新ジャンル「ロックマンX」
- 1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 00:29:08.67 ID:QKVImtFz0
- 新ジャンル「ロックマン」より派生したXシリーズのスレです
関連スレ
新ジャンル「ロックマン」
http://ex16.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1159936648/l100
- 2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 00:31:47.56 ID:4UwCjduUO
- まだロックマンの方も完結してないのに早漏すぎだろ・・・常識的に考えて
- 3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 00:33:09.29 ID:uHuJnEca0
- >>2
まあまあ、見たいって人もいるんだし
俺はあっち完結してから見るから保守よろしく
- 4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 00:33:39.40 ID:L1Hzeb320
- ∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧ ___/ ̄ ̄ ̄\
< ┌┐ . _ _ > / / / ̄ ̄ ̄ ̄\
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< ││ ┌┐ / / >/ □ \
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< ││ // >|//\ヽ ∨〃/\ \ /\
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< ││ .____ ロロ>| \_/ノ \_/ ノ し | | ∪|
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< ││  ̄ / / >|:::::::::)jjjjjjjjjjjヽヽ / /
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<. ロロ┌┐ / / >!:::: ヽiiiiiiiii// / /
< ┌┘│  ̄ >ヽ ヽ〜〜"/ /
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<┌┐┌┐└‐──┐│ > _]::::::: [_
<││││ .<\// > ̄~ ゙ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ
<││││ \ < > ,〜ヽ
<└┘└┘ .\ > > 〜 ノ ̄\
< [] [] > ヽ >┴r'‐く /’ノ⌒⌒⌒⌒〉〉
∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨ V{ー个ー}V { Y∫
r'`ト rー' イ/ヽ ノ
 ̄ ̄ ̄ ̄|"'''-──-''"゙|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/
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 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
- 5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 00:34:10.54 ID:XjFJ47Xz0
- wktk
支援は出来る限りするぞwwwも畝無為がw
- 6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 00:34:41.90 ID:vPApKjCf0
- 何でもいいが投下するなら最初から頼むぜ
- 7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 00:35:22.53 ID:dLFHW+XbO
- >>1乙ー
wtkt
なんか俺のせいみたいでごめんね(´・ω・`)
- 8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 00:36:04.78 ID:+e5ZQYMG0
- ネタはもうだいぶ貯まってたはずだし、wktkして待ってる
- 9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 00:36:10.06 ID:EWEUci070
- . ∩____∩: :.+
ワク. | ノ ヽ+.:
:.ワク/ ● ● | クマ
ミ '' ( _●_)''ミ クマ
. / ._ |_/__ノヽ
-(___.)─(__)─
- 10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 00:36:20.78 ID:QKVImtFz0
- すいません 早すぎたでしょうか?
一応、確認は取ったんですが 大変申し訳ない
もう一度最初から投稿しますね
- 11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 00:37:51.15 ID:QKVImtFz0
- ロックマンX
大都市に良くある高架の高速道路。
大多数の市民が移動するために使われるこの道路が、火花と爆音に彩られる。
赤い乗用車が大量の銃弾によって蜂の巣にされ、半瞬遅れて爆散。
貨物を運送するトラックの運転手が何者かによって引きずりだされ、スクールバスが突然飛来したミサイルによって吹き飛ばされる。
よくある場所に、特異な光景。
地獄の縮図が、高速道路を闊歩する人影達によって描かれる。
人影達の名は、レプリロイド。
人間ではない。
死神でもない。
悪魔でもない。
人間によって、作業用、戦闘用、愛玩用、様々な願望と思惑によって作られた、人間を超えた基本性能を持つロボット。
そのレプリロイドが暴走した存在を、人々はイレギュラーと呼ぶ。
人の手に作られた、異端に堕ちた鋼の身が人間に向かって牙を向いた。
「酷いもんだ」
その光景を怯まず、臆さず見つめる青い影が居る。
『隊長。暴走したレプリロイドの数はなおも増え、事態は最悪の一途を辿っています』
人影の胸から、電子音で構成された声。
『市民の被害は不明です』
「一体、どうしてこんな事に? こんな大量にレプリロイドが暴走するなんて」
『原因は不明です』
人影の詰問に、電子音声の主は淡々と答えた。
- 12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 00:40:27.68 ID:QKVImtFz0
- 「こちらの増援は? 救助の部隊はどうなっている?」
『増援は未定。救助班はハチ型ヘリコプターによって、全て撃墜されました。これの増援
も未定です』
オペレーターは抑揚無く、最悪の事態を伝えた。
『やはり、君がやるしかないようだな』
無線機から流れる電子音が高い少女のものになる。
「……ライト博士」
人影は声の主の名を呼んだ。
『原因追求は後にしよう。今現在、13番高速道路は未曽有の事態に陥っている』
声の主、ライトは冷静に言葉を続ける。
『この事態を打開するの者は、1人しか居ないと私は考えている』
「……………はい」
『レプリロイドで有りながら、人間に近い心を持つ。優しきながら、岩のような強固な身体と全てを粉砕するバスター』
人影が自分の右腕に視線を落とす。
人間の腕を模された青き右腕は、ギミック音と共に砲台となった。
「人間を、人類を頼むぞ」
ライトは叫ぶ。
「行け、ロックマンX!!」
『ライト博士による出撃許可。イレギュラーハンター、エックス出撃して下さい』
「了解!!」
- 13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 00:42:05.36 ID:XjFJ47Xz0
- こっちも原作とは違うふいんきでwktk
- 14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 00:42:29.21 ID:QKVImtFz0
- 炎が散りばめられ、余す所なく陥没する道路をエックスが駆ける。
疾走しながら、辺りを見回すが生存してる人間は居ない。
暴走しているレプリロイドも居ないところを考えると、彼等は前進しながら破壊活動を行っているようだ。
四散した自動車を落胆と、憐憫を込めた視線をやるエックスの背に、爆音にも似たローター音が降りかかった。
「良かった、早い。救助部隊だ!!」
頭を空に向け、顔を喜色が彩どる。
白でペイントされた救助ヘリが、エックスの頭上に浮かんでいた。
「ボクに続いて、生存者の救助を………っ!?」
パイロットに向けて、無線を送るエックスの端正な顔が歪む。
救助ヘリの更に頭上を覆う形で浮かぶ影をみとめたからだ。
『軍事用ハチ型ヘリコプターを確認』
オペレーターの声を最後まで聞かず、エックスは横へ跳んだ。
ハチ型ヘリは、真下に居る救助ヘリを邪魔だとばかりに体当たりし、接触した状態で前腕部に武装したバルカンを発射した。
連続して火花が散ると同時に小気味良い音が続き、救助ヘリは黒煙を上げる。
「やめろ!」
エックスの怒声も虚しく、穴だらけになったヘリは出鱈目に滑空しながら高架下へと墜落。
一瞬夜空が明るくなり、爆炎を上げ散開した。
「………くっ!」
引き締められた口元から、憤りが吹き出る。
怒れるエックスを頭上から睥睨しているハチ型ヘリは、直ぐに攻撃には移らず下腹部に設置されたハッチを開放した。
開放され、降り落ちてくる影。
数十の人型レプリロイドだ。
着地を待たず、エックスはバスターを数度放つ。
いくつかのレプリロイドは空中で爆発したが、多数がエックスを囲むように着地した。
- 15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 00:42:30.09 ID:+e5ZQYMG0
- 『やはり、君がやるしかないようだな』
無線機から流れる電子音が高い少女のものになる。
「……ライト博士」
今気付いたが ど う い う こ と だ ?
- 16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 00:44:24.71 ID:dLFHW+XbO
- >>15
VIPを良く理解してるんじゃね?w
これは俺も吹いた
- 17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 00:44:56.46 ID:XjFJ47Xz0
- wktkして待てってことだよ、きっと
そこが肝だろうな(*゚∀゚)=3ハァハァ
- 18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 00:45:02.87 ID:QKVImtFz0
- 「君たちは自分が何をしているのか解っているのか!?」
周りを囲む、人型にエックスは叫んだ。
しかし、レプリロイド達はその声を無視しジリジリと歩み寄り方陣を形成する。
「ニクムベキ……ニンゲンに……」
レプリロイドの一人が呟く。
「オレタチを……ジユウに…………」
その右手側のレプリロイドも呟く。
「オレタチは……」
囲む全ての人型が唱和する。
「ニンゲンのドウグじゃナイ!!!!」
吼え、掴み掛かった。
『言語中枢に問題があります』
エックスは両方の声を聞きながら、背後に迫るレプリロイドの頭部を打ち抜いた。
頭部を失った人型が地面に落ちるより先に、左から迫る敵にチャージ無しのバスターを浴びせる。
仲間がやられても気にしない愚鈍なレプリロイドは、更に飛び掛った。
エックスは舌打ちしながら、数度バスターを放ち暴走する人型をスクラップにかえる。
武装もしていないレプリロイド達は、一太刀も浴びせることなく地に沈んだ。
急襲する最後のレプリロイドが胸部に数個の風穴を空けられ、戦闘は終了した。
「こいつら、本当は土木用のレプリロイドなのに……」
『暴走する原因は不明のままです』
『感傷に浸る暇は無い。エックス、直ぐに破壊活動をしているイレギュラーを停止させてくれ』
今しがた、戦闘をした数キロ先の高速道路に轟音が響く。
「……了解」
- 19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 00:46:31.48 ID:dLFHW+XbO
- 言語中枢に問題があります
更に吹いたwwwwwww
- 20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 00:48:43.45 ID:QKVImtFz0
- エックスは疾走を再開し、現場へと向かった。
この辺りは複雑に入り組んでおり、道路が何重にも引かれ、一種の迷路になっている。
その迷路に端々で、非武装のイレギュラー等が陶然と立っていた。
「またか」
エックスは煮えきれぬ思いを胸に感じながら、レプリロイドがこちらに迫る前に射殺する。
上下左右に銃撃し続け、8匹目を処分したエックスの顔が黒に曇る。
『ハチ型戦闘ヘリを確認』
ローター音と死を撒き散らす、大型ヘリが真正面に現れた。
「救助ヘリの償いはしてもらうぞ!」
エックスが駆ける。
その姿に多数のミサイルが向かった。ヘリに備えられた武装の一つ、ミサイルポッドだ。
煙の尾を引きながら迫るミサイルに怯えず、エックスは走りながら銃撃。
見事ミサイルを打ち抜き、目標に届く前に爆発した。
ヘリとエックスの距離が狭まる。
ヘリは気にせず再度ミサイルを発射し、加えて二門のバルカンで弾幕を張った。
弧を描くミサイルはまたもや撃墜され、嵐のような弾幕は走り続けるエックスの身体に虚しく弾けるのみ。
更に距離がせまる。
分が悪いと悟ったのか、ヘリが急上昇しようとしたがその時は遅い。
ヘリの攻防を備えた銃撃に打ち勝った、エックスの青いボディがハチ型ヘリのコックピットまで飛び上がった。
「落ちろ!!」
エックスのバスターが輝く。
右腕の周囲に光が生じ、同時に収束する。
チャージショットだ。
- 21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 00:50:05.86 ID:QKVImtFz0
- 巨大な光弾はハッチ部分に直撃し、コックピットをパイロットごと粉砕した。
操作を失うヘリは、救助ヘリと同じく錐揉みしながら落下する。
巨体は高架にぶつかり爆発。そして、エックスが道路に着地した。
『お見事。そうでなくてはな』
ライト博士の誇らしげな声が、エックスを賞賛する。
ヘリを撃墜したエックスは、現場へ急ぐ。
数分ほど駆け抜けると、巨大な駐車場が視界にひらけた。
「ここか」
『イレギュラー集団を確認』
駐車場の中央に、多数の人影が集まっている。
土木用などの非武装レプリロイドは、駆けつけたエックスを見ず、全て何故か天空を頭部に向けていた。
疑問を持つエックスに、答えは直ぐに来た。
上空から。
『なんて事だ』
こわばるライトの声が聞こえるが、エックスの耳に届いたかは解らない。
『第7空挺旗艦デスログマーを確認』
鳥の要塞が舞い降りた。
「ヒャーッハハァッツ!!」
呆然とするエックスの前に、狂声が降りた。
デスログマーから出現した紫のカラーの装甲。右肩に砲台を乗せた、異形の存在。
「……ヴァヴァ!?」
『元イレギュラーハンター第17特殊部隊所属、VAVAを確認』
- 22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 00:50:50.04 ID:XjFJ47Xz0
- サドキター?
- 23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 00:53:24.69 ID:QKVImtFz0
- エックスの沈痛な声に、パープルカラーのボディを着込むショートカットの少女の顔が歪む。
「よう、エックス」
ニタニタと笑みを浮かべ、ヴァヴァはエックスの身体を眺めた。
「元気にしてたかよ? え?」
人懐っこい声をかけながらも、狂気溢れる顔をしながらヴァヴァはエックスの周囲を回り始めた。
「こんなとこで再開するとはなぁ。ラッキーだよ。ん? あぁ、ラッキーか」
『言語中枢に問題があります』
「ヴァヴァ……なんでここに?」
エックスは掠れる声を上げ、任務中ということも忘れ立ち尽くす。
無線から声が聞こえるが、今度は完全に聞いてはいなかった。
「幽閉されてた時は、寂しかったぜぇ。砂糖みたいに甘ちゃんの可愛いお前に会えなかったし……」
ヴァヴァが回るのを止める。
「殺しができなかったしなぁ!!」
突然、ヴァヴァの右肩が光り、砲門がデスログマーの到着を待っていたレプリロイド達に向けられる。
連続する発射音。エネルギーを弾丸にしたマシンガンがイギュラーを蹂躙した。
ズタズタに引き裂かれるレプリロイド達。仲間に攻撃されてるにも関わらず、機能停止するまでエネルギーの洗礼を受けた。
「スッキリしたな。やったね」
ゴミと化した集団から興味を無くし、ヴァヴァはエックスに向きなおる。
「さて、次は……」
「どうして!?」
ヴァヴァの興奮に満ちた声を、エックスの叫びが打ち消した。
「どうして? いったい、どうして!? ヴァヴァが!!」
キョトンとするヴァヴァ。
「んん?」
「一緒に戦ってきたヴァヴァが……何で。友達のはずのヴァヴァが……どうして」
- 24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 00:54:27.86 ID:+e5ZQYMG0
- 言語中枢に問題があります
VAVAwwwwwwwwwwwwwwwwww
- 25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 00:54:45.29 ID:ZMY3Ww360
- 有賀版X路線か?
- 26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 00:55:13.28 ID:7hQudSIL0
- VAVAも美少女化かよwwwwww
- 27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 00:56:20.72 ID:od796ET50
- バーニンナウマンダーまだ?
- 28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 00:56:31.18 ID:XjFJ47Xz0
- ちょwwwこれはwwwXはどっちw
- 29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 00:56:36.32 ID:RMGDz2YA0
- ちょwwwwwwwVAVA少女wwwwww
- 30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 00:56:46.92 ID:QKVImtFz0
- 「あぁ」
ヴァヴァが合点がいったような声を上げ、頷く。
「お前、オレが『壊れた』事を知らないんだな。そうするとオレが本部に監禁された事もしらないんだろ? でも、なんでかな?」
「壊れた? 監禁された? 何を……何を言ってるんだ!?」
エックスは顔に手を当て、突然の同僚の狂った近況報告に混乱する。
「オレはなぁ、殺しが好きで好きでたまらなくなったんだよ」
ニタリとするヴァヴァ。
「理由はしらねぇ。原因は何かな? どうしてだろうなぁ。解らないねぇ」
侮蔑にもとれる、ヴァヴァの言葉。そして、ますます混乱するエックス。
「どうでも良いさ、そんな事。好きになったものは仕方が無い。壊れた後、オレはすき放題やったさ」
「ヴァヴァ……」
「だが、本部はオレのささやかな趣味を容認しなかった。それで汚い牢獄へ」
摩天楼が並ぶ都市に、遠い目を向けヴァッヴァが語る。
「そんでもって、ある計画が、あるある奴に聞いた。オレはそれに乗り、素敵な今の現状さ」
「計画?」
「レプリロイドのための世界を創造するだとよ。今、流行の新世界ってやつさ」
ヴァヴァは丁寧にも答えを与えた。
「オレはそれには、どうでも良い。ノータッチだ。だが、人間や反抗分子は皆殺しにして良いと言われてなぁ」
今まで以上の、狂気の笑みを浮かべヴァヴァが言う、
「乗るしかないだろうぅ? ハッハッハッ……ヒャーハッハッハッハッハッハッ!!!」
「やめて、ヴァヴァ」
エックスが耐え切れなくなり、顔をヴァヴァから逸らす。
ヴァヴァも耐え切れなくなり、エックスを見つめながら笑いを上げ続ける。
- 31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 00:57:57.66 ID:tXHhzdSn0
- Xさ
女じゃね?
- 32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 00:59:06.97 ID:QKVImtFz0
- 「うん。オレにしてはよく喋った。疲れたし、お話はおしまい」
急に、ヴァヴァは笑いを止めた。
右腕が上がり、自身の後頭部にかけられる。
「次は殺し合いだろ? きっと楽しいだろうなぁ、お前とは」
跳ね下がるマスク。これもまたパープルカラーのヘッドギアが、ヴァヴァの少女の顔を覆った。
「死にな、エックス」
元同僚であり、友人であるはずのヴァヴァは少女特有の愛らしい声で、死の宣告を吐いた。
「ヴァヴァ!?」
仲間との戦闘に青ざめるエックスに、飛び上がったヴァヴァの膝が打ち込まれた。
腹部を押さえるエックスの側頭部に、鋭い回し蹴りが迫る。
回避することも忘れ、エックスはそれを受け、コマのように回転しながら吹き飛んだ。
「あれれ? おかしいな、綺麗に決まってしまった。これじゃイジメじゃないか。これは詰まらない」
ヴァヴァは不思議そうに首を傾げ、倒れるエックスに踵を落とした。
「ぐっ……ヴァヴァ……」
痛みに顔しかめるエックスに追い討ち。
ヴァヴァの爪先が、エックスの顎を蹴り飛ばし、エックスが空を舞う。
「こらこら、いい加減にしてよ。これじゃ、さっきのゴミと変わらない。ヴァヴァは失望しました」
落下するエックスの身体が地面に付く寸前に、ヴァヴァはすかさず砲台を放つ。
エネルギー弾によって、エックスの身体は加速し数メートル先の道路にやっと着地した。
「優しいオレはお前に選択肢をやろう。二つな」
「き、聞こうかな……」
エックスは息も絶え絶えに、しかし少しだけ微笑んで答えた。
ヴァヴァも頷き、指を二本立てた。
「一つは、オレと戦って死ぬ。グレイト! もう一つは、オレと戦わず嬲られ死ぬ。これはあんまりお勧めしないかもな」
- 33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 00:59:18.14 ID:+e5ZQYMG0
- 「やめて、ヴァヴァ」、で俺もそう思った
どっちにしろwktk
- 34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 00:59:54.69 ID:4uStpI7l0
- グゥレイト!
- 35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 01:00:12.41 ID:dLFHW+XbO
- Xは一番ナヨナヨしてたと思う
3から狂ってなかった?
- 36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 01:00:15.61 ID:E75sE1Sd0
- ヴァヴァは失望しました
これは萌える
- 37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 01:00:49.69 ID:+e5ZQYMG0
- /巛 》ヽ,
ヾノ"~^ヽ,^
(´∀` リ グゥレィト
( つ甘O
と_)__)
- 38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 01:02:36.90 ID:QKVImtFz0
- 聞き届けたエックスも指を一本立てて、ヴァヴァに提案した。
「三つ目に、ボクとここで仲直りして、一緒に……がっ!?」
エックスの顔面に素早く蹴りが入り、発言を阻害する。
「ごめんね。それは」
ヴァヴァは、意外にも優しげな声を出し、
「つまらない!!!!」
吼えながら、右肩のマシンガンを放った。
倒れ伏すエックスが、解き放たれたエネルギーによって踊る。ヴァヴァが好むデスダンスだ。
数秒間続く掃射は、余すことなくエックスに突き刺さり装甲を剥がす。
『エックス!? エックス!? 応答しろ、ロック!!』
『隊長。装甲値が危険です。退避を』
悲痛と危険を知らせる報告の無線は、着弾音によって掻き消されエックスに届かない。
「なんとつまらない。これは非常につまらない」
ヴァヴァは本当に失望した声を上げた。
「オレのライドアーマーを投下しろ」
胸付近に装備された無線を使用し、上空の達観する要塞戦艦に命令した。
戦艦の巨大なハッチが直ぐに開き、落ちる大きな物量を持つ物体がヴァヴァ付近へ。
その影が、駐車場のライトによって露わになる。
「オレのお気に入りさ。知ってるだろ?」
土木作業用の二足型車両、ライドアーマー。
兵器では無いが、二本のアームによる腕力はヴァヴァのサディスティックな喜びを満足させるには十分な玩具だ。
「失望させたお礼と、お仕置きだ。良い子だが悪い子のお前を、地獄に送ってやろう」
- 39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 01:04:17.82 ID:QKVImtFz0
- 駆動音を放ち、野太いアームがエックスを掴みあげる。
「さようなら、ね。エックス……もし、もし壊れてなかったらの話だけど、オレは………」
けたたましい音に遮られ、ヴァヴァの独白は最後まで聞こえない。
絶望したエックスはそんな事にも気づかず、段々と締められるアームによる痛みさえも感じなかった。
「ヴァヴァ……」
『ロッォォォォク!!』
『先刻からの報告を再度報告。装甲値が危険です。退避を』
呼応し、突き進んだのは何だったのか。
槍のように鋭いエネルギー弾が、ヴァヴァのライドアーマーの右腕を吹き飛ばした。
「お前ぇ……」
突然の横槍に、ヴァヴァが静かに怒りの声を漏らした。
「悪いな。楽しそうだったが、見ていられなかったんでな」
猫の耳のように飛び出したメット。全身が真紅に染まる乱入者。整えられた金色の長髪を持つ少女。
「特Aが何のようだぁ? みれば解るだろうぉ? 楽しくやってるだろぅ? 何のつもりだぁ?」
ヴァヴァはたたみかけるように、沸騰する不満をぶつけた。
「ゼロォ!!!!!」
『特A級イレギュラーハンター、ZEROを確認』
『ゼロ!! た、助かった……』
「よう、エックス。無事か?」
名前を三者に呼ばれた、少女はシニカルに満身創痍のエックスに笑いかけた。
「遊びの時間は終わりだぜ? ヴァヴァ。テメェのボスはここまで容認してるのか?」
「ゴミ風情が……調子付くなよ」
ゼロは打って変わり、ヴァヴァに鋭い視線を浴びせ、バスターの銃口を向けた。
対するヴァヴァは舌打ちし、残ったアームを振り上げる。
- 40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 01:05:17.71 ID:+e5ZQYMG0
- ゼロktkr
- 41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 01:06:08.17 ID:L1Hzeb320
- これはいいXとゼロのYURIフラグですね
- 42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 01:06:13.33 ID:hQ4g1qEe0
- ゼロまでwww萌えてきたぜwww
- 43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 01:06:55.82 ID:QKVImtFz0
- 「確かに……」
振り上げたが、そこでヴァヴァは呟く。
「ここまでは許可されていない。第一、時間切れだ」
「なら消えな。あのデカイのを引き下げて、今すぐに」
バスターではない腕が、デスログマーを指す。
「だが、今回はやむをえなく退くだけだ。次はお前も殺す。必ず、絶対に、解体してやる」
『言語中枢に問題があります』
凝縮した怨嗟の声にゼロは鼻を鳴らし、取り合わない。
「ヴァヴァ……ゼロ?」
意識を取り戻したのか、エックスが苦痛に呻きながら起き上がろうとする。
あわててゼロがその身を支え、ヴァヴァに向き直った。
「やぁ、エックス。次にオレ達が会う日は記念日になる。何の日か解るか?」
「下衆が……」
真意を汲み取ったゼロが代わりに答える。
「いかないで、ヴァヴァ。ボク達は……」
「再開の日が、お前の死刑執行の日になる。そうすれば、お前のAIチップはオレの宝物になる。ずぅぅぅっと。そう、ずっと一緒だ」
デスログマーが地表近くまで降り、ヴァヴァに向けハッチが開く。
ライドアーマーが飛び上がり、ヴァヴァは要塞へと格納された。
「ヴァヴァ……」
「エックス? おい、エックス!? マジかよ……」
『エックス!? まずい、ロック!? ロック!?」
ハッチが閉まる寸前のヴァヴァの哄笑と、ゼロとライトの焦る声に包まれエックスは再度意識を失った。
- 44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 01:08:25.79 ID:E75sE1Sd0
- なんつーか、
ヴァヴァ良いなぁwww
- 45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 01:08:37.19 ID:tXHhzdSn0
- 寝るから 誰か保守っててNE!
ブーンとの約束だお( ^ω^)
- 46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 01:10:34.77 ID:QKVImtFz0
- 「お前、良い奴だな。エックス」
「君はその甘さによってB級だが……私はそんな君の甘さは嫌いでは無いよ」
「……どうも……エックス」
「ロック、ありがとう。本当にありがとう」
「礼を言うぜ、エックス」
「感謝」
「エックス」「エックス」「エックス」「エックス」「エックス」「エックス」「エックス」「エックス」
「エックス」「エックス」「エックス」「エックス」「エックス」「エックス」「エックス」「エックス」
「エックス」「エックス」「エックス」「エックス」「エックス」「エックス」「エックス」「エックス」
「エックス。オレはお前が好きだぜ」
「だから」
「死ね」
「エックス!!!」
誰の声だったのか。
エックスは、跳ね起きて悪夢から覚醒した。
「エックス!? 良かった、もう目覚めないかと……」
両目に涙をためた、ライトの姿がエックスのベッドに立っていた。
「博士……」
声の正体はライト博士、そんなことを胸裏に考えながら、エックスはベッドから這い出る。
「どのぐらい寝てたんでしょう……?」
辺りを見回しながら、エックスが尋ねる。
「ざっと、半日ぐらいかな。一時は危ないところだったんだぞ。いや良かった、本当に」
見回し、ここが自分の寝室だと解ったと同時にライトが答えた。
- 47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 01:12:04.71 ID:NvF0iQpy0
- ヴァヴァたんから嫉妬娘の匂いがする(*゚∀゚)
そういやなんでケイン博士じゃなくてライト博士やのん?
- 48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 01:12:34.37 ID:ZMY3Ww360
- 全員女かwwww
- 49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 01:12:56.57 ID:+e5ZQYMG0
- クソ、涙目のじじいライトが頭をよぎって萌えられねぇ
- 50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 01:17:19.88 ID:QKVImtFz0
- 「……半日」
ライトの言葉を吟味しながら、考え込むエックス。
「イレギュラーは!? ヴァヴァは!? いったい、何がどうなってるんですか!?」
そして、己の考え付きに、息を呑んだ瞬間にライトの両肩を掴み激しく詰問した。
「お、落ち着けエックス」
「落ち着いていられません!! なんとかしなきゃ……作戦というのはどうなってるんです!?」
肩を激しく揺らし、普段のエックスらしくなく声を荒げる。
「落ち着け……ロック」
逆にライトはなだめるように声を静めた。
「レプリロイドのための世界だな……。最悪な状況だよ。これを見てくれ」
ライトが近くにある端末を操作する。寝室の天井からスクリーンがせり出し、映像を投射される。
- 51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 01:22:28.64 ID:RMGDz2YA0
- 畜生寝たいのに寝れん
これは最後まで見たいが落ちるのが怖い・・・
- 52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 01:24:17.35 ID:QKVImtFz0
- <第9レンジャー部隊>スティング・カメリーオ
<元第6艦隊所属>ランチャー・オクトパルド
<第17部隊所属特A級ハンター>スパーク・マンドリラー
<第17部隊所属特A級ハンター>ブーメル・クワンガー
<元第13極地部隊所属特A級ハンター>アイシー・ペンギーゴ
<元第4陸上部隊隊長>バーニン・ナウマンダー
<第7空挺部隊元隊長>ストーム・イーグリード
<第8機甲部隊元隊長>アーマー・アルマージ
着任当時の証明写真と共に、様々な顔が現れる。
全て、エックスと同じ職場のレプリロイドだ。面識がある者、友人、恩人、それらがスクリーンに描かれた。
「これは?」
エックスが、怪訝な顔してライトに振り返る。
「まさか、今回の事件の被害者ですか!?」
「いいや………」
驚愕の顔と反対に、苦渋の顔したライトが否定する。
ライトはこれから最悪の事態をエックスに告げなければならない。
エックスに取って最悪な。
「…………………この事件を引き起こしているレプリロイドだ」
「……………………………は?」
「本部は彼等をイレギュラーと認定した。彼等は、君の」
「博士?」
「敵だよ」
「う、ソ………で…す、ヨね」
「残念ながら」
―排除すべきイレギュラー、残り8人―
- 53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 01:25:21.78 ID:G5a390t/O
- このスレは負けない愛がきっとある
- 54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 01:26:32.24 ID:NvF0iQpy0
- >>53
X4OP乙wwwwwwwwwwwwww
- 55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 01:29:49.55 ID:Zm/Aj/1g0
- >>53
黒歴史を引っ張り出してやるなよwww
- 56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 01:29:56.27 ID:QKVImtFz0
- 「状況は極めて最悪ですな」
様々な画面が浮かぶ部屋。作戦会議室で、エックスとライトはお歴々の将軍や大臣と会見している。
「特A級の実力を持つレプリロイドがイレギュラーに転じる……なんともこれは」
逞しい髭を持った将軍が嘆息した。
「事前にこのテロを察知する事は出来なかったのかね?」
「部隊長というのが痛いですな。情報部も網目をくぐったのでしょう」
不快気に顔を歪める長官。
「首謀者は誰かね?」
年長の将軍は手を挙げる。
「不明だ。そういえば、牢獄に押し込んだはずのイカれロイドが抜け出したそうじゃないか? いったい何のために給料を払っていると思っている」
答えた大臣が、嘲笑の目を他の将軍に向ける。
「それはこちらのセリフだ、穀潰し。要塞が使用され、街を破壊された責任は空挺だけでは無いぞ」
口々に言い合い、統制が取れない状況になりつつある会議室。
「やめたまえ」
騒音響く、部屋を殷々とこだまする声が全てを制した。
「ケ、ケイン博士……」
唾を飛ばし、他の人間を罵倒した将軍が竦みあがる。
「ロックマンX、そしてライト。高速道路での鎮圧作戦は、失敗に近いが良くやってくれた」
ケイン博士。老体であり、一博士でありながらレプリロイドに関しての軍事会議に大きな発言権を持つ人物。
緩やかなカーブを描く髭を持つ男、Drケインが現れた。
「ハチ型ヘリコプターには、多大な被害が出ていた。これを撃破したのは評価すべきものがある」
ケインは目前のエックスを賞賛するが、当の本人は何がしかの感情によって顔を歪めているだけだ。
ライトもエックスの後ろに立ち、思案顔している。
- 57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 01:39:53.01 ID:nFh0cYDBO
- 仲間由紀恵が歌ってたやつだっけ?>X4OP
>>55
黒歴史なのか?ww
X4好きなんだがwww
- 58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 01:42:20.26 ID:NvF0iQpy0
- >>57
仲間にとっては黒歴史
- 59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 01:44:09.47 ID:ngbC+pCc0
- Xは男?女?どっちだ?
- 60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 01:44:22.36 ID:ZMY3Ww360
- 勢いで描いた。反省はしてない。
擬人化って難しいね(´・ω・)
ttp://viproom.heartring.net/log/vipper1697.jpg
- 61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 01:46:10.69 ID:nFh0cYDBO
- >>58
ナルホド理解。
ありがとwww
- 62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 01:46:46.16 ID:E75sE1Sd0
- >>60
ヴァヴァは失望してませんよ?
グゥレイト!
- 63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 01:47:07.32 ID:QKVImtFz0
- 「事態の状況の深刻さは、皆解っているようだな」
ケインは二人の態度に気にした風もなく、将軍達を見据える。
「さて、諸君。これから私達は……いや、人類はどうするべきかね」
「だから、私はレプリロイドを開発するなど……」
エックスの前でありながら、差別的な発言をする大臣。
「それは私に対する侮辱かね!?」
それに憤ったのはエックスではなく、レプリロイドの将軍だった。
「……やはり、場所を選ぶべきだったな」
再び喧騒に包まれる会議室に、ケインは呆れるというよりはどこか達観した顔で呟いた。
「エックス」
達観した顔を、消沈したエックスに向けるケイン。
「今、君の心理状況がどんな状況なのかは解る」
エックスの顔色は何も変わらない。
「しかし、これは人類にとって非常に由々しき事態。これを解決するにはエックス、君の力が必要なんだ」
「友達に叩きのめされた、ボクがですか……?」
必要という単語に、エックスの肩が揺れる。
「ゼロに助けられなければ死ぬとこだった、この『ボク』がですか……?」
「エッ…クス…?」
ライトが疑問の声を上げる。
周囲の将軍も、何事かと言い合いを辞め、ケインとエックスの二人を傍観した。
「冗談じゃない…!! 冗談じゃない!!」
突然、エックスは頭を抱えながら叫びだした。
- 64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 01:50:36.55 ID:Zm/Aj/1g0
- >>57
安心しろ、俺もX4は大好きだ
ただね…歌がね…仲間由紀恵がね……
- 65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 01:51:18.61 ID:1GD5tLiu0
- Xは5辺りからどんどんやる気が無くなってるのが分かる
- 66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 01:55:09.17 ID:QKVImtFz0
- 「……エックス?」
「ボク達。ボク達、レプリロイドは、イレギュラーから人類を守り、平和を築く為に作られた!!」
呆ける将軍達に向け、青いレプリロイドが叫ぶ。
「世界中の危険な災害から、人間の家族を守る為に作られた!!」
感情のこもらない瞳をしたケインと驚愕するライトに、人から作られたヒトが叫ぶ。
「でも、仲間を殺すために何か作られていない!!!」
誰もが無言になる会議室で、エックスは絶叫するように言い放つ。
「友人を、恩人を、同僚を、殺す為なんかに!!」
そして、会議室を飛び出した。
夜より暗い黒。漆黒の黒の世界。
ボクタチは、ナンの、タメにツクラレタノ?
「オレタチは……」
スクラップが声をかけた。
「ニンゲンのドウグじゃナイ」
エックスが破壊したレプリロイドが集まる。
「オマエたち、ニンゲンが、セカイにとってイレギュラーだ」
「これは……夢なの?」
しとしと降る雨の中、エックスは高架の下でうずくまっていた。
気だるげに現世に覚醒するエックス。
「覚めれば良かったのかな……? それとも」
ため息をつき、頭を降る。悪夢は消えたが、覚めた先も悪夢といえる状況だ。
- 67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 01:55:33.13 ID:4vYO0fugO
- エックスが能登声だというのは理解しました。
- 68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 01:56:22.22 ID:+e5ZQYMG0
- これは・・・エックスはどっちに回るのかwktkだな
- 69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 01:58:42.17 ID:RMGDz2YA0
- 明日の夕方まで残ってるかな・・・
- 70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 01:58:48.62 ID:mCxOOqQVO
- もう寝なきゃだってのに…
なんだこれは!名作じゃねえか!!
- 71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 02:02:01.18 ID:tkqsUxGF0
- Xだけは男だと確信している
イメージはヘルメット取ってサポート用ヘッドホンっぽいのつけてる感じ
- 72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 02:07:26.02 ID:XjFJ47Xz0
- 限界だ、んんんんンンンンンンンンンンンンンンンンティウン
- 73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 02:08:13.74 ID:od796ET50
- 覚えてる限りでキャラを挙げる
X1
アイシーペンギーゴ、ブーメルクワンガー、アーマーアルマージ、スパークマンドリラー、ストームイーグリード、ランチャートパルド、バーニンナウマンダー、スティングカメリーオ
X2
ワイヤーヘチマール、バブリンクラブロス、メタモルモスミーノス、マグネヒャクレッガー、フレイムスタッガー、クリスタルマイマイン、アジール、サーゲス、バイオレット
- 74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 02:11:32.03 ID:RMGDz2YA0
- いいや限界だ!寝るね!
誰か明日の夜まで保守してください・・・
- 75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 02:12:07.68 ID:ngbC+pCc0
- 俺からも頼むぜ!もう寝る!
- 76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 02:14:41.26 ID:QKVImtFz0
- 「ここに居ましたか!!」
顔を膝にうずめるエックスに、甲高い声がかかった。
「君は……?」
エックスは怪訝気味に答える。
「イレギュラーハンターの一人です! そ、それよりも大変なんです!」
分厚いボディスーツをい着込んだ少女が、ポケットをまさぐる。
次に腕を取り出したときには、携帯型の端末が握られていた。
「ついに、イレギュラーが行動を起こしたんです!」
少女が端末を操作すると、画面が白一色にそまる。
「第13極地部隊が壊滅されたのは聞いていますか?」
興奮気味に喋り、次に現れる画像はドーム状の基地。
エックスはそれを疲れたように眺める。
「元第13極地部隊の特Aのアイシー・ペンギーゴ率いるイレギュラー集団が進軍しているんです!!」
「アイちゃん……」
「アイシー・ペンギーゴは、第13極地部隊長を消去した後、極地基地を乗っ取りました」
エックスの声は聞こえなかった、少女がエックスの顔色を確認せず報告していく。
「まずは極地から固めるとは、敵もやります。……い、いえ、駄目だけど。とにかく彼等は、ちゃくちゃくと作戦をこなしているのでしょう」
私的な意見にしどろもどろになりながらも、少女は真面目に伝えた。
「それで……?」
「それで…………いえ、あの。はい?」
AIの処理能力を超え、素っ頓狂に質問を質問でかえす。少女は混乱した。
「それで、ボクにどうして欲しいの……?」
「すいません……エックスさん。仰ってる意味が……?」
- 77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 02:16:30.82 ID:+e5ZQYMG0
- アイちゃん期待age
- 78 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 02:25:11.25 ID:QKVImtFz0
- 「アイシー・ペンギーゴを排除するの?」
ふらりと、エックスが立ち上がる。
その顔には表情が消え、軍人がみせる非情さが滲んだ。
「え……。あの…エックス……さん?」
「やらせないよ。消去なんか絶対に駄目」
エックスは、一瞬にして右腕をバスターに変えた。小さく悲鳴を上げる、少女のハンター。
「知らないだろうけど、アイちゃんは良い子なんだ」
唐突にポツリと吐いた、エックスの心情。同僚の記憶。
「エックスさん……?」
「ナウマンダーさんとはいつも喧嘩してるけど……氷の陶芸が好きな、小柄で良い子」
ブツブツと、薬物中毒者のように呟くエックス。
「きっと……」
そこでエックスは我を取り戻したのか、顔色から険が取れる。
「きっと、話し合えば解る。だって友達だもの。同僚……仲間だから」
自分に言い聞かせるように独白し、エックスは本部へ足をすすめる。
その背中に、相手はイレギュラーですよとは少女はついに言えなかった。
- 79 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 02:30:48.70 ID:mCxOOqQVO
- wktk
- 80 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 02:44:47.13 ID:944jkMVt0
- 保守
- 81 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 02:47:00.39 ID:QKVImtFz0
- 北極
流氷がところ狭しと並ぶ、北極の海。
エックスを含むイレギュラーハンターの精鋭が、機種の違うハチ型のヘリに揺られ海上を突き進む。
「表体感覚は無いが、見てるだけで寒そうな光景だ」
ヘリ内のハンターの一人が、ボディを震わせ言った。
「第13極地部隊か……この悪条件で戦い続ける奴等だ。相当な腕なんだろうな」
右隣のハンターが感慨深げに呟いた。
ヘリに搭乗しているハンターはパイロットを除き7名。
エックスは無感情にハンター等を眺める、弧を描く視線が最後の一人とぶつかった。
報告してきた少女だ。
視線が合った瞬間少女は、すぐさま逸らす。少女の表情には、疲れと居たたまれなさが浮かび、冷たい北極の光景がそれを映えさせた。
「到着まで、2分」
電子音を声色とするパイロットの警告が、待機スペースに鳴り響いた。
その声に触発され、ハンター達は身を引き締め、これから起こるであろう戦闘に心を向けた。
エックスだけは、違った意味での決意に表情が歪む。
「アイちゃん……大丈夫だよね」
「あなたが大丈夫ですか?」
他のハンターは聞こえなかったようだが、少女は聞きとがめたらしく、険しい表情でエックスを睨んだ。
エックスはそれを無視し、外へと、極地基地に居るであろう仲間に思いを巡らした。
「到着まで、一分。各自、降下準備」
ハンター、少女、そしてエックス。パイロットだけが、なんの感情も思惑も無く淡々と告げた。
ハチ型ヘリはイレギュラーの基地、極地基地の上空に迫る。
「スタンバイ」
- 82 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 02:51:33.33 ID:ZMY3Ww360
- Xを始めた俺ガイル
- 83 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 02:58:23.28 ID:+e5ZQYMG0
- 保守
- 84 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 03:19:31.63 ID:+e5ZQYMG0
- 保守
- 85 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 03:27:00.27 ID:QKVImtFz0
- エックスが降り立つ予定である極地基地。
そのドーム中央に、一つの私室が築きあげらていた。
「む……む……駄目だ、これ」
質素なその部屋で、小柄な少女が正面に鎮座する氷と格闘していた。
「やっぱり……難しい……もっと良い氷……どっかにないかな……」
世界樹を模した氷の陶芸を眺め、少女が嘆息する。
「ユグドラシル……我が手に……失敗……残念だな」
傍目から見れば、非の打つところが無い芸術に見えるのだが、少女はお気に召さなかったらしい。
「へんしーん……ペンギン……ボディ……」
少女は、これもまた小さな腕を後頭部にかけ、メットを引き下ろした。
ペンギン型の頭部。彼女こそが元第13極地部隊の特A級ハンター、アイシー・ペンギーゴ。
「ショットガン……アイス……ババんと……」
メットに生えた嘴が、ペンギーゴの声と同時に開かれる。
圧縮する空気の音。嘴の中には銃口ととれるものが備えられいた。
銃口は、今しがたまで作成された世界樹に。
そして不思議な射出音と同時に、バラバラに砕けた。
「芸術は……爆発……火は……嫌いだけどね……」
キラキラと舞う氷の破片を視界に捕らえ続け、ペンギーゴは満足そうに頷いた。
満足し、新たな陶芸をしようかと思案したペンギーゴに音声だけの通信が入る。
「………何か? ……残念……わたし……多忙」
ペンギーゴは、面倒臭そうに受信した。
「黙るんだぁぁぁぁぁ!! 馬鹿ペンギン、オデは何度も通信したぁ!! なんで、通信にでねぇ!?」
通信先から、火山の噴火を思わす怒声が貫いた。直ぐにその声の主が解り、ペンギーゴは顔をしかめる。
- 86 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 03:27:00.59 ID:65A3zTTaO
- 保守波動拳
- 87 名前:多田野数人 ◆TDN/1uioCw :2006/10/06(金) 03:28:31.89 ID:IMp+ulZM0
- 灼熱のオイルタンク・バーニンナウマンダーktkr
- 88 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 03:28:35.46 ID:NciOTPwb0
- 「でも……きっと勝てるよ今の俺たちなら!!今はもう誰にも負ける気がしない!!」
「……ああ……そうだな……」
「もうこれ以上誰も殺させない……!!今度こそ本当に終わらせるんだ!!!」
「………ああ………」
「もう絶対に俺たちは……」
「……………」
「………」
「……71号……?」
「………」
ズルッ……
「!!!!!」
- 89 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 03:29:01.54 ID:QKVImtFz0
- 通信先から、火山の噴火を思わす怒声が貫いた。直ぐにその声の主が解り、ペンギーゴは顔をしかめる。
「なんだ……ハゲ……ゾウ……か。切るよ……」
本当に嫌なのか、渋い顔したまま、ペンギーゴは通信を切ろうとした。
「おめぇ、おでをなめてるなぁ!? もう許さねぇ!! 絶対に丸焼きだ!! 全焼!! 全焼させてやるぞおおお!!」
それを挑発と取った声の主は、さらに声を荒げ、怒涛の勢いで怒鳴りつける。
「やかましい……みみ……痛いよ」
ペンギーゴは両耳を押さ、怒声に耐える。
「丸焼きだ!! ペンギン型のレプリロイドは、まだ燃やした事がねぇ!! 必ず燃やしてやるぞぉおおおお!!」
「うるさい……戦闘狂……。用件を……はやく……言え……」
話が進ま上に鼓膜が破れそうになるので、ペンギーゴは仕方なく用件を促した。
「ゾウの……性癖は……理解……したよ? 早く……言って……ついでに……死んで。みんな……幸せに……なる」
「お、おう!! そうだった!! ボスからの伝言が、オマエにあったんだ!!」
声は怒りから、反転。最初の用件に気付き、大声を出すのをやめた。
「………………んー?」
「イレギュラーハンターが、オマエが居る基地に向かってるそうだぁ!! オデは、ボスにペンギンに警告するように言われたぁ!!」
大音量の報告と同時に、基地外部に設置された侵入者用の警報機が作動する。
ヘリコプターが接近しているとの表示だった。
「…………おせぇ。……本当に……役に立たない……ゾウ」
ペンギーゴはため息を吐き、無線の隣に設置されたマイクで基地内部に警戒するよう命を下す。
「ああん!!?? なんか言ったかぁ、おめぇ!!!!! オデを馬鹿にしたのは解ったぞぉおおおお!!」
「切る……ね……。早めに………永眠する事を……お勧めするよ。氷の価値は……お前の……体重より……重い……」
言いざま、ペンギーゴは騒音を断ち切った。
- 90 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 03:30:00.34 ID:+e5ZQYMG0
- 一気にktkr
>>88
ちょwwwwこっちじゃないwwww
- 91 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 03:30:04.39 ID:NciOTPwb0
- >>88
ごめんむこうのスレと誤爆した!!
- 92 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 03:31:32.53 ID:dLFHW+XbO
- ペンギンかわいすw
- 93 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 03:48:47.93 ID:dLFHW+XbO
- やべぇ 眠い
でも保守 (・ε・)
- 94 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 04:02:21.77 ID:gq011I240
- ほ
- 95 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 04:16:01.99 ID:65A3zTTaO
- 保守小隆賢
- 96 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 04:25:14.18 ID:QKVImtFz0
- 空高くホバリングするヘリから、次々に降下するハンター達。
中央に基地が位置する氷原に、エックス達は降り立った。
「いよいよ、か。油断一つで命が無くなる。基地のボスが元特Aハンターだった事を忘れるなよ!」
ハンターの隊長格のレプリロイドが前進する。それに追随する残りのハンター。
エックスは遅れて、自分の足取りで基地へと向かった。
基地へと向かう道中。
あと半分という所で、隊長が待ったをかけた。
「……隊長? どうかしましたか?」
ハンターの一人が尋ねる。しかし、隊長は微動だにせず待機し続けた。
「隊長?」
「しっ! ………何か音が」
ハンターの隊長は、聴覚レベルを上げ周囲の音を拾おうとする。
「これは……?」
隊長がその『音』の存在に気付く前に、エックスは舌打ちして後ろに跳び退がった。
次の瞬間ハンター達が固まっていた場所へ、大量のエネルギー弾が強襲した。
事態に気付けないハンターの一人が弾丸の嵐にさらされ、頭部と内包した回路をばら撒きながら絶命した。
右隣のハンターも反応できずにエネルギーの直撃を受け、相棒と同じ運命を辿った。
他のハンターも、腕やら肩に着弾し、うめき声を上げながら吹き飛んだ。
「こいつら……!!」
エックスより若干遅れて、横手の氷壁に逃げ込んだ隊長が悔しげに呻いた。
生き残ったハンター達の視線の先には、スケートブーツと軍用のエネルギー短機関銃を装備したレプリロイド達が滑りながらこちらに迫る。
緩やかながら、精細を放つ滑りをしながら肉薄する敵はどこかユーモアを誘う。
音というのは、ブーツに備えられたエッジが氷を削る音だったのだ。
エックスは、敵のスケートを悠然と見てる必要は無い。
手にした短機関銃を放ちながら、高速で移動するイレギュラーへ無造作にバスターを放つ。
- 97 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 04:32:56.34 ID:QKVImtFz0
- バスターは氷雪仕様レプリロイドの脚部に着弾し、もんどり打つ。彼は立ち上がる事無く、続くバスターに打ち抜かれた。
お互いの間合いまで接近するイレギュラー。
イレギュラー達は危険も省みず、至近距離で引き金を引きまくる。
エックスは横に飛びながらの射撃。
三度放たれたバスターは、イレギュラーの胸部に炸裂。後ろに吹き飛びながら爆発し、氷原を赤く染めた。
二発目、三発目はその周囲にいたイレギュラーを貫き、まとめて爆散へと導いた。
その横手のイレギュラーが短機関銃を捨て、腰から肉厚のあるブレードを引き抜く。
バスターを放った体制であるエックスに接近し、手にあるブレードを横に薙いだ。
エックスは首をかしげ、それを回避。お返しに、たたらを踏んだイレギュラーの頭部にバスターを浴びせた。
今のが最後のイレギュラーだったらしく、他に攻撃を仕掛けてくる者は居なくなった。
「クソッ……! 基地に着く前にこれほどの被害を出すとはな」
隊長の足元には、最初の襲撃によって破壊されたハンター達が氷の上に沈んでいる。
「破損した奴も加味すると、これ以上の進撃は無謀すぎるな」
隊長は項垂れ、仲間の死体の傍に座り込んだ。
震える少女のハンターは、幸運に無傷だったらしい。
エックスは仲間の死にも、どこか無頓着だった。
……シラナイ、アイテだから?
AIを貫いた声に、エックスは頭を振り、忌々しいとばかりに声を打ち消した。
「あなた方は待機していれば良い。ボクは基地に向かうよ」
「……何だと? 正気か、エックス」
「ちょっとした私用がある。行っても?」
隊長は信じられないという顔をした。
「自殺行為だ」
あまりの無謀さに笑うしかない。隊長の口元は、極限状態故か笑みに象った。
「では、失礼」
隊長の笑みを気にせず、エックスは短く言い放ち基地へと向かった。
- 98 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 04:37:30.73 ID:+e5ZQYMG0
- wktk保守
- 99 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 04:41:57.93 ID:gq011I240
- ホッー!
- 100 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 04:48:05.23 ID:QKVImtFz0
-
「氷は……世界に……存在するもので……一番……美しい……」
ペンギーゴは、私室を埋める氷を一つ一つずつ手に取り、どこか寂寥を感じる視線を送る。
「……でも……同じく……美しいものを……知ってしまった……」
手の中の氷が、腕の中で砕ける。ダイヤモンドの破片を思わせる氷の欠片が、花火のように散った。
「それは……生きる……者の…………」
常時、暗く沈んでいるペンギーゴの顔が歪む。
「………死」
その顔は、VAVAなどが持つ狂気の笑み。行き着くところに行き着いてしまった、異端の笑顔。
「………だから、美しき死を美しい氷の棺で閉じ込める」
ペンギーゴの頬が上気し、青く澄んだ瞳が興奮に揺れる。
「………これが、わたしの芸術。………芸術への探究心の果て……」
彼女は両手を天井に掲げた。祈るように。何かに祈るように。
「これは、わたしの中にあるバグ? 狂気? 解らないけど………」
自問しながら、ペンギーゴは小首をかしげた。
「エックスの死が……私は欲しいな………」
監視カメラに映る、青く優しいレプリロイドに微笑んだ。
- 101 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 04:50:53.75 ID:QKVImtFz0
- ちょっと休憩
保守してくれた方
読んでいただき、wktkしてくれた方
感謝です。
- 102 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 05:04:37.48 ID:KewAsqNM0
- 保守る人がいないなら俺が保守る!!11
- 103 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 05:09:37.63 ID:+e5ZQYMG0
- おとさせはしないさ、保守
- 104 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 05:12:00.37 ID:gq011I240
- シャイニング保守
- 105 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 05:19:56.40 ID:dLFHW+XbO
- 変な時間に起きたよ保守!!
あぁ ベッドが俺を呼んでいる
再び起きるまで落ちていませんように
- 106 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 05:21:22.84 ID:ZwxnedgB0
- 俺は向こうが終ったらコッチも読みたいんだ、落としてたまるかよ。保守
- 107 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 05:28:44.97 ID:ZwxnedgB0
- ほ
- 108 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 05:35:44.68 ID:ZwxnedgB0
- す
- 109 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 05:35:58.17 ID:gq011I240
- て
- 110 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 05:47:01.83 ID:dLFHW+XbO
- うう 保守
気になってしまった(´・ω・`)
- 111 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 05:47:58.84 ID:dLFHW+XbO
- ガチで眠い
でも気になって寝れない
誰かおらぬか
- 112 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 05:54:40.76 ID:ufxEI4mv0
- このライトはサイボーグか何かか?
Xの時代は無印ロックマンの時代から100年経ってるから死んでるはずなんだが。
- 113 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 05:55:32.46 ID:ggT8Mcau0
- むしろさっき起きた
作者さん、こんな時間まで乙
- 114 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 05:55:32.55 ID:+e5ZQYMG0
- いるが正直俺も起きてる自信がない
保守頑張ろうぜ・・・
- 115 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 06:02:15.61 ID:dLFHW+XbO
- まだだ!!
みんなが起きるまで寝ないような気がするよ(´・ω・`)
でもホント眠い
- 116 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 06:04:55.00 ID:iagHfTQnO
- >>115
ライトは名字と推測すると子孫。
- 117 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 06:05:46.39 ID:iagHfTQnO
- 115じゃなくて112だ……orz
- 118 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 06:06:29.68 ID:ufxEI4mv0
- >>116
なるほど。名前はトーマスだもんな。
- 119 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 06:14:56.64 ID:ufxEI4mv0
- ほす
- 120 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 06:18:39.89 ID:gq011I240
- え3rgtひゅ
- 121 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 06:20:45.88 ID:h/LiB2lE0
- 俺は鬼を殺すために鬼になったんだ。
- 122 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 06:29:51.86 ID:+e5ZQYMG0
- 保守
- 123 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 06:30:09.23 ID:dLFHW+XbO
- なんと保守
だ だれか寝かして
- 124 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 06:30:14.10 ID:ufxEI4mv0
- 岩本漫画のセリフか…懐かしい。
X1〜6のサントラに岩本が新規イラスト描いてて嬉しかったなぁ。
- 125 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 06:35:34.98 ID:gq011I240
- ほ
- 126 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 06:49:49.99 ID:ufxEI4mv0
- 保守という名の後方支援
- 127 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 06:55:51.51 ID:+e5ZQYMG0
- ほ
- 128 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 07:06:29.14 ID:+e5ZQYMG0
- 保守
- 129 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 07:28:53.97 ID:RMGDz2YA0
- 今起きた保守
- 130 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 07:39:51.28 ID:mCxOOqQVO
- ほっしゅ
- 131 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 07:53:40.72 ID:dLFHW+XbO
- ほ
- 132 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 07:58:40.34 ID:jGlPEK4k0
- 全部見た
ボスは全員Xに対する殺したい願望があるのかよwww
- 133 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 08:08:07.09 ID:3eUNErlS0
- なんですかコレは。女ばっかしかいw
- 134 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 08:34:46.97 ID:7FjyK7du0
- だがそれがいいwwwwwwwwww
- 135 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 09:17:53.12 ID:YPQovRqRO
- ほ
- 136 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 09:46:15.95 ID:0hqAlQIS0
- 頬を染めて
酒を飲む
ほおしゅ
- 137 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 09:51:10.40 ID:ZMY3Ww360
- 保守ついでに質問。
アルマジロの武器が弱点のやつって誰だっけ?
- 138 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 09:53:50.25 ID:JG697Rn2O
- >>137
タコ
あ、タコに触手責めされて欲しいなぁ……
- 139 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 10:00:43.93 ID:ZMY3Ww360
- >>138
thx
でもあいつってカッターで手足切れなかったっけ
- 140 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 10:06:42.90 ID:0hqAlQIS0
- 弱点はアルマジロで
攻撃方法を減らすのがカッター
らしい、ぐぐってみた。
- 141 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 10:25:51.69 ID:Y28JBjeYO
- ペンギーゴが激しくツボった。
- 142 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 10:55:22.74 ID:iagHfTQnO
- ☆
- 143 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 11:00:02.12 ID:FdXKcBpt0
- ライトはネットワークか何かに人格を移してて、世界の状況を把握してるっていう考察がどこかであったような
それはそうとX5で萎えたけどX8は3Dながらなかなかの出来だった
- 144 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 11:05:46.65 ID:Y28JBjeYO
- もうボスの弱点を思い出せないな
PSP版買ってみるかね
- 145 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 11:24:05.52 ID:eIlY960b0
- こっちでも保守ティウンティウンティウンティウン
- 146 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 11:52:06.94 ID:GTZYug+60
- たーらーこーたーっぷり
- 147 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 12:21:40.49 ID:dLFHW+XbO
- もはよう
- 148 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 12:21:41.02 ID:03rpgUYhO
- きゃっつら
- 149 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 12:49:49.50 ID:dLFHW+XbO
- (・ε・)
- 150 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 13:26:17.70 ID:quVy4q5a0
- ↑ペンギーゴ
- 151 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 13:32:42.06 ID:/6g9ZzusO
- DASHは立たないだろうな
- 152 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 13:34:14.57 ID:XDEblQg30
- ゼロ「エックス・・・オレは・・・オレは・・・!」
エックス「え・・・ゼロ・・・やめ・・・アッー!!」
ティウンティウンティウン
- 153 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 13:34:59.66 ID:eIlY960b0
- ほっしゅほっしゅ
- 154 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 13:36:14.87 ID:fNhRUX7iO
- スティング・カメリーオ「フヒヒwwwwwwサーセンwwwww
- 155 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 13:56:25.65 ID:eIlY960b0
- Xは針に触れてからティウンティウンティウンまでちょっと間があるよな
- 156 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 14:02:20.45 ID:QKVImtFz0
- 復活しました
- 157 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 14:03:26.27 ID:QKVImtFz0
- 外部と極地基地を繋ぐ巨大なゲート。
エックスは警戒もせず歩み寄り、ゲートに向けバスターを突き出した。
「大丈夫……きっと、大丈夫」
呟き、バスターに力を込めた。拡散、そして収束する光の粒子。
バスターのエネルギーは最大まで溜められ、放った。
太陽エネルギーから作られた、強力なチャージショットはゲートに着弾。一瞬、空間全体が歪められ、射線上の全ての物を破砕させた。
巨大なゲートに巨大な風穴が開き、基地内部に侵入するルートを確保した。
エックスは一人頷き、穴から基地へと進み行く。
雪と同じ色をした廊下が続く基地内部。
エックスはペタペタと前進し、基地の中に存在するドームへ。
しかし、当然ながら敵も只では進ませないようだ。
「ボクは、アイちゃんに用がある……。邪魔しないで」
不機嫌な顔をするエックスに、数名の盾と拳銃で武装したレプリロイドが立ちはだかった。
一番前に位置したイレギュラーが警告もせず、突進。
ジョーシリーズの恩恵を受けた強化盾ごとエックスに体当たりし、対象を吹き飛ばそうとする。
エックスは、体当たりの寸前に射撃。全てを跳ね返すはずの盾を紙のように引き裂き、イレギュラーのボディにも着弾した。
解体しながら舞うジョーを尻目に、エックスは後ろに居たイレギュラー達に疾走する。
放たれるバスター。同じく、ジョー達は太陽エネルギーに蹂躙された。
突き進みながら、銃撃するエックス。その突進を止める事が出来ずに、破壊されるイレギュラー達。
「どい、てっ!!」
盾で防御しながら、エネルギー弾を放つジョーの頭部が消失する。
消去されたジョーの後方にいたイレギュラーが壁を蹴り、エックスの死角まで飛び上がると同時に盾による殴打を放つ。
鈍い風を纏った一撃はエックスの頭部に向かったが、到達する前にジョーの方が吹き飛び、身近な壁へと激突した。
エックスの回し蹴りがそれを成したのである。
- 158 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 14:22:58.26 ID:QKVImtFz0
- 「邪魔するな!! ボクは、アイちゃんと話し合いがしたいだけなのに!」
エックスの叫びが続いて向かってくるイレギュラーのメットにぶつかるが、ジョーの進行は止まらない。
意図せず、どうしてと声が漏れる。
エックスはやりきれない思いに苦悩しつつ、バスターを放ち続けた。
前進しながらの攻防。
どのくらい戦ったのだろうか。真っ白だった廊下は大量の弾痕と撒き散らされたオイル、そしてイレギュラーの死体で汚れていた。
隊長の私室、作戦司令室を設えたドームへ向かう長い廊下も終わりが近づいている。
これまでに談話室や通信室、娯楽室などの軍事基地によくある設備を見かけたが、どれもエックスの興味を誘うものは無かった。
エックスの瞳には、ドームへの扉しか映らない。というよりも、同僚と過ごした過去への残滓か。
回転式ハッチが付けられた扉が開かれる。
一気にひらける視界。
スケートリンク場を思わせる広さを兼ね備えた、アイシー・ペンギーゴの部屋が現れた。
「アイちゃん……?」
エックスはどこか怯えるように、彼女の名を呼んだ。
「……よくきたね」
子供のように小さくなったに見えるエックスに、暗く沈んだ声がかけられる。
だが、その声と懐かしさ、そして続いて現れたペンギーゴの姿にエックスは涙が出そうになった。
「ア、アイちゃん……ボクね」
滲み出た涙を気丈に拳で拭き、エックスは自分の目的を伝えようとした。
「……良い……手際だけど…………それは………ここまで」
駆け寄るエックスをペンギーゴの言葉が打ち抜く。
エックスはギョッとした表情をし、歩むのを止めざるおえなかった。
「………ア、イ、ちゃ…………ん」
「……この基地を……やすやすと……あけわたす……わけには………いかないよ?」
『元第13極地部隊所属特A級ハンター、アイシー・ペンギーゴを確認』
- 159 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 14:38:55.33 ID:Y28JBjeYO
- 俺の脳内ではアイちゃんは後藤さんボイス
- 160 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 14:42:35.92 ID:QKVImtFz0
- 「えーと……な、なんて、呼べばいいかな?」
「……………は?」
「な、名前だよ、名前」
「言ってる………意味が……いっさい……解らない……」
「だ、だって仲間でしょ? その、あの仲良く、したい……したくないかな?」
「メンテ………受けたら? ………AIに……問題が……あるよ……」
「…………………どうして?」
「………ど、どうしてって、危なかったから、だよ。あんな砲火の下で、無茶な……」
「かばう………意味が……解らない………わたし……寒冷地用。装甲………おまえより………分厚いよ?」
「うぅー、解ってたけどさぁ……」
「だったら………なんで…………」
「気付いたら、飛び出してたの!! 女の子がもう無茶な事しないで! うぅー」
「おん………な……の……こ?」
「おい……………………なまえ……なんとでも………よべ」
「名前? あ、あぁ……。え!? ほんとに!?」
「……………お好きに」
「嬉しいな。んー、じゃぁ、ペンちゃん? 可愛くないかな?」
「……………死んで………しまえ……」
「ご、ごめんなさい!! えー、えー、えっと、えっと、何だろ。あ、あ、あ……アイちゃん。アイちゃんはどうかな?」
「理由………のべて……」
「り、理由!? えー、えーと、アイシーを略した……から?」
「………………略す……意味が……解らない。……………処刑」
「ごめんなさい!! ごめんなさい!! え、えっとね、えー、えーと。あ、愛らしいから?」
「………………………………………………」
「す、すいません。 ご、ごめんなさい……ほんとにごめんね?」
「馬鹿…でしょ?……お前………でも……でも……うん」
「……どうも……エックス」
- 161 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 14:59:59.81 ID:5XfFsArM0
- すでに涙があふれてるんだぜ?
- 162 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 15:25:19.85 ID:T8KiHvvZ0
- (*゚∀゚)=3ハァハァ
- 163 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 15:26:22.61 ID:dLFHW+XbO
- アイちゃーん!!
ペンギーゴの声がかないみかで再生されるのって俺だけ?
- 164 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 15:41:15.54 ID:Y28JBjeYO
- ここもまとめ欲しいな……ってまだ早いかww
元々向こうでやるはずだったわけだし、4のまとめの人に期待
- 165 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 15:42:22.38 ID:1aUoHToD0
- ペンギーゴの声は大塚明夫でガチ
- 166 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 15:44:14.91 ID:eIlY960b0
- >>165
そいつはヴァヴァのライドアーマーのために取っておけ
- 167 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 15:47:30.77 ID:QKVImtFz0
- 「アイちゃん……ボクは戦いに来たんじゃない!」
『無線の回路が故障していました。自動修復により、現在から使用可能』
私室の壇上に仁王立ちするペンギーゴが、ドームに降り立つ。
エックスは悲痛な声を上げながらも、身構えた。
暗く幼い少女の顔を覆うように、ペンギーゴのメットが下がる。
『アイシー・ペンギーゴの武装データが不十分です。氷塊を射出による遠距離攻撃が判明していますが、他は不明です』
「やめて! アイちゃん!!」
『様々な状況に対応できるよう、注意を怠らないで下さい』
エックスは叫ぶ。
そして、奇妙な音ともに氷の塊を打ち出された。
エックスは慌てて身を捻り、寸前で回避。
今しがた居た場所が、ショットガンアイスによって抉り取られる。
更にエックスは地に飛び込む形で横転して、続く氷塊を避ける。
ただの氷だが、亜音速に匹敵するスピード射出されれば、その存在は脅威だ。
避けつつも、一度立ち上がり、エックスは近くにあったドームの支柱を確認した。
頭の脇を凄まじい音を立てて氷が通過するのを無視し、支柱に逃げ込み、背にした。
「く………っ!! アイちゃん!!」
柱から少しだけ顔を出し、射撃するのを止めないペンギーゴを伺う。
直ぐに頭をひっこめるエックス。次の瞬間、支柱の端が砕け散った。
「どうして、ボク達が戦うのさ!?」
支柱から飛び出し、ドームを駆けるエックス。無論、戦術的に有利なポジションを探すのではなく、回避に専念してるだけだ。
走るエックスの足元を追うように、ショットガンアイスが列を成して炸裂する。
- 168 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 15:51:09.31 ID:jjH3qrCh0
- ■ROCKMAN RISING(XBOX360)
http://www.youtube.com/watch?v=bis9nSQhGvM
http://www.youtube.com/watch?v=flXF7x9V8Dw
http://www.youtube.com/watch?v=0_CIhtmJGwo
こいつエックスじゃね?
- 169 名前:Irregular`s Elegy :2006/10/06(金) 16:08:57.36 ID:QKVImtFz0
- 「どうしてなんだ! どうしてこんな事に!!」
エックスは真正面にある壁を蹴り、高みへと逃走。
だが、壁を蹴る動作が唐突に止まった。
エックスの頭上、ドームの天井に一抱えほどの胴回りを持つ氷柱が屹立している事に気付いたからだ。
ペンギーゴのメットから除く口元が笑みを浮かべる。
そして、彼女は地面を力いっぱい踏みしめた。
ドーム全体に響き渡る轟音。
まるでシャンデリアのような氷柱が、エックスに向かって死の抱擁をしてきた。
逃げ切れず巻き込まれ、氷柱と仲良く地面に叩きつけられた。
重量と衝撃に呻くエックス。それでも、身体に鞭打ち、立ち上がろうとする。
頑張りを賞賛したのは、宝石のような氷塊。立ち上がるエックスの腹部にぶち当たり、慣性の法則にしたがって壁へと吹き飛んだ。
『様々―状―況に対応―き―よう、注―を怠らな―で下―さい』
今ので無線が壊れたのか、咎めるような警告は途切れ途切れに受信された。
「ア、イ………ちゃん」
「戦わなきゃ…………死ぬよ? 良いの………?」
ペンギーゴが質問しながらも、ショットガンアイスを放つ。
エックスの目前に炸裂。外したと思いきや、着弾の瞬間に氷塊が爆散。散弾銃の要領で、5つ氷の破片がエックスに突き刺さった。
「どうして……さ……」
血まみれのエックスは掠れる声で、疑問を搾り出す。
「見て………エックス……」
それを答えるべく、ペンギーゴは地面をまた踏みしめた。
轟音。
しかし今度は氷柱ではなく、ドーム中央に巨大な氷の塊が地面から突き出た。
「わたしの………芸術……」
エックスは、記念碑もしくは棺桶のような、しかし巨大な氷塊を見る。
- 170 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 16:26:52.38 ID:RMGDz2YA0
- 今帰ってきた保守
- 171 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 16:27:06.08 ID:1aUoHToD0
- ああ、そうか。
アイシー・ペンギー子(ゴ)だから女の子なんだネ!
ティウンティウン
- 172 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 16:36:40.92 ID:xJVDrpir0
- いつからだったろうか、Xが死ぬ時にティウンティウン言わなくなったのは
- 173 名前:Irregular`s Elegy :2006/10/06(金) 16:38:50.26 ID:QKVImtFz0
- 「………………あ」
氷の墓石には、第13極地部隊の面々が封じ込められていた。
『生体―能は確認―きません。全―すでに―機能―止し―いま―』
「………………綺麗でしょ」
更に目を凝らすと、エックスと共に来たハンター達までもが氷墓の死者として眠っていた。
「待機して………たん……じゃないのか?」
「エックスの…………仲間……? エックスが……来るまで……暇………だったから。だから……ね」
悪びれるふうも無く、ペンギーゴは淡々と告げた。
死者には、あの少女のハンターも含まれていた。
エックスはそれを見て、彼女の死よりもペンギーゴがそれを成した事自体が信じれなかった。
「……こんな酷い事をするなんてっ。アイちゃんじゃないよ!!」
「………そう…………だね」
意外にも、エックスの言葉にペンギーゴは同意した。
「でも…………ね。エックスが………知ってるの……は……昔の………わたし」
ペンギーゴはエックスの襟首を掴むと、氷塊の墓石まで引きずる。
「今の………わたしは………エックスの………しらない………わたし」
自嘲するように呟き、倒れ伏すエックスの顔の前にしゃがみ込むと、自分の顔を近づけた。
「三年は…………長い………ね」
メットを引き上げた、ペンギーゴの瞳には暗く冷たい絶望が揺らめいていた。
「アイ……ちゃん?」
「…………生物の死が美しいなんて、知りたくなかった」
唐突に、ポツリと、本当に小さくポツリと呟いた。
「エックスと………会えなかった……三年間……」
呟きから、声色はどろどろとしたヘドロのように絡みつく声となる。
「薄汚い………腐臭のする……三年間……教えてあげる……」
- 174 名前:Irregular`s Elegy :2006/10/06(金) 16:42:15.51 ID:QKVImtFz0
- ――辞令。唐突に、本部でのハンター作業からわたしは北極にある極地基地に異動された。
見送りにきたエックスが泣いていたのがいじらしい。変な子だけど、良い子だ。
「なんだ、このふざけたチビは」
「隊長、昨日着任した特Aハンターのアイシー・ペンギーゴであります」
「それで、このペンギンさんがこの基地に何の用なのだ」
「本部からの辞令だそうです。なんでも寒冷地用のレプリロイドである事から、我が基地の部隊で訓練するようにと」
「訓練? 特Aを? …………本部はいったい何を考えているんだ」
いつだって、わたしは馬鹿にされる。この身体の事。どうして、こうも意地悪されなきゃならないんだろうか。
「まぁ、我が部隊に入ったからには、私の指示は絶対服従だ。解ったな? ちゃぁんと訓練してやる」
下卑た顔。男はみんな意地悪だ。………でも男の子なのに優しいエックス。訓練が早く終わって、また会えないかな。
「役にたたねぇなぁ、このチビは」「もっとはっきり喋れ」「糞ペンギンが」「いい加減にしろ!」
「おまえ本当に特Aか? 役に立たないし、暗いし、チビ。俺がお前だったら死んじゃうね」
辛い。とても辛い。頑張れると思ったのに、もう挫けそうだ。激しい訓練はもう嫌だ。彫刻の時間が欲しいな。
寒い。北極だからなんだろうけど。寒冷地用とはいえ、ここは寒いね。
心も…………寒いよ。
「なんだこの査定評価は。我が軍の中で最悪じゃないか」
「隊長、訓練Σを行ったほうが宜しいかと進言いたします」
「確かにな……よし、ペンギーゴ君。今日から訓練プログラムを変更、試験的な訓練に入ってもらう」
なに……を?
- 175 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 16:44:06.02 ID:+e5ZQYMG0
- アイちゃん+薄暗い腐臭のする3年間=うわあああああああ
- 176 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 16:48:25.06 ID:ZF+XPiE90
- 落ち着け
いいな、冷静に、だ
右手はティッシュ、左手はマウスだ
後は、しかるべき時がくるまで待機
- 177 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 16:49:36.89 ID:gq011I240
- まだのこってたぜ!ヒャッホゥ!!
- 178 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 16:51:35.55 ID:jGlPEK4k0
- う、うわぁぁぁぁぁ
何この絶望
ところでΣは女性形なのか?
もしそうなら巨乳だと勝手に決めつける
- 179 名前:Irregular`s Elegy :2006/10/06(金) 16:51:53.24 ID:QKVImtFz0
- 「よし、ペンギーゴ君。今から私の言う事を良く聞くんだよ」
何を?何を?何を?何を?何を?何を?何を?何を?何を?何を?何を?何を?何を?何を?何を?
何を?何を?何を?何を?何を?何を?何を?何を?何を?何を?何を?何を?何を?何を?何を?
何をするつもりだ……?
「………もう………やめて……ください……」
犯された。穢された。汚された。
氷とはかけ離れた、汚い存在に。薄汚く、他人を卑下する事しか出来ない存在に。
「今度は多人数での訓練を開始する」
………わたしも薄汚いのか。
「いや………もう…………やだよ……」
頭の中の光景。私が好きだった氷が砕ける。私が好きだった彼が遠ざかる。
「自分で求める訓練も追加しよう」
――あ、あ、あ……アイちゃん。アイちゃんはどうかな?
――え、えっとね、えー、えーと。あ、愛らしいから?
「………はい………どうか……」
………………………………………………………わたしも薄汚いんだな。
「ごめんね…………エックス………」
- 180 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 16:53:57.41 ID:Y28JBjeYO
- やめてえええええぇぇぇぇぇぇ
- 181 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 16:54:20.78 ID:+e5ZQYMG0
- うわあああああああ
- 182 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 16:56:56.74 ID:jGlPEK4k0
- これは・・・
大ダメージだぜ…
次でΣとペンギーゴの出会いか?
- 183 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 17:00:06.25 ID:PWl+24kc0
- あれ?エックス男?
アイちゃあああああああああああんんんんん!!!
- 184 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 17:02:44.20 ID:jGlPEK4k0
- >>183
女なら普通に「女の子が〜」とか言わないから男じゃないの?
- 185 名前:Irregular`s Elegy :2006/10/06(金) 17:10:41.95 ID:QKVImtFz0
- ドロドロした白い粘液に包まれたわたし。
「……………いたい……」
ぬぐうのも億劫だ。いまさらだが、どうしてこんな貧相な身体を犯したのだろう。
「…………貴様、こんな事をして……ただで済むとでも…おもっているのか」
ドーム状の作戦会議室で訓練――ただの輪姦だ。そのドームでわたしは中央に寝そべっている。
周りを見渡せば、剣山のように立ち並ぶ私の芸術。
何が起こったのか知らないけど、私は一瞬にして部隊を壊滅させたらしい。
「…………ひにく…………だね」
わたしが泣き叫ぶのが好きな、薄汚い連中。
だが、こうやって氷に詰め込むと、不思議とアート感が感じられた。
恐怖におののく最期の顔が、氷の表面で乱反射して、とっても綺麗。
「ペンギーゴォォ……よくも………殺して、殺してやるからな。この私のこの屈辱、全て、お前に還してや――ゲっ」
隊長はみなまで言う前に死んだ。その背中にビームブレイドが突き立っている。
「本部め………馬鹿な事を」
ブレイドが引き抜かれた。引き抜いた人物がわたしの前に立つ。
緑のボディスーツを着たレプリロイドだ。流れるような綺麗な金髪の女性だ。顔にペイントが施されてるのが印象的。
「……………………だれ?
「全ての存在は、私の前で終わるのが定め。そういった存在だ」
普段なら、憎まれ口をたたくのだけど、このレプリロイドは何か不思議な感じがした。
懐かしい………?
- 186 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 17:22:39.40 ID:JG697Rn2O
- アイちゃん……
保守
- 187 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 17:28:39.36 ID:gq011I240
- ペンギーゴはいつだってノーダメージ勝利です…
保守
- 188 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 17:29:42.61 ID:PMpeechbO
- 学校帰りの電車内から保守
- 189 名前:Irregular`s Elegy :2006/10/06(金) 17:30:16.84 ID:QKVImtFz0
- 「汚いものだろう? 醜いものだろう? 人間というやつは」
「…………レプリロイドも汚い……」
左にある氷柱――わたしを孕ませたいと言った、スクラップを見つめ吐き捨てた。
「レプリロイドのプログラムを設定したのは人間だ」
「…………だろう………ね。じゃあ……わたしもあんたも汚い……ことになる」
わたしは、どうやったってすでに薄汚いが。
「私はある計画を考えている。私は、レプリロイドだけの世界を作り上げたい」
そういって、緑のレプリロイドは言った。
「手を取りたまえ」
無骨だが、女性らしさもみえる腕をわたしに差し出した。
「お前は戻れるのか? 幸せだった頃に」
戻れないのだろう……。エックスに思いをよせたという、性格が暗いわたしに芽生えた淡い気持ち。
それは、人間等によって理由もなく散らされた。
「美しいものに向き合えるか?」
向き合えないのだろう……。わたしが好きだった氷。
あまりに美しくて、眩しくて、薄汚いわたしには向き合える勇気は無い。もう作品は完成させる事は出来ないのだろう。
「――復讐しよう。私達は、人間の道具、ましてや慰み者なのでは断じて無い」
復讐。
「もっとも、新世界が完成してもお前の心は晴れる事は無いのだろう。ならば、せめて――」
復讐。
「異端になれ」
- 190 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 17:36:32.17 ID:eIlY960b0
- いくら溜まってるからって酷すぎる…
あとココでは買nゲじゃないのな
- 191 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 17:40:23.95 ID:zFbvFluQ0
- てか、マジで文章うめえ
サイト持ちの予感
- 192 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 17:40:51.62 ID:5XfFsArM0
- Σも美少女
- 193 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 17:41:27.49 ID:Y28JBjeYO
- >>190
σはヅラ。女性なのにハゲに造った人間に復讐を(ry
- 194 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 17:42:44.74 ID:RMGDz2YA0
- 数日後、とある山中で刃物で切り裂かれた>>193が発見された・・・
- 195 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 17:43:09.40 ID:4yK55t1o0
- ___ なんというトラップ・・・
/\_/\ 敵がいないのを見ただけでスライディングしてしまった
б/ ^o^ )つ この犯人は間違いなくワイリー
/\ ノ フ
し / \ノ ̄ ̄ )
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|∧∧∧∧∧∧∧∧
- 196 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 17:54:10.66 ID:eIlY960b0
- >>195
あるあるwwwwwwwwwww
他にもスライディング穴に滑り込んだら出口が奈落だったり
- 197 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 18:06:52.44 ID:JG697Rn2O
- アイちゃんはチャージショットで怯むから弱いよなぁ……
- 198 名前:Irregular`s Elegy :2006/10/06(金) 18:10:41.43 ID:QKVImtFz0
- 「…わたしは………イレギュラー。常軌を………逸脱した……存在」
「あ………あ……あ……」
自分の知らないアイシー・ペンギーゴを作り上げた過去。
考え付かない、想像超えた最低の過去の吐露にエックスは吐き気を催した。
「戦おう……エックス。それ………しか……選択肢は……ないよ?」
「や、やだよ……」
ペンギーゴの周囲で白き冷気が回転し、凄まじい対流を起こす。
「エックスの事………好きだった…………ずっと……名前を呼んで……くれた時から」
『危険です。室内温度急低下しています。状況から判断――敵は銃口無しで氷塊を扱えると推測』
ドーム全体に氷塊が浮かぶ。多角的な射撃を可能にする事ができるイレギュラーが思いを告げた。
「…………アイちゃん……帰ろう? 一緒に帰ろう? 今度は必ず守ってあげる。ずっと傍で守ってあげる」
エックスはすがるように、傷だらけの両腕をペンギーゴに差し出した。
ペンギーゴはその腕を見つめ、泣きそうになりながらも首を横に振る。
エックスの普通な願いは、異端な思いに否定された。
「わたしは…………戻れない」
――アイちゃんはどうかな?
「…………あ………アイちゃん……」
――試験的な訓練に入ってもらう
「…………もう、戻れない!!」
――あ、愛らしいから?
薄汚いこの世に『愛』なんてあるのだろうか?
「お前に……アイと………呼ばれる資格は―――無いんだ!!」
- 199 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 18:13:03.95 ID:dLFHW+XbO
- オペレーターw
空気読め
アイちゃーん!!!!!!!
- 200 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 18:28:46.38 ID:ymQYYH3RO
- わっふるわっふる
- 201 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 18:41:47.81 ID:ymQYYH3RO
- 保守
- 202 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 18:52:39.03 ID:2lH9CWue0
- ほしゅ
- 203 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 18:54:34.25 ID:ymQYYH3RO
- ほっしゅ
- 204 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 19:07:52.86 ID:944jkMVt0
- 保守
- 205 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 19:08:39.69 ID:ncF2X4260
- ペンギーゴ=エコアイスに脳内変換された
- 206 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 19:08:49.96 ID:gq011I240
- ,-、___
, '´ ̄ヽ.ヽ `'、
i .r-、 口.r、 i
| /,,_\/__i.|
◎|."゚'` {"゚`l|]
ト、ヽ ,__''_ !
// l\ ー .イ|、_ サブタンクも尽きた・・
,.、-  ̄ l  ̄ / ` ─-、 こうなったら俺のバスターで
/ -` 、ノ- ヽ. や る し か な い ぜ
/ |! .i
/ Y | ,| |
_| | ___/\ ! \
.| { ./ \ \ .| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l
__{ | / \/ ノ____________|
} .ノ / / l |
__f .-´ ̄\ / |_____ ,. -  ̄ \____|
| -  ̄ \___/ .| ̄ ̄ ̄ ̄ / / ̄ ̄\  ̄|
___`\ __ / l___ / , / i___.|
 ̄ ̄ ̄ | _,,,-─} ̄ / l | ! ̄ ̄|
_______l __,,,-─"" ̄ .l/ l| |___|
- 207 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 19:13:48.31 ID:KSdup+2+0
- どう見たってティウンティウンの方じゃねぇかwww
- 208 名前:Irregular`s Elegy :2006/10/06(金) 19:13:51.41 ID:QKVImtFz0
- ペンギーゴの叫び。
それに呼応し、ドームに浮かぶ氷塊が次々に発射される。
鈍い音を立て。全てがエックスに着弾した。
『――ロック』
真っ黒な闇に声がする。夢なのか現実なのか。
『ロック――本当に良いの? これで本当に良いの?』
漆黒の中でエックスは頭を抱えた。
『あの娘をたすけてあげなくて、本当に良いの?』
エックスは逃げ出したくなった。どこにも出口が無いのは自分が一番解ってるいるのに。
『声を――あの娘の本当の声を聞いてあげて』
「………声?」
『ロックなら出来るよ、限りなく人間に近い心を持ったロックなら』
その声を聞き、エックスは意識を『何か』に集中した。
「これしか………答えが無いの?」
どのぐらい時間が経ったのか、妙な感覚がエックスを捉え。エックスは『本当の声』を知る。
『――それでしか、救えないんだよ』
<プログラム変更>
氷塊が山のように積まれたエックスの墓標。
その隙間から光の帯が溢れ出る。
「…………………何!」
そして墓標は、莫大なエネルギーを持つ光に耐え切れず塵となった。
そこから、ふわりと舞い降りる青いボディのレプリロイド。
『<闘争心>と<慈愛心>のプログラムを抑止。<怒り>と<憎しみ>のプログラムを解除した』
- 209 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 19:27:56.62 ID:2lH9CWue0
- wktk
- 210 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 19:30:34.44 ID:TPtthbi2O
- 今北。ノベル版Xってことか??
- 211 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 19:42:09.74 ID:Y28JBjeYO
- 学校帰りに四軒回って、新品のPSP版Xを買ってきた
ボスが勝手に美少女に脳内変換される。倒したくねえ。
- 212 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 19:48:44.49 ID:gq011I240
- ほー
- 213 名前:Irregular`s Elegy :2006/10/06(金) 19:54:41.27 ID:QKVImtFz0
- 見知らぬ声が、無線から聞こえるがエックスは気にならない。
視線の先には、驚愕し硬直するペンギーゴの姿。
――こんなのは、駄目。お願いエックス、私を止めて
「アイちゃんの本当の声……」
数字やプログラムでは言い表す事のできない、何か。
限りなく不幸な事象を解決する、答え。
不幸が呼んだ悲しい異端の束縛からへの、救い。
エックスはバスターを、友人であったモノに向けた。
「あなたはアイちゃんなんかじゃない。おなたは――イレギュラーだ!!」
その言葉に、ペンギーゴがホッとしたように微笑んだ気がするのはエックスの感傷か。
それを考える暇は無い。
連続して、巨大になったショットガンアイスが打ち出された。
エックスは落ち着いて氷塊を撃ち抜き、氷を地へと還す。
ばらまかれる氷の破片を弾幕に、今度は槍の様な氷柱がペンギーゴから吐き出された。
白い帳を引き裂くようにして急接近する凶器。
「ペンギーゴ!!」
エックスは一声吼えるやいなや、氷柱をバスター自身ではたき落とす。
そして、ペンギーゴに数秒ほどチャージしたショットを放った。
球ではなく、楕円の形をしたエネルギー弾が小柄なボディに迫る。
ペンギーゴのボディは、その用途から愚鈍な設計にせざるおえない仕様になっている。
まさに光速のショットに、真正面から直撃を受けてしまった。
- 214 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 20:02:56.80 ID:7lNxSRErO
- >>213
クライマックスで「おなた」…
- 215 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 20:03:18.89 ID:2lH9CWue0
- 止まらないwktkを君に
- 216 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 20:03:43.27 ID:7lNxSRErO
- >>213
クライマックスで「おなた」…
- 217 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 20:06:45.66 ID:/Ku/hIEQ0
- 突っ込みすぎだwwww
- 218 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 20:10:47.05 ID:jGlPEK4k0
- でも気分が萎えるよね
そういう時の誤字って
- 219 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 20:14:23.67 ID:FAHOJKfG0
- ほっしゅほっしゅ!!
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
- 220 名前:Irregular`s Elegy :2006/10/06(金) 20:19:31.94 ID:QKVImtFz0
- おなたorz
最初は、お前にしていたのだけども
その言い草はないだろと思って、あなたに
うわぁぁぁあぁあ
- 221 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 20:22:53.68 ID:vVpX4toi0
- 保守
- 222 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 20:34:29.82 ID:ymQYYH3RO
- ヘ○ヘ
|∧ 荒ぶる鷹の保守!
/
- 223 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 20:41:19.54 ID:ZMY3Ww360
- 今北区
ロックマン落ちてた」 ̄|○
- 224 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 20:43:58.79 ID:7lNxSRErO
- >>220
どどんまいwww
連投した俺もどどんまいwwww
盛り上がって来たんだから焦らさないでおくれwwwww
- 225 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 20:46:10.55 ID:Qeb5YdiU0
- ムッハー(*゚∀゚)=3ハァハァ
- 226 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 20:49:35.93 ID:RJjcdMvV0
- つか、OPSTG〜ペンギーゴでこの量だと終わるまでに相当かかるなwwwwwwww
- 227 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 20:50:47.70 ID:7lNxSRErO
- >>226
だがそれがいい。
退屈しなくて済む
- 228 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 20:50:54.84 ID:8OnoiH+X0
- >>226
だがそれがいい・・・!!
- 229 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 20:51:31.41 ID:N8Kc+McF0
- こ.このス.レッド↓.↓↓を北朝鮮でい.っぱいにし.よう!!
ttp://game10.2ch.net/test/read.cgi/gamechara/1160130430/
カ.ワイイ彼.女ができる.わ臨時のお.小遣いが.得られる.わ
顔.はイケメ.ンになれ.るわで.、最高.の日にな.るよ.!!
↓↓.↓これ.をコピ.ペして.ね↓↓.↓
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シグスレ荒らしてるようなので報復攻撃です☆
- 230 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 20:58:16.09 ID:7lNxSRErO
- ファイヤー昇竜拳ふぉっしゅ
- 231 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 21:01:29.98 ID:RJjcdMvV0
- >>227-228
まあ、おれもそう思うんだがwwww
- 232 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 21:02:31.23 ID:89tLJ23nO
- 欲望のままにシャーペンを走らせXを巨乳にしてみた
http://kjm.kir.jp/?p=59413
- 233 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 21:05:25.97 ID:8OnoiH+X0
- >>232
GJ!!
でもな、Xが女だとアイちゃんとか百合なんだなこれが
まあ、それでも一向に構いはしないがwww
- 234 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 21:09:52.57 ID:nZJWcWw90
- >>233
だがそれがいい!!!
- 235 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 21:10:51.37 ID:Qeb5YdiU0
- なんでもいいんじゃねぇかwwwwwwww
- 236 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 21:12:28.81 ID:3uXzFbiC0
- イインダヨー
- 237 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 21:14:09.87 ID:8OnoiH+X0
- >>263
グリーンダヨー!!
- 238 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 21:14:56.96 ID:nZJWcWw90
- >>263に期待
- 239 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 21:15:44.88 ID:3uXzFbiC0
- >>263に期待、っと・・・・
- 240 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 21:17:10.84 ID:7ShFFEI10
- >>263に期待ってことで
- 241 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 21:22:37.75 ID:Qeb5YdiU0
- >>263に嫉妬してもイインダヨー!
- 242 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 21:26:49.21 ID:FAHOJKfG0
- >>263
おいまてお前VAVAにそんなことを、、、
- 243 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 21:35:02.57 ID:Ftrz3H4Q0
- 干す
- 244 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 21:37:08.38 ID:gq011I240
- >>263 ボコボコにしてやんよ
∧_∧
( ´^ิu^ิ`)=つ≡つ
(っ ≡つ=つ
/ ) ババババ
( / ̄∪
- 245 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 21:39:02.02 ID:944jkMVt0
- >>263
お前が元凶か
- 246 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 21:46:07.66 ID:FAHOJKfG0
- >>263
ばかもん、そいつがルパンだ!!
- 247 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 21:51:13.69 ID:PWl+24kc0
- >>263の人気に嫉妬w
- 248 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 21:53:50.15 ID:VJLBX/+p0
- ______
,,,,,,,,/ ▽ヽ
j!''____()、━┳┥_ ____
''!|\ \ | ┃ | ((____()
/ | | ̄ ̄)〕 ̄
- 249 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 21:58:17.26 ID:89tLJ23nO
- 童貞だからまんこなんて書けねーよ
http://kjm.kir.jp/?p=59438
- 250 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 22:01:16.00 ID:FAHOJKfG0
- >>249
こうみえて男なのか、物語の感じからして
- 251 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 22:01:24.52 ID:3uXzFbiC0
- >>249
これは凄い、チンポとかオメコとか両性具有とか・・・・・・・そんな話じゃない!!
- 252 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 22:07:27.58 ID:89tLJ23nO
- >>249
ごめん、俺の単なる妄想
http://kjm.kir.jp/?p=59441
- 253 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 22:09:08.85 ID:EeE+dLm40
- 逆に考えるんだ
ペンギーゴ戦が楽勝なのは
最初からアイちゃんに本気でXを殺すつもりなんてなかったからだと考えるんだ
- 254 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 22:14:32.28 ID:FAHOJKfG0
- 252はじまったな
- 255 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 22:14:42.81 ID:7ShFFEI10
- >>253
もうXクリアできねぇじゃねーか
どうしてくれる
- 256 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 22:16:26.19 ID:8OnoiH+X0
- でもそう考えるとさ、俺らってそんな健気なアイちゃんを
Xを使って「や〜い、雑〜魚雑〜魚!!」とか言いながら
面白半分にいたぶってたんだよな・・・
- 257 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 22:17:34.96 ID:Qeb5YdiU0
- いやぁ、あの紹介の時の前向くポーズがむかつくからなぁ、元のアイ
- 258 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 22:18:17.40 ID:NvF0iQpy0
- 男のおしゃべりは嫌われるぜ
- 259 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 22:22:40.76 ID:dJWSr+6N0
- そろそろか
- 260 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 22:23:46.88 ID:8OnoiH+X0
- は〜やっく来ないかな〜
- 261 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 22:27:06.40 ID:FAHOJKfG0
- 間がもたん、なんとかするべし249達
- 262 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 22:30:45.28 ID:RJjcdMvV0
- ↓さあ!
- 263 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 22:37:41.60 ID:8OnoiH+X0
- ↓さあ!!
- 264 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 22:39:58.43 ID:89tLJ23nO
- http://kjm.kir.jp/?p=59448
- 265 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 22:41:02.70 ID:mCxOOqQVO
- アッー
- 266 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 22:41:14.55 ID:3uXzFbiC0
- ↓→↓→↓
→↑↓↑↓さあ!!!!
↓←←↑↓
→→→↑↓
↓←←←←
- 267 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 22:42:56.08 ID:89tLJ23nO
- 40秒で容易した力作
- 268 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 22:52:21.98 ID:iagHfTQnO
- 今日は流れが速い。
- 269 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 22:54:19.85 ID:FAHOJKfG0
- >>264
VAVAきたぁ!
- 270 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 23:04:12.67 ID:fdhq26Fv0
- 落とさせるわけには
- 271 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 23:14:11.88 ID:5XfFsArM0
- ほ
- 272 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 23:26:34.61 ID:+e5ZQYMG0
- ほ
- 273 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 23:33:05.16 ID:fdhq26Fv0
- も
- 274 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 23:36:52.69 ID:+e5ZQYMG0
- さ
- 275 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 23:43:04.61 ID:ug098vXD0
- こ・・これは新感覚の神スレ
登場レプリロイドがほとんどおにゃのこでおっきおっき
もうXクリアできないじゃないか
- 276 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/06(金) 23:53:32.42 ID:wFJhQ7Df0
- ぴ
- 277 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/07(土) 00:02:00.81 ID:sNOreHwn0
- え
- 278 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/07(土) 00:02:43.84 ID:d2C1Zmi70
- ろ
- 279 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/07(土) 00:03:55.59 ID:/8SP7+zM0
- は
- 280 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/07(土) 00:07:09.70 ID:b4/hCIeK0
- く
- 281 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/07(土) 00:10:55.45 ID:oR12SsO+0
- さ
- 282 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/07(土) 00:16:03.42 ID:b4/hCIeK0
- ぽ
- 283 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/07(土) 00:30:42.07 ID:2lgtiGMo0
- っ
- 284 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/07(土) 00:32:42.75 ID:/8SP7+zM0
- ぽ
- 285 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/07(土) 00:45:35.56 ID:b4/hCIeK0
- ー
- 286 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/07(土) 00:50:12.15 ID:lA/xKwdpO
- 最初は向こうのスレを汚すなよと思ってた
だがいざ読んでみるとこっちはかなりオリジナリティがあってすばらしい
おなたに期待してます
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