〜 ダンスレッスン中 〜 春香 「痛っ!」 P 「春香!? 大丈夫か!」 春香 「はい、ごめんなさ……、つっ!」 P 「もしかしてひねったのか? ちょっとこっちに座ってくれ」 春香 「は、はい……」 P 「悪いけど、シューズと靴下脱がすぞ。……ん、腫れてはいないみたいだな」 春香 「(あっ、プロデューサーさんが私の足、直接……///)」 P 「動かしてみるぞ。どうだ、痛いか?」 春香 「んぅ……、ぁっ……」 P 「どうした、痛いのか?」 春香 「え……、あ、平気です! くすぐったいだけで」 P 「それなら良かった。しかし、結構疲れが溜まってるみたいだな。緊張してる」 春香 「(緊張してるのは疲れてるからってだけじゃありませんよう)」 P 「そうだ、せっかくだし少しマッサージしてやる」 春香 「えっ、ちょっと……、ひぅっ、あっ!」 P 「どうだ、中々のもんだろう」 春香 「(あっ、あ! プロデューサーさんの指! 私の足、いじり回してる! 土踏まずとか、指の付け根とか……、ヘ、ヘンな感じ……)」 P 「…………」 ←黙々とマッサージ 春香 「あっ……、は、あん……、ふ……んぅっ……ぁあ……!」 P 「どうだ、気持ちいいだろ?」 春香 「はぃ……、プロデューサーさんの指、気持ちいいです……」 P 「こうやって指とか引っ張って……、揉みほぐして」 春香 「(あぅぅ、ダメこれ……、溶けちゃいそう、気持ちいいよぅ……。 それに、こんなことしてくれてるのはプロデューサーさんで……、 私の足、大事に労るみたいに……。はぅ、頭パンクしそぉ……)」 P 「ふくらはぎの方もしてみようか。こっちも張ってるみたいだな」 春香 「あっ……、あっ、ああ……そこ、それっ……!」 P 「ここか、痛くないか?」 春香 「(んぁっ……、プロデューサーさん、私、わたしっ……、もう、もうっ……!)」 P 「はい終わり」 春香 「…………え?」 P 「別状は無いみたいだから、レッスン再開だ!」 春香 「………………」 P 「な、何で泣きそうなんだ? やっぱり痛かったのか!?」 春香 「いえ……、何でもありません……」
P 「(その日のダンスレッスンはイマイチな結果に終わってしまった。 やっぱりどこか悪くしていたのかもしれない。 また機会があればマッサージでもしてやることにしよう)」