
           
124投稿者:恋唄sへ  投稿日:2009年10月20日(火)19時31分57秒
この小説面白いです。小説お上手ですね
これからも頑張って下さい!
125投稿者:あげ  投稿日:2009年10月21日(水)05時48分19秒
          
126投稿者:あげ  投稿日:2009年10月22日(木)10時30分24秒
           
127投稿者:あげ  投稿日:2009年10月26日(月)09時01分56秒
            
128投稿者:あげ  投稿日:2009年10月27日(火)05時42分09秒
           
129投稿者:あげ  投稿日:2009年10月28日(水)07時49分00秒
            
130投稿者:あげ  投稿日:2009年10月31日(土)08時44分01秒
           
131投稿者:あげ  投稿日:2009年11月01日(日)08時06分37秒
               
132投稿者:もう1ヶ月たっちゃったよ  投稿日:2009年11月02日(月)22時05分39秒
放置?放棄?
133投稿者:あげ  投稿日:2009年11月04日(水)08時04分42秒
      
134投稿者:恋唄  投稿日:2009年11月23日(月)23時06分57秒

放置すいませんでした。
出来ればまた更新したいと思ってます。
信用ないとは思いますがどうかよろしくお願いします。

また読んでくれる方が居ると凄く嬉しいです。
身勝手なの承知で…。
135投稿者:ガンバレ!  投稿日:2009年11月23日(月)23時11分45秒
   
136投稿者:恋唄  投稿日:2009年11月23日(月)23時20分19秒

何も喋ることなんてない。

ただ、ずっと沈黙。



 「……」


彼はずっと何かの本を読んでいる。

あたしは掛っているシーツの陰から見る。


――キモイ、あたし。

何見てんの……。
137投稿者:恋唄  投稿日:2009年11月23日(月)23時21分07秒

突然、頭の奥の奥から何かの声が聞こえた。

確かにキモイか。

盗み見なんて……。

あたしはそっと隙間を閉め、ベッドに戻ろうとした。

その時。


「……何?」


突然。

シーツの奥から低いトーンの声がした。
138投稿者:恋唄  投稿日:2009年11月23日(月)23時21分52秒

「……え」

あたしはシーツを開けると、やっぱりアイツだった。

「何って?」

盗み見してたこと、バレたんだ。
 
……って、ずっと自分に言い聞かせた。

思わず、手をきつく握る。

彼が口を開く。

その瞬間、目をつぶった。
139投稿者:恋唄  投稿日:2009年11月23日(月)23時22分26秒

「何で見てたんだよ」


彼はやっぱりあたしの目を見ようとしない。

ずっと、本を見ている。

――何って……。

アンタが、あたしの目を見ようとしない……。


それがムカつくんだよ……。
140投稿者:恋唄  投稿日:2009年11月23日(月)23時23分31秒

何で……。

話すときさえ、目を見ないの――


……そう、言いたかった。


「……別に」

あたしはそう言うと、シーツを閉めた。


――本当は、呼びとめて欲しかった。
141投稿者:恋唄  投稿日:2009年11月23日(月)23時24分09秒

何で怒ってんの?

とか、

何見てんだよ、って怒る。

とか。


言ってほしい。

そういうところも裕太と似ている――
142投稿者:恋唄@落ちます  投稿日:2009年11月23日(月)23時26分22秒

コメント、あげありがとうございました。
更新遅いと思うけど頑張ります。
143投稿者:あげ  投稿日:2009年11月23日(月)23時32分37秒
   
144投稿者:あげ  投稿日:2009年11月24日(火)16時10分16秒
     
145投稿者:がんば  投稿日:2009年11月24日(火)19時38分39秒
 
146投稿者:あげ  投稿日:2009年11月25日(水)07時39分31秒
        
147投稿者:楽しみにしてます  投稿日:2009年11月25日(水)14時33分51秒
久々の更新嬉しかったです
148投稿者:恋唄  投稿日:2009年11月25日(水)19時35分58秒

あげ、コメントありがとうございます。
149投稿者:恋唄  投稿日:2009年11月25日(水)19時36分48秒

「あっそ」

彼の答はそっけなかった。
 
呼び止めるとかじゃない。

彼はそのまま、部屋を出ようとした。


――……ムカつく。


立つ時さえ、あたしの方を見なかった。

何で……?

あたしの堪忍袋の緒が切れた。
150投稿者:恋唄  投稿日:2009年11月25日(水)19時37分20秒

「……アンタ」

部屋を出て行こうとした彼が立ち止まった。

「何」

彼は少し下向き気味に答えた。

やっぱり、目を合わせない。

「人と話すときは目を見て話すって、教わんなかったの!?」

今までの怒りが、全部フッきれた。

多分、コイツの怒りではないものも入ってるんじゃないかな。
151投稿者:恋唄  投稿日:2009年11月25日(水)19時37分46秒

「……だから何?」

彼はずっと下向きになりながら、キレ気味に言った。

でも今回のあたしはそこであきらめない。

「ちゃんと目を見て話せよっ」

そう言っても、彼はあたしの目を見ない。


……いや、見ようとしない。
152投稿者:恋唄  投稿日:2009年11月25日(水)19時39分27秒

とうとう、彼の元まで行き顔を近づけた。

背が足りないけどしかたない。

少し背伸びをした。

「……ほらっ」

あたしは彼の顔を無理やり上に傾けた。

そして、無理やりではあるが彼と目を合わせる。

でも……彼はその瞬間、青ざめていた。


あたしはそれに気づかなかった。
153投稿者:恋唄  投稿日:2009年11月25日(水)19時40分23秒

「……こうやってちゃんと目を合わせ……」

話している途中。


彼はあたしの手をはたいた。

そして、目を手で押さえ……言った。


「……ふざけんな」
154投稿者:恋唄  投稿日:2009年11月25日(水)19時40分57秒

あたしはその場で立ちすくんだ。

彼はまだ青ざめた顔で立っている。

まさか……。

まさか彼がこんなに嫌がると思わなかった。


ただ、目を合わせただけだった。

なのに……。
155投稿者:恋唄  投稿日:2009年11月25日(水)19時41分56秒

「……え」

その彼の顔を見て、何気なく言葉を出してしまった。

すると彼はハッと目を大きくし。

青ざめた顔を隠すように手で覆い、部屋を出た。

「ちょっと……っ」

何も考えずに彼を追った。

ただ、彼を追っていたあたし。
156投稿者:恋唄  投稿日:2009年11月25日(水)19時42分20秒

――怒ってるんじゃない。

彼は怒ってるんじゃないんだ……。


何かあったんだよ……。

それをあたしは……――


考えるだけで、涙が出そうだった。

そんな目をあたしは服で拭い、彼を追い続けた。
157投稿者:恋唄  投稿日:2009年11月25日(水)19時42分57秒

ついにあたしは彼を見失っていた。

よく通る公園の曲がり角。

そこで彼の姿を見失った。


部活帰ったのが7時半。

それから色々やったから、もう今は夜遅いだろう……。


――でも、ここであきらめない。


あたしは心に決めた。
158投稿者:恋唄  投稿日:2009年11月25日(水)19時43分26秒

見つけて、謝んなきゃ。

確かに、目を合わせてくんないのはムカつくよ……。

でも……。


辛い過去があるなら。

それをあたしは掘り返してしまった。


――最低だよ……。

あんなに、嫌がってたのに――
159投稿者:恋唄@落ちます  投稿日:2009年11月25日(水)19時46分54秒

下でヘキサゴンを見ている母が騒いでます。
「だいこん、だいこん、だいこん!」と…。
テレビに叫んでも意味ないのに。

小説、ちゃんと伝わってるでしょうか?
ハチャメチャになっちゃってる気がして心配です。
160投稿者:あげ  投稿日:2009年11月25日(水)19時53分36秒
頑張ってね
161投稿者:あげ  投稿日:2009年11月26日(木)19時25分29秒
 
162投稿者:恋唄  投稿日:2009年11月26日(木)21時34分42秒

あげ、コメントありがとうございます。
少しですが更新します。
163投稿者:恋唄  投稿日:2009年11月26日(木)21時35分05秒

何時間、走り続けたか……。

もう、街頭も消えつつある。

暗い夜道は、今にも真っ暗になりそうで怖かった。

でも、走り続けた。


アイツを見つけるために走った。

怖いのを忘れるためにも走った。
164投稿者:恋唄  投稿日:2009年11月26日(木)21時35分28秒

「ニャー……」

暗い商店街の街角に立ちすくむドーナツ屋。

その段ボールの中に入っていた猫。

その猫の声にも驚いていたあたし。

「怖いよ……」

ようやく、走るのをやめた。

そして、我に返り周りを見渡した。
165投稿者:恋唄  投稿日:2009年11月26日(木)21時36分33秒

「……ど、どこよココ」

ずっと走っていて、周りなんて気にしてなかった。

見知らぬ商店街にあたしの頭は真っ白。

バカなことに、携帯電話も財布も部屋の中。


何にも考えずに追いかけたから……。


思わず、涙が溢れて来た。

そして、涙に漏れて発した言葉……。
166投稿者:恋唄  投稿日:2009年11月26日(木)21時37分24秒

 「……裕太ぁ」


涙を流しながら、精一杯の気持ち。

何故か、まだ裕太を頼っていたアタシがイヤ。


でも、ただただ怖かった。
167投稿者:恋唄  投稿日:2009年11月26日(木)21時37分58秒

ザァ……。


並木に揺れる風が、あたしを襲ってきそうで怖かった。

もう、立てない。

街頭もとうとう消え、真っ暗になった商店街。


怖い、怖い、怖い……。


そして、大きく並木が揺れた。

怖くて、怖くて、唐突に出た言葉。
168投稿者:恋唄  投稿日:2009年11月26日(木)21時38分29秒

「聖夜っ……」


叫んでしまった。

多分、ずっと聖夜を探していたせいか……。

言ってしまった。


叫んでも、来るはずないよ。

何してんの、あたし……。


あの時、聖夜なんて気にしないで家にいればよかった。
169投稿者:恋唄@落ちます  投稿日:2009年11月26日(木)21時39分09秒

――その時


「……なんだよ」


後ろから、聞き覚えのある暗い透き通る声が聞こえた。

振り向くと……。



聖夜だった。
170投稿者:あげ  投稿日:2009年11月26日(木)21時40分36秒
  
171投稿者:あげ  投稿日:2009年11月27日(金)05時53分52秒
               
172投稿者:恋唄  投稿日:2009年11月27日(金)19時50分34秒

あげありがとうございます。
173投稿者:恋唄  投稿日:2009年11月27日(金)19時50分52秒

サァ……。


大きく荒れ吹く風の中。

ただ1人、立っている彼。


――聖夜。


あたしは、目を疑った。
174投稿者:あげ  投稿日:2009年11月27日(金)19時51分19秒
   
175投稿者:恋唄  投稿日:2009年11月27日(金)19時51分41秒

だって、あんだけ探した。

……でもいなかった。

なのに……。

涙が溢れて来た。

すると、彼は口を開いた。


 「ゴメン」


その瞬間、風が吹き止んだ。
176投稿者:恋唄  投稿日:2009年11月27日(金)19時52分19秒

たった一言言うだけで、彼の顔は真っ赤だった。

「……プ」

あたしは思わず、笑ってしまった。

笑うのを耐えきれず、とうとう吹き出してしまったのだ。

「は?」

彼はあたしが笑ったのを見て、言った。

「あ、ゴメン。あまりに真剣に言うもんだから……」

泣いていたはずなのに、涙が治まった。
177投稿者:恋唄  投稿日:2009年11月27日(金)19時53分04秒

「……なんだよ」

彼はそう言うと、道を引き返した。


でも知ってる。

あの時。

聖夜の顔は真っ赤だった。

道を引き返すときも……。

真っ赤だったね。
178投稿者:恋唄  投稿日:2009年11月27日(金)19時53分32秒

「ウフフっ」

あたしは笑いながら聖夜の後をついていく。

……ん?

あたしはあることに気づいた。

「ね、アンタどこ行ってたの?

 一応探しててここまで来たんだけど」

怒り口調で言う。

すると、彼は真っすぐを向き、言った。
179投稿者:恋唄  投稿日:2009年11月27日(金)19時54分05秒

「別に」


まぁ、別にいいけど。

ちょっと嬉しかったし。


来てくれた。

それだけで。


あたし達はそのまま家に帰った。
180投稿者:恋唄  投稿日:2009年11月27日(金)19時54分35秒

いつの間にか


“聖夜が目を合わせてくれない”


……なんて

どうでもいいことになっていた。
181投稿者:恋唄  投稿日:2009年11月27日(金)19時55分09秒

「……あかり?」

今日は休日。

なのに部活あり……。

 「んー?」

心配そうにあたしを見つめている千穂。

あたしは明るい口調で返した。
182投稿者:恋唄  投稿日:2009年11月27日(金)19時55分31秒

「……アンタ怖い」

「は……?」

千穂は少し引きめに言った。

「怖いって何が?」

一応言っとくけど。

あたしはこれでもいつも通り生活してんだけどな?
183投稿者:恋唄  投稿日:2009年11月27日(金)19時56分16秒

千穂はため息をついた。

「なんか……いつもより明るくない?」

「えっ!?」

そんなに幸せオーラが出ていたのか。

確かに、今日の昼食は大好きなハンバーグだったけど……。


「だって、裕太と別れたばっかじゃん?

 もっと暗いじゃん、いつも」
184投稿者:恋唄  投稿日:2009年11月27日(金)19時56分49秒

……あ。

そういえば。

裕太のこと、忘れてた。


別れてずっと悲しんでたあたしはもういないもん。


フラれて、終わった。

それでもういいじゃん?


終わったんだよ……。

もう。
185投稿者:恋唄  投稿日:2009年11月27日(金)19時57分27秒

あたしは、隣の校庭で走ってるサッカー部を見つめた。

裕太はいつも通りサッカーをしていて。

その周りでいつも通りことりが見てる。


てか


もしも今、ことりと裕太が付き合うとか。

裕太が誰かと付き合うとしても……。


多分、今のあたしは何も感じないと思う。
186投稿者:恋唄@落ちます  投稿日:2009年11月27日(金)19時58分00秒






もうあたしにとって……。


裕太はただの“元彼”だから――
187投稿者:あげ  投稿日:2009年11月27日(金)20時02分27秒
  
188投稿者:千穂×  投稿日:2009年11月27日(金)23時38分09秒
千帆○
189投稿者:恋唄@書きます  投稿日:2009年11月27日(金)23時55分30秒

「元彼」・・そんな響きが妙に私の心の中を甘酸っぱい色にした・・・。

そんな時だからこそ気持ちの切り替えが大切なのに・・。
悲しい歌聞きながら涙したいのに。


流行りの失恋ソングみたいな綺麗な言葉の羅列なんかより

自分の目に、自分の肌で感じる景色の方が余程私の心の中のしがらみや憂鬱を和らげてくれる。


その時―――後ろから懐かしい声が。


「ちほ」

――――――――…Aredthread…――――――――

――――第二章――――ツヨクヨワク―――――――
190投稿者:あげ  投稿日:2009年11月28日(土)12時44分02秒
 
191投稿者:恋唄@落ちます  投稿日:2009年11月28日(土)18時33分35秒

訂正します。
千穂→千帆にしてください。
友達に千穂って居るんですよ……。

あと、189は私ではありませんので飛ばしてください。
私の書き方と違うし、1レス更新とか絶対にしないので。
そういうのややこしくなるんで辞めてほしいです。

あとで更新できそうだったら来ます。
192投稿者:あげ  投稿日:2009年11月28日(土)21時00分37秒
 
193投稿者:あげ  投稿日:2009年11月28日(土)22時17分27秒
   
194投稿者:あげ  投稿日:2009年11月29日(日)07時16分07秒
          
195投稿者:あげ  投稿日:2009年11月30日(月)05時52分26秒
        
196投稿者:恋唄  投稿日:2009年11月30日(月)19時59分57秒

あげありがとうございます。
186からの続きです。
197投稿者:恋唄  投稿日:2009年11月30日(月)20時00分39秒

「……今日から?」

いつものように、朝の身支度をしている最中。

あたしは大声で叫んだ。

母はあたしの顔を見つめている。

そして、母の隣には……。


あたしと同じ学校の制服を着ている聖夜。
198投稿者:恋唄  投稿日:2009年11月30日(月)20時01分05秒

そう。

今日から聖夜はあたしと同じ学校に通う。

「そうよ!聖夜くん、頑張ってね」

母はニコニコ笑いながら言う。


――え?
199投稿者:恋唄  投稿日:2009年11月30日(月)20時01分28秒

待てよ待て。

今日からなんて聞いてないよ。


お母さん?

あたし……。

また今日から……。

違う意味での辛い日々が続くんですね……――
200投稿者:恋唄  投稿日:2009年11月30日(月)20時02分16秒

いつもどおりだった、通学路。

なのに……。

今日はいつもと違う。

それは多分……。


――コイツがいるからだ。
201投稿者:恋唄  投稿日:2009年11月30日(月)20時02分44秒

電車でもずっと無口で。

口を開けばあたしのことばっか。

さっきなんて……

「寝ぐせついてる」

……だって。


どうなの?

その神経。
202投稿者:恋唄  投稿日:2009年11月30日(月)20時03分11秒

あたしも言い返そうとしても……

言い返せるところがない。


初日だからきちんと第一ボタンも閉めてるし。

ブレザーもちゃんと着てる。


モテるんだろうなぁ。

コイツ。
203投稿者:恋唄  投稿日:2009年11月30日(月)20時03分33秒

――あれ?

なんでだろう。

胸がザワザワしてる。


うるさいよ。

静かにして。


ねぇ……――
204投稿者:あげ  投稿日:2009年11月30日(月)20時03分59秒
   
205投稿者:恋唄@落ちます  投稿日:2009年11月30日(月)20時07分16秒

新MTK、メロディーのソロでしたね。
他にも数人居ると思ってたので意外でした。
ことりといいメロディーといい菜々香といい……。
女子の扱いが妙に良いのは気のせいでしょうか?

まあ、私は皆好きなんで別にいいですけど。
あんまり誰かを特別に推すのは正直苦手だったりします。
206投稿者:あげ  投稿日:2009年11月30日(月)20時09分34秒
がんばれ
207投稿者:あげ  投稿日:2009年12月02日(水)08時29分34秒
         
208投稿者:あげ  投稿日:2009年12月02日(水)22時32分31秒
こういうの好きです
209投稿者: 投稿日:2009年12月03日(木)16時05分31秒
 
210投稿者:あげ  投稿日:2009年12月04日(金)08時36分46秒
        
211投稿者:恋唄  投稿日:2009年12月05日(土)21時37分32秒

運良く、今日は部活の朝練がなかった。

そういえば、聖夜は部活に入るのか。

てか、その前にスポーツはできるのか。

あたしは、学校に着く直前の坂道で聞いてみた。

「聖夜は……部活入んの?」

いつの間にか、あたしは彼の事を迷わず

“聖夜”

そう呼んでいた。
212投稿者:恋唄  投稿日:2009年12月05日(土)21時39分22秒

すると聖夜は少し上向きかげんに言った。

「……まだ、決まってない」

まぁ初日だもんね。

聖夜に合うやつ、ないかもしれないし……。


まだまだか――
213投稿者:恋唄  投稿日:2009年12月05日(土)21時40分29秒

学校の前に着き、あたしは聖夜に言った。

「はい! ここね、春英高校」

彼は一瞬あたしを見て、校舎を見つめた。

何も言わずに、学校に入り始める聖夜。

「あっ……待て……」

あたしは慌てて聖夜のあとをついていこうとした。
214投稿者:恋唄  投稿日:2009年12月05日(土)21時40分47秒

――ズキ……ッ


あれ?

まただよ。

学校の門をはいった瞬間に……。

胸騒ぎが……――
215投稿者:恋唄  投稿日:2009年12月05日(土)21時41分16秒

「おい、何してんだ」

前の方から、聖夜が言う。

その言葉と同時に、胸の痛みは治まった。

「……うん」

気にせず、あたしは聖夜の元へ行った
216投稿者:恋唄  投稿日:2009年12月05日(土)21時41分48秒

――なんだろう。

この痛み。

今までにない……。
 
心の奥の奥の痛み。


聖夜のこと考えると……。

痛くなる――
217投稿者:恋唄@落ちます  投稿日:2009年12月05日(土)21時42分14秒

あげ、コメントありがとうございます。
嬉しいです。
218投稿者:あげ  投稿日:2009年12月05日(土)21時51分39秒
    
219投稿者:あげ  投稿日:2009年12月06日(日)05時55分15秒
      
220投稿者:あげ  投稿日:2009年12月06日(日)10時08分44秒
 
221投稿者:アナタとアタシの赤い糸は……。  投稿日:2009年12月06日(日)10時09分36秒
アナタとアタシの赤い糸は……。

222投稿者:あげ  投稿日:2009年12月06日(日)16時31分45秒
   
223投稿者:あげ  投稿日:2009年12月07日(月)05時47分12秒
        
224投稿者:恋唄  投稿日:2009年12月07日(月)20時59分59秒

あげありがとうございます。
221さんは何がしたいんですか?
225投稿者:恋唄  投稿日:2009年12月07日(月)21時02分05秒

職員室まで、あたしは聖夜について行った。


何かが心配だった。

ただ、それだけ。


「おーし、じゃあ武田くん。

 君は今日から2年……1組な」

学年主任の先生は名簿を見ながら言った。
226投稿者:恋唄  投稿日:2009年12月07日(月)21時02分36秒

――ん?

2年1組?

……って!

 
あたしと同じクラスじゃん――


でも何故か……。

少し安心してた。
227投稿者:恋唄  投稿日:2009年12月07日(月)21時03分03秒

「あ、長谷川って同じ家に住んでんだよな。

 同じクラスにしてやったから色々教えてやってくれ」


何気なく笑っていた先生。

嬉しくないです、先生。


あたしはただ笑っていた。

その問いかけには返事をしなかった。
228投稿者:恋唄  投稿日:2009年12月07日(月)21時04分13秒

「……はい、ここね2年1組!」

あたしは指をさし、クラスを教えた。

そして、担任が出てきた。
 
「長谷川、御苦労。

 武田くん、君の担任になる照英です」

先生は口早にそう言った。
229投稿者:恋唄  投稿日:2009年12月07日(月)21時04分36秒

「よろしくお願いします」

聖夜は少し頭を下げた。

「じゃあまずー……」

先生は少し長めの話をした。


その時……。
230投稿者:恋唄  投稿日:2009年12月07日(月)21時04分56秒

何か違和感が感じた。

あたしのうしろを誰かが通った。

誰……。


裕太だ――
231投稿者:恋唄@落ちます  投稿日:2009年12月07日(月)21時05分22秒

あたしは思わず、振り返った。

でも、もう裕太の姿はなかった。

絶対……裕太だった。

そんな感じがした。


――最悪。

あたしったら……。

まだ裕太の事……――
232投稿者:あげ  投稿日:2009年12月07日(月)21時21分33秒
   
233投稿者:あげ  投稿日:2009年12月09日(水)08時18分35秒
           
234投稿者:なんかドキドキします  投稿日:2009年12月09日(水)16時27分20秒
なんでだろう
235投稿者:あげ  投稿日:2009年12月10日(木)21時34分35秒
 
236投稿者:恋唄  投稿日:2009年12月11日(金)21時58分25秒

こめんと、あげありがとうございます。
ドキドキ感ちゃんと伝わってるみたいで良かったです。
では、更新します。
237投稿者:恋唄  投稿日:2009年12月11日(金)22時00分32秒

「……じゃ長谷川はクラスに戻っていいぞ」

その言葉とともに、裕太の気配は消えた。

「はい……」

あたしは教室に入った。

その瞬間、千帆が走ってきた。

「あかりっ!なにあの美少年ーっ」

千帆はもう見たらしい。

聖夜のこと。
238投稿者:恋唄  投稿日:2009年12月11日(金)22時01分16秒

「あー……転入生だよ」

あたしは無表情で答えた。

「えっ何!?もう新しい彼氏?」

……また意味のわからないことを。

「違うよっ!ただ一緒に暮らしてるだけ」

その言葉に千帆は、顔を赤くした。

「……一緒に暮らしてる!?」
239投稿者:恋唄  投稿日:2009年12月11日(金)22時01分42秒

あぁ……。

何だろう。

心がモヤモヤする。


千帆なのに……。

千帆なのに――……。


心が――
240投稿者:恋唄  投稿日:2009年12月11日(金)22時02分18秒

千帆は、すぐに正気に戻った。

そして、あたしの顔を見つめた。

「……あかり、気をつけな。

 彼……」

その時、先生が入ってきた。

「おらー席つけ」

千帆は舌打ちをし、あたしに向ってニコっと微笑んだ。
241投稿者:恋唄  投稿日:2009年12月11日(金)22時03分04秒

――気をつけろ……?

彼って……

聖夜?


何を……――
242投稿者:恋唄  投稿日:2009年12月11日(金)22時03分35秒

先生は、あたしの顔を見て気色悪い笑いをして言った。

「じゃあまず転入生紹介しちゃおっかなぁー」

その瞬間、クラスがザワつき始めた。


「女子かなー可愛い子がいいなぁ」

「いや、男子のイケメンがいいしー」


女子の男子の言い争いが始まる。

結果的にイケメンな男子だけどね。
243投稿者:恋唄  投稿日:2009年12月11日(金)22時04分09秒

「じゃー入ってきてくれぇい」

先生の言葉と同時に、ドアがあいた。

その瞬間……。


また胸騒ぎ。

今度は痛いんじゃない。

締め付けられるような……

苦しみ――
244投稿者:恋唄  投稿日:2009年12月11日(金)22時04分36秒

聖夜が入ってきた途端。

女子の大半が騒ぎ出した。


黒髪の、少し目つきの悪い。

背が高くて、イケメン。


そんなのに、誰が騒がないでいれるか。

悪いけど、あたしなら騒いでる。
245投稿者:恋唄  投稿日:2009年12月11日(金)22時05分09秒

本当に、カッコいいんだよ。


ムカつくし。

イラつくけど……。


そこは認めるよ。

女子から人気があるのは、もうわかってた。

なのになんで……。

聖夜がこの学校来るって聞いてから……。


胸の痛みが止まんない。
246投稿者:恋唄  投稿日:2009年12月11日(金)22時05分41秒

クラスの女子は皆、聖夜を見て騒ぎ始める。

「マジカッコいいーっ!」

「うそっヤバい!」

口ぐちにそういう女子達の中。

あたしと千帆だけは騒がない。


……というか、千帆は彼氏がいる。

騒ぐわけがない。
247投稿者:恋唄  投稿日:2009年12月11日(金)22時06分26秒

「……武田聖夜です、よろしく」


暗いけど、透き通る声が、また女子達を魅了する。

あたしは、そんな女子達を見てるのが、何故か辛かった。

「んーじゃあ武田はどこに座ってもらおうか」

先生がそう言うと、女子達は一斉に手を合わせ始める。
 
でも皆、隣はいる。

男子たちは黙ってそれを見ている。

先生は「あっ」と声を漏らした。


「よーし……じゃあ慣れるまで長谷川の隣がいいな」
248投稿者:恋唄  投稿日:2009年12月11日(金)22時07分43秒

その時。

ことりはすぐに立ち上がり、先生に言った。

「せっ先生!何でですか?

 私の隣だって空いてます!

 なんで長谷川さんなんですか」

もうすぐ泣きそうな目で先生を見る。

他の先生なら、毎回ことりを最優先に考えるだろう。
249投稿者:恋唄  投稿日:2009年12月11日(金)22時08分26秒


でも担任の照英先生は、新婚ホヤホヤ。

妻しか見えてない。

だからことりなんてただの生徒。

「重本、すまんなぁ。

 今、長谷川の家に武田と一緒に住んでるから。

 慣れるためには仲イイやつとのがいいだろ?」

先生は微笑しながら言う。


ことりは唖然。

そして他の生徒も唖然。
250投稿者:恋唄@落ちます  投稿日:2009年12月11日(金)22時08分56秒

――バカ……。

先生のバカ……。

何であんな言い方すんのよ……。

“居候”って言いなさいよ……。

一緒に住んでる、なんて言ったら……。


ことりが――
251投稿者:あげ  投稿日:2009年12月12日(土)18時14分58秒
 
252投稿者:あげ  投稿日:2009年12月12日(土)21時51分49秒
  
253投稿者:あげ  投稿日:2009年12月13日(日)08時02分12秒
    
254投稿者:あげ  投稿日:2009年12月15日(火)09時02分13秒
          
255投稿者:面白いですね  投稿日:2009年12月15日(火)15時20分09秒
頑張ってください
256投稿者:☆キイナ★  投稿日:2009年12月15日(火)17時15分15秒
超おもしろい
ことりが脇役なのも超ウケる
257投稿者:すごい面白いんだけど  投稿日:2009年12月16日(水)15時57分20秒
この続きをみたいと思わないな…
あかりが可哀想で…
258投稿者:あげ  投稿日:2009年12月18日(金)05時41分03秒
           
259投稿者:あげ  投稿日:2009年12月19日(土)05時41分18秒
          
260投稿者:早く書いて  投稿日:2009年12月19日(土)18時25分20秒
お願い〜
261投稿者:恋唄  投稿日:2009年12月19日(土)21時58分59秒

あげ、色々なコメントありがとうございます。

ことりにとってあかりは憎いというか……羨ましいというか……。
そんな微妙な存在なんですよね。
これから色々な展開があると思うんで楽しみにしてて下さい。
あ、ただ無理に読んでほしいとは思ってません。
262投稿者:恋唄  投稿日:2009年12月19日(土)22時00分37秒

先生がそう言うと、クラスがザワつき始めた。

特に、彼氏のいないことりグループの女子。

「……何、聖夜くんとどんな関係だよ」

「あんな無難な子に、カッコいい聖夜くんとじゃ合わないー」

身勝手なことを言い始める女子。


でも…。

事実なんだ。

どうしょうもない。
263投稿者:恋唄  投稿日:2009年12月19日(土)22時01分26秒

そんなあたしを、聖夜は隣の席からどう思っていたのか。

自分まで、そんな被害にあって……。

あたしを、恨んでいるかもしれないね。


休み時間は、聖夜の周りに大勢の女子が集まっていた。

「ねーっ聖夜くんは、前までどこの高校いたの?」

ことりの明るい口調の質問。

聖夜は遠くを見上げながら暗い落ち着いた声で答える。

「……帝国東京学園」
264投稿者:恋唄  投稿日:2009年12月19日(土)22時02分11秒

聖夜は科学の教科書を持ち、あたしの方に向って歩いてきた。

ことりはその聖夜のそっけない答えに、何故か心を打たれていた。

「えっ? 帝国学園!?

 すごぉい!あの学園って有名な……」

ことりが振り向くと、聖夜はいなかった。

聖夜は、あたしの目の前に立った。

「……なによ」

あたしは少し怒り気味の口調で何故か言った。
265投稿者:恋唄  投稿日:2009年12月19日(土)22時02分56秒

「科学室、どこ」

すると、ことりが聖夜の腕を掴んで言う。

「ちょっ聖夜くん、そんなのあたしが教えるーっ」

しかし、聖夜は気にせずことりの腕を振り払った。


――頼ってくれたの?

あたしを。

怒ってないの?

あたしのこと……――
266投稿者:恋唄  投稿日:2009年12月19日(土)22時03分44秒

「何で?やっぱ聖夜くん、長谷川さんがっ……」

そこまでことりが言うと、聖夜は無表情のまま言った。


「アンタに俺を選ぶ権利なんてねぇんだよ」


そう言い、教室を出た聖夜。

あたしは急いで机から科学の教科書を持ち、聖夜を追いかけた。

その時、一瞬ことりと目が合ったきがする。


熱いまなざしで、痛い視線。

――なんだろう……。

この気持ち――
267投稿者:恋唄  投稿日:2009年12月19日(土)22時04分15秒

――アンタに俺を選ぶ権利なんてねぇんだよ――


そうかもしれない。

でも……。

もっと、良い言葉があったよ。


なんで、そんなに冷たいの?

なんで、そんなに……。
268投稿者:恋唄  投稿日:2009年12月19日(土)22時04分55秒

「……」


道がわからないはずなのに、どんどん進んでいく。

途中、立ち止まったかと思えば……。

普通に聖夜は一人で科学室の前に来ていた。

「……知ってるの?」

そう聞くと、聖夜は何も答えず席に着く。

「ねぇ……」

何度、話かけたか。

でも、聖夜は振り向かない。

目も合わせない……。
269投稿者:恋唄  投稿日:2009年12月19日(土)22時05分47秒

――あれ?

そういえば……。

聖夜は、何であたしと目を合わせないんだろう。

この前も……。

確かに、助けてくれた。

でも……。

元はと言えば、聖夜が目を合わせなくて……。


ドクン……。


また、あたしの鼓動が渦巻きはじめた。
270投稿者:恋唄  投稿日:2009年12月19日(土)22時06分16秒

目を合わせてくれない、聖夜。

何度話しかけたか。

もうすぐ、授業始っちゃう。

ことりも来ちゃう。


ドクン……ドクン……。


あたしの心の鼓動は、止むことを知らない。

このままだと……。
271投稿者:恋唄  投稿日:2009年12月19日(土)22時06分58秒

キーンコーン……。


予鈴が鳴ってしまった。

次々と、教室に人が入り込む。

聖夜は気にせず教科書を広げる。


――ダメだ……。

この心の叫びには勝てないよ……。

ゴメン――
272投稿者:恋唄  投稿日:2009年12月19日(土)22時07分31秒

その瞬間、ことりたちが入ってきた。

「セーフ!もうちょいで本鈴だったねっ」

そう言うことりは、さり気なくあたしの方を見ていた。


キーンコーン……。


本鈴が鳴った。

――その時だった。
273投稿者:恋唄  投稿日:2009年12月19日(土)22時08分12秒

あたしの身体が、勝手に動いたかのように……。

聖夜を引っ張り、教室の外に出た。

「ちょっ……長谷川さぁん!?」

後ろから、科学の先生の声がした。


こんなこと、一回もなかったのに……。

先生無視してまで……。

何でここまで……。
274投稿者:恋唄  投稿日:2009年12月19日(土)22時08分41秒

裕太の時は、そんなことなかった。

裕太が幸せなら、それでよかった。


それが、あたし。

なのに……今。


どうしちゃったんだろう、あたし――
275投稿者:恋唄@落ちます  投稿日:2009年12月19日(土)22時12分35秒

「――アンタに俺を選ぶ権利なんてねぇんだよ――」

この言葉、気に入ってます。
本当に聖夜が言ったらカッコいいだろうなあ……とか。
自分があかりで本当の実話だったら確実に好きになってますね、はい。

余談でした。
276投稿者:あげ  投稿日:2009年12月19日(土)22時13分53秒
    
277投稿者:その言葉  投稿日:2009年12月19日(土)23時54分43秒
クールになったのえるに言ってもらいたい!
278投稿者:あげ  投稿日:2009年12月20日(日)17時08分07秒
 
279投稿者:あげ  投稿日:2009年12月23日(水)08時16分41秒
     
280投稿者:頑張れ  投稿日:2009年12月23日(水)17時36分06秒
 
281投稿者:のえあか大好き!  投稿日:2009年12月23日(水)21時55分47秒
更新楽しみにしてます
がんばってください
282投稿者:あげ  投稿日:2009年12月24日(木)08時22分30秒
   
283投稿者:恋唄  投稿日:2009年12月24日(木)19時50分41秒

コメント、あげありがとうございます。
284投稿者:恋唄  投稿日:2009年12月24日(木)19時52分50秒

息が切れるほど走って……。

でも目の前は真っ白で……。


ただ

聖夜を引っ張って

明るい世界に

潜り込みたいだけなのに……
285投稿者:恋唄  投稿日:2009年12月24日(木)19時53分33秒

あたしが聖夜を引っ張ってる途中。

手を離して怒ったりしないか、心配だった。

でも…。

聖夜は一言も発しないまま。

ただ、あたしの思うとおりに、ついてきた。

見たことのない、大きな扉を開けた。


その時――……。
286投稿者:恋唄  投稿日:2009年12月24日(木)19時53分55秒

目の前には、大きな裏庭。

真っ白な雲と、青空が混じり合う空。

緑の草原。

白いたんぽぽ。


まるで……

お伽話にでも、出てきそうなお花畑。
287投稿者:恋唄  投稿日:2009年12月24日(木)19時54分49秒

「綺麗……」

思っていた言葉が、知らないうちに口に出ていた。

そして、改めて聖夜の存在に気づいた。

「ごっごめん……」

そう言って、あたしは手を離した。

何気なく、いつも通りに聖夜の目を見た。


――話すときは目を見て話すんだよ――


そう、言われた。

だから、聖夜のことなんて何も考えずに目を見た。
288投稿者:恋唄  投稿日:2009年12月24日(木)19時55分30秒

聖夜の目とあたしの目があった……。


その瞬間――……。


聖夜はその場に座り込んだ。

頭を抱え込んだまま、何も言わない。

「……っ」

あたしは、何も言えないまま、立ちすくむ。
289投稿者:恋唄@落ちます  投稿日:2009年12月24日(木)19時55分55秒

何してんの……あたし。

あんなに前から嫌がってた。

それを、知って……。

最低だよ……――


聖夜は、立ち上がらずに、頭をかかえたまま……

その場に、倒れ込んでしまった。
290投稿者:あげ  投稿日:2009年12月24日(木)19時59分16秒
お疲れ
291投稿者:あげ  投稿日:2009年12月25日(金)18時54分02秒
 
292投稿者:あげ  投稿日:2009年12月26日(土)07時38分54秒
     
293投稿者:あげ  投稿日:2009年12月27日(日)06時52分16秒
         
294投稿者:☆キイナ★  投稿日:2009年12月27日(日)17時42分34秒
うゎ面白ぇ!
あかりイイね♪
聖夜のセリフかっこいい☆
ことりうける^^笑
295投稿者:あげ  投稿日:2009年12月29日(火)05時37分10秒
        
296投稿者:恋唄  投稿日:2009年12月29日(火)21時33分54秒

ようやく冬休みに入りました。
なかなか更新できずでホントすいません……。

あげ、温かいコメントありがとうございます。
297投稿者:恋唄  投稿日:2009年12月29日(火)21時34分32秒

 「聖夜っ……」

倒れ込んだ聖夜に触れて気付いた。

「……真っ青?」

聖夜の顔は、青ざめていた。

息も荒い。
298投稿者:恋唄  投稿日:2009年12月29日(火)21時34分55秒

どうしよう……。

保健室……?

ううん、ダメ。

今日は先生、出張だ……。

他の先生に頼めない。

こんな聖夜を、ほっとけない……。
299投稿者:恋唄  投稿日:2009年12月29日(火)21時35分28秒

とっさに、思い浮かんだ。

「家……」

無理だとわかっても、可能性はゼロじゃない。


1%でも可能性があれば……

それに賭けるしかない。


あたしは聖夜をおぶった。

――重い……。

そりゃそうだ。

あたしより、遥かに大きいんだもん。
300投稿者:恋唄  投稿日:2009年12月29日(火)21時36分03秒

あたしみたいな、小さい人間。

聖夜みたいな、大きい人間。

……何が勝てる?


勝てないよ……。

だから。

助けるしか、ないんだよ。


あの時、聖夜は助けてくれた。

次は、あたしの番なんだよ。
301投稿者:恋唄  投稿日:2009年12月29日(火)21時37分04秒

その時。

あたしの背後に、人の気配がした。

「……誰?」

あたしが振り向く。

そこには、優しそうな男子が立っていた。

「大丈夫?僕が代わるよ」

甘い声に、甘い香り。

少し茶髪で、聖夜と真反対な外見。
302投稿者:恋唄  投稿日:2009年12月29日(火)21時37分50秒

フワっと、あたしの目の前に来た。

でも……。

「ううん、大丈夫。ありがとう」

そう言うと、彼は目を丸くした。


――だって……

今、ここであの人に助けてもらったら……。

意味がない――


あたしは、その場を去った。
303投稿者:恋唄  投稿日:2009年12月29日(火)21時38分22秒

「……」

晴れていた空は、一気に曇った。

そして、彼の目の前に大きな風が吹いた。

「……武田聖夜、覚えてろよ」

その言葉は、風になって消えた。
304投稿者:恋唄  投稿日:2009年12月29日(火)21時39分27秒

あたしの身長。

……154?。

聖夜の身長。

……165?くらい。


全然違う。

だから、重みだって違うはず。
305投稿者:恋唄  投稿日:2009年12月29日(火)21時39分52秒

でも……。

おぶっててわかった。

あまり重くない。

最初は重いって思った。

そういえば……。

聖夜、あんまりご飯おかわりしない。
306投稿者:恋唄  投稿日:2009年12月29日(火)21時40分26秒

しかも……。

あたしより、はるかに背が高くて大きいはず。

なのに、あたしよりはるかにご飯の量が少ない。

昼食も、とってるところ見たことない。


あれ……?

なんだろう……。


聖夜の不思議、たくさん見つかる――…。
307投稿者:恋唄@落ちます  投稿日:2009年12月29日(火)21時43分45秒

えっと、先に忠告しておきます。
これから戦士のイメージがどんどん変わってくと思います。
あくまでこれは作り話なので、本当の戦士とは違う部分が出てきます。
それが耐えられない方はここから先を読むのはご遠慮ください。
それに関しての苦情等は一切受け付けません。

ちなみに身長は天てれHPを参考に使わせて頂きました。
308投稿者:ドキドキする  投稿日:2009年12月29日(火)21時50分03秒
 
309投稿者:あげ  投稿日:2009年12月30日(水)16時12分50秒
 
310投稿者:下手  投稿日:2009年12月30日(水)20時04分38秒
面白くない
311投稿者:あげ  投稿日:2009年12月30日(水)22時11分35秒
がんばれ
312投稿者:上げ  投稿日:2009年12月31日(木)07時32分20秒
   
313投稿者:忠告?  投稿日:2009年12月31日(木)13時26分27秒
何その上から目線
314投稿者:忠告て  投稿日:2009年12月31日(木)14時31分46秒
上から目線か?
315投稿者:すごいw  投稿日:2009年12月31日(木)16時11分51秒
 
316投稿者:下手なくせに  投稿日:2009年12月31日(木)18時44分38秒
調子こくな死ねボケ
317投稿者:恋唄さん上手いよw  投稿日:2009年12月31日(木)19時04分28秒
 
318投稿者:あげ  投稿日:2010年01月01日(金)07時51分33秒
        
319投稿者:頑張ってください  投稿日:2010年01月01日(金)12時19分26秒
批判の中にうちらがいること忘れないで!
320投稿者:あげ  投稿日:2010年01月02日(土)11時46分51秒
負けて欲しくないな
321投稿者:>19  投稿日:2010年01月02日(土)12時21分49秒
そうだョ!
頑張ってね!
322投稿者: 投稿日:2010年01月02日(土)12時29分50秒
 
323投稿者:見苦しい自演www  投稿日:2010年01月02日(土)13時26分54秒
調子乗んなよwwww
324投稿者:あげ  投稿日:2010年01月02日(土)13時28分25秒
   
325投稿者:あげ  投稿日:2010年01月03日(日)05時39分52秒
    
326投稿者:あげ  投稿日:2010年01月03日(日)17時15分26秒
 
327投稿者:恋唄@落ちます  投稿日:2010年01月04日(月)18時53分51秒

明けまして(明けました?)おめでとうございます。
今年も完結に向けて頑張るので宜しくお願いします。

色々なコメントがあるみたいなので順番に…。
まず「忠告」についてですが、本当にすいませでした。
決してそんなつもりで言った訳じゃありません。

「批判」に関しては気にしてません。
というか気にする余裕がないので大丈夫です。

また更新しに来ます。
328投稿者:あげ  投稿日:2010年01月05日(火)05時48分09秒
    
329投稿者:あげ  投稿日:2010年01月05日(火)21時10分31秒
 
330投稿者:あげ  投稿日:2010年01月07日(木)08時31分22秒
           
331投稿者:まだ?  投稿日:2010年01月07日(木)16時01分26秒
 
332投稿者:恋唄  投稿日:2010年01月08日(金)18時38分33秒

家につき、部屋へ駆け込む。

そして、真っ先に聖夜をベッドへ寝かせた。

「ふう……」

力が抜ける感じに、背中が軽かった。

でも、まだ感覚は残ってる。


――裕太も、こんなんだったのかなぁ。
333投稿者:恋唄  投稿日:2010年01月08日(金)18時39分55秒

裕太と付き合ってまだ4か月の頃。

あたしはいきなりデート中に倒れたんだって。

そりゃ、倒れた後のことなんて、覚えてない。

でも、かすかに覚えてるのは……。


少し目が覚めて、前を見た。

その時の裕太の背中だった。
334投稿者:恋唄  投稿日:2010年01月08日(金)18時40分30秒

おぶって家までつれっててくれたんだね。

そっからは、もう覚えてない。

確か、寝不足だったとか……。


裕太との初デートが、何日も前から楽しみだった。

寝れなかった……。
335投稿者:恋唄  投稿日:2010年01月08日(金)18時40分54秒

はぁ……。

あの頃の自分がうらやましい。

そのあと、半年後。

フラれちゃうのに……。


――あれ?

どうしてかな。

涙が……。

止まらないよ……――。
336投稿者:恋唄@落ちます  投稿日:2010年01月08日(金)18時43分26秒

いったん切ります。
多分またあとで更新しに来ると思います。
(来れたら来ますが、もしかしたら無理かもしれません)

短くてすいません。
337投稿者:恋唄  投稿日:2010年01月08日(金)20時21分06秒

9時から多分来れないと思うんで更新します。
あと、ずっと言おう(訂正しよう)と思って忘れてたことが……。

題名「Aredthread」について。
間に空白を入れたつもりがちゃんとならなかったみたいです。
正式には「A red thread」です。
失礼しました。
338投稿者:恋唄  投稿日:2010年01月08日(金)20時22分54秒

大粒の涙が、一気に小さな瞳から流れ出す。

拭いても、拭いても溢れ出す涙。

その一粒の涙が、聖夜の指に落ちた。


どうしても……。

涙がとまんないよ――……。


その時、聖夜の瞳が開いた。
339投稿者:恋唄  投稿日:2010年01月08日(金)20時23分24秒

「……何してんの」

その言葉と同時に、一粒の涙が床に落ちた。

泣いてる自分。


ヤダ。

見ないで……。

元彼のことで泣いてるあたし。

最悪――
340投稿者:恋唄  投稿日:2010年01月08日(金)20時23分51秒

あたしは真っ先に部屋を飛び出した。

階段を駆け落ち、外へと急ぐ。

溢れ出す涙をとめるのが精いっぱい。

どこへ行くかなんて決まってない

でも……。

誰にも見つからないとこへ行きたい。
341投稿者:恋唄  投稿日:2010年01月08日(金)20時24分33秒

走って走って走って。

向かった先は、小さな公園。

「……あ」

懐かしい香りが溢れる公園。

ここで、告白されたっけなぁ……。

あたしは真中にあるブランコに座りこんだ。
342投稿者:恋唄  投稿日:2010年01月08日(金)20時24分56秒

確かここで……。

キスされた。

でも好きだったんだもん。

抵抗なんて、しなかった。


「……馬鹿みたい」

あたしはブランコを後にしようとした。
343投稿者:恋唄  投稿日:2010年01月08日(金)20時25分24秒

すると……。

目の前に、見覚えのある靴。

そして、見覚えのある顔。

「……裕太?」


そう。

目の前には……。


――裕太がいた。
344投稿者:恋唄  投稿日:2010年01月08日(金)20時25分52秒

何で……。

何で?

あたしは発する言葉さえ失った。

裕太はニコっと笑って言った。

「覚えててくれたんだ、この公園」

そりゃ、告白された場所だもん……。

「うん……」
345投稿者:恋唄  投稿日:2010年01月08日(金)20時26分29秒

裕太を直視できない。

何でだろう……。

見たくない。

悲しくなる。
346投稿者:恋唄  投稿日:2010年01月08日(金)20時27分15秒

「ね、あかりさぁ……」

その瞬間、大きな風が吹いた。

裕太の言葉が、かすかに消えていく。

風がやんだ、その瞬間――



「もう1回、俺とやり直してよ」
347投稿者:恋唄@落ちます  投稿日:2010年01月08日(金)20時28分54秒

348投稿者:あげ  投稿日:2010年01月08日(金)22時32分34秒
   
349投稿者:あげ  投稿日:2010年01月10日(日)05時40分11秒
          
350投稿者:気になります!!  投稿日:2010年01月10日(日)22時19分36秒
更新がんばってください
351投稿者:あげ  投稿日:2010年01月12日(火)10時37分10秒
         
352投稿者:あげ  投稿日:2010年01月14日(木)08時06分21秒
        
353投稿者:あげ  投稿日:2010年01月15日(金)19時17分09秒
 
354投稿者:あげ  投稿日:2010年01月16日(土)07時07分25秒
        
355投稿者:あげ  投稿日:2010年01月17日(日)05時36分38秒
          
356投稿者:あげ  投稿日:2010年01月17日(日)05時37分11秒
         
357投稿者:あげ  投稿日:2010年01月19日(火)10時19分47秒
          
358投稿者:何で更新しないの?  投稿日:2010年01月20日(水)16時03分39秒
今日でもう12日目だけど
359投稿者:あげ  投稿日:2010年01月20日(水)22時45分17秒

360投稿者:wwwwww  投稿日:2010年01月20日(水)22時45分54秒
wwwwwwww
361投稿者:wwwwwwww  投稿日:2010年01月20日(水)22時46分02秒
wwwwwwwwwwww
362投稿者:wwwwwwwww  投稿日:2010年01月20日(水)22時46分15秒
wwwwwwwwwwwwwwwwww
363投稿者:wwwwwwwwwww  投稿日:2010年01月20日(水)22時46分21秒
wwwwwwwwwwww
364投稿者:wwwwwwwww  投稿日:2010年01月20日(水)22時46分27秒
wwwwwwwwwwwww
365投稿者:wwwwwwwwww  投稿日:2010年01月20日(水)22時46分33秒
wwwwwwwwwww
366投稿者:wwwwwwwww  投稿日:2010年01月20日(水)22時46分46秒
wwwwwwwwwwwwwww
367投稿者:あげ  投稿日:2010年01月21日(木)21時58分09秒
ておこう
368投稿者:あげ  投稿日:2010年01月22日(金)08時21分36秒
   
369投稿者:恋唄  投稿日:2010年01月22日(金)19時29分03秒

すいません。
最近ずっとパソコンを開くことがなくて……。
なかなか更新することができませんでした。

あげ、コメント本当にありがとうございます。
あと荒らしは、読者様の迷惑にならないくらいにして下さいね。
私は別に気にしませんから。

以上です。
では更新します。
370投稿者:頑張れ  投稿日:2010年01月22日(金)19時30分10秒
  
371投稿者:恋唄  投稿日:2010年01月22日(金)19時30分51秒

「……え?」


思いもよらない、言葉だった。

「俺さ、フッたこと後悔してんだよね」

そう言う裕太は、下向き加減のあたしの頬を触った。

その手は、何故かあの時の裕太と違う。

なんでか……。
372投稿者:恋唄  投稿日:2010年01月22日(金)19時31分25秒

裕太はあたしの頬を上げ、顔を上げさせた。

久しぶりに目が合った気がする。

どんどん、裕太と顔が近づく。


――怖い……。

昔の裕太じゃない……。

怖い……っ――
373投稿者:恋唄  投稿日:2010年01月22日(金)19時32分03秒

「やっ……」

あたしは抵抗しようとした。

でも、裕太の力に勝てるはずがない。


――終りなの……?

もう……。

ダメなの――?
374投稿者:恋唄  投稿日:2010年01月22日(金)19時32分47秒

サァ――……


小さな風が舞い上がる。

そして……。

小さな足音。
375投稿者:恋唄  投稿日:2010年01月22日(金)19時33分15秒

「……何してんの」


透き通る、暗い声。

公園の入り口にたっていたのは……。


「……聖夜っ」


あたしは思わず声を出した。
376投稿者:恋唄  投稿日:2010年01月22日(金)19時34分10秒

夕方の公園。

もうあたしたち3人しかいない……。

しかも人気の少ない公園。

近くも雑木林。


その公園のなか。

ただ3人。
377投稿者:恋唄  投稿日:2010年01月22日(金)19時35分40秒

元彼の裕太。

同居人の聖夜。

そして、あたし。


なんだろ。

この空気。


あたしが裕太の前で叫んだから?

聖夜の名前を呼んだから?
378投稿者:恋唄  投稿日:2010年01月22日(金)19時36分34秒

「……誰だよ」

裕太はいつもよりも低い声で聖夜に向って言った。


“同居人”なんて、言えるかよ……。

言えない……。

言えな……い?


――何で言えないんだろう。
379投稿者:恋唄  投稿日:2010年01月22日(金)19時37分24秒

もう裕太は“元彼”なんだよ。

何で今更、怖がってんの。


“元彼”だ。

怖くない。


あたしのことなんて……。

“元彼”の裕太には関係ない。
380投稿者:恋唄  投稿日:2010年01月22日(金)19時38分22秒

裕太に聞かれ、聖夜は口を開こうとした。

「……っ」

何となく。

聖夜は“友達”とか“知り合い”って答えそうだった。

「どっ……同居人なのっ……」

聖夜が答える前に思わず、あたしが答えた。

裕太は驚いて振り返った。
381投稿者:恋唄  投稿日:2010年01月22日(金)19時39分13秒

「……は?同居してんの、お前ら」

そう言う裕太に、あたしは小さくうなずいた。

「なっ……ふざけんなよっ」

裕太は持っていたカバンをあたしに向けた。


――殴られてもいい。

だってもう関係ない。

しかも、裕太からフッたんだもん。

“元彼、元カノ”なんだよ。
382投稿者:恋唄  投稿日:2010年01月22日(金)19時39分49秒

あたしはゆっくり目を閉じた。

痛いだろうなぁ……。

なんて考えた。


「やめろよ」


裕太がカバンを投げるのをやめた。

あたしは少しずつ目を開けた……。


――聖夜……?
383投稿者:恋唄  投稿日:2010年01月22日(金)19時40分31秒

もう、すっかり夜になった公園。

大きな風が吹いていた。

「はっ……お前みたいな“同居人”には関係ないだろ」

裕太は聖夜に向かって微笑した。


――“同居人”……。


なぜか胸が痛んだ。

その言葉に、聖夜は無表情のまま言った。
384投稿者:恋唄  投稿日:2010年01月22日(金)19時40分52秒

「お前はすでに“元彼”だろ。

 コイツと何の関係があんだよ」


低く、透き通る聖夜の声。

甘く、優しい裕太の声とは全然違う。


飾ってないんだ。

聖夜は……。
385投稿者:恋唄  投稿日:2010年01月22日(金)19時41分26秒

「……うっせぇなっ」

裕太は顔を真っ赤にし、持ってたカバンを持ち上げた。

そして、聖夜に向って投げた。


――危ない……。

あたしはすぐにわかった。

サッカー部だけど、裕太は腕の力も強い。

あんなの……当たったら……――
386投稿者:恋唄  投稿日:2010年01月22日(金)19時42分02秒

あたしがそんなこと考えている間にも。

カバンはすでに宙に浮き、流れている。

「危なっ……」


ドカンッ……。

鈍く、大きな音がした。


砂ぼこりが凄く、聖夜の姿はすぐにでも見れなかった。

裕太は、そんな音を聞いて笑っている。
387投稿者:恋唄@落ちます  投稿日:2010年01月22日(金)19時42分33秒

――まさか……とは思った。

本当に当たっちゃうなんて……――


しかし、砂ぼこりが引き、聖夜の姿が見えた時。

あたしも裕太も目を丸くした。



聖夜は、裕太の投げたカバンを素手で、片手で持っていた。
388投稿者:更新まってました  投稿日:2010年01月22日(金)20時31分13秒
続きもきになります
がんばってください
389投稿者:あげ  投稿日:2010年01月22日(金)22時55分02秒
 
390投稿者:あげ  投稿日:2010年01月23日(土)05時51分39秒
        
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