外国人ヒロイン 年齢 20代前半。 身体 背はそこそこ高く、肌は白い。髪は栗毛で長く癖毛。瞳の色は青。要は、いわゆるコーカソイド。    運動能力などは平均的な女性より少々高い程度。    暗い場所でもよく見える。しかし、目がくらみやすい。    事件を引き起こす元凶となったウイルスの抗体を持つ。しかし自分では「保菌者」だと思っている。 性格 基本的に善人ではある。しかし事件を引き起こした元凶でもある。    それを理解しているため、できる限りの手を尽くして生存者を助けようとする。結果無理をしがち。反感も買いやすい。勘違いもしているため、単独行動が多い。    他人を気遣い、悲劇に心を痛める優しさがある。「生存する」ことに対して非常に強い執着を持っているが、「生存する人」には自分は含まれていない。    それでも自棄にならない心の持ち主。しかし、鈍磨してゆく感情に恐怖し、押しつぶされるルートも作りたい。 経緯 某国の実験に参加(内容は知らない)、病院船での作業に看護師として従事する。    表向きには、「謎の病原菌感染者の隔離」との名目だった。しかし実際は「最新の細菌兵器の実験」だった。    出国する前、船員全員がワクチンを投与される。これが曲者で、「症状が出なくなるだけ」のものと「完全な抗体ができる」ものとランダムに分けられていた。    一種のシミュレーションとして病院船が選ばれ、人体実験が行われる。事情を知る人間はほんの一部で、わざと事故を起こし逃げた。    混乱のさなか、何とか脱出したヒロインと患者達。漂流している途中、舞台となる客船に拾われる。    漂流で衰弱しきった患者の何人かが、救助先で死亡。体力の残っていたなどヒロインは助かり、別室で休んでいたところ事件発生。    そこでようやく「未知の病原菌」がなんなのかわかる。    空気感染はしないとわかっているが、原因が自分達だとわかれば間違いなく混乱してしまうため黙っている。    自身の生存を諦めるのは物語の中盤以降にしたい。